内村が個人総合3連覇
世界体操選手権で、内村が個人総合3連覇を達成した。
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珍しくテレビでやっていたので、全部みていた。
体操をテレビで見るなんて、たぶん北京オリンピック以来の話だ。w
その北京では、内村は個人総合銀メダル。
とはいえ、1種目目で失敗して最下位からの、2位だった、と記憶している。
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内村の3連覇は、もはや「既定路線」という感じ。
ライバルらしいライバルはいない、と。
事実、一人だけ別次元の体操で、2位に3点差つけて圧勝。
今の内村に勝てるヤツはいない・・・。
それくらいの強さだ。
鉄棒で2回落下しても勝てるくらいの大差。
その中で、その鉄棒も完璧に決めたもんだから。
もう、化け物としか。
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今回、個人総合に初出場の山室も銅メダル獲得。
オリンピックでは、内村との1,2を狙う、と言っていたけれども・・・
そもそも、山室が個人総合に出られるかどうかは、微妙なとこじゃないかと。w
体操はルール改正により、6種目全てをやるオールラウンダーよりも、
一つ(もしくは2つ、3つ)に特化したスペシャリストが増えつつある。
その潮流に逆らっているのが、日本だな。
逆に言うと、日本はオールラウンダーが多いため、
「個人総合」で上位に入れる選手が多い。
まずは、国内での戦いになりそうな気がするぞ。
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それにしても、内村の化け物ぶりはすごい。
6種目中5種目で種目別の決勝に残っている・・・。
個人総合の上位でも、意外に種目別では勝てないもんだ。
たいてい、オールラウンダーじゃなくてスペシャリスト達の
独壇場になる・・・んだけれども。
その中で5種目に残るって事は、
内村はほぼ全ての種目でスペシャリストに対抗できる
オールラウンダーってことになる。
これを、化け物と呼ばずになんと呼ぶ??
団体で金メダルを取った中国は、完全に分業制にしてるっぽい。
そのほかの国も、特に力技系のあん馬、つり輪はスペシャリストが多い。
団体決勝に参加した8カ国、48人のうち、全種目を演技したのは
内村、ただ一人だ。
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今日は、種目別のゆかで金メダルを獲得したそうだ。
しょっぱなに、最高難度の大技、「後方2回転3回ひねり」を決めて。
つーか、ゆかでそんなことが出来ること自体、理解できん。w
自分の足で跳んで、2回転3回ひねりっておかしいぞ。
フリースタイルスキーとか、高飛び込みとかで
見られるような技じゃないのかよ・・・。w
月面宙返り(ムーンサルト)で、後方2回転1回ひねり。
新月面で、後方2回転2回ひねりである。
鉄棒の降り技では、「伸身の新月面」が定番だよなぁ。
それよりも、もう1回ひねりが多い。
つーか、後方1回転3回ひねりでも、十分難しい(D難度)んだが。w
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