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2012年3月

桜はまだかなぁ?

 バリ旅行記の残り・・・は、また後日アップする(予定)

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 今年は、春が来るのが遅いようだ。
前もってお花見用に平日休みを押さえてあるのに、
まだまだ桜が咲きそうな気がしない。(苦笑)

 昨日、子ども達と一緒に近所を散歩したが、
まだまだつくしがたくさん生えていた。
つくしは、桜の季節にはもう見えないことがほとんど。

 1週間ほど、例年より遅れてるような・・・。
早咲きの桜なんかは、もちろんもう咲いてるけれども、
ソメイヨシノは、全然まだまだ。
昨日、花を探してみて、1つ2つは見つけられた。開花率1%未満。w

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 さすがに、昨日、今日と暖かかったから、
来週半ばには咲き始めるだろうけど。
ってことは、花見は来週末・・・。人多そう。

 例年、子どもの春休み中に(平日休みとって)終わらせてたんだけどなぁ。

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バリ島旅行記(後編)

 バリ三日目。(つっても初日はご飯食べて寝ただけだから、実質二日目)
この日は、女性陣(嫁と母)はエステ、子ども達は動物園、と別行動。

 動物園は、サファリではなくてbalizooに。まぁ、普通の動物園だった。
ついた瞬間、セミの声。3月なのにセミかよ・・・。
この日の昼間は天気がよかったこともあり、いかにも「」だった。

 ゾウに乗るプランもあったんだけど、時間かかりそうだからパス。
日本では見れなさそうな動物としては、オランウータンがいる。
ぼーっとしてたけど。
 コウモリが普通にぶら下がっているのにびっくりした。
一応展示されているんだろうけど、日本では動物園にコウモリはいないな。

 ベアキャットを触らせてくれたり、鳥(大きなインコ)を腕に止まらせて
写真を撮らせてくれたり。
日本よりも、動物との距離が近いように感じた。私は、鳥に激突されたし。w
ようは、日本は必要以上に安全面に気を使っているんだろう。

 途中で、明らかに最近倒れたばかりの木がそのまま放置されていた。
たぶん、台風の被害だろうけど、トイレの天井に穴が開いていたりとか。
これも、日本ではそのままにすることはないだろうなぁ。(苦笑)

 ここは、最後に虎の子供(6ヶ月)と一緒に写真を撮らせてくれた。
一緒といっても、さすがに抱っこはさせてくれなかったけれども、
それでも普通に触れる距離だ。これも、日本ではできないだろうなぁ。

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 女性陣と合流して、軽食にマクドナルドに入る。
・・・日本とほとんど変わらない。(値段も含めて)
ポテトとか、パッケージからして同じだったし。
これ、全世界共通なんだろうか。

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 夕方から、ケチャダンスを見に行く。
これは、子ども達にも好評だった。
前日のレゴンダンスと比べて、非常にわかりやすい。

 ケチャの特徴として・・・。楽器はなし。
炎を囲んで、数十人くらいの男の人(上半身裸)が、
声だけで音楽を奏でて、踊る。

 音楽・・・と言っても色々。
基本的には、みんな「ケチャケチャ」言ってるんだけど。w
リズムの声の人(一人)や、メロディーを歌う人(たぶん一人)など、
細かくパートや役割が決められているようだ。

 基本的に、この男の人たちとは別に、踊り手が何人かいて、
その人たちが物語を演じているようだった。

 ケチャケチャ言ってる人達の中には、台詞をしゃべっている人もいた。
もちろん、何を言ってるのかはわからんかったけど。

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 結局、男の人たちは、
舞台上の音楽担当であり、台詞担当であり、
効果・演出も担当している。

(手の動きや身体の動きで、舞台上の動きを表現していたりする。)

 うーん、実際に見なきゃどんなの、とは説明しにくいな。
探せば、どっかに動画があるかも知れない。
これは、わかりやすくて面白かった。

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 このあとは、食事をして寝るだけだったんだけれども・・・
ここで、事件発生。ケチャダンスの後から、下の息子がどうもおとなしい。
様子がおかしいなーと思っていたら、すごく熱かった。

 体温計は40℃・・・。んげ。
熱以外に症状はないし、ぐずるわけでもなくぐったりしている。
原因は不明だけど・・・疲れたのかな?
比較的熱には強い子だから大丈夫とは思うが、、、
そもそも、日本に帰れるのか?(汗)

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 色々と薬をもってきていた。解熱剤ももちろんあったけど、
粉薬で用意していて、坐薬はもっていなかった。
ここまで熱があがってぐったりしてしまうと、
そもそも薬を飲む元気もなさそう・・・。坐薬が欲しい。

 ということで、ガイドさんにお願いして薬局に。
日本の薬はないだろうけど、一応薬剤師だし、ある程度大丈夫。
坐薬を説明しようと苦戦したけど、「サポ」で通じた。

 こちらで薬を選ぶことはできなかった。(OTCじゃなかったから)
成分も、私が見たことないような物質。
いや、日本で使われている薬の成分なら英語でもわかるはずだから、
日本では使われていない成分なんだろうな・・・。
 基本、日本人は薬が効きやすい体質なので、少なめでちょうどよいと判断。
それに、一旦熱を下げてしまえば、あとは体力のあるうちに
内服で(持参してきてる)解熱剤をのませればなんとかなるし。

 結局、次の朝起きたときには熱は38度台だったが元気は元気。
あとは、帰りの飛行機(真夜中)に乗る直前に解熱剤を使えるように
タイミングをはかりながら、子どもの様子を見ることに。

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 ちなみに、最終日は子どもたちはプールの予定だった。
下の子は、絶対無理だから、私がついていたけれど、
上の娘は、絶対に入りたいと主張。せっかく暑いところにきたんだし。
幸い、大人の人数に余裕があったから、なんとかなるか、と思ったんだけど、

 天気が悪すぎて、プールに入れそうにない。。

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 いや、雨季っていっても、ずっと雨がふっている訳ではない。
ガイドブックにもそう書いてあるし。スコールのような雨が大半で、
降ってもせいぜい、1日に3時間程度だ、、と。

 時間ぎりぎりまで天候の回復を待ってみたが・・・

この日は一日中、雨が降り続いた。(泣)

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 仕方なく、私と息子はホテルに残したままみんなで買い物へ。
(結局、私は最初から最後まで、一銭も1ルピアも出してない。w)

 うーん、これはちょっと心残りかな。
せっかくの南国なのに、南国っぽいこと何もできず。

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 息子は、熱が上がったり下がったり。
薬をのませれば熱は下がるが、薬の効果が切れると上がる。
ただ、食欲もあるし、水分もちゃんと摂れていたから、
それほど心配はしていなかった。日本にさえ帰れれば大丈夫だろう。

 帰りの飛行機。娘は、空港についた時点で寝た。
息子は元気に騒いでいた(熱は高かったはずだけど)が、
飛行機の中ではそれなりに寝てくれたようだ。

 ちょっと日程の詰め込み過ぎで、無理をさせたのかも知れない。
私も、相当体調を崩してしまったし。(いまだに鼻の調子おかしい)
ゆっくりとバカンスって、なかなか難しいなぁ。。

 バリ旅行記に関しては、もう少し書くつもり。

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バリ島旅行記(前編)

 先々週の週末から先週の水曜日まで、家族で旅行に行っていた。
計画自体が持ち上がったのは、年明け早々。

 嫁の父親(インドネシア単身赴任中)が、今年の春に帰国する予定。
最後に、子ども達と一緒に遊びに行こう、という話になった。

 といっても、私が休みを取るのが至難の技なんだが・・・、
3月の春分の日をうまく使えば、2日ほど休むだけでなんとかなりそう。
つーか、それが限界。
(結果的には、他のスタッフの助けもあり水曜日も休んだけど)

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 行き先は、バリということになった。
まぁインドネシアで観光地っていえばそうなるんだろう。

 仕事の方は、かなり無理があったが無理やり詰め込んで終わらせた。
(もっとも、少々不備があり、いない間に迷惑かけたが。w)

 旅行の準備は、もう、見事なくらい嫁まかせ。何もしてねー。(苦笑)
旅行の予定は・・・これはもう見事にナッシング。
つーか、全てお父さん任せ。全て人任せ。

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 前日に、愛知から嫁のお母さんが来ていた。土曜日に、みんなで関空に出発。
バリまでは6時間くらいかかった。息子はもちろん初めての飛行機、初めての海外。
娘は・・・2回目。私も、海外は2回目。(新婚旅行以来)

 飛行機の中では、特に問題なし。子ども達が騒ぐこともなく。
ちょっと退屈そうにはしていたけど、途中で少し寝てくれたし。
私は・・・着陸の際に酔ってしまい、結構きつかった。

 バリについた時点で夕方。この日はホテルに行くだけ。
あとは、ジャカルタから来たお父さんと、
オーストラリアから来た、嫁の弟と、その彼女(今回初対面)が集まって終了。

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 2日目は、お父さんの馴染みの(?)ガイドさんにより、
バリの有名どころを一日観光。

・・・の前に事件発生。下の子がホテルの池に落ちて全身ずぶぬれに。
出発直前で、いきなり全部着替えのやり直し、とか。

 観光だけど、どこに連れて行かれたのかすら、実は微妙にわからん。w
 布(?)織物なんかを作っているところと、銀細工作ってるところ。
それに、キンタマーニ高原(景勝地らしい)で昼食。
途中でドリアンなどの果物を食べて、コーヒーを飲んでまったり。

 午後からはウブド地区に移動して買い物・・・はそこそこに、
モンキーフォレストに。(サルの山)
子ども達は、非常に楽しそうにしていたけれども、
女性陣は買い物したかったようだ。
 たぶん、ガイドさんが子ども優先でプランを作ってくれたんだろう。

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 バリ島の印象だけど、思ったよりも暑くない。むしろ涼しい。
雨季だったのであまり太陽が出ていなかったってのもあるけれども・・・
たぶん、緑や水が豊かなせいもありそう。暑いと思うことは少なかった。
日本の真夏の方がよっぽど暑いと思う。

 電車なんかはないので、移動は車がメイン。
バイクや原付も異様に多かったけど、車もかなり多くて、渋滞していた。
比較的新しい、それも日本車が多かったように思う。

これは、自動車が多くなったのが最近だから、だそうな。
(ようは、何十年も使い古しているような車がないってこと。)

 たぶん、東南アジアはどこも似たようなものだと思うが、
交通マナーなんて全くない。自動車が混んでいる中を平気で二輪車が
潜り抜けていくし、そもそも信号が少ない。
 これ、交通事故は日常茶飯事じゃないかと思う。

 壊れている建物も多かったけど、作りかけの建物も多い。
島自体が、まだまだ発展している途中という印象を受けた。
道路自体もあまりよくなくて、雨が降るとあっという間に冠水する。
すさまじい水溜りになっているところも多かった。
(行った日に台風が来てたせいもあるが)

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 インドネシア全体ではイスラムが多いはずだが、
バリではヒンドゥーが多い。もっともイスラムも増えてきているらしい。
なんというか、雑多なイメージがある。多神教でアミニズムがあり、雑多・・・。
かなり、日本に近い印象を受けた。

 観光客は、日本人も多いけど、欧米系の人も多い。
たぶん、オーストラリアからもたくさん来ているんじゃないかと。近いし。
日本人は、(お客様ってのもあるだろうが)インドネシアからは好かれているようだ。
少なくとも、反日感情なんてものは縁がないと思う。

 バリ島はもちろん観光が一大産業ではあるんだろうけれども、
基本的に豊かな島だと思う。果物もあるし、水が豊富なのでコメも作れる。
日本でみるような水田が普通にある。つーか、棚田もあった。
そばにヤシの木がなければ、完全に「日本の風景」だ。
 コメは年3回は軽く収穫できるらしい。
商品作物としては、コーヒーもカカオも作れる。
鶏もその辺をうろちょろしていた。牛もよく見かけたなぁ・・・。

 バリは、工芸品も優れたものが多い。
見せてもらったのは織物に銀細工だったけれども、
木彫りの(猫)彫刻とか、仏像や神像なんかもその辺にたくさんあった。
これは、逆に言えばそれだけ生活に余裕があるから文化が発展するんじゃないのかな?

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 食べ物は・・・まずくはない。
日本人が食べられないようなものはないんじゃないかと思う。
どこに行っても、ナシゴレン(焼き飯)、ミーゴレン(焼きそば)はある。
味付けも、日本とほとんど変わらないから違和感なく食べられる。
 果物が多いので、フレッシュジュースはおいしい。野菜もたいていうまかった。
肉は、鳥、魚がメインになってくる。アジアはたいていそうだと思うが。

 たぶん、旅行中に牛肉を食ったのはマクドナルドだけだ。w

赤味の肉が少ないので、量を食べても意外とローカロリーじゃないかと思う。
野菜も多いし。

 ただ、スパイシーなものも多いので、子どもはちょっと辛いかも。
日本からもちこんだ、ふりかけ、ゆかり、が大活躍だった。

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 2日目の夜は、レゴンダンスを見る。
ガムラン(これも、インドネシアの伝統音楽)に合わせた民族舞踏なんだけど、
これがまた・・・子どもには分かりづらい。(苦笑)
疲れていたこともあり、二人ともあっさり撃沈。寝た。

 特徴的なのは、手の指の動きと、目線の動き。(細かすぎ!)
特に目は・・・こちらから見て、ほとんどまばたきを確認できない。
(たぶん、見えないところでまばたきしているんだろうけど。)
派手な動きは少ないんだけど、基本姿勢もかなり腰の低い態勢だし・・・、
ゆっくりと動いているように見えて、ものすっごく大変だと思う。

 音楽に合わせて踊っているんだろうけど、
この音楽がまた、なんというか・・・先が読めない。
木琴や鉄琴のような打楽器と、ドラ、笛なんだけど、
リズムがほとんど取れなかった。これに合わせて踊るのも大変。

 そういえば、舞踏の中で剣舞があったんだけど、
これが「クリスナイフ」だったので、一人でちょっとだけ興奮。
現物を見たのは初めてだ。そういえば原産地は確かにインドネシアだ。w
ゲームでは時々出てくるアイテムだけど。知らん人はググるとよろし。

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 書き出してみると・・・ものすごくあちこち行ってるな、これ。
実質三日しか滞在しないから仕方ないのかも知れないけど、
もうちょっとゆっくりしたプランの方が絶対によいと思う。

以下、後半に続く。

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だんごむしのぼうけん

 絵本の紹介。

 つい最近に借りた絵本で、「だんごむしのぼうけん」

http://www.ehonnavi.net/ehon/14791/%E3%81%A0%E3%82%93%E3%81%94%E3%82%80%E3%81%97%E3%81%AE%E3%81%BC%E3%81%86%E3%81%91%E3%82%93/

(上記リンクは絵本ナビ)

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 子どもって、だんごむし好き・・・。
たぶん、公園に普通にいる虫だから、ってのはあるだろうけど、
まるまって身を守ろうとするのも、面白いんだろうな。

 この絵本は、そんな子どもにさらわれてしまっただんごむしの話。

 ただ、ぼうけんと言うには、範囲が狭すぎる。
あちこち、突っ込みどころはいっぱいだ。w
(いきなり寝てしまう子どもとか。)

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 この絵本は、上の娘(5歳)よりも、下の息子(2歳)の方がお気に入り。
だんごむしそのものよりも、他に描かれているてんとうむしや、アリ、
タンポポなんかに反応してくれる。
話そのものよりも、絵の方がいいんだろう。

 だんごむし目線で見た世界ってのが、子どもにも面白いのかな、と思う。

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アレジオン10は就寝前に服用?

 仕事の話。

 花粉がそろそろピーク・・・をこえたかな、という気がする。
宣伝もよくやっているけれども、今年の一番人気はやっぱり
スイッチOTCのアレジオン10だろう。

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 この薬の特徴は、とにかく「眠くなりにくい」こと。
医療用では、アレジオンよりも眠くなりにくい薬はあるけれども、
(アレグラとかザイザルとか)
OTCでは一番、眠くなりにくいと思う。

 ザジテン(ケトチフェンフマル酸塩)がスイッチされた時に、
「眠くなりにくい」と宣伝されたときには、「なんでやねん!」と突っ込んだ
薬剤師も多かったんじゃないだろうか。w

 そりゃクロルフェニラミンマレイン酸塩に比べれば眠くなりにくいかも知れないが、
医療用で普通に使われる薬の中では、ザジテンは眠くなりやすい方だ。

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 ところで、この「アレジオン10」なんだけど、用法を見てみると、

「1日1回、就寝前に服用

となっている。

なんで寝る前なの?寝る前にのんで次の日一日効果あるの??
そういう質問をお客さんから受けることも多い。

 なんで寝る前なの?と言われると・・・どこにも書いてないけど、
推測するに、「少しは眠くなるから」じゃないかなぁ?
医療用で抗アレルギー薬を寝る前に服用することもあるが、
たいていそういう理由だし。

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 じゃぁ、「寝る前に服用して、24時間効果があるの?」と言うと・・・
アレジオン10の半減期は8時間訂正(10時間)くらい・・・。
ちょっと怪しいかも知れない
毎日服用すれば、体内に少しずつ蓄積されるから効果はあるだろうけど
(これも訂正。インタビューフォームによれば大して蓄積されない。)

例えば、「どうしてもしんどい日だけ服用したい」という人、
つまり、毎日服用する気はない人だと、寝る前の服用はどうだろうか??

 それなりに高価な薬なんで、毎日服用するのはもったいない、
と思う人も多いんじゃないかと思うし。

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 少々の眠気を覚悟した上でなら、朝に服用してもいいんじゃないかな?
注意:メーカーは推奨してません。あくまで自己責任です!)

 まぁ、仮に眠気がないにしても、「インペアードパフォーマンス」なる
意識されない能力低下、ってものがあると言われているので、
車の運転とかする人や、大事な試験がある人とかは、朝服用は
避けた方が無難かも知れない。

(そういう人は、医療機関にかかってもっと眠くなりにくい薬を出してもらうとよい)

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マジ?

 すでに日本に帰ってきている。

 が、いきなり体調不良。コメント管理は今までどおりやるけれども、
本格的にブログを再開するのは、来週からってことで。

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 今日は、小ネタの紹介。

JTが葉タバコについて放射性物質の暫定基準を設定するらしい。
下記リンクは、JTのHP内。

http://www.jti.co.jp/news/radiological_inspection/20120316/index.html

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 上記リンクを読んでもらえばわかるとおり、100Bq/Kgの基準でやるらしい。
お客様がより一層安心できる製品をお届けできるように、とのことだけど・・・

マジ?

 最初に聞いたときには、ネタか笑い話にしか聞こえなかったんだけど、
真面目に、本気で取り組むらしいなぁ・・・。

 放射線を過剰に恐れすぎる「放射脳」に、
タバコそのものの害を無視しようとするニコチン依存症が加われば、
こんな奇妙奇天烈な発想が浮かぶってことか。

 放射線の一万倍(あるいはそれ以上)の発ガン性物質を売っている
っていう自覚は、(当然ながら)ないらしい。<JT

 つーか、誰かまっとうな突っ込みいれる人間が社内にいないのか??(汗)
ニコチンで頭やられてる人間が牛耳ってる会社だろうから、仕方ないのかな?

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しばらくお休み

 来週末くらいまで、しばらく休載する予定です。

 コメント欄の管理も行えません。
「http:」を含む(名前欄も)コメントは、来週末まで反映されませんので、
よろしくお願いします。

・・・コメント欄の管理できない理由は、ネット環境がないと思われるため。
新婚旅行以来の日本脱出です。

 詳しくは、(多分)帰ってきてから書くかと。

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がれき処理の問題点

 3.11の記事では婉曲的に書いたけれども、
話題になっている震災がれきの広域処理の問題を念頭に書いていた。

 震災がれきの何が問題なのか?

 まず、量が膨大すぎて地元だけで処理すると10年単位で時間がかかる。
それの何が問題かも、私が考えていることを書いておく。

がれきといっても、ごみの山をイメージする方が近い。
津波による被害により、膨大なごみの山が残っている。
処理に10年かかります。手伝って、助けてください。そういう話だ。

 放置しておくと、何が問題?
現実的な話としては、ゴミを放置しておく訳だから衛生上よろしくない。
ものによっては、自然発火するような危険物もあるかも知れない。
危険だから、できるだけ早く処理する必要がある。

 ただ、個人的に一番大きな「問題点」は、
そこにがれきの山があると、復興する気がしないってところだと思う。
どれだけ、「がんばってます。」「復興に向けて」といっても、
その隣に津波被害の爪あとともいえるがれきの山が残っていては、
精神衛生上、大変よろしくない

 そのため、復興のためには、まずがれきの処理が優先される。
時間をかければかけるだけ、確実に復興が遅れるんだ。

地元で処理場を建設して、とかやるよりも、処理の余力のある都市部に
手伝ってもらう方が圧倒的に早いのは、言うまでもなかろ?

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 まず、今回ニュースで問題になっている震災がれき。
これは、宮城県、岩手県のものだ福島県のものじゃない
さすがに、福島県に関しては放射性物質の問題が無視できないので、
そうそう簡単にことは進まない。
 あくまで宮城、岩手のがれきであって、福島は別。
(そもそもここから誤解している人もいたりする。)

 えっと、日本地図を開いてもらえば分かると思うけど、東北は広い
宮城、岩手が福島からどれくらいの距離にあるかを考えて欲しい。

 関西地方で言うならば、例えば福井の原発がどうにかなったとして、
大阪や和歌山のゴミに対して「放射能がどうこう」って言われるような
もんである。(実際は、もっと距離がある。)

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 もちろん、放射線の検査はする。
距離的にほとんど問題ないと思うけれども、それじゃみんな納得しないでしょ。
1kgあたり100Bqとか、食品の検査値並の数字だ。
いや、食べるわけじゃないんだから、と思ってしまう。
ようは、それくらい厳しい数値。安全側に振っている。
でもまぁ、距離を考えると宮城や岩手なら、その数字でもほとんど大丈夫だろう。

 ただ、ここで問題になるのが、焼却灰だ。これが、数千Bq/kgになってしまう。
さすがに、数字だけ見ると無視できる数字じゃないので、
普通と同じような処理をしてよいとは思えなくなってくる。

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 なぜ、焼却すると放射性レベルが上がるか?
セシウムは燃えないから、でいいかな?
ゴミの中で、燃える部分は全部燃えて、二酸化炭素や水蒸気などの
ガスになって飛んでいってしまう。
悪い言い方をすれば、「濃縮」されてしまう訳だ。

 極端な話、水分を飛ばすだけでも放射性レベルはかなり上がる。
乾燥させたきのこ(干ししいたけとか)や、お茶で、
特に放射性レベルが高かったことを覚えているだろうか?

 あれは、当たり前の話だ。
もともとが100Bq/Kg程度でも、水分を飛ばしてしまえば
軽く10倍くらいに濃縮されてしまう。
でも、目くじらをたてる必要はないんだけどね。
例えば、お茶っ葉に1000Bq/Kgのセシウムがあったとして、
茶葉をそのまま食べる奴なんざいない。
少なくとも10倍以上に薄めて飲むだろうから、
結果として100Bq/Kg以下になるに決まっている。
これ、干ししいたけなんかも同じ。水で戻せば、放射性レベルは下がる。

だから、この手の乾燥物は基準を緩めてもいい、という話もある。

 少し話がずれてしまった。
まぁ、震災がれきの場合は水で戻す訳はないから(苦笑)
数千Bqで残ってしまうんだけど・・・食べないっしょ。w
ちゃんと管理すれば全く問題ない。

 距離から考えると、関東地方でも(事故直後は)同様の状況だったはず。
まぁ、自前のゴミ、と、遠方から持ち込まれたゴミ、という違いはあるけど、
少なくとも放射性物質のリスクという意味では大差ないだろう。
この程度のリスクを問題にするようなら、そもそも通常のゴミが処理できない。

 そもそも論でいえば、人間の身体だって、100Bq/Kg程度の放射性物質を
(何もなくても)含んでいるんだけど・・・。もういいか。

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 放射性物質な訳だから、リスクゼロとは言いがたい
が、リスクは極めて0に近い、くらいは言っていいと思う。
あとは、そのリスクと、復興というベネフィットとの兼ね合いだ
・・・どう考えてもベネフィットのほうが大きいだろう。 

 また、こう言っちゃなんだが、拡散してしまう方が
全体としてのリスクは低くなる、ということもある。(苦笑)
東北産の食料品(いや、リスクはかぎりなく低いが、仮にあるとしても)を、
東北だけで消費するよりも、日本全国で消費してしまう方が
一人あたりのリスクは減少する。(=極めて0に近くなる)

.

 という訳で、合理的に考えると震災がれきは広域処理以外あり得ない。
あとは、それをどうやって進めるか、しっかり制度を作ってやればよい。

「なんとなく不安」な人なら、ちゃんと話せば分かってくれるんじゃないか?
そもそも、福島のがれきを持ち込む、と勘違いしている人すらいるみたいだし。

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サッカー、男子もロンドン五輪へ。

 スポーツより。

 オリンピック代表が徐々に決まりつつある中、
男子のサッカーも、ちゃんとロンドンオリンピック出場権を獲得した。

4戦目でシリアに負けたときはさすがにヒヤッとしたけれども、
5戦目でマレーシアに4-0の快勝。これで首位に返り咲き。

 昨日の最終戦、ホームでバーレーンに勝って、
晴れてオリンピック出場を決めた。

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 まぁ、事実上は前節、マレーシアに4-0で勝った事、
というか、ライバルのシリアがバーレーンに負けたことで、
99%くらいオリンピック出場は決まっていたんだけどね。

 でも、100%ではなかったわけで。
ここまで「あと一歩」に迫りながら、万が一にでも出場権を逃すと、
もうとんでもない叩かれ方をするに決まっている。
選手たちも、うれしいのはうれしいだろうけど、
「ホッとした」って方が大きいかも知れない。

 特に、なでしこがしっかり結果を残して、先にロンドン行きを決めてるし。w

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 さて、最終節。日本からみれば、「引き分け以上で1位確定」
それどころか、「もし負けても、得失点差によっては1位」という二段構え。

 ちなみに、シリアから見れば、
「日本が負けて、かつマレーシアに勝ち、得失点差で4点差をひっくり返すこと」
が条件。仮に日本がバーレーンに0-2で負けていれば、
シリアはマレーシアに3-0で勝てれば逆転する。
彼我の実力差を考えると、かなり厳しいな。

 実は、対戦相手のバーレーンも1位通過の目が残っていた。
条件はこれ以上ないくらい厳しくて、
「日本相手に5点差以上で勝ち、かつシリアが勝っていた場合得失点差で上回る」
とりあえず、前提条件ですでに不可能だろ、これ。(汗)

 なので、99%決まり、という状況だった訳。

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 一応、グループ2位に入ったシリアはプレーオフがまだ残っているらしい。
まだまだ戦いは続くのか・・・。

 もっとも、日本にとってはオリンピック予選なぞ、楽勝だろう。
アジアで3位以内に入るのは、今の日本には簡単なことだ。
世界の強豪相手にちゃんと戦えるかは、また全然別の話なんだけど。

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インフルエンザの疑い?

 実は、先週末から体調を崩していた。

金曜日の深夜(厳密には土曜日)から発熱。
午前3時の時点で39℃。

 さて、どうしよう。薬を服用してしまうと、状況が判りにくくなる。
ここは我慢、と何も服用せずに寝る。
(といっても、熱が熱だけにほとんど眠れず。)

 土曜日は仕事の予定だったけど、とうてい無理。
朝の時点では38度台まで熱が下がっていたけれども、
熱そのものよりも、寝不足や頭痛の方がひどかった。

 また、万が一インフルエンザだとしたら、そもそも出勤しちゃダメだ。
なので、あきらめて休む。

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 問題は、土曜日だということ。
インフル検査は、確実を期すためには発熱後12時間は必要だけど・・・
土曜日じゃ無理だ。病院が開いている時間で、できるだけ遅く受診したんだけど、
その時点で、すでに37℃くらいまで熱は下がっていた。

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 そもそも、鼻とのどの痛みが主症状で、咳がほとんどない。
胃腸症状も特にナシ。(さすがに食欲はなかったけど。)
節々の痛み・・・は微妙なところだけど、特に感じられなかった。
これで、インフル患者との接触がなければ、そもそも検査すらされないだろう。
私も、自己診断では9割がた「白」と読んでいた。
ま、ただの風邪だろう、と。

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 ただ、職業柄、インフルエンザとの接点は多い。(苦笑)
特に、先週はインフルエンザの流行が再燃していた
先月まで主流だったA香港から、B型に移っていたため。

 基本的にはインフルエンザの患者とわかっている場合は厳重に注意するが、
「ただの風邪」でかかっていて、翌日に「インフル」とわかるケースだと、
完全に防御できている自信はない。(初日は油断してしまいがち)

.

 インフル検査の結果、とりあえず陰性だったけれども、
発熱後12時間経ってないから、確定はできないよ」と言われる。

 自分的には、インフルではないと思っていたので、もうそれで切り上げた。
結局、そのまま熱は上がらなかったので、もういいだろう。
日曜日にはすっかり平熱。

 普通、インフルエンザだったら発熱後12時間も経たずに、
何の薬も服用しないで微熱まで下がることはないだろうし。

.

 もっとも、「予防接種をうっていたからそうなった」可能性はないではないが、
それはもう、考えても仕方ないかな。

.

 ところが、診てもらった医師がかなりいい加減な人だった。(苦笑)
インフル患者との接触が避けきれないことを説明する必要があったので、
素直に職業を言ったこともあるんだろうけど、
医療者相手だと、かなりぶっちゃけトークだ。

「この状況だと、どうせわかんないから、どっちでもいいよ。
 仕事休みたけりゃ、インフルエンザってことにして薬出してもいいし。
 どっちがいい?

 選択権は、こっち側にあった。w

 一日ならともかく、それ以上休むと仕事がたまり過ぎて
各方面に支障をきたすので、勘弁してもらった。

まぁ、医師の側も相手が医療関係者だと余計な説明省けて楽なんだろうけど。
・・・それにしても、ぶっちゃけ過ぎじゃね?(汗)

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1年たったけど・・・

 テレビでやっているような、震災特集は見なかった。
あえて見たくなかった、という方が正しい。

 被災地からの生の声は、聴いた方がよかったのかも知れないが、
あの、悪夢のような映像をまた見せられるのか?という恐怖もあり。
(実際のところは、見てないから知らないけど。)

.

 昨日の記事は、実は2,3日前に書いておいたものを
時間指定してアップしたものだ。
実は、週末は色々とあって、本当は書ける余裕なんかなかったので。
(この辺、明日書く。)

 ちらっとニュースで聞いた限りだと、野田首相が、
私と同じようなことを言ったようで、ちょっと複雑。w
(震災直後のつながりをもって、被災地を助けよう、云々。)

 まぁ、誰かの意見と同じだから政治的にどう、ということはないんだが。
大事なのは、誰が言ったかではなく、何を言っているか、なので。

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 テレビといえば、名古屋ウィメンズマラソンは見た。
先週も、びわ湖マラソンみたし。他の番組がアレだったので。

 尾崎好美が日本人トップ。タイムも悪くないし、まぁオリンピックいけるんじゃないかな?
アテネ金メダルの野口みずきが、一旦先頭集団から落ちてから
また追い上げてトップに戻る、という信じられない展開を見せていたけど、
結局、最後は届かなかった。
 世界選手権5位の赤羽は、途中から画面に映らなくなった。(汗)
個人的には最有力候補だと思ってたんだけどな。

 すごい記録をもっているのに、選考レースではなぜか勝てない渋井陽子。
今回も、同様だったようで。(苦笑)なんでだろなぁ。w

 でも、何より驚いたのは優勝したマヨロワに対して。

一体、どこを走ってたんだ???

 というのは、20km以降の先頭集団って外国人なんかいなかった。
野口が一旦遅れた、と書いたけど、マヨロワはさらにその後方にいたはずだ。
それを、気がつけばすごいスピードで後方から現れて、
全員をごぼう抜きにして優勝をかっさらう、なんて。
しかも、ごぼう抜きしたメンバーって、日本屈指の豪華メンバーだぞ。w

 マラソンの常識が変わりつつあるのかなぁ??
先頭集団から脱落したら、もう勝ち目はないってのが常識だと思ってたけど。
マロヨワは、(故意かどうか知らんが)力を温存して、最後に爆発させるという、
まるで競馬のような戦いぶりだったように思う。末足爆発。

 例によって日本人じゃないから、さほど注目されなかったけど、
実はすごいことだと思うぞ、このレース展開は。
大逆転の大どんでん返しだ。

 先週のびわ湖の山本のレースもすごかったけど、それよりもすごい。

・・・相対的に、日本選手が弱くなっているような気がしないでもない。
シドニー、アテネと連続金メダルだったのにねぇ。

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震災から1年

 悪夢のような3月11日の地震、津波から、1年になる。

 復興への道筋は、一体どうなっているんだろうか・・・。
文句言うばかりじゃなく、ちゃんと主体的に動く必要があるのかも知れないが、
一個人にできることなど、たかが知れているし。

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 あの地震の直後。
皆で励ましあい、助け合う日本人は世界中から称賛された。
現状、東北地方の復興に向けて、日本は一つになっているだろうか?

 未だ誰も死んでいない、そしてこれからもほとんど命には影響しないであろう
放射能を恐れすぎるあまり、復興を阻んでいるような気がしてならない。

 最近、「被災地から避難してきた人」が、東北地方からの放射性物質に
敏感にクレームをつけている、という話題があった。
 実際はどうかわからないけれども・・・。
そりゃ、放射能が怖くて逃げた人は、人並み以上に放射能に恐怖を持っているだろう。

 放射能が怖くて東北を「捨てた」人は、東北が復興することに反対なのだろうか?

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 どうにも、「セシウム過敏症」のような人がいるらしい。
どんな微量であっても、放射性セシウムが検出されるだけで、
(不安から)体調に異変をきたしてしまうようだ。
ここまで病態が進んでしまえば、もう何を言っても無駄かも知れない。

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 ただ、海外からどう見られるかも考えて欲しいと思う。
もし、日本人が「福島」というだけで放射能を恐れ、避けるようなことがあるならば、
海外では、特に遠く離れた欧米では、もはや「日本」というだけで
放射能を恐れ、避けられてしまう可能性がある。
日本人は、それでも構わないのか?差別される側に回ってもよい、覚悟はあるか?

 無意味な差別は、そのまま我が身にふりかかってくる危険を秘めている。

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 アメリカ西海岸に、東日本大震災による瓦礫が漂着するかも?
という話がある。実際、これは難しい問題だと思う。
太平洋中に散らばったようなものもあるだろうし。

 もっとも、放射性物質が云々なんてのは、全く問題にならないが・・・。
むしろ、どこぞの町工場からの化学物質なんかの方が、よっぽど危険だろう。

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 畝山先生が、食品安全情報blogの中で、海外の記事を紹介されている。

http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20120307#p18

以下、一部引用。

災害から1年、ニュージーランド、オーストラリア、英国のSMCがコメントを集めた。

(中略)

チェルノブイリと違って初期の死者や早期健康影響はなく、
子どもたちが汚染ミルクを飲むこともなかった。さらに大量
の放射性物質が出ることはなさそうで日本人の大部分の
福島事故によるリスクは極めて小さい

(中略)

福島事故のINESのレベル7への分類は誤解を招くもので
チェルノブイリと同じではない。しかしチェルノブイリと同じく、
福島の主な健康影響は強制避難と放射線についての誇張
された恐怖による心理的なものであろう。20 mSv/yを危険
なものとして振る舞うのは逆効果である(かえって有害)。

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 引用終わり。
まぁ、引用元を読んでもらう方が確実だが。
さらに言うなら、その一次ソースを当たったほうがもっと確実。

 もっとも、探せば海外の情報でも陰謀論に満ちあふれているような、
放射線の脅威を煽るような情報もありそうだけど。(苦笑)

 少なくとも、大学の講義で放射性物質を学んだ私から見るならば、
現状の放射性物質のレベルでは、直接の健康被害は極めて小さいし、
むしろ、放射線を恐れすぎることによる害の方が大きいだろう。

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 誰かが悪いと叩くだけの方が、気楽でいいよなぁ・・・。
叩くだけじゃなくて、現実的に解決策を提示して欲しい。

 どうすれば、東北の復興に力を貸せるか?
この記事は、私なりの答えの一つでもある。

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なでしこジャパン、準優勝

 スポーツの話題。

 女子サッカーのアルガルベカップ、決勝戦はドイツに3-4で敗れ、
惜しくも初優勝を逃した。とはいえ、大健闘だと思う。

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 なでしこの代名詞であり、大黒柱であり、エースでもある澤は、
今回はほとんど出場していない。(初戦でちょっと出ただけ)

 それでも世界ランク1位のアメリカに勝ち、世界ランク2位のドイツを
あと一歩まで追い詰めた。

 もちろん、勝負は時の運だから、次も同じように勝てるとは思わないけど、
少なくとも、世界のトップクラスを相手に互角に戦えている、とは言えると思う。

 以前は、アメリカやドイツ相手では、まともに戦えなかったんじゃないだろうか?

 メダルが全てではないけれども、こと女子サッカーに関して言うならば、
ロンドン五輪でのメダルは、絶対に獲らなければいけないメダルになっている。
色はともかく、メダルの可能性は十分に高い、と感じさせる内容だと思った。

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 今回、新しいメンバーを試すことができたのも大きい。
澤がいなくても、ボランチに田中明日奈が入り、その分坂口瑞穂が
やや攻撃的に動く。
 キャプテンの宮間も違和感なかったし。日本の司令塔だ。

 これ、佐々木監督は五輪メンバーの選抜に相当悩むんじゃないか?
ただでさえ、ワールドカップより人数削らなきゃいけないのに。
まぁ、うれしい悲鳴ってやつだろうが。

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 それにしても、この大会もえらく強行な日程だったなぁ。
8日間で4試合って・・・。(汗)

 女子サッカーなんてそんなもん、といえばそうなんだけど。
オリンピックでは、もうちょっとゆったりした日程にしてもらえるのかな?w


 

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花粉症の季節

 今年も花粉症の季節がやってきたようだ。

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 インフルエンザは、A香港からBに移りつつあるが減少傾向が続いている。
最近、少しずつ暖かくなってきた。ここ数日雨が続いていたので、
インフルエンザはもうそろそろ終わり、だと思う。

 かわりに、花粉症の患者さんが増えてきたように思う。
暖かくなって、雨が上がると一気に花粉が飛び始めるのかも。

 何より、私の周囲にいる花粉症の人が、軒並み症状を訴えている。w

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 私自身は、慢性鼻炎は持っているけれども、花粉症ではない。
あえて言うと、「通年性の」鼻炎。花粉シーズンだけの話じゃないので、
特にこの季節がダメということはない。(つーか、年中ダメだ。)

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 昨年は結構な量の花粉が飛んだようだけれども、
今年は例年並と言われている。まぁ、去年よりは少ないだろう。

 でも、一度発症した人にとっては花粉の量はあまり関係ないような。
花粉の飛散が多い年は、「新たに花粉症になる人」が増える。
基本的には、放置しておいて治る病気でもないし・・・。
患者数は増える一方ではないか、と。

 ドラッグストアでも、ここが商売のしどころ、とばかり頑張っている。
しかし、花粉が多いと予想される年は「今年は花粉が多いから注意!」といって、
花粉が少ない年でも、「花粉が少ないからと言って油断は禁物!」とか言うんだから、
・・・説得力ないよね。。w
 まぁ、1年前のことなんか忘れてくれているんだろうから大丈夫なんだろうが。

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 今年は、アレジオン10をはじめ、新たにスイッチOTCになった薬が多い。
病院に行くのが面倒くさい人は、ドラッグストアでもある程度対応できる。
(保険利かないから高いけど。)

 もっとも、1類(薬剤師による対面販売が必須)の医薬品が多いので、
薬剤師のいる店の方が望ましいと思うけれど・・・。
まぁ、ザジテン(ケトチフェンフマル酸塩)が2類に落ちてるから、
それでもいいかも知れないが、1類があると選択の幅がかなり広がるのは確かだ。

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確定拠出年金記録

2012年3月の記録。

 100p=一ヶ月の拠出金額として、記録する。
(先月+拠出金+収益=今月)

        先月  拠出金  今月  収益
定期預金   1235    -400       835      0
海外株式   5065     +90      5667    +512
海外債券   1872     +90      2112    +150
国内株式   1492    +110     1738    +136
国内債券       647    +210      857       0
合計          10309    +100     11210   +801

 これは、3/1のデータ。
個人的には過去最高の上げ幅を記録したことになる。
一応、過去のマイナスを全て帳消しにして、プラスに転じた。

 この時期で一喜一憂する意味はないんだけれども、
ついつい、毎日残高をチェックしてしまう。w

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 急上昇のきっかけは、日銀による金融緩和。
それに伴う円安→日本株上昇。
さらに、ギリシャ危機の緩和による海外株の上昇。

 とはいえ、この辺は全て密接に絡み合っている気がするなぁ。

 もともと、投資先を分散するのはリスクを下げるためなんだけど。
あまり意味がない気がする。国内債券はともかく・・・。
海外資産と、国内株式が、どちらも為替相場に連動している
ようは、円安に触れると全部上がる訳だ。
円高が進むと、全部下がる、と。

 金融緩和によってインフレが進むと、
今度はお金の価値そのものが減るってことだから、
見た目の評価額が上がっても、あまり意味はない・・・けど、
このご時勢でそこまでインフレが進む気もしないな。

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 今回のスイッチングは、全面高の展開だったので、
唯一上がっていない日本債券に半分を突っ込んだ。
バランスを取る意味合いもある。
 この調子が続けば、たぶん来月も似た感じにするだろう。
もっとも、定期からのスイッチングはあと残り2回だけど。
今後はどうしようかなぁ?

 結局のところ、毎月スイッチングの指示を出した訳だから、
毎月「運用割合変更」だって可能ということだけど・・・。
なんか、そんなチマチマやってもあんまり意味がなさそう。

 あと2ヶ月で初拠出から、まる1年。しばらくじっくり考えるか。

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最近のこと

 先週末から、ブログの更新が滞っていた。

 ま、単純に仕事で疲れていただけなんだが。w
それほど書くネタがなかったってのもある。

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 今日も、特に書くことはないんだけれども、
最近のできごとをそこはかとなく。

 ひなまつりは、一応終了。
今年は、雛人形は1週間しか出ていなかった。
(すでに収納済み)

 ほんとに、飾っているだけ・・・、なんだけど。
娘に、ひなまつりの歌を歌ってもらった。うん、今年も完璧。
私は、せいぜい、2番までしか覚えていないけど、
娘はちゃんと4番まで覚えている。

「うれしいひなまつり」の歌なんだけれども、
実は、タイトルが出てくるのは、4番のラストだ。
(1番のラストは「今日はたのしいひなまつり」)

 あまり歌われることのなさそうな4番の歌詞を書いてみる。

着物をきがえて 帯しめて
今日はわたしも はれ姿
春のやよいの  このよき日
なによりうれしい ひな祭り

,

 土曜日には、少し時間があったので子供たちと近所を散歩。

「そろそろつくしがでていないかなー?」と探してみた。
まだまだ寒いから厳しいかな?と思ったけれども、
2,3本のつくしを発見。もうそろそろ春かな?

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 日曜日。子ども達からぶーぶー言われながらも、
びわ湖毎日マラソンをテレビで観戦。
これ、ロンドンオリンピックの代表選考レース。
非常に見ごたえのある、面白いレースだった。

 ・・・とはいえ、「日本人トップは誰になるのか?」が注目されすぎ。w
まぁ、レース自体はケニア人のドゥングが素晴らしいレース運びで
優勝したんだけれども。初マラソンで2時間7分台ってさすがケニア。
でも、テレビ中継ではトップなのに終盤ほとんど映らないという・・・。

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 日本人では、去年の世界選手権7位の堀端が、
30km過ぎまでトップグループに食いついていく展開。
実績から考えても、このまま日本人トップで行くかと思ったが、
38km手前で第2グループを走っていた中本に捕らえられる。

 中本も国内招待選手。去年の世界選手権10位の実績がある。
今度こそ、日本人トップは中本で決まりだと誰もが思っただろう。
つーか、中本自身もそう思ったに違いない。
第2グループでひたすら耐えて、トップグループから落ちてきた堀端を
追い抜いた。我慢のかいあった、理想的な展開だったはず。

 ・・・油断があった訳ではないと思う。
一般参加の山本が、後ろからさらに追い上げるなんて、誰が予想できるもんか。
ランナーの世界ではともかく、一般的にも完全に知られていない無名ランナーだ。
 これまでの自己ベストは2時間12分台だったらしいが・・・
トラックでのスピードは、山本の方が上だった。

 競技場内での逆転となり、山本が2時間8分台で日本人トップ。
これ、オリンピックは事実上決まりだろう。
藤原、山本、あと一人は誰かなぁ・・・?
選考会議ではもめそうな気がするぞ。

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 雛人形を実家に返しに(というか、置きに)いった。

 ついでに、トランプで遊ぶ。
下の息子がいると遊びにくいんだけど、娘のたっての希望により。

 娘は、ババ抜きもうまくなったもんだ。
ジョーカーを引いても顔色一つ変えないでやんの。
私の(言葉による)揺さぶりにも反応しないし。w

 ババを引かせた後の満面の笑みが可笑しかったが。

 まだまだ難しいかも知れないけれど、
息子にはできるだけ早くトランプを覚えさせたいなぁ・・・。

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 そろそろ暖かくなってきた。春の匂いが感じられる。
でも、そろそろ花粉の季節かな?
抗アレルギー薬を調剤することが多くなってきているし。

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第7の栄養素って何?

 とある新聞広告を何気なくみていると、

「第7の栄養素」という言葉が目についた。
一体なんなんだろう?と思って、ちょっと調べてみた。

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 三大栄養素といえば、炭水化物、タンパク質、脂肪。
それに、ビタミン、ミネラルを足して、「五大栄養素」かな。

 それに、近年、「食物繊維」も「第6の栄養素」として定着しつつある。
定義的には「栄養」ではありえないんだけれども。(苦笑)
身体に有用ではあるからな。

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 で、さらにその次、「第7の栄養素」だ。
実際のところ、「第6の栄養素」としての食物繊維すら、「通説」に過ぎない。
正式に栄養素として認められてはいないけれども、健康によいとされているもの。
その流れで、「第7」になるんだけれども、これがさらになんというか・・・怪しい。w

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 というのは、「第7の栄養素」でググってもらえれば分かる。
一番人気は、「フィトケミカル(もしくはファイトケミカル)」なんだけど、
二番人気に「核酸」という物質が出てくる。

 どっちも、「第7の栄養素」と言われている、と書いてあるんだけど、
さぁ、どっちが勝つんだ?w

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 実は、大穴として「糖鎖栄養素」あたりも「第7」を名乗ることもある。
(サイトによっては、「第6」の栄養素なこともあり。)

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 結局、この辺に関して言えば、「通説」にすらなっていないんだな。
売りたい業者が、勝手に「第7」を名乗っているだけなんじゃない?

 いや、さすがに自分で「第7の栄養素」と言っているとこはないけど、
「第7の栄養素と言われています。」みたいな感じで。
伝聞形だけど、一体誰がそう言っているのか聞いてみたいぞ。w
なんつーか、言ったモン勝ちの世界じゃないか、これ。

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 とりあえず、核酸とフィトケミカルでやりあって、結論出してくれ。w

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 まぁ、茶化してみたけれども、物質としての信用から見ると、
いまのところ、「フィトケミカル」の方がまだ有用そうに見える。
有名どころでは、ポリフェノールとか、リコペンとかも含まれる。

 とはいえ、定義が「植物中に含まれる天然化学物質」ぐらいの広さだから、
「そりゃ、物質によるんじゃない?」と思うが。
実際、フィトケミカルに分類されるもののうち、有用なものもあれば、
有害なものもあるんじゃないだろうか?

 だいたい、「ポリフェノール」なんてのも、単一なものじゃないし。
学生の頃に、「化学者はこんな(いい加減な)ネーミングはしない」と
怒っていた先生がいたなぁ。
(水酸基たくさんだからポリ・フェノールって化学的にはどうかと)

.

 もう一方の核酸なんだけど・・・。これは、私の感覚では「怪しい
いや、生体にとっては、最重要とも言える物質なんだけど、
こんなもん不足するとは思えないんだが・・・。(生合成できるはずだし。)

 生体にとって重要な物質は、(他の生物にも)たくさん含まれる。
ってことは、他の生物を食したら摂取できるんじゃないのかな?

.

 まだ、フィトケミカルの方が範囲が広すぎる分、色々ありそうな気がする。
逆に言うと、「フィトケミカル」で一くくりにするのは広すぎじゃねーか?

 まぁ、「第7の栄養素」なんて、まだ決まった評価がある訳ではない。
そういう、不確実な「怪しい」言葉でアピールしようとする時点で、
どっか後ろ暗いところがあるんじゃないのかな?

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