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2012年2月

匿名には匿名のよさがある。

 ブログから、ツイッター、フェイスブックとネットはどんどん進化している。

 といっても、私はブログで止まってしまっているけど。w
ツイッターは短文過ぎて、性に合わない。

 フェイスブックは、実名主義なのがちょっと・・・。
もちろん、実名には実名の良さがあるんだけどね。
実際に顔が見えるってことでもあるし。

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 その点、匿名ブログってのは、仕事やネットワーク上では、
あんまりプラスはないかも知れない。
やっぱり、実名を晒すことで、信用が増すところもあるもんなぁ。

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 とはいえ、匿名がダメってことはない。
結局は、一長一短なんだろう。
匿名でしかできないことだってある。

 このブログで言うと、仕事関係の話は、匿名じゃないと書けない。
厳密には法的にまずいことが書いていることもあるけれども、
例えば、実名を晒して疑義照会の内容を書くと、
患者さんを特定されてしまう危険性がある。

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 あとは、匿名だからこそ、本音が書けるというのもあるなぁ。
フェイスブックはやったことないけれども、
実名、所属付きじゃ、なかなか本音って書けないんじゃないかな?

 それはそれで、前向きな話が集まってやる気でるのかも知れないけれど、
実際、やる気ある人間ばっかりじゃない訳で。w
愚痴を言いたいことはあっても、実名じゃなかなか言えないっしょ。

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 どこの誰だかわからない匿名ブログであるからこそ、
実名ブログよりも一歩踏み込んだことも書ける、と思う。

 まぁ、いつでもそんなギリギリを狙っている訳はないんだが。

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「告白」

 ネタがない・・・わけではないけれども、
たまには、読書感想文でも書いてみることにする。

 実は、このところちょくちょく本を読んでいるので。
それほど長時間ではないんだけれども、
電車通勤っていうのは、読書にはちょうどよい。

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 もっとも、自分で買う本はごくわずか。
図書館で借りてきたり、実家(母)から借りてきたり。

 母は、昔からかなりの読書家だ。
「大した値段じゃないから」といいながら、ハードカバーの本を
通販で時々買っているらしい。
 貧乏人の私にはできない芸当だ。w

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 今回の本は、母から借りてきたもの。

湊かなえ「告白」。下記リンクはアマゾン。

http://www.amazon.co.jp/%E5%91%8A%E7%99%BD-%E6%B9%8A-%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%81%88/dp/4575236284

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 文章は、かなり読みやすい方だと思う。すらすら読める・・・が、
内容は、かなりえぐい方だと思う。w

 登場人物のほぼ全てがまともじゃないという・・・。

 中学生の恐ろしさとでもいうか、それがよく書かれているなぁ、と。
まぁ、大人も十分に怖いんだけどね。

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 ところで、一つだけ気になった点がある。

 HIV感染によるAIDS発症の話が出てくるんだけれども、
これ、ちょっと現在にそぐわないと思った。

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 HIVは、昔よりも格段に治療方法が進歩している。
「完治することはない」という意味では、確かに不治の病なんだが、
症状の進行を抑える、発症そのものを抑制することはできる。

 AIDS発症前からHIV感染の治療をしていれば、
死亡率はそんなに高くないぞ。

 少しは制限があるとはいえ、普通の人と同じくらい生きられる。

また、AIDS発症後でも、治療法がない訳でもないと思う。

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 数種類の抗ウイルス剤を組み合わせて服用する。
これ、薬剤費はハンパない額になるんだけれども、
実はHIV感染症って、治療費はほとんど公費だと思う。
特定疾患ではないけれども、障碍者認定されるのかな?
結果として、薬の自己負担金は発生しないはずだ。
(国、あるいは市町村の税金でまかなわれている。)

 なので、日本では「金がなくて治療できない」という事態はまずあり得ない。

 海外、特にアフリカでは国家として金がないので、
国民の治療費に補助を出すなんて余裕がないから、
HIV、AIDSによる被害は深刻なんだけどね・・・。

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 もっとも、一般にはまだまだ知られていないから、
HIVによる差別は、もちろんある。
(治療法の向上を知っていても、差別は残るだろうけど。)

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 なので、HIV感染が仮に発覚したとしても、
それほど恐れすぎる必要はない・・・んだけどね。

まぁ、その辺の事情は、おそらく作者は知っていると思うが、
中学生が知っているとは思えないから、作品としては問題ないだろう。
HIVの問題は「死ななければよい」というだけの問題でもないし。

 ただ、一般の読者がこの小説を読むことで、
HIVへの偏見、無理解が進むと困るなぁ、、とは思う。

 もっとも、他にもそんな(HIVを誤解した)話は色々あるんだろう。
私は、基本、そういうお涙頂戴的な話は見たくないから、
知らないだけなんだと思うが。

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35歳・・・。

 今日で、35歳になってしまった。

 四捨五入して40かぁ・・・。年とったもんだ。
そりゃ、子どもが大きくなってる分だけ年取ってるわけだからなぁ。

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 もう若くないんだなぁ・・・と思うことは色々あるけれども。
一番は、身体の問題。
とりあえず。去年の春にケガしたところが、まだ傷跡残ってる。w
新陳代謝悪くなったなぁ。おぃ。

 身体の悪いところも、なかなか治らなくなっている。
たまたまかも知れないけれども。
通勤の時のダッシュでいためた踵は、1年間そのままだし。
たんがからむような症状も、1年以上改善の気配がない。
(病院いけよ、って話かもしれん。w)

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 今日は、不幸にも夜まで仕事だったので、
恒例のとんかつは、昨日の夕食にしてもらった。
誕生日くらい休みたいんだけど、なかなかそうもいかないらしい。

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 そういえば、先日、免許の更新にいってきた。

 今回は、不幸にも「過去5年以内に違反2回」のため、
違反運転者講習(2時間コース)となった。

 ところで、3年前の更新の時に、こんな記事を書いている。

「ゴールドまでの道は遠い」(2009/2/7)
http://tukutteha-mitamonono.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-8e70.html

免許更新と、違反、事故のタイミングの問題だ。
3年前から無事故・無違反を続けていれば、
今回はゴールドじゃない5年免許
のはずだった。
で、5年後(40歳)の更新でゴールドになる予定だった、と。

 で、こんなことを書いている。
(以下、3年前の記事より引用)

実は、30代のうちにゴールドに復帰する方法もある。
今年1年の間で何か違反をしてつかまればよい
そうすると、3年後には、「過去5年で違反2回」になるので、
3年免許しかもらえない。

 でも、次の更新がまた3年後(今から6年後)になる。
今年1年で違反1をして、来年以降5年間を無事故無違反ですごせば、
6年後の時点で「過去5年無事故無違反」になる。
つまり、38歳でゴールド復帰できる。

(引用終わり)

 断じて、狙ったわけではないんだけれども・・・。
私の最後の違反(事故だったと思うが)は、2年半前だ。
このまま、あと3年無事故無違反で通せば、
3年後の更新時に「5年以上無事故無違反」となり、
38歳でゴールド復帰できることになる。

 うん、今度はちゃんと狙うぞ。あと3年無事故無違反。w

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 ところで、今回の免許から、ICチップが内蔵されているらしい。
暗証番号を設定させられて、「本籍」の欄がなくなった。

 簡単に説明はあったけれども(偽造・不正使用防止?)、
正直、何のためにそんなことになっているのかわからん。
暗証番号も、いつどうやって使うのやら??

 あと、臓器提供の意思表示欄が追加になっていた。
どうしよう、一応書いておこうかな?

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全原発停止まであとわずか

 今週はじめ、関西電力の高浜電子力発電所3号機が定期点検のため原子炉停止。
これで、関西電力の原発は全て止まったことになる。

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 日本で動いている原発は残り2基のみ。それも、春には定期点検に入ってしまう。
再稼動がなければ、今年の夏は「原発ゼロ」で向かえることになりそうだ。

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 もはや、原子力発電には頼りたくない
原発推進派、反対派もあるだろうけれども、
全体としてみたときに、今は反対派の方が多いだろう。

 ただ、「脱原発」という流れだが、
「今年の春から全廃」と覚悟を決めている人はどれくらいいるだろうか?

 菅さん(前首相)は、事故後、将来的に原発を0にすると言っていたが、
それにしたって、「将来的に」の話。
「来年から」とは思っていなかったはずだ。

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 去年の節電対策は主に関東、東日本が中心だったが、
今年はむしろ、関西の方が厳しくなりそうだ
関西電力は、原子力への依存度が高かったから。

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 実際のところ、原発が全部止まっても今のところ問題はない。
今後、夏にかけてどのような事態が発生するのか、それが問題。
また、「今年」はそれでいいとして、ここで一切原発を動かさないとして、
「今後10年~20年」はどうなるのか?
 そのあたりの(できるだけ中立な)シミュレーションが必要だ。

 私の個人的な意見は、原発は段階的に縮小して、いずれゼロにする。
その間、省エネと共に代替エネルギーの開発に努める・・・
というソフトランディングなもの。

 いや、原発止まって誰も困らないならそれでいいんだよ?
でもね、日本経済に与える影響はどうなの?
電気代は間違いなく上がるだろうし、化石燃料に頼る訳だから、
地球温暖化対策に逆行することになる。
 原発を止めたとところで、原発にかかるコストはゼロにならない。
廃炉まで何十年もかかるし、残る放射性廃棄物の管理もある。
そのコストを負担しながら、他で発電量を上げる必要がある。

 もっとも、再稼動したところで結局はいずれ廃炉にするのなら、
「ツケ」を将来世代に回しているだけ、といえばその通りなんだけど。

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 もう一つ、このまま再稼動を認めないのはいくらなんでも、
電力会社に不利すぎるんじゃないだろうか?

 原発事故を受けて、やれ安全対策だ、なんだとコストをかけさせておきながら、
やっぱり動かしちゃダメ」ってのは、普通に考えてひどくねーか?(苦笑)

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 産業界は、少なくとも「いきなりの原発ゼロ」には絶対反対だろう。
消費者はどうだろう?原発から遠いところに住んでいる人は、
生活が苦しくなってくると「再稼動容認」に転ぶ可能性は高いと思う。

 あとは、原発の地元の問題だ。
「何があっても絶対反対」って言い続けるのは、子供すぎる。
もちろん、いろんな意見があるだろうけれども、
「どの条件なら、再稼動を認めるか?」という現実的な議論も、
もう少しあってもいいと思う。
 原理主義的な反対の声だけでは、世論の風向きによって
あっと言う間に孤立する可能性があるんだから。

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 原発が全て止まる日は、もう間近に迫っている。
まずは、今年。次に、2-3年。最後に今後2ー30年先を見据えた話を、
聞いてみたいもんだ。
 もっとも、これだけ政治が迷走していては、それだけ長期的な展望を語ることに
説得力も何もあったもんじゃない、ってのはあるが。

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医療費削減を評価する体制を

 どんどんまとまりがなくなってきた、
ジェネリック医薬品に関する短期集中連載。

 そろそろネタが尽きてきたので、今回で一旦終了する。

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 数量ベースで評価する仕組みでは、
「数量ベースで」ジェネリックを推進することになってしまい、
結果として、やや異なった方向に努力することになってしまうよ、
というのが、前回の話。

 例えば、0.2円しか安くならない薬をジェネリックに代替しても、
それは加算を取りにいっているだけで、医療費削減に逆行している。
また、メチコバールのような、(なぜか)後発品扱いの薬は、
代替するインセンティブが少ない。

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 病院側にも、ジェネリック医薬品を採用しなきゃならないインセンティブがあるようだ。
採用薬品の一定割合(これは、調べてないからわからないけど)を
ジェネリック医薬品にする必要があるらしい。

 こっちは、数量ベースじゃなくて、どうも「薬品数」がベースになっているよう。
ようは、高い薬だろうが、安い薬だろうが、ジェネリックであればよい。

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 もちろん、高い薬(アムロジピン製剤など)をジェネリックに変える
医療機関もあるんだけれども、うがい薬とか、消毒薬とか、
どーでもよいしょうもない薬をジェネリックに変える医療機関もある。
そんなもん変えて、(医療費削減に)どれだけのメリットがあるのさ?
と首をかしげたくなるようなものも多い。

 おそらく、医師の側の抵抗が少なからずあるんじゃないか、と思う。
医師から文句が出ないように、大事な薬はそのままにして、
どうでもいい薬にジェネリックを使っているのかな?とか。

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 最終目標が「医療費削減」であるならば、
ジェネリックを推進して、どれくらい医療費削減できたか?を
評価して、加算を与えるのが本来の形だろうが、
そうなっていない・・・のは、おそらく、色々と問題点があって難しいんだろう。

 数量ベースでも、せめて「後発品のない先発品」は使用量全体の
分母から外して欲しいと思うが・・・。それくらい、簡単にできそうなんだが。

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 ただ、あくまで「値段」でだけ評価されると、
それはそれでメーカーとして困ってしまうところもあるんだろう。
先発メーカーはもちろんそうだし、後発メーカーだって(少しは)差異がある訳で。
「とにかく、値段を安くしたもの勝ち!」という争いは、色々と問題だ。

 かといって、後発品の薬価を全て同じに、なんていうのも乱暴すぎるし。

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 もっとも、これでも調剤薬局はかなり進んできているといえる。
最初は、「一品目でも後発品があればOK」だったのが、
「数量ベース」になり、その条件もどんどん厳しくなっている。

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 ただし、保険財政の逼迫具合を考えると、
最終的には、後発品のある先発医薬品は保険適応から外すとか。
(アメリカの民間保険では、そういうのもある)
そういう議論になってくるかも知れない。

 最終的に保険を守るためにはそれもやむなしか・・・。

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 ただ、代替調剤が初めて認められた4年前に比べて、
状況はかなり進んでいる、とも言える。

 一番のポイントは、「ジェネリックに対する信頼」が
少しずつではあるものの、積み上げられてきている点だ。
流通体制や情報提供などに、まだまだ不満は山積みだけれども、
品質の問題は、ほとんどおこっていない。

 言っちゃ悪いが、ここ数年でジェネリックに代替してくれた人が、
その「品質」を証明してくれている、とも言える。
使っている人が多くなれば多くなるほど、信頼も高まっていくものだ。

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 日本人の性質として「周りに合わせる同調性」ってのがある。
ジェネリックを患者さんに説明するときにも、時々聞かれる。

「実際、ジェネリックを選んでいる人はどれくらいいますか?」

 自己負担金のある人に関して言えば、だいたい半分くらい、だと思うが。
これをどんどん勧めていって、

ほとんどの人(7割以上)がジェネリックにされています。」
と言えるようになれば、残り3割もジェネリックに変える可能性が高くなる。w
みんなが使っているんなら、いいか、と思ってくれる。

 もっとも、それは「7割」が品質を保証した結果、とも言えるが。

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 うちの薬局はともかく、全体でみると、まだまだジェネリック使用者の方が
少数派だろう。でも、これが多数派に転ずるブレークポイントを超えたとき、
一気にジェネリックが広がる可能性は大いにあると思う。

 調剤薬局は、医療費削減のため、このブレークポイントを目指して
こつこつと努力する必要があるんだろう。

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評価額急上昇中

 珍しく、月初でもないのに確定拠出年金(401k)の話題。
開始以来、1年近く評価額マイナスに突っ込んだままだったけど、
ここ最近で、ついにプラスに転じた

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 日銀の金融緩和がきっかけのように思う。
そこから、円高が少しずつ緩和されて、現在1ドル79円台。
ユーロも、だいぶ戻している。
それに伴って、輸出企業を中心に日本の株価も上昇している。
さらに、ギリシャの支援策がまとまりつつある、というニュースもあって、
全体的に絶好調だ。

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 確定拠出年金は、そもそも一喜一憂するようなもんじゃないんだけど。
ここまで、かなりの損失を出していたのが、一転してプラスに転じるとは。
無駄だけど、こまめに残高を確認してしまう。w

 問題は、10年後、20年後にどうなっているか、なんだけどね。

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 さて、こうなってみると・・・逆に買い増したくなくなるから不思議だ。
普通の感覚だと、「値上がりしているなら買い」になるのかも知れないが。
どうせすぐに売るようなもんじゃないからな。
 高い時に買って、値崩れする方を心配してしまう。

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 かといって、利益確定の売りなんか20年早いし
とりあえず、毎月やっている定期預金からのスイッチングは、
値動きの少ない日本債券を中心にすることで、
リスク資産への投資をやや減らそう、と思う。

 結果として、リスク資産を「平均的に安値で」買えていることになるのかな。
色々あって、海外株式の資産が5割を超えているし・・・。
リバランスは定期から移し終えてから、と思っていたけど、
定期からのスイッチ額を調節することで、バランスを取っておいた方がよいのかも。

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トランプはじめました

 今日も子どもの話。

 娘(5歳)との遊び道具に「トランプ」が加わった。
元々、(どんなものであれ)私はゲームが大好きだ。
私自身が子どもの頃、かなりの頻度で家族でトランプで遊んでいるし。

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 数字も読めるんだから、そろそろいいだろう、と。
とりあえずやってみたのが、ババ抜きと神経衰弱。

 ただし、全てのカードは使わない。
各スートで10、J、Q、K、Aとジョーカーのみ。

 神経衰弱をする場合は、ジョーカー2枚入りで、計22枚での勝負になる。
最初から全部使うと、なかなか終わらないし。

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 それでも、普通にやれば私の勝率が高すぎる。
(普通に負けることもあるけれども。w)

 そこで、ハンデをつけてみた。
私は普通にやるけれども、娘がめくる時には、
「2枚目は自分にしか見えないようにめくる」
もちろん、あっていればそのままオープン。
違っていた場合、娘だけそのカードの内容を知っている、というハンデ戦。

 実際、どれくらい娘に有利なのか、本人があまり自覚していないんだけど。

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 実際にやってみた初戦。

娘 220 私

 笑っちゃうくらいのパーフェクトゲームで完敗した。w
いくらなんでも、そんなに差はないだろうよ、おぃ。

 まぁ、次にやったときは、12-10で勝ったから、
普通にハンデとしてはそんなもんだろう。

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 娘としては、別にいつもと変わりないかも知れないけど、
これは、付き合うこっち側の真剣さが変わってくる。
今までは、適当に相手しないと圧勝してしまうから、
かなりいい加減にやっていたけれども・・・
 そんなことしたらひどい目に遭うのがわかったからなぁ。w
それくらいのハンデでちょうどよいってことか。

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 ところで・・・娘はどうも、「運」をもっている気がする。
すごろくなんて、こっちの手加減のしようがないゲームでも、
私相手に結構な勝率で勝ってたからなぁ。
あるいは、私に運がなさすぎるのかも知れないが。

 たった22枚とはいえ、ハンデがあるとはいえ、
神経衰弱でパーフェクトって運がなきゃできるもんじゃないぞ。

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 ちなみに、次はページワン(UNOに近いやつ)に挑戦中。
スート、数字をあわせる基本ルールは把握したみたいだけど。
特殊カードの設定をどうしようかな・・・。考え中。

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幼稚園の発表会

 先週末は、幼稚園の発表会だった。
(注:今日の記事は、親ばか炸裂なのでそのつもりで)

 幼稚園児(と、その親)にとっては、一年の締めくくりとなる一大イベント。
インフルエンザの猛威をなんとかかいくぐり、無事に出席。

 実は、直前に下の息子が発熱したりして、
どきどきもんだった。インフルエンザだとしたら、娘はともかく、
一人は彼について欠席しなければならないし。

 幸い、この発熱は1日もたたずに下がり、何事もなかったんだけど。

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 一応、今回も順番待ちの列に並ぶことにしていた。
さすがに、前日の夜から並ぶほどではないけれども。
最近、娘と一緒に夜9時に寝てしまうことが多く、
睡眠時間には余裕がある。早寝早起き問題なし。
それほど辛い訳でもないから、まぁ、少しくらい並んでみた。

 開始2時間前くらいから並んで、真ん中よりやや前、程度。
今年は年中さんだからいいけど、来年はもうちょっと気合入れるか。

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 去年、年少さんの時は、娘は楽器も歌も上手だったと思うが、
自信がないのか、少し音や声が小さかったように思った。
(まぁ、歌に関して言えば周りの声が大きすぎ、ってのもあるが。)
 劇では、真剣にやりすぎてずっと真面目な顔。
そこで、今回は「舞台で笑顔を見せて」とリクエストしていた。

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 結果・・・。「素晴らしい」の一言だ。
去年のできてなかったところが、ちゃんとできるようになっていた。
 まぁ、もはや「上手に歌えるか」とか「楽器を間違えないか?」なんてのは、
最初っから心配していない。(わが子はできるに決まってる)
笑顔とはいかなかったけれども、少なくとも仏頂面ではなかったし。

 劇では、ちゃんと笑顔も見せてくれた。(やや引きつっていたけれども)
セリフも大きな声で言えていたし。

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 実際のところ、どうなのかはわからないけれども・・・。
去年の娘は、「自分がちゃんとできるかどうか」だけでいっぱいだった。
今年は、ある程度「周りもちゃんとできるか」を見ていたんじゃないかな?
(かなりひいき目入っているけど)

 ほんのわずかではあるけれども、そういう雰囲気を感じ取れた。
なんというか、クラスに溶け込んでいるな、という感じがした。

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 さて、来年はどうなっているんだろうか??
今年は、思った以上に成長していたけれども。
来年は、さらにすごいものを見せてくれるんだろうか?

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 もっとも、家に帰ってきたとたん、いつもの娘に戻っていたが。w
これ、去年も同じようなことを書いているな。

 ただ、娘としては「どこで見てるかわかんなかったよ」と不満があったようだ。
ぐぁ、もっと前の場所を取れってことかよ・・・。
真冬に夜明け前から並ぶのは勘弁して欲しいんだけどなぁ。

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インフルエンザはピークを過ぎた?

 例年にないくらい猛威を振るっているインフルエンザ。
実は、娘の幼稚園ではやや遅く、先週くらいから流行拡大。
今週末は発表会なのに・・・。

 予防接種に効果があることを祈って、今はひたすら耐えるのみ。w

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 ただ、全体としての傾向でいうならば、もうピークは越したように思う
先々週ぐらいが、一番ひどくて、その後、少しずつ患者さんは減っている。
もちろん、まだまだ多いといえば多いんだけど、
まぁ、普通のシーズンくらいかな、というくらいの数だ。

 当たり前のことなんだけれども・・・
インフルの報道にはタイムラグがある。

 基本的に、金曜日にその前の週の定点あたりの患者数が発表される。
新聞に載るのは、さらにその翌日の土曜日。
これ、1週間~2週間のタイムラグがあるってことだ

 先週の金曜日に「インフルエンザの感染拡大が続いている!」という
報道があったけれども、それは、その前の週のデータ(先々週)の話。
実際のところ、先週末の時点では、「少し落ち着いてきてるかな?」
という(現場の)感覚だった。

 報道をそこまで細かくチェックする人は少ないと思うから、
ある程度仕方ないんだけど。
現場にいると、「いや、それもう終わった話じゃないの?」という
印象を受ける。警戒するなら、もっと早くしないと。

 もちろん、地域差はあるからなんとも言えないけど。
私の職場のあたりでは、沈静化する方向だけれども、
家の方(というか幼稚園)では、むしろ火がついているとこだし。

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 まぁ、「報道は一週間前のデータに基づいている
と思ってもらえれば、ほぼ間違いないかと。
今週は雨も多かったから、もう少し落ち着いてくるかも。

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 それはそれとして、第一三共の方から気になる情報が。
昨シーズンから処方されているイナビル吸入薬でも、
異常行動による転落死が報告されたらしい
(まだ、ニュースにはなってないと思うが。)

 忘れている人も多いと思うので、確認の意味でもう一度書いておく。
もともと、「タミフルと異常行動」の話も、あれだけ大騒ぎして
大規模調査をやった最終結果は、「因果関係があるのかよくわからない」
というものだった。
 ただ、薬の服用の有無にかかわらず、インフルエンザでの異常行動は
ありえることは確実に確認されている。

 イナビルは、今年2シーズン目で使用量が急激に伸びている。
使用量が伸びれば、それは(確率の問題で)そういう不幸な事例も
ありえる話だった。

 私の結論は最初から変わっていない。
「薬の服用の有無に関わらず、発熱後48時間は目を離すな」
これ以上、不幸な事故をおこさないためにも、徹底したい。

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数量ベースの問題点

 木曜日の短期集中連載。ジェネリック医薬品について。

 そろそろネタが尽きてきたけれども。(苦笑)
連載5回目は、数量ベースの問題点について。

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 調剤薬局には、ジェネリック医薬品を使うインセンティブがある。
後発品調剤率が一定の基準を超えると、調剤基本料にボーナスがつく。
 で、この「後発品調剤率」なんだけれども、数量ベースで計算する。

「後発品調剤率」=「後発品の調剤量」/「全薬品の調剤量」

 なんで「数量」ベースでみるか?
最終的な目標は、後発品使用量を上げることではない。
ようは、医療費削減が目的であるからして、
金額ベースで見る方が正しい。

 すなわち、「後発品の調剤金額」/「全薬品の調在金額」だ。

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 なぜ、そうなっていないか、というと・・・
薬局間で差が大きく、不公平感があるから、かな?

 分母を「全薬品」にする以上、ジェネリックのない先発品も含まれる。
この金額が、ハンパなく高かったりすると、薬局単位では
金額ベースの後発品調剤率は、患者さんにアピールして代替してもらうのが
まるで無駄になってしまう。

 具体例を挙げると、一ヶ月の薬代が10万円を超えるような場合。
そういう薬って、たいてい後発品は発売されていない。

 ちまちま、数百円、数千円のレベルでジェネリックに変えていっても、
先発品の医薬品の薬価に圧倒されて、数字が上がっていかない。
(分母が大きすぎるため)

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 その点、数量ベースであれば、成果は比較的実感しやすい、
というのはあるだろう。

 でも数量ベースでも、不公平は不公平なんだが・・・。

 例えば、処方医が「後発品変更不可」に印鑑を押す人だと、
薬局側では手も足も出せないし。

 大学病院の前などでは、後発品のない薬が圧倒的に多く使われるため、
どっちにしても選択の余地がない、とか。

 薬価単位でカウントされるため、1日の使用量が多い漢方薬を
多く使う薬局では、なすすべがない、とか。

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 わかりにくいな。具体例を出すか。

 例えば、A錠、B錠、C錠(ジェネリック)、D顆粒(漢方)という薬があり、

A錠 1日3錠
B錠 1日3錠
C錠 1日3錠

という処方であれば、1日全量9錠のうち、後発品は3錠なので、
後発品調剤率が33.3%、となる。

ところが、同じ処方に、

D顆粒 1日15g

なんてのが加わると、全量が9+15=24となり、うち後発品は3なので、
調剤率が12.5%と激減する訳だ。

 そもそも変更不可ならば、薬局でできることはない。
変更可だったとしても、A錠、B錠に後発品が存在しなければ、
やっぱり何もできない。
(後発品があれば、患者さんとの話し合いでジェネリックにすることもできる。)

 で、問題のD顆粒。漢方には後発品が存在しないので、なすすべなし。
漢方をガンガン出す先生の前では、後発品調剤率なんてどれだけ努力しても
無駄だった。

 実は、この点はこんどの4月で改正される。
後発品調剤率の計算で、分母から漢方薬が除かれることになった。
・・・最初からそうしてくれればよかったのに。

.

 ただ、インセンティブ(=加算)が数量ベースの後発品調剤率によるため、
薬局は数量ベースの後発品調剤率を下げようとする。
金額ベース?そんなん知らんがな。となる。

 数量ベースで上げるにはどうすればいいか?
簡単なのは、一日あたりたくさん服用する薬をジェネリックに変えるのが効率がよい。
例えば、ウルソ。1日3錠~9錠服用する。これ変えると大きい。

 1日3回服用する胃薬も大きい。セルベックスやムコスタなど。
大量に処方されることのある痛み止めのシップやテープとかも、
ジェネリックにすると調剤率が跳ね上がる。

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 逆に、「週1回1錠」のビスホスホネートなんかは、
後発品調剤率を考えると、あまりにも効率が悪い。(苦笑)

.

 でも、これってあまりいい傾向とは言えないかなぁ、と。
シップやテープはともかく、胃薬なんかジェネリックに変えても、
そんなに医療費削減にならないんだけどなぁ・・・。

 ひどい薬局だと、咳止めのメジコン錠をジェネリックにするとこもある。
メジコンは、一日使用量が3錠から、最高6錠まであり、使用量は大きい。

ただ、もともとの薬価が1錠5.8円と最低レベル。
ジェネリックにしても、1錠0.2円しか下がらない。
つーか、1円単位を五捨五超入する保険調剤では、ほぼ値段は変わらない。

 そんなの変えても、医療費削減にならんだろうが。
それ、薬局が点数欲しいからやっているだけだ。

.

 もう一つ。ジェネリックでも高いのもあれば安いのもある。
メチコバールという薬は、そこそこの薬価がついているけれども、
「なぜか」後発品という扱いになっている。

 医療費削減のためには、メチコバールだって代替すべきだ。
もっと安いジェネリックがあるんだから。

 でも、メチコバールは「後発品」扱いだから、代替しなくても、
「後発品調剤率」には関係しない・・・。

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 もともと安い薬をさらに下げるよりも、
それなりに高い薬を下げる方が、医療費削減の効果は大きいんだけど、
「数量ベース」で評価するとなると、そんなことは関係ない。

 傾向としては、「どうでもいいような安い薬」をジェネリックに変える方が、
後発品調剤率に反映されやすい気がするぞ。

.

 うーー、まとまらない。以下、来週に続く。

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3びきのくま

 絵本の紹介。

今回も、古典的なもので、「3びきのくま」

http://www.ehonnavi.net/ehon/724/3%E3%81%B3%E3%81%8D%E3%81%AE%E3%81%8F%E3%81%BE/

(上記リンクは絵本ナビ)

 これ、作者がトルストイになっているんだけど・・・。
まぁ、絵を描いたわけじゃないんだろう。w

以下、紹介文を引用

大きいお父さんぐま、中ぐらいのお母さんぐま、小さな子どものくまの3びきが
森にでかけた間に、女の子がくまの家にはいりこんで……。
芸術性豊かな文章と絵で作られた絵本です。

引用終わり。

 元々、どこぞの民話だったのかな?
それをトルストイが童話として書いた・・・のかも知れない。

 とりあえずこの絵本で強烈なのは、くまの名前だ。

お父さんぐまが、「ミハイル・イワノビッチ
お母さんぐまが、「ナスターシャ・ペトローブナ
小さなこぐまが、「ミシュートカ

 名前、長!!!(さすがロシア)

.

 しかも、この名前が結構な頻度で出てくるもんだから。
お父さんとお母さんで、姓が違うように見えるけれども・・・
まぁ、ロシアだし。イワノビッチやペトローブナは、
ファミリーネーム(いわゆる姓)ではないようだ。

 ちなみに、ロシアではファミリーネーム(姓)が性別によって変化する。
けど、語幹まで変化するわけはない・・・はず。
ちょろっと調べてみたところ、「父姓」ってのがあるみたい。
基本的には父親の名前なんだけど、これもまた(本人の)性別で変化する。
ややこしくてよくわからん。

.

 女の子が3びきのくまの家に(知らずに)無断で忍び込んで、
荒らしている(?)ところを、帰ってきた熊に見つかって
逃げる・・・。それだけの話。

 主にひどい目にあうのは、ミシュートカだ。
結構、かわいくて面白い。

 子どもがどこまで理解できているかは微妙なトコだけど。

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びわ湖バレイに行ってみた。

 今日は2月14日・・・だけど、チョコの話題はなし。
(私が職場でもらったチョコは、全て徴収された。w)

 こないだの土曜日に、びわ湖バレイに行ってきた。

http://www.biwako-valley.com/

 関西では有名なスキー場。
滋賀県とはいえ、(一応)大津市だし。
交通のアクセスが非常によい。普通に日帰りが可能。

 六甲山も可能っちゃ可能だけど、あそこは人工スキー場だし。

.

 とはいえ、スキーのスノボもする気は最初からなし。
子ども達に、雪で遊んでもらおう、という企画だった。
かぐらさん一家に誘われたので、一も二もなくOK。

 うちの子たちは、雪と触れ合う機会はかなり多いけれども、
ソリ遊びとかはしたことがないし。

 そもそも、「スキーって何?」っていう状態だった。
(下の息子(2歳)はともかく、上の娘(5歳)が!)

 実際にスキーする訳じゃなくても、
スキー場に行けば、雰囲気だけでもわかるだろう、と。

.

 ところが、おそろしく混雑していた。(苦笑)
かろうじて、なんとかなったけれども。

 少し時間は短かったけれども、子ども達は楽しんでくれたようだ。
ソリ遊びしたり、雪合戦(?)したり、雪をほってみたり。

 帰りのロープウェイ待ちの時間が長くてきつかった。
また、下の息子が寝てしまったもんで、余計に。(汗)
ずーっと抱っこでひたすら待つのは、しんどい。

 また、チャンスがあれば行ってみたいけど・・・
本気でスキーとかやるのであれば、
嫁の実家を拠点にする方が動きやすいかも知れない。

.

 私自身はどうか、、というと・・・。
やっぱり小さい頃に、六甲山に連れて行ってもらった記憶があるが、
それ以降となると、スポーツクラブの合宿とか。(小学校低学年)
高学年の頃に、家族でどっかに行った記憶があるなぁ。

 最後にいったのは、高校のスキー合宿になる。
・・・18年前だな。w

 たったそれだけではあるけれども、貴重な体験だと思う。
これ、親が回避しようと思えば、徹底的に回避できるからな。
子どもに、少しでもいろんなことを体験してもらおう、と、
私の親も考えた・・・のかも知れない。

 もっとも、スケートの方がはるかにお手軽、安上がりなので、
スキーに行った回数よりもスケートの方が圧倒的に多いが。w

.

 フトコロ事情もあるので、そう簡単にはいかないけれども、
できるだけ、色んなことを体験してもらいたい、というのはあるなぁ。

 私自身は、スポーツが得意なタイプではないけれども、
子どもには、もうちょっと頑張って欲しいという想いもある。

 少なくとも、運動、スポーツを嫌いにならないで欲しいな。
私は、(ヘタクソだけど)今でも運動は好きだぞ。w
それは、幼い頃の両親の教育のたまものなんだろう。

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2歳半

 今日で、下の息子は2歳半になった。

 最近の成長記録を。

.

1.言葉が増えた。

 名詞が多かったのが、二語、三語くらいの言葉になってきた。
何を言ってるのかわからないことも多々あるけれども、
だいぶ、日本語に近くなってきたと思う。

 もっとも、困っているのが娘の言葉を真似ること。
あんまり、まねて欲しくない言葉もあるし。

まぁ、いちばん困っているのが、「おならぷー」なんだが。w
これ、娘が教えた言葉。(苦笑)

.

2.ウソをつく。

 言葉が増えたから、といえばそうなんだけれども。
素直じゃなくなってきた。

 自分のやったことを、「やってない」と主張したりする。
どうも、「ごめんなさい」したくないらしい・・・。
謝ればいいってもんでもないんだけれども、
少なくとも、やってしまったことを認めてくれないと先に進まないんだが。

 あまりにも明らかなウソをついたときは、
問答無用で押入れに閉じ込めてやろうかと思った。

 まぁ、この辺も娘に似てきた、といえばそうなんだけれども。

.

3.うたう

 ちょっとした歌を覚えて、歌うことができる。
少し聞いただけでも、ちゃんと覚えていたりする。

 もっとも、私が見ているニコ動の歌を覚えようとするから、
「それは覚えちゃダメ」と止めることもあったり。(苦笑)

.

 お風呂上りに「ABCの歌」は娘もやっているが、
息子もちゃんと歌えるようになってきた。

 あんまり歌ってあげていないので、童謡のレパートリーは少ない。
この辺、娘とは違うなぁ。

.

4.あそぶ

 異様なまでのミニカー、トミカ好き。
放っておいても、勝手にトミカで遊んでいる。

 どこかにお出かけするときは、必ずといっていいほどトミカをもって行く。
寝るときもそう。ベッドのそばにはトミカがいっぱい。
あちら、こちらへと移動させ、持ち歩くもので、
定期的になくなる。(そして、そのうちに発見される)

.

5.たべる

 食事は・・・やや問題が出てきた。
あそぶことに夢中になっていて、食べるのを中断してしまうことが出てきた。
以前は、食べることが最優先だったのに。

 もっとも、「おやつ」は大好き。
食事が終わった直後でも、「おなかすいた」と言って
おやつを要求することもある。

 娘と同じで、比較的何でも食べるように思える。
好き嫌いは少なそう。気分によって食事量が異なるのも同じ、かな。
もっとも、基本的に(2歳半当時の)娘よりは、はるかに食べているが。

.

6.健康

 アレルギーは・・・ないなぁ。
風邪をひいた時にぜんそくっぽいってのはあったけど、
最近、風邪をひかないからわからない。w

.

 そろそろ自我が出てきているのかな、と思う。
娘との決定的な違いは、「姉」がいるという事実だろう。
娘の場合は、2歳時代は完全に一人だったので、
親の愛情を独り占めできた。

 息子は、親にそこまで構われない。
そんなに歌を教えられないのは、娘の相手も必要だから。
息子の相手ばっかりしていると、娘が怒る。

 ただし、息子には両親のほかに「姉」という遊び相手もいるわけで。
いうなれば、「姉」からも色々なことを学んでいる。
(学んで欲しくないことも、学んでいる。w)

 その意味では、娘よりも思い通りにならないなぁ、と思ったりして。w

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リゾチーム製剤は歯科で使えないはずだけど

 抗炎症薬として、長年使われてきた塩化リゾチーム製剤だが、
その効果に疑問がもたれている。

 きっかけとなったのは、昨年のダーゼンの全回収だ。
私も記事を書いているので、下記にリンクをはっておく。

「ダーゼンが全回収に」(2011.2.24)

http://tukutteha-mitamonono.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/post-bee8.html

.

 ダーゼンが回収なら、同系の消炎酵素製剤はどうなの?という話は
当初からあった。

 ただ、この手の消炎酵素製剤は、それなりに需要がある。
ダーゼンが処方できなくなったドクターは、
他の消炎酵素剤を処方するようになる。
筆頭が、リゾチーム製剤だろう。

 数字は見ていないけれども、現場の感覚としては、
昨年、リゾチーム製剤の売上げは格段に上がったはずだ。w

.

 そこで、今度はリゾチーム製剤も、「再評価」が必要という流れになる。
数社が出しているんだけど、どこの製剤も同じこと。
日本新薬のHPにリンクをはっておく。

http://www.nippon-shinyaku.co.jp/company_profile/news.php?id=1621

以下、一部引用

「レフトーゼ®」の承認事項の一部である「歯槽膿漏症(炎症型)」および
「小手術時の術中術後出血(歯科、泌尿器科領域)」について、
臨床試験の実施は困難と判断し、当該効能・効果および用法・用量を削除する
一変申請を2011年12月21日に行い、このたび承認されるに至りました。

引用終わり

 レフトーゼ(塩化リゾチーム製剤)には、他にも適応は色々ある。
慢性副鼻腔炎や気管支炎等に関する適応は、まだもっていて、
そっちは再評価のための試験に踏み切るとのこと。

 もちろん、歯科領域に関しても試験するという選択肢もあった。
が、各社、それは諦めたようだ。

・・・たぶん、「やるだけ無駄」と判断したんだろう。
即ち、「効果があると認められないだろう」という読みだ。w

.

 そこで、歯科領域の適応を切り捨てて、
呼吸器系の疾患に関してのみ、再試験に臨むことになった。

 ちなみに、ダーゼンはその試験を最初から諦めて、
全回収への道を選んだんだけど・・・、果たして勝算はあるのか?

 まぁ、タケダにおけるダーゼンという薬の位置づけと、
各社におけるリゾチーム製剤の位置づけが違うというのはあるだろう。
タケダはダーゼンなんかなくっても困らないと判断したんだろうけど、
例えば、日本新薬にとって「レフトーゼ」は、そう簡単に切り捨てられる
薬ではない、ってこと。

.

 さて、今日の本題はここから。w

 実は、嫁が最近ずっと歯科にかかっているのだが、
その歯科医院から塩化リゾチーム製剤が出ていた。
これ、最近(2月に入ってから)の話。

 歯科の適応が削除されたのは先月の話なんだから、
普通に考えると、今月処方されると、保険からカットされるはずだ。

.

 大した値段でもないから、放置しておいてもよかったんだけど、
歯科医院に大量の返戻(ないし、減点)レセプトが舞い戻ることを
想像すると、一言いっておいた方がいいだろう、ということになった。w

 ただし、歯科というのは・・・薬剤師がいない。
さらに、歯科医師というのは、薬、それも内服薬に関しては疎い。

「薬のことでお話が・・・」と聞くと、困ってしまうようだ。
(普段、どうしているんだろう、と心配になる。)

 受付のレベルで答えられる訳はないし、
かといって歯科医師でもなぁ・・・。

.

 まぁ、今回は、「適応がないはず」という事実を指摘して、
「メーカーに確認を取るように」とお願いした。
それくらいなら、受付のレベルでも大丈夫だろう。

.

 しかし・・・なんでこの歯科医院がその事実を知らないのか?
(結構、大きなしかもチェーン店だ。)

 これは、メーカーがちゃんと説明に行くべきだろう。
お知らせ文書だけ、なんかじゃまず読んでもらえないと思うべきだ。

 例えば、保険請求が全部返されたり減点されたりしたら、
事務作業は膨大なものになる。
厳密には、リゾチーム製剤を出した患者さん全てに
返金する必要があるはずだ。

.

 もっとも、歯科のレセプト審査はかなり「甘い」から、
見逃される可能性は大いにあるんだけどね。w

.

 ここで一つお願いしたいのは、
歯科もできるだけ処方箋を出すべき、ということ。
特に内服薬は、ちゃんとした薬の専門家である
薬剤師の目を通した方がよい。

 もちろん、地域的な問題もあるだろう。

「門前」薬局という観点からみると、歯科だけの門前は経営的に無理だ。
ただ、周りにそれなりに薬局がある地域であるならば、
処方箋を出すほうがよいと思うんだけどなぁ・・・。

 院内調剤している診療所も、かなり怖いところがあるけれども、
まだ、医師の方が薬には詳しいだろう。
薬に疎い歯科医師が、自分とこで薬を出すのは、
何がおこってもおかしくない、と思える怖さを感じるぞ。

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ピアノの練習

 上の娘は、ピアノを習い始めてそろそろ1年。

 一応、毎週宿題が出て、それを一緒にやっている。
とはいっても、毎日練習とかしているわけではなく、
レッスンの前日にちょろっとやるだけだけど。

.

 私自身は、というと、ピアノの素養はない。
そもそも、習った覚えもないし。

 まぁ、音符がちゃんと読めるから、娘よりはマシ、という程度。

 娘の練習に付き合うときは、見本として弾いてみたりもしていたが・・・。

.

 そろそろ、厳しくなってきた

.

 右手と左手、同時に弾くような曲が出てくると、
全く素養のないものにとっては結構厳しい。
見本をみせたくても、こっちも練習しないとできなかったりする。

 まぁ、片手だけ弾いて、娘とあわせるくらいはできるけど。

 そのうち和音とか出てきたら、さらに厳しくなりそうだ。

.

 娘は、悪戦苦闘しながらも、なんとか階段を上っているように見える。
まぁ、いつまでピアノ続けるかもわかんないけど、
私が見本を弾けるのは・・・たぶんあと半年もないだろうな。w

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続・ジェネリックメーカーの選択基準

 ジェネリック医薬品について、木曜日短期集中連載。

今回は、先週の続き、、というか、おまけ。
ジェネリックメーカーの選択基準について。

.

 基本的に、品質は選択基準にはなりにくい、という話だけど、
全く基準にならないか、というとそんなことはない。

 一部の薬ではあるけれども、先発品よりもメリットがあるものもある。

.

 例えば、保管方法。

 緑内障の目薬で、先発品は冷蔵庫に保管する義務があるけれども、
ジェネリックメーカーでは、常温保存でよいものもある。

 これは、明らかにメリットとなる。

.

 去年の秋に発売されたアリセプトOD錠のジェネリック医薬品では、
メーカーによっては「バラ錠」を販売したところがある。

 絶対という訳ではないけど、「バラ錠」を販売したってことは、
一包化した時の安定性はある程度保証されているんだろう。

(アリセプトのジェネリックは、これが決め手でメーカーが決まった。)

.

 あと、直接患者さんには関係しないけれども、
薬局での保管方法が、先発よりもジェネリックの方が楽なものもある。

.

 また、品質、というとちょっと違うけれども、
」という問題もある。

 例えば、ガスターD錠はミント味で評判がよいけれども、
これがジェネリックになると「おいしくない」なんて話も聞く。(苦笑)

 口腔内崩壊錠であるOD錠は、水なしで服用できるので
味をつけているものもあるが、先発とは味が異なる場合が多い。
これ、ちゃんと伝えておかないと戸惑うことになる。

.

 錠剤よりも味が問題になるのは、小児用の散剤だ。

 有名なのは、クラリスロマイシンのドライシロップ。
これ、ジェネリックメーカーの方が、先発よりもおいしい(=のみやすい)
と言われたこともあった。

 あった、と過去形なのは、その後、先発品も味を改良してきて、
かなり、のみやすくなっているので。
ジェネリックとの競争で、よりよい薬になっている、と言えなくもない。

.

 タミフルのドライシロップは、ジェネリックの発売は当分先だろうけれども、
もし、ジェネリックが出たとして、これの採用基準は絶対に「味」になる。

 というのは、タミフルのドライシロップは、「かなり」服用しにくい部類に入る。
これ、「おいしい」ジェネリックを作ってくれれば、相当シェア取れるぞ。w
まぁ、あと10年は先の話になるだろうけど。

 あとこれは、ジェネリックに限った話ではないんだけれども・・・。

 採用した後で「これはきつい」と思うのが、「包装(箱)の大きさ」だ。
前もってわかっていれば、採用しなかったのに、というものもある。w

 多数の在庫をかかえることになると、収納場所に困る。
収納しやすい箱であれば、とてもありがたい。

.

 一つだけ、名指しで批判してやろう。
リマプロストアルファデクス「F」だ。こいつの箱の大きさはハンパじゃない

http://www.fuji-pharma.jp/productpicture/210

(一番下に箱の写真がある。PTPシートの大きさと比較してみよう)
メーカー指定されない限り、この会社のジェネリックは採用したくない。

 先発品の方が圧倒的に収納し易いんだもんなぁ。。

 もっとも、箱の大きさに悩まされるのは、後発品に限った話じゃないが・・・。
こういう「現場(薬局)での使いやすさ」というものを、もうちょっと考えて欲しいもんだ。

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確定拠出年金記録

2012年2月の記録。

 100p=一ヶ月の拠出金額として、記録する。
(先月+拠出金+収益=今月)

        先月  拠出金  今月  収益
定期預金     1635     -400     1235      0
海外株式    4716      170     5065    +179
海外債券    1726      130     1872     +16
国内株式    1296      150     1492     +46
国内債券         595       50       647     +2
合計              9967      100    10309    +242

 ようやく、10000Pを突破した・・・。

 この記録は、最近のものじゃなくて、2月1日のデータ。
というのは、ここから株式市場が好況になっているもんで、
2月8日現在ならもう少し数字がよい。

 全体でプラス。それも海外株式の跳ね上がりっぷりがすごい。
ダウ平均でリーマンショック以来の高値更新らしいし。
もっとも、相変わらずの円高なので、去年までのマイナスを取り返すには
至っていない。

.

 拠出日前後で、すでにある程度プラスが見えていた。
定期預金からのスイッチングが、基本的に「損しているとこに」
突っ込むのが基本だけど、どこをみてもプラスだったのでちょと悩む。w
結果として、海外株式、債券、国内株式とほぼ均等に割り振った。

 この調子だと、来月もう一度困りそうな気がするな。
なんだろう、いま買うと「高値でつかんだ」ことになりそうで。
普通は「値上がりしているタイミングだから買う」のが正解なんだろうけど。

 でも、このまま定期を0になるまで少しずつスイッチするよりも、
ある程度の額を定期で持っていてもいいのかな、と思ったりして。
まぁ、もう少し考えてみよう。

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どっちだろう?

 2歳の息子の話。

 実は、この子の利き腕がいまだにわからない
スプーンを左手で使うことがあるが、右手で使うこともある。

人をたたく時は、左手の方が多い気がする。w
おもちゃの車を持つ手も、こころなしか左手が多い。

.

 両利き、もしくは左利きかな、と思っていたけれども、
ボール遊びをさせてみると、右手を使うことの方が多い

 うーん、今年の春にはプレ保育が始まるんだけど、
この子の利き手はどっちか、いまだにわからん。w

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あのハッシーがA級八段だと??

 将棋界の話。

 今月の順位戦はラス前。3月が最終局だけれども、
今年はラス前で決着がつくクラスが多い。

 羽生二冠は、ラス前で谷川九段に勝ち、無傷の8連勝。
残り一戦を残して、森内名人への挑戦権を獲得した。
いきなりのリベンジがなるかどうか。

 渡辺竜王は最終戦を残してA級2位が確定。
A級最終戦の「将棋界で最も長い一日」が、まさかの消化試合になる。
「勝っても負けても、1円も変わらない将棋」だ。w

.

 B級1組も、ラス前で勝負が決まってしまった。
昇級候補の橋本七段と深浦九段がそろって勝ち、ライバルがみんな負けたため、
二人のA級昇級が確定した。ラス前に二人昇級確定ってこれもなかなかないぞ。

 それにしても、あのハッシーがA級八段になろうとは

http://blog.livedoor.jp/insidears/archives/52523133.html
(上記リンクはニュー速vipブログ。ハッシーの過去と壊れっぷりがわかる。)

一線級のネタ(になる)棋士なのに。
いや、将棋が強いのもしっていたけどさ。
竜王戦1組、順位戦A級って、もう完全にトップ棋士だぞ、それ。
あんなのが(褒め言葉)将棋界を代表する棋士でいいのかよ。w
 これって、来年には一歩間違えば「橋本名人」ってこともあり得るわけで。
いや、ありえねーな。www

 でもまぁ名人はともかく、そのうちにタイトル戦に出てくることはありえるな。
うかうかしてると、もっと若いのに先をこされてしまう。
(実際に、先を越されている、とも言えるし。)

.

 女流棋戦でも最近でニュースがあった。
長谷川女流初段が、マイナビ女子オープンの挑戦者に。
ついこないだ(去年の秋)にプロになったばかり。
プロになってから負けなしでタイトル戦。

 しかも女子高生(高校1年生)なのにすでにこの大会だけで、
賞金は百万円以上になってる。タイトル戦で勝てば五百万
(負けても百五十万)

 まぁ、同じ賞金額の女流王座を、プロですらない加藤奨励会員が
勝ち抜いたんだから、それほどの驚きって訳でもないけど。

.

 しかし、ぽっと出の新人が一気にそこまで駆けあがれるってことは、
女流の層は相当薄いってことかな?

 それとも、ただの偶然かも知れない。
しばらく見てみないとわかんないかも。

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オーダーミス


 疑義照会に絡んだ内容。

 今回は、処方実例は出さないけど・・・。(特定される恐れがあるため)
内容を簡単に。

.

 糖尿病の患者さん。今回からインシュリン注射が出ていた。
病院で(簡単に)インシュリン注射の導入を受けて、
今回からやってみる、とのこと。

.

 ところが、処方箋に注射針が出ていなかった。
インシュリン注射を処方箋で出す場合、少しややこしいが、
血糖測定器や消毒用アルコール綿などは病院から。
インシュリンの注射そのものと、注射針は薬局から出るのが普通。

 おそらく、注射針の出し忘れと判断して、病院に疑義照会。
針を追加で出してもらった。

まぁ、ここまでは比較的「よくある話」だ。

.

 問題は、患者さんが家に帰ってから。
インシュリン注射をやってみようと思ったが、そもそもうまくセッティングできない。
(最近は、ペン型注射器と一体になったキット型が主流なのだが、
 その患者さんに対してはそうじゃなかった。)

 メーカーの問い合わせコールセンターに確認したところ、
患者さんのもっている注射器と、渡された薬は合わないことが分かったらしい。
「こりゃ、薬局が間違えたんじゃないか?」と思われて、再度来局された。

.

 ま、病院がそうそう間違えるとも思えないから、その判断は間違ってないが、
実際のところ、こっちも処方箋どおりにだしている。
インシュリンの注射なんて、間違えたら大変だからこっちも厳重に監査する。

 どうやら、これも「病院のミス」らしい。(汗)

.

 薬局側では、患者さんに病院からどういう指導があったのかは確認できないし、
どんな注射器を渡したのかも確認できない。
っつーか、そんなもん間違えるとは(普通)思えないし。

 ところが、これは薬局側にとってはかなり厄介だ。

.

 普通の薬でも、一回調剤してしまったものを変更ってのは問題がある。
一度患者さんの手に渡ってしまったものは、その後の保管状態を保証できないため。
戻してもらったとしても、他の患者さんには使いずらい。

 ましてや、インシュリンともなればなおさらだ。
基本的に冷蔵庫で保管するものだ、というのもあるけれども、
一度セッティングするために包装をはがしてしまっているし。

 病院が、あっさり「変更」といわれても、困る。
すると、相手はどう言ったか・・・。
「じゃぁ、追加という形で処方しなおします」

 これには呆れた。w
どう考えたって、患者さんが了承する訳はない。
なんで病院のミスで、さらに金を払わなきゃならないのか。
「患者さんの了解を得られるとは思えません」と伝えたところ、
 向こうも少し困っていたようだけれども、
病院の側で、(無料で)正しいものに交換、という形になった。
これは、薬局側としても問題はない。

.

 患者さんにいってもらってもよかったんだけれども、
時間の都合もあって、私が病院に出向いて交換した。

 ついでに、薬局の人に聞いてみる。

「なんで、こんなことがおこったんですか?」

「あぁ、医師のオーダーミスですよ。」

「・・・・・。」

.

 近頃の病院は、電子カルテが導入されており、
医師は端末(パソコン)を操作して、処方薬を決めるんだけど、
その操作をミスって一つ下の薬を選んでしまった・・・らしい。

 まぁ、よくあることと言えばよくあることだよ。

 でもね、それを「よくあること」のように言われたらさすがにむかつく。
こっちが医療従事者であることを差し引いたとしても、
その態度はないだろう。自分のとこのミスで足を運ばせておいて
お詫びの言葉もないってのはどうなの?

「よくあること」かも知れないけれど、それって患者さん側からみれば
立派な医療過誤だ。患者さんは、病院側にかなりの不信感をもった。
(そもそも、インシュリンの導入もかなりいい加減なものだったんだろう。)

 これからインシュリン注射をしようって言うときに、
意味の分からないミスをされては、たまらない。

.

 まぁ、この病院は特にひどいってのはあるかも知れないけれども。
大きな病院は、基本的にこういう態度かなぁ。
薬局がこの手の過誤をやらかした場合、必ず患者さんの家に謝罪にいく。
この病院は、おそらく患者さんへの連絡すらしていないのではないか?
(ウチ=薬局に任せて、終わりと思っているんだろう。)

.

 規模の違い、と言ってしまえばそれまでだけど。
小さなところは、一人一人の患者さんを大事にしないと、
即、経営に直結する。

 大きなところは、一人くらい患者さんが減ったところで、
痛くもかゆくもないんだろう。むしろ「忙しくなくていい」くらいに
思っているのかもしれないなぁ・・・。

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ジェネリックメーカーの選択基準は?

 ジェネリック医薬品についての木曜日短期集中連載。
今回は3回目。

 過去の記事が読みたい人は、('10~)仕事(薬局)の
カテゴリーからさがして欲しい。(しばらくはまとめて表示される)

 過去2回は、生活保護とジェネリックに関しての話題だったけど、
今回はちょっと違う方向から。

今回のテーマは、「ジェネリック医薬品のメーカーはどう選ぶか?

.

 そもそも、ジェネリック医薬品と一口でいっても、
たくさんのメーカーがある。
テレビCMまでしてる有名どころは、沢井製薬や東和薬品だけど、
他にも日医工、大洋薬品などのジェネリックメーカー。
 先発医薬品もあるけれども、ジェネリックにも力を入れているのが、
明治製菓ファーマ、あすか製薬。日本ケミファ。
 他にも、先発メーカーの関連会社でジェネリックを出しているところで、
エルメッドエーザイ、第一三共エスファ、田辺三菱販売。

 さらに毛色の違うところでは、「エスタブリッシュ医薬品」なる
新語を作っているファイザーとか。

 一つの医薬品で、20社くらいはジェネリック作ってることもある。

.

 現在、事実上ジェネリックメーカーの選択権は薬局側にある
ルール上は、患者さんにも選択権があると思うんだけど・・・
今のところ、「ジェネリックメーカーもたくさんあって、
メーカーによっては値段が異なる」ということが、あまり知られていない。
 それに、患者さんがメーカー希望したところで、
在庫していなければかなり待ってもらうことになるし。

.

 という訳で、事実上「どのジェネリックメーカーにするか?」は
薬局が決めている。で、何を基準にしてメーカーを決めているの?
というのが、今日のテーマ。

.

 個々のジェネリック医薬品の品質をみて、
最も優れているものを選ぶ・・・というのが期待されているんだろうけど、
ジェネリック医薬品の品質なんて、そう簡単にわかる訳はない
 少なくとも、「国の審査をパス」してる訳で、
その中での相違点と言われてもなぁ・・・。
いや、ちゃんと勉強している人ならできるのかも知れないが、
私には無理だ。

 それに、実は「製造元は全く同じ」ということも多々ある。
同じ工場で作ってるけど、そこから販売会社だけが異なっていて、
違うメーカーから違う名称で出ている、とか。
 そもそも、相違点なんか全くないこともあるってこと。

.

 じゃ、何を基準にメーカー選定するのか。
一番は、やっぱり「値段」だろう。
患者さんに渡す値段になる「薬価」と、メーカーから入る値段の「卸値」
その差が大きい(=薬局にとっての利益が大きい)ものを選ぶ。

 とはいえ、あまり薬価が高すぎるものは、患者さんの負担が大きい。
でも、薬価が低すぎると今度は薬局の利益にならない、と。

.

 次に考えるのが、メーカーの信用
営業担当(MR)が、どれくらいの頻度で情報を届けてくれるか。
これは、メーカーの信用度に関わってくる。
もっとも、あまり情報提供がなくても、先発医薬品系のメーカーであれば、
それだけで信用に値する、ということもある。

 ようは、聞いたこともないようなメーカーよりも、
ある程度実績があるメーカーを選びたいし、
ぜんぜん顔を出さないメーカーよりも、顔を見せてくれるメーカーにしたい。
それだけの話。

.

 もう一つ考えなければならないのが、周囲の医療機関での採用状況
特に、大きな病院で採用されている、とか。
例えば、大きな病院の院内でジェネリックが採用されている場合、
処方箋もそのメーカーのもので出されることになる。

 もちろん、変更可能な場合がほとんどだから、メーカーを変えてもいいけど、
それには患者さんの許可が必要になる。
「先生の出している通りにして」と言われると、結局そのメーカーを入れざるを得ない。
(こうやって、採用医薬品数が増えていく。(泣))

 それなら、最初から病院採用になっているメーカーにしておく方が無難。
もっとも、往々にして、「途中から採用になる」ということがあるんだけど。
病院も、ジェネリック採用に力を入れているので。

 また、地域の基幹病院のような病院で採用されると、
患者さんの容態が安定して、病院から診療所に紹介されてきた場合、
「処方薬はそのまま」にすることも多い。
 結果として、そのメーカーが優位に立つことになる、な。

.

 大雑把に言うと、薬局でのジェネリック採用メーカーの選別は、
その医薬品の品質なんかは考慮されない(できない)場合が多い。

薬価と卸値、メーカーの信用、仲のよさ、
地域の採用薬品の動向などで決まってくる。

 果たしてこれでいいんだろうか??

 私は、仕方ないと思っているけれども。
品質で選んでくれ、といわれても、それだけの能力がないから。
ただ、仮にその能力があったとしても、
結局のところ、品質は数ある選択基準のなかの一つ
それもあまり重要でない基準の一つでしかないだろう。
(根本的な品質は、国が審査しているはずだから、というのもあるが)

.

 他の人の意見が、聞いてみたいところではある。
少し前に、日経DIという雑誌でアンケートがあったけれども、
「個々の医薬品についての品質」という着眼点はなかったからなぁ。
あくまで「メーカー」レベルでのアンケート調査で。

 「この医薬品に関してはこのメーカー、でも別の医薬品だとあのメーカー」
のような個別の話は、全く見えてこなかった。
 品質を重視するのであれば、当然あっていいはずの話なんだけどね。

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ピースランド

 水曜日なので、絵本の紹介。

今回は「ピースランド」下記リンクは例によって絵本ナビ。

http://www.ehonnavi.net/ehon/5816/%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89/

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 以下、紹介文引用

のどかな島「ピースランド」の一日。
風のオルゴール、もじゃもじゃ頭のライオンの床屋さん、
ビスケットの木、お昼寝のあとの太陽みがき…。
いますぐ出かけたくなるようなピースランドでの生活です。
「あー、こんな島に住んでみたい!」

 引用終わり

 正直にいって、よくわからない絵本だ。w
ゆるゆるだらだら、ピースランドの日常を描くだけ。
何が面白いのかすらわからない。
 あえて言うなら、「世界観」だろうか。

 でも、これが娘にはいいのかどうか?

 面白いと思っているのかどうかも、いまいちわからない。
なぜなら、この絵本、これまで紹介したなかでも一、二を争うほどの
寝てくれる絵本」だから。w

 ゆっくりと、ほわわんと読んでいると、かなりの確率で寝てくれる。
図書館で借りるのではなく、いっそのこと買ってしまおうかと思うくらい。

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 内容は、実は大人向け?なのかも知れない。
漢字(もちろん、ふりがなはあるけど)も出てくるし。

 最後のシメが、
「友達のペンギンと一緒に、夜の海のボートにゆられながらビールで乾杯

 どうも、これがかなり違和感があるんだけど、
まぁピースランドなら何でもありだろう。w

 大人にとっては至福のひと時だろうなぁ。<ビールで乾杯

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