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2012年1月

何度目かの海遊館

 昨日(日曜日)、海遊館にいってきた。

母から、地下鉄の一日乗車券付きのチケットをもらっていたため。
その期限が迫っていたため、そろそろいくか、と。

 過去に海遊館に行ったときはほとんど車だったけど、
せっかく地下鉄のチケットもついているので電車でお出かけ。

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 息子は、電車に乗るのは限りなく初めてに近い。
(近場一駅とかなら、やったことあるけど。)
娘も、めったに乗らない。

 電車に興奮するか、、と思いきや・・・全然そんなことはなく。
外から眺めてる分にはいいのかも知れないけれども、
中に乗ってしまうと、それほど面白くないらしい。

 また、地下鉄ともなると窓の外の風景もない訳で。
息子はぐっすりと眠ってしまった・・・。
ベビーカーを用意していなかったので、これはこれできつかった。

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 また、日曜日ということもあって、人が多かった。
特に最初の方はなかなか前を見れなくて苦戦。
子ども達は抱っこしないと見えないし・・・。

 途中で、ペンギンの餌やりタイムがあった。
ここを短時間ですっ飛ばしたのが正解で、
一気に人が少なくなって、見やすくなった。(みんなペンギンで足止めw)

 ペンギンは外のパレードでも見られたし。

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 昼は、マーケットプレイスの食いしんぼ横丁で。
娘が「どて焼き」の試食を気に入り、どうしても食べたいというので購入。
他にもいくつか買ったが、結局どて焼きが一番人気。
大人も、2歳の息子も「うまい、うまい」とつついていた。w

 ここは、たいてい大道芸人がいるけれども、
さすがに冬だと人は少なめ。
ペンギンパレードをやっていたこともあり、客も少なかった。
時間がなかったから見てもいないし。

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 海遊館内部は、、カピバラがいた。
ここで見たのは初めてだと思う。
結構いい場所にいたけれども、名前は聞いたことあるけれども・・・
そんなに、大層な動物なのか、これ?ww

.

 なんやかやといいながら、海遊館は比較的よく行っている気がする。
2年に1度くらいは行ってるんじゃないかな?
次は、また2年後かな?

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たばこ死亡年間12万9千人

 ニュースより。

「たばこで死亡、年12万9千人」(朝日新聞)

http://www.asahi.com/science/update/0127/TKY201201270553.html

以下、一部引用

喫煙が原因でがんなどで亡くなった大人の日本人は2007年に
約12万9千人、高血圧が原因で脳卒中などで亡くなった人は
約10万4千人と推定されることが、東京大や大阪大などの分析でわかった。

引用終わり

.

 タバコで12万9千と言われても、ピンとこないなぁ。
危険因子の中ではもっとも大きい、というのはわかるけど。
タバコ、高血圧の次は「運動不足」で5万2千人。
高血糖、高塩分摂取が、3万4千人と続く。

 1年間の死者数が、確か100万ちょっとだったと思うから、
全ての死者のうち、10%以上はタバコが原因で死んでるってことかな。

ただ、この辺のニュアンスがちょっと微妙。
どうも、重複しているところはありそうな感じだし、
何を持って「原因」としているのかわかりにくいところもある。

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 たばこに関しては、もう少し前にも記事がでていた。
これも、朝日新聞1面トップだったように思う。

「喫煙、4割減を目標 厚労省案、がん対策の柱に」

http://www.asahi.com/health/news/TKY201201220391.html

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以下、一部引用

国や地方自治体のがん対策の今後5年間の基本となる厚生労働省の
次期計画案に、喫煙率削減の数値目標が初めて明記される。喫煙者を
4割近く減らす目標になる見通しだ。厚労省は、現計画に盛り込め
なかった喫煙率削減をがん対策の柱の一つにしたい考え。

.

 引用終わり

 かなり昔の、しかもアメリカのデータだったように思うが、
ガンの原因の1/3はタバコだ、と。さらに1/3が肥満だったかな。

 アメリカに比べて圧倒的に肥満が少ない日本では、
ガンの半分くらいはタバコが原因と言っていいんじゃないか?
ってな話を、畝山先生の本でみた記憶がある。

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 健康対策、ガン対策を考えるうえで、タバコは外せない。
にも関わらず、日本のタバコ対策はなっていないのが現状だ。

 好きで喫煙して、勝手に不健康になる権利はあってもいいと思うが・・・
結果として保険財政を圧迫しているんじゃないか、と思う。

 民間の医療保険では、タバコ吸う人と吸わない人で保険料が違う保険もある。
これ、健康保険でも差別できないかな?
非喫煙者の保険料で、好きでガンになった人の治療費をまかなって欲しくない。

 まぁ、これはかなり暴論だけど。
実際問題、喫煙者4割減のためには、タバコ税増税が有効だと思う。
がつんと1箱1000円くらいにすればいいんじゃない?税収減っても気にしない。

日本は、世界でも有数のガンが少ない国だけれども、
これで喫煙率まで下げられれば完璧に近いんだけど。

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救急車x渋滞x原付

 先日、原付で道を走っていると、救急車が後ろから近づいてきた。
ルールなので、左端によって、道をあける。
他の車も、もちろん同様にしていた。

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 ところが、道がかなり渋滞していたので、
救急車はなかなかスムーズに進めない。
結果として、しばらく救急車と追いかけっこをするような状態になった。

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 さて、原付のよいところは、渋滞を気にしなくてもよいところだ。
自動車は混んでいても、左端をすーーーっと通り抜けてしまえばよい。

 中には、思い切り「キープレフト」で左端に抜けるスペースがないことも。
そんな時は状況にもよるけれども・・・
完全に渋滞状態であれば、逆に右側から抜いてしまうこともある。

.

 さて、この状態で救急車が通るとどうなるか?
救急車を通すためには、自動車はかなり左に寄せる。
つまり思い切り「キープレフト」状態。

 そうなると、原付としては困る。かといって、右側で抜けようとすると、
それって・・・

 サイレンをならす救急車の真後ろを追いかける!

 ってことになる。w
それはそれで、ちょっと心理的にきついもんがある。
確実に一番早いんだけど、それってやっていいもんかどうか。

.

 結局、私はそこまでの度胸はなかった。
でも、あえてそのルートに突っ込んだ原付もいた。w

ただ、いつものように運転していると、やっぱりたまには右から抜くこともあり、
そうなると、結局のところ・・・救急車に追いついてしまった。(苦笑)

 最初っから救急車の真後ろにつけるのと、結果的には同じだったわけ。

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 まぁ、急いでいないんなら、正解としては
「渋滞にはまって待ってなさい」ってことかも知れないけれども。
原付で渋滞って慣れてないからなぁ・・・。
ついつい、前に前に行ってしまうんだよなぁ。

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ジェネリック医薬品を生活保護に勧めるには?

 ジェネリックについての短期集中連載(木曜日)2回目。
 先週の続き。(下のリンクは先週の記事)

http://tukutteha-mitamonono.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-16d0.html

 どうにかして、生活保護の方にジェネリックを使って欲しい。
そのためには、どうすればよいか?
というか、なんでこんなに苦労しているか?という話。

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 現状どうなっているか、というと、
薬局から、生活保護の方にジェネリックを勧めるということは、
ほとんど行われていないのが現状である。 

 薬局側には、ジェネリックに変更するインセンティブがない。
生保の患者さんにとっても、メリットはない。この状況で進む訳はない。

 来年の4月からは、生活保護の医療券などの発行の際に、
担当者が患者さんに対してジェネリックを使うように勧める、という話が
去年の年末に出ているけれども、果たして効果のほどはどんなもんか。
 強制なんかできそうにないので、あくまで「お願い」レベルだろう。
果たしてどの程度効果があがるのか、正直なところ疑問に思う。

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 では、どうすればいいのか?となると、これがまた難しい。

 ベストの形は、(前の記事でマサさんからコメントいただいたが)
医療扶助でお金が出るのは「ジェネリック医薬品」の値段までとして、
先発品を希望するのなら、差額を徴収する、という案だろう。
 国民感情にも、沿うものだと思う。

 では、この形の問題点は、というと、
この「ジェネリック医薬品の値段」がまちまち、ということだ。
ジェネリック医薬品は、多数のメーカーから出ていて、
メーカーによって薬価がばらばらである。
 えいやっと「一番安いメーカーの値段」と決めてしまうと、
薬局はそのメーカーの品目を在庫せざるを得なくなる。
たいてい、一番安いのはジェネリックの中でも聞いたこともないような
三流メーカーだったりして、これはこれで大変なことになる。(苦笑)

 かといって、一番高いジェネリックメーカーにすると、
本来あるべき姿から離れていくような気もするし・・・。難しい。

 差額といっても、これを自費でとなるとかなりの値段になってしまうので、
事実上の後発品強制とも言えるかも知れない。

 あとは、薬局側も、それを審査する側も、新たに計算するシステムを
作る必要がある。実際に作るのはレセコンメーカーとかの仕事になるんだろうけど。
今までになかった仕組みだから、これはこれで大変だ。

 もう一つ、院外に処方箋を出さない、院内調剤の医療機関はどうなる?
(この問題は、他の案でも常について回るが)
ジェネリック医薬品は、調剤薬局だからこそ対応できる、という点はある。
病院内の薬となると、そこまで強権を発動できるかどうか、疑問だ。
(ここでいう強権は、病院の採用薬品まで当局が介入できるかってこと)

 さらに、あくまで医師側が「変更不可」としてきたらどうするのか
問答無用で差額を徴収することになるのか??
治療上必要だから、と認めてしまうのかどうか。

 と、ぱっと思いつくだけでこれだけの問題点が浮かび上がる、と。

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 さらに言うなら、この方式はある意味「新たな一歩」になりうる。
この方式が、生保だけでなく通常の保険調剤まで導入される可能性だ。
お金がないのは、健康保険の方も同じだし。

 正直、将来的にはそうなる可能性がかなりあると思っている。

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 既存のシステムの応用でいけるパターンを考えてみる。
とりあえず、「自己負担なし」だからコスト感覚が発生しない。
これを、例えば「1割負担」にしてしまえばどうか

 といっても、上限を設定しないと払える訳がない人がいるので、
例えば「上限5000円」で、上限に達したら支払う必要がない、とか。
(これは、自立支援や肝炎公費なんかで使われている方式)

 問題点は、、すぐに浮かぶ。
例えば、普通にやったら7000円かかる人で、ジェネリックに代替して5000円。
これって、どっちにしても上限だから、自己負担金変わらない、とか。

 ってことは、あれか。「いっぱい医療費使う人ほど、ジェネリック使わない」と。
やっぱり、なんか問題がありそうな傾向になるな。(汗)
それでも、ある程度の方向付けはできると思う。

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 もう一つ考えてみた。
市町村の医療費助成制度なんかは、最初から自己負担がないのが基本だけど、
これ、一旦窓口で支払ったあと、役所の方から返金、ということもできる。

 この仕組みを応用してみる。
生保の患者さん自体に窓口では負担してもらって、
あとで、役所から返金
、という形にしては?
 もちろん、全額10割負担は不可能だから、例えば1割だけにして。
どうしても厳しい人は、特例で「0割」の受給者証でも持ってもらう、とか。

 「どうせ後から返金」されるんなら、あまり意味はないんだけど、
「自分の財布」から(一旦は)お金を出す、というプロセスをはさむことで、
コストを意識してもらって、節約につなげよう、と。

 問題点は・・・どれくらい効果が上がるか疑問ってことだな。w
「どうせ(お金)かえってくるから」と気にしない人が圧倒的に多数なら、
この方法は成立しない。(苦笑)

.

 生活保護っていうのは、基本的には市町村が管理している。
国や保険じゃないから、かなり細かいこともできるかも知れない。

 例えば、薬局の方から「ジェネリックを希望した生保の患者さん」に
何か特別な証書を発行する、とかはどうだろう。
で、その証書を役所に持ち込めば、何らかの特典が与えられる、とか。

 偽造の恐れはあるかも知れないけれども、
どうせレセプト請求したら、実際にジェネリックを使っているかどうかは
簡単にわかるし。
薬局の不正にしたところで、レセプトみればわかるっしょ。

 これだと、レセプトシステム自体をいじる必要はほとんどない。
薬局と、市町村の取り決めだけで何とでもなる。

 問題は、「特典」を何にするか、ってところか。
これ、お金にしたらマズい。お金ほしさに、無駄な診療を受ける人が
増えないとも限らない。
 となると、、うーん。「罰則回避」みたいな形にならざるを得ないかな。
この証書なしだと、支給される金額が減る、みたいな形で。

 ただ、他の市町村にいくと全く通用しなくなる可能性は高い。
やるなら、全国レベルで、市町村にやってもらう必要があるかも知れない。
それはそれで、大変かなぁ・・・。

.

 とまぁ、いくつかの案を考えてみたが、
「これで決定!」というようなよい案はない。
つーか、そんないい案があるなら、とっくにやってるんじゃないだろうか?

 また、生活保護の患者さんに、ジェネリックを使うことによるメリット
(というか、使わないことへのデメリット)を与えるだけでは半分。
薬局側にも、何かインセンティブを与えないと、うまく回らない。

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 結局、この記事で言いたいことは、
「生活保護の患者さんに、ジェネリックを勧めるのは一筋縄ではいかない
ってことになるかも知れない。(汗)

  

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ぐりとぐらの1ねんかん

 水曜日は絵本の紹介。

「ぐりとぐら」は以前にも紹介したが、
今回はそのシリーズの中の一冊。

「ぐりとぐらの1ねんかん」

http://www.ehonnavi.net/ehon/216/%E3%81%90%E3%82%8A%E3%81%A8%E3%81%90%E3%82%89%E3%81%AE1%E3%81%AD%E3%82%93%E3%81%8B%E3%82%93/

(リンクは絵本ナビ)

 ストーリーらしいものはなくて、
1月から12月をそれぞれ、絵と文で紹介している。

 ぐりとぐらはもちろんだけど、
他にも、くまさんとかぶたさんとか、りすさんとか・・・。
(同じ作者の)どっかの絵本でみたようなキャラがたくさん。

 色々と描き込まれていて、楽しい。

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 2歳の息子も、「ぐり」と「ぐら」は認識している様子。
青いほうが「ぐり」で、赤いほうが「ぐら」、と。

 5歳の娘は、さすがにもう月の概念くらいはわかっていると思うが。

 さて、この絵本には、全ての絵に「ゆりこ」という小さな文字が書かれている。
(絵の「やまわきゆりこ」のサインなんだろう。)

 本当に、よく見ないと分からないような小さな字で。

 娘と読むときには、どっちが先に「ゆりこ」を見つけるか?といった、
本筋とは余り関係のない遊び方をしていた。w

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錦織が、全豪8強

 スポーツより。

 テニス四大大会の一つ、全豪(オーストラリアン)オープン。
男子シングルス4回戦で第24シードの錦織が、第6シードのJW・ツォンガを
フルセットの末に破り、ベスト8に残った。

 男子の四大大会では、松岡修造以来だそうだ。

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 そもそも、四大大会でシードになるだけで、日本選手初の快挙。
ここまで、苦戦しながらも勝ち上がってきた。

4回戦の相手がツォンガというのがまた。w

 いや、強い相手ではあるんだけれどもね。
錦織は去年から(なぜか)ツォンガに連勝中だったりする。
それでも、簡単に勝てる相手ではないんだけれども、
今回もフルセットの末に勝ってしまった。

 もちろん、全豪ベスト8というのもすごいと思うが、
ツォンガ相手に3連勝できるって時点で、すでにトップクラスの仲間入りを
している、といえなくもないんじゃないかな。

.

 かの松岡修造も、ウィンブルドンで8強に残ったことがあるが、
あの時は・・・なんというか。松岡のキャリアの中でも晩年に近かったし。
いっちゃ悪いが、「まぐれ」っぽいところがあったというか。w

 でも、錦織はまだまだ若い。
これは、本当に世界のトップ10に入れるかも知れないなぁ。

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 準々決勝の相手は、第4シードのアンディ・マリー。
最近の男子テニス界では、マリー、フェデラー、ナダル、ジョコビッチが
「4強」と呼ばれていて、別格に強い。

 もし、これに勝てればベスト4だけど・・・さすがに、まだ難しいと思う。

 でも、そのうちにベスト8くらい当たり前で、ニュースにならん!
ってくらいになってくれるんじゃないかな?
若かりし頃の伊達公子のように。

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 そういえば、ミックスダブルスではクルム伊達と組んで出場。
こっちも初戦は突破したらしい。
20歳近い年齢差があると思うけど・・・。w

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自転車で遠出

 昨日は、久しぶりに娘と自転車で遠出。

たぶん、自転車に乗るのは今年になって初めてだろう。
天気もよく、外で遊びやすい天気だったので。

 散歩しようと思っていたが、息子は車に乗りたかったようなので、
娘と二人で自転車で移動することにした。息子と嫁は別行動(自動車で移動)

 とりあえずの目的地は図書館。
そろそろ、本を返す時期だったので。

 久しぶりなので、最初はおっかなびっくりだったけれども、
特に忘れているということもなく。まぁ、うまく乗れていると思う。
ただ、狭いところが少々苦手。
 まだ、少し運転が不安定でふらふらするんだよなぁ・・・。
壁にぶつかって止まることもあるし、進行方向に人が歩いていると、
怖がって止まってしまったり。

 下り坂で、ブレーキをかけながら下りる、というのを練習中。
とはいえ、あまりに長い下り坂は危険なので、
(ルール違反だが)二人乗り状態でこっちがコントロールした。

 つーか、こっちも下り坂くらい乗せてもらえないとしんどい。

.

 軽い上り坂ならともかく、長い上り坂は後ろから押さないと無理。
また、身体が小さいせいか、「自転車を押して歩く」ということが難しい。
これ、マスターしてもらわんとこっちの身がもたないんだが。

 きついところでは、娘がのったまま私が押して歩くことに。
傍目にはきつそうに見えるが、娘のこぐ力もあるので、
こっちの負荷はそれほどでもない。娘がさぼるとキツイが。

.

 時間が余ったので、実家によって帰ってきた。
何回か徒歩で実家まで行ったことはあるが、自転車だとさすがに早い。
(寄り道しないってのもあるけど)

 帰り道は、比較的安全な遠回りルートを使っても、
30分もかからず帰ってきている。歩けば1時間はかかりそうなコースだが。
やっぱり自転車は早い。

 もっとも、片道3~4kmはあるので、私は「いい運動」になる。
下り坂は二人乗りだけど、上り坂は押して歩く。
では、平地は、というと、ひたすら走してランニングだ。

 運動不足だからたまにはいいけど、ちょっと筋肉痛がひどいかも。

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ダルビッシュがレンジャーズと契約

 少し前の話題だけれども。

 日本ハムのダルビッシュが、ポスティングシステムにより、
テキサス・レンジャーズと契約を結んだ。

 また、壮絶な額だけど、1年平均1000万ドルの6年契約、らしい。
べらぼーだなぁ。

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 さらに、日本ハムにはポスティング入札金として、
松坂の時(5111万ドル)をこえる、約5170万ドルが支払われる。
もっとも、円相場が異なるので、日本円に換算した時は松坂の方が上。w
松坂の時は、60億円相当だったけど、今の相場なら40億円くらいかな?

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 松坂の時の西部ライオンズもそうだったけれども・・・
日本ハムにとっても、今回の5170万ドルは過去にダルビッシュに払った
年俸総額よりも、はるかに大きい。
 この、ダルビッシュマネーをどう使うんだろうか?
逆に、それだけの金があれば、メジャーの大物を呼べるんじゃ?w

 ポスティングシステムに関しては、色々と言われている。
そろそろ、見直すべきなんだろうな。
2年前の岩隈、去年の中島と、契約できなかった例もあるし。

 今回だって、万が一ダルビッシュが契約できない、
なんてことになれば、一体どうなっていたことか・・・。
逆に、ヤクルトの青木みたいに安く買い叩かれた、なんてのもあるし。

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 さて、ダルビッシュがどこまで活躍できるか。
日本での成績は、松坂よりも上だと思うけれども。
どうだろう?

 

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インフルエンザ注意報・その2

 昨年末、個人的にインフルエンザ注意報を出したけれども、

 実は、年明けは予想に反して比較的落ち着いていた。(苦笑)
学校が始まってからも、1週間ほどは平穏無事だったんだけれども、

今週からまた患者さんが増えてきている

.

 聞けば、そろそろ学校や幼稚園などでも増えてきている様子。
もう、完全に流行に入りそうな勢いだ。

 厳重な注意が必要。

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 まず、外出後の手洗いは必須。もちろん、食事前にも。
あとは、マスクやうがいなどの防衛策もあってもよいと思うが。

 個人的にやっている感染対策として、
みんなが触るところに、指で触らない」という作戦。w
例えば、ボタン式の自動ドアであったり、ドアのノブであったり。
 ヒジを使ってあける。ちょっと行儀悪く見えるかも知れないが。

 ようは、指先を使ってしまうと、何かの拍子に顔や口を触ってしまって
体内に入る可能性があるけど、ヒジならそんなことはないだろう、と。
(くしゃみを抑えるのに、手のひらではなく、袖口を使った方がよいのと同じ)

.

 あと、抗ウイルス薬(タミフルなど)の治療の望む人は、
まず、前もってインフル検査をクリアする必要がある場合が多い。
(医師や流行状態によっては、いらんこともあるが)

 そうなると、発熱してすぐに行っても検査できない。
検査に最適な時間帯は、発熱後12時間以降。
でも、発熱後48時間たってしまうと、今度は抗ウイルス薬の意味がない。

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 なので、病院に行くタイミングは十分に考えたほうがよい。
また、この時期に「大したことない」病気で病院に行くのは注意。
逆に、インフルエンザをもらうようなことになれば、目もあてられない。

 もちろん、判断がつかなければ受診するしかないんだけど・・・。

.

 まだ、流行初期だし、あくまで私の個人的主観なんだけど、
今年のインフルエンザは、去年とくらべて、症状が重い感じがする。
具体的には、熱が高い人が多い、というか・・・。

 これだけだと、あくまで主観だけど、客観的な情報として、
今年流行しているタイプは、A香港型がメインとなっている。

 去年、あるいは2年前のシーズンは、いわゆる「新型」がメインだった。
いわゆる「新型」の一番の特徴は「症状が軽い」こと。
熱もそれほど高く上がらなかった。(その分、胃腸症状があったけど)

 今年は、「新型」は比較的少ない・・・ってことは、去年に比べて
症状が重い人が多い、ってのは言えるかもしれない。

.

 最後にもう一つ。
タミフルの異常行動ばかりが問題になったが、
他の抗ウイルス薬にしても、異常行動がありえない訳ではない。

 また、そもそもタミフルに関係なく、異常行動はありえる。
(因果関係ははっきりしないけど)

 なので、発熱後二日間は、服薬の有無に関わらず
異常行動に注意したほうがよい、ということだ。

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ジェネリック医薬品と生活保護

 このブログの開始当初から、ジェネリック医薬品に関しては
色々と記事を書いてきているけれども・・・。

 最近は、私はかなり「推進」に傾いている。
まぁ、鼻先にニンジンぶらさげられているって理由もあるけど、
基本は、「自分の世代、あるいは子ども達の世代」でも、
ある程度のレベルで保険医療に生き残って欲しいからである。

 今週から、何回かに渡って、ジェネリックに関する話題を
毎週木曜日に連載しよう、と思う。ネタの続く限り。
少なくとも4回くらいは書けるかな?

 今回は1回目。主に、生活保護について。

. 

 医療費の高騰による保険財政の圧迫を受けて、
今年4月の診療報酬改定も、後発品推進を今まで以上に進めてきそう。

 保険薬局でいえば、「後発医薬品の使用量/全医薬品の使用量」を
薬価単位の数量ベースでみて、一定の基準に達したときに、
「後発医薬品調剤体制加算」が算定できる、という方式だ。

 これ、今の基準が20%、25%、30%の3段階なんだけど、
4月からは22%、30%、35%の3段階になる可能性が高い。

 ただし、計算の分母から、生薬、漢方製剤が除かれることになっている。
これらは、1日あたりの使用量が多いのに、後発品が存在しないので、
数量ベースの後発品調剤率を比べるときに不公平感があったが、
少しは解消されるだろう。
(もっとも、根本的に数量ベースってのがおかしいんだけど。)

 加算の欲しい保険薬局は、積極的にジェネリックに変更を勧める。
「金儲けのためか」と言われるかも知れないけど、これは仕方ない。
薬局にとって、なんのインセンティブもなしに後発品を勧める訳はない。
加算なしだと、後発品を勧めれば勧めるほど、売上も利益も下がるので。

.

 さて、この「後発品調剤率」の計算から、なぜか除外されているのが、
「生活保護」の患者さんだ。
 除外されている理由としては、「お金出してるとこが違うから」
生活保護の患者さんの医療費は、全て税金で賄われているが、
そうでない人の医療費は、一部負担を除くと保険が負担しているわけで。
 保険財政の圧迫と、生活保護は何の関係もない。
よって、生活保護の患者さんは後発品調剤率に関係ない

.

 そうなると、薬局としては生活保護の患者さんにジェネリックを勧める
インセンティブは何もない。それなら、先発でいいんじゃね?となる。
ルールとしては、生活保護の患者さんであってもジェネリックを使用するか、
意向を確認することになっているけれども。

 また、生活保護の患者さんは、窓口負担が全く発生しない
自分の懐が痛まない、となると、患者さん側からしても、
ジェネリックを使用するメリットはない

 よって、生活保護の患者さんはほとんどジェネリックを使っていない。
まれに意識の高い方が「私はジェネリックでよいよ。」と言ってくれるくらいで、
大半は先発品を使い続けているだろう。

.

 保険財政も逼迫しているが、国や市町村だって、お金に余裕がある訳はない。
できれば、ジェネリックを使っていって欲しいはずだ。
そこで、確か4年前だったと思うが、
「生活保護の患者さんはジェネリックを使うべし」という
事実上の強制が行われようとしたことがある。

 ところが、これは大反対にあい、あっさりと引っ込んだ。
いわく「生活保護の患者を差別するのか!」と。
当時は、まだジェネリックが勧められはじめた頃であり、
ジェネリックを使っている患者さんの方が、圧倒的に少数派だったから、
これはこれで仕方ないだろう。

.

 さて、今となってみてどうだろう?
診療報酬でのインセンティブにより、薬局は以前よりもかなり、
後発品調剤に積極的になっている。
 結果として、ジェネリックを使っている患者さんも、
以前とくらべて圧倒的に多い。

「保険料も税金も払っている患者さんが安物の薬で、医療費を節約しているのに、
 生活保護の患者さんは、ブランド物の先発品を使っている」という
明らかな逆転現象が進んでいる。

 どう考えても、これはおかしい

.

 では、どのようにして生活保護にジェネリックを導入するか。
これは、非常に難しい問題になる。難しいのは「制度」的な問題だ。

 少なくとも、薬局側へのインセンティブとしては、
後発品調剤率の計算に、生活保護の患者も組み込むべきだろう。
保険だって自治体だって、ジェネリック使って欲しいという点では一致してるし。

 ただ、生活保護の患者さん自体に「ジェネリックを使うこと」のメリットがないと、
薬局側にだけ働きかけても、薬局が負担に思うだけの話。
これは、セットでないと意味がない。

.

 個人的には、「ジェネリックを使わないと罰則」みたいな形よりも、
「ジェネリックを使うとご褒美」のような形の方がいいと思うけど・・・。
どう制度設計すればいいだろうか?

.

 なお、原理原則として、
「ジェネリック医薬品は、値段は安いけれども、
 先発品と同等の効果がある」ということを前提とする必要がある。w
別に、粗悪品って訳じゃないんだけどなぁ・・・。

 ちょっと歯切れが悪いけど、続きはまた来週にでも。

 

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ぼくにげちゃうよ

 水曜日は絵本の話。

最近、借りてきた絵本から。「ぼくにげちゃうよ」

例によって、リンクは絵本ナビ

http://www.ehonnavi.net/ehon/2761/%E3%81%BC%E3%81%8F%E3%81%AB%E3%81%92%E3%81%A1%E3%82%83%E3%81%86%E3%82%88/

以下、紹介文引用

子うさぎと母さんうさぎの、追いかけっこのような会話がほほ笑ましい絵本。
愛されているからこそ逃げたい、でも最後には安心できる場所に戻りたい
――そんな幼児心理が、うさぎの親子の会話を通して描かれています。
初版は1942年。モノクロとカラーページが見開きで交互に登場する構成
は文章に弾みをつけ、次はどんな問答なのか興味をかき立てます。
特にカラーページは母さんうさぎの答えがそのまま描かれ、子うさぎと
母さんうさぎがいろいろなものに変身して登場。魚になったり、岩になったり
、このちょっぴり奇妙な変身が子供たちの目を奪うことでしょう。

引用終わり。

 特に、カラーページがうまく描き込まれていて、面白い。
小魚になったうさぎを釣る餌がニンジンだったり。w

 初版は1942年とあるけれども、これはもちろん海外版の話。
(日本だと戦時中になる)

 日本では、1976年に発売されている。
絵本の中でも「古典」とも「定番」とも言えるものらしい。

「2世代にわたって読み継いでもらえるように」ってことなんだけど・・・

・・・私、これ子どもの頃に読んだ覚えがある。

 なんだ、しっかり2世代に読み継いでいるじゃん。w

.

 といっても、覚えていてこの本を借りたわけじゃない。
正直、タイトルを見ても全く覚えていなかったんだけれども、
途中のページを見て、記憶がフラッシュバックした。

 母さんウサギが「木」になる絵があるんだけれども、
これがなんだか「怖かった」という印象があって、
それを見た瞬間に「見たことある!」と思い出した。

 ・・・怖かった印象で残るのってどうなんだろうね?w
私の子どもたちも、大きくなって自分の子どもに読ませることあるかな?
とか思ってしまった。

.

 ところで、絵本ってのはあまり「流行」がないものだから、
古典的な絵本ともなると、かなり昔から読み継がれているものが多い。
子どもの興味って、今も昔もそう変わらないからなぁ。

 私の中では、もちろん「ぐりとぐら」だけど。
もっと赤ちゃん向けだと、「いないいないばあ」なんかも古典中の古典。
海外だと、ピーターラビットとかは、古典なんだろうなぁ。

 それを言うなら、「童話」なんてものもある訳で。
今も昔も、子どもの好きな話って、そうそう変わるもんじゃないよなぁ。
もうちょっと大きくなると、だいぶ変わってくるんだろうけど。

.

 ある意味、普通の小説や文学なんかより、「後世に継がれていく」ことは
多いんじゃないかと思うけど・・・。
でも、逆に常に「過去のベストセラー」との戦いを強いられるわけで、
絵本作家さんっていうのも大変なんだろうなぁ、と思ったりした。

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50万ヒット

 このブログの記録。

 ブログ開始・・・というか、アクセス解析が始まってからの累計で、
50万ヒットに到達した。

2006/04  ブログ開始
2009/10  10万ヒット
2010/11  20万ヒット
2011/04  30万ヒット
2011/09  40万ヒット
2012/01  50万ヒット

 10万まで3年半。そこから20万まで1年ちょい。
さらにペースアップして、5ヶ月で10万のペースになっている。

このペースだと、あと2年ちょいで100万ってことになるのか。
最初は、1年で1万ヒットくらい。10万ヒットの時も、先は長かった。
もう、50万だもんなぁ・・・。

 ここまで、5万刻みで記録を残してきたけど、
今回以降は10万刻みで記録を残しておくことにする。

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米長将棋連盟会長がコンピュータに敗れる。

 将棋のニュースより。

 先週の土曜日に、日本将棋連盟会長の米長会長が、
コンピュータと公開対局を行った。
今回のソフトは、「ボンクラーズ」という名前らしい。

 持ち時間3時間の対局で、米長会長が負けてしまった。

http://www.shogi.or.jp/topics/2012/01/-vs-1.html

.

 米長会長は、現役からは退いているとはいえ、元プロ棋士。
それも、名人位までとったことのある、一流棋士だ。

 棋譜は見ていないのでなんとも言えないけど、
割と大差で吹っ飛ばされたらしい。(汗)

.

 コンピュータとプロ棋士の戦いでいえば、
渡辺竜王(正真正銘のトップ棋士)が、「ボナンザ」に勝ったのが5年前。

清水女流六段が、「あから」に負けたのが2010年の秋。

女流棋士の次は、引退棋士ということで出てきたのが、
米長会長、その人だった、と。

 もちろん、米長会長は絶対に勝てる自信があって受けたわけじゃない。
5年前の渡辺竜王とは、そこが決定的に違うと思う。
(渡辺竜王は「絶対に」勝つ自信があって受けている)

 コンピュータ将棋の実力から考えて、清水さんほどじゃないにせよ、
むしろ勝算は薄いんじゃないかと思った。

 じゃ、なんでわざわざ受けたのか、といえば、
もう、この人が「エンターテイナー」であるから、だろうな。

.

 引退棋士が勝負を受けるとした場合、
一番、コンテンツとして魅力のある対戦相手を考えると、
確かに米長会長本人だ。w
 ま、誰かに頼むくらいなら、自分がやってしまう方が手っ取り早いな。

 つまり、日本将棋連盟としても、
「コンピュータ対戦」を全面的に売ろうとしている、ってことでもある。
確かに、コンピュータと対局すれば、たくさん報道してくれるし、
目立つといえば目立つけど。
 なんというか、最終的に負け続けたらどうなるんだろう?
という不安がない訳でもない。

.

 今回の「ボンクラーズ」はどんなセッティングだったんだろうか?
前回の「あから」は本当にコンピュータが全力を尽くしたハードだったけど。
今回も、それに近い体制を敷いたのかな?
 そこんとこ、いまいちわからない。

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 来年は、男性の現役若手プロ棋士相手に5対5で企画するらしい。
確かに、その方が面白い。w
プロとしては、せめて勝ち越したいところじゃないか、と思うけど、
米長会長が負けるくらいだからなぁ・・・。
 結構際どい勝負になるかも。

.

 ところで、「対コンピュータ対戦」ならではのこととして、
もし可能であればぜひやって欲しいのが、対局者本人による解説だ。w
普通、対戦相手が人間であればありえないんだけど、
コンピュータ相手なら、自分の狙いとか、形勢判断とかを解説しながら
対局しても、対戦相手に影響与えないだろうし。

 ・・・真剣勝負のさなかに、それは難しいか、やっぱり。
もう少し、コンピュータとの実力差があれば可能だったかも知れないけど。

.

 そういえば、囲碁の方はまだまだプロ棋士にはかなわないのかな?
将棋よりも難しいだろうなぁ、とは思うけど。
他のゲームはどうなんだろう。例えば、マージャンとか。
最強のアルゴリズムなんて、理論的には作れそうな気がするけど。

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放射線による白血病の増加の確認は困難

 どうも、年が明けて雰囲気が変わったような気がする。
原発、放射線に関する報道が、下火になってきたような。。
 無駄に煽るような報道は差し控えて欲しいけど、
かといって完全に「過去のこと」としてしまうのも問題だよなぁ。

 実は、今回の記事は、去年にアップするつもりで忘れていたもの。w
忘れている間に、ちょっと雰囲気が変わったなぁ・・・と思うが。

以下、本題。

「白血病患者が7倍」という明らかなデマがあり、
このブログでも言及した。

なんでこんなデマが?」(2011.12.1)

.

 実は、その後も「実は少し増えている」等の話がくすぶっていた。
基本的には、たわ言なのでその辺はさくっと無視する。w

 その調査の中ででてきたのが、このサイト

http://www.jgnn.net/ls/2011/12/post-3476.html

人口動態調査に基づく白血病死亡者数をわかりやすくグラフにしてくれている。 
これをみて分かるのは、白血病の死亡者数は明らかに増えている、ということ。
 
ただし、原発事故には全く関係なく。

.

 ようは、白血病で亡くなる人自体が、自然に増加している。
人口動態調査によると白血病で亡くなった人は2000年で6766人。
2010年で8076人。右肩上がりに増えている

 これは、白血病だけ増えている訳ではなくて、他のガンも同じと思う。
主な原因は、高齢化じゃないかな??

.

 そもそも、白血病が増えている?という話で人口動態調査による
絶対数を問題にするのは、正しいアプローチではない。
まぁ、もともと「白血病増加説」を唱えた人が人口動態調査を根拠に
しているのが問題であって、前述のまとめてくれた人は
それを踏襲しているだけで、ちっとも悪くはない。
(たぶん、わかっていてやっていると思う。)

 まず、絶対数でやるのは明らかに誤り。
割合でやるべき。さらにいうなら、高齢化の問題もあるんだから、
年齢調整までしないと意味がない

 日本では、年間の死亡者数は右肩上がりに増えている
人口動態統計によると、日本の年間の死亡者数は、
1990年には82万人。2003年には100万人を超えて、
2009年のデータでは、推計114万人、となっている。

 そりゃ、人口が増えているんだから、死亡者も増えるわ。w
これが、「絶対数を問題にするな、という意味」

.

 じゃ、死亡率は、というと、1982年が1000人に対して6人と最小。
そこから増加を続け、2003年で1000人に対して8人。
2009年では、1000人に対して9.1人。
 死亡者の率にしても、増加を続けているわけだけど、
この原因は明らかに高齢化だろう。

 年齢調整した(高齢化も加味した)死亡率もあるが、
これは戦後一貫して、右肩下がりが続いている。
生活環境や、医学の進歩の結果だと思う。

.

 というわけで、絶対数や年齢調整していない死亡率では、
右肩上がりなのが当たり前。
ガンの死亡数自体も右肩あがりだが、これも高齢化の問題が大きい。
さらにいうなら、ガン以外の病気で死ななくなったから
見かけ上ガンが増えている、ということもある。

.

 よって、例えば放射線による影響により、ガンが増えた、というためには、
見かけ上の実数や、高齢化を計算に入れていない死亡率では意味がない。

「年齢調整を行った罹患率」が上昇していることを示す必要がある。
ということ。

 見かけ上の数字に騙されてはいけない。

ガンに関する統計に関しては、
国立がん研究センターのサイトが詳しい。ここの「統計」のページを見ると、
色んなデータがあるので、参考にして欲しい。

http://ganjoho.jp/public/index.html

.

 さて、最後にもう一つ。今後問題になるであろう、
年齢調整を行った白血病の罹患率なんだけど・・・これが難しい。
横ばいから、やや増えている、と見える。
(当然だけど、3.11前のデータである。)

 なんで増えたか、なんてわからない。
でも、元々何らかの原因で増加要因がある(かも知れない)ってことは、
これは今後、非常に難しいことになる。

 原発事故が原因で白血病が増えた、ということを証明するのは、
よっぽどでない限り、きわめて困難、と言わざるを得ないだろう。

.

 まとめると、原発事故に全く無関係に、白血病で亡くなる人は増えている。
それは、単に死亡者数が増えているからだけど、
死亡率でみても増えている。これは、高齢化の影響。

 でも、年齢調整した後の白血病罹患率でも、
原因は不明だがやや増加傾向にある。

 この状況で原発事故による白血病の増加を確認するためには、
年齢調整後の罹患率が、不自然に増加していること」が条件になる。

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日常がEテレで再放送

 珍しく、テレビの話題。

アニメの「日常」が、Eテレ(NHK教育)で放送されている。
毎週土曜日の夕方に。

http://www9.nhk.or.jp/anime/nichijou/

.

 ・・・NHK、気は確かか?

 元々は、去年民放の深夜帯で放送されたアニメだ。
放送終了後、間髪いれずにサンテレビが午後6時台で再放送。
これも、かなり異例のことだったと思うんだけど、
さらにその上。

 Eテレが、民放アニメの再放送をすること自体も珍しいのに、
過去の作品と言うわけでもなく、つい去年放送されたもの。
まぁ、再編集はするらしいけど・・・。

 一話目を見た限り、本当に再放送だ。
話の順番はぐちゃぐちゃに入れ替わっているけれども、
アニメ内容は同じ。声優ももちろん同じ。
オープニングのヒャダインも同じ。w

 つーか、これ、NHKでやっていい内容なのか??

 特に、みおちゃんの「BL」な嗜好は、お子様には少し説明しずらいんだけど。
全部カットしてしまうんだろうか?でも、あれカットしたら、面白くないぞ。w
子どもが見てもわからんネタも多いし・・・。

 NHK1回目の放送でも「お前の血は何色だーー!」って、
絶対に子どもにはわからんネタだと思う・・・。
まぁ、元ネタわかんなくても面白いからいいんだろうけど。

 みおちゃんの「走馬灯」を・・・放送1回目にやるのはどうかと思った。
大福とか、桂馬とか、焼きサバとか、大福とか、大福とか。
今後放送されるんだろうけど、時系列がぐちゃぐちゃになってるぞ。w

 まぁ、細かいことを気にしてみるようなアニメじゃないんだろう。。

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里見女流三冠が奨励会初段に

 将棋の話題より。少し前に新聞、テレビなどで報道された。

里見香奈女流三冠が、奨励会初段に上がった。
既定どおりでの初段昇段は、史上初の快挙だそうだ。

http://www.shogi.or.jp/topics/2012/01/1-18.html

「21歳の誕生日までに初段」にならなければ、奨励会は強制退会だが、
これをクリア。次のハードルは「26歳の誕生日までに四段」になる。

 既定の成績ってのは、いいとこ取りで「12勝4敗」らしい。
前回の例会までで、11勝4敗でリーチかかってた。
ちょっと前にも惜しい感じの時はあったと思う。
今回は、チャンスを活かして見事に昇段。

 里見女流三冠には、「女性初の初段昇段ボーナス」として、
100万円が支給されるらしいけど・・・いらんやろ、そんなん。(苦笑)
男性の奨励会員にはそんなもんないんだから。
特別扱いって必要なのかな?どうせ、実力がなければダメな世界だし。

 次のハードルまでに少し時間的余裕はあるけれども・・・。
ここまできたら、せめて三段リーグには行って欲しいな。
(さすがに、それを抜けるのは至難の業だと思うが)

.

 女流1級の他の二人は、先をこされた形になった訳だけど。
伊藤奨励会1級は、去年の秋に7連勝でリーチかけたことがあったけど、
その後連敗して「振り出しに戻る」。
加藤奨励会1級は、まだ勝率5割ペースでチャンスも作れてない。
女流王座は獲ったけど。w
 まだまだ、チャンスはあると思うので、後に続いて欲しい。

 でも、この「100万円」って、里見女流三冠が初だったからこそ、
じゃないかなぁ?伊藤1級が先に上がってても100万円出す気だったのか?
里見さんの知名度に、連盟が便乗して話題作っただけ、にもみえるな。

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確定拠出年金記録

 2012年1月の記録

 100p=一ヶ月の拠出金額として、記録する。
(先月+拠出金+収益=今月)

        先月   拠出金   今月   収益
定期預金     2035      -400        1635       0
海外株式    4548       170        4716      -2
海外債券    1658        90        1726      -22
国内株式    1078       230        1296      -12
国内債券        582         10         595       +3
合計            9900      +100        9967      -33

 今月もマイナス、と。海外の株価は回復しつつあるんだけど、
ユーロ安が足を引っ張ったっぽい。
海外の債券は米ドルよりもユーロの方が多そうだからなぁ。

 今月も、国内株式を中心に買い足している。
「値段が落ちているのを買う」方式なら、
こんどは海外債券に突っ込むべきなんだろうけど・・・やっぱり怖いな。w

 こと、確定拠出年金に関しては2011年は散々だった。
市場全体で落ち込んでいるんだから、誰がやっても結果はそう変わらないと思うが。
今年は、もう少し上向いてくれるといいんだけど。
長い目で見るとはいえ、できれば最初の3年くらいである程度結果は残しておきたいし。

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年末年始のこと

 年末年始のこと。

 ここんとこ、毎年のように雪に悩まされている気がする・・・。
今回も、すんなりとはいかなかった。

 問題は、うちの車は冬装備をしていないこと。

かといって、わざわざスタッドレスやチェーン買うのもなぁ・・・。

.

 クリスマス寒波により、嫁の実家付近は積雪あり。
私は30日に移動する予定だったから、
とりあえず「溶けるの待ち」
移動直前まで考えることにした。

 危険だから、電車でという選択肢もあったけど。
今回、嫁の母親がこっちに来ていた関係で、
嫁の車がこっちに残っていた。

 で、その車で私が帰る予定だった。
ということは、電車で行ってしまうと帰りも電車になる。
子ども達を連れて電車の旅ってのも・・・ちょいきつい。

 もう一つ、交通費がばかにならない、というのもある。
一家四人、電車で移動したら・・・片道2万円は下らないなぁ。
ちょい厳しい。

.

 結局、とりあえず行けるトコまで車で行く。
いけそうならそのまま車で。ダメならそのとき考える。
最悪の場合は、適当に駐車場でもみつける、という作戦で。
ようするに、行き当たりばったりだ。w

 ただ、運転手が私では危なくても、そうでなければなんとかなる、
という可能性はあった。私が運転がうまくないのもあるけれども、
何よりも雪道に慣れていない。

 慣れている人であれば、何とかなる可能性は高い。

 結局、行けるとこまで行って、嫁の父親に迎えにきてもらい、
運転手交代、となった。まぁ、妥当な結果だと思う。

.

 年末年始は、大したことはしていない。
子ども達と散歩にでたり、(一応)初詣にいったり。

.

 帰ってきてから、やってしまった・・・。
車を駐車場に止めて、さぁ出ようというところで、
車のドアを開けた瞬間、強風に煽られて、
「これ以上ない」というくらい、強烈に隣の車にドアが叩きつけられた。
結果、かなりへこんでしまった・・・。あぅち。

 見積もりがかなりの額になってしまったので、保険に任せることに。
年明け早々、やっちまったなぁ・・・。

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2012年

 いちおう、今日からブログ再開。

 もっとも、すでに年始なんて雰囲気ではなく、すっかり日常だが。

.

 年の初めに、今年の目標・・・というほどのこともないけど。
ここんとこ、停滞気味だと思うので、「向上心をもつ」ことを
テーマに頑張っていこうと思う。

 やる気、気分が上下するのは、仕方ないけれども、
ここんとこ、ずっと何をするにしても気合が入らない。
仕事の方も、マンネリ気味。自分なりに頑張ってはいるけれども。

 今までよりも、一歩踏み込む。

.

 今年はいい年になりますように。

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