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震災から1年

 悪夢のような3月11日の地震、津波から、1年になる。

 復興への道筋は、一体どうなっているんだろうか・・・。
文句言うばかりじゃなく、ちゃんと主体的に動く必要があるのかも知れないが、
一個人にできることなど、たかが知れているし。

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 あの地震の直後。
皆で励ましあい、助け合う日本人は世界中から称賛された。
現状、東北地方の復興に向けて、日本は一つになっているだろうか?

 未だ誰も死んでいない、そしてこれからもほとんど命には影響しないであろう
放射能を恐れすぎるあまり、復興を阻んでいるような気がしてならない。

 最近、「被災地から避難してきた人」が、東北地方からの放射性物質に
敏感にクレームをつけている、という話題があった。
 実際はどうかわからないけれども・・・。
そりゃ、放射能が怖くて逃げた人は、人並み以上に放射能に恐怖を持っているだろう。

 放射能が怖くて東北を「捨てた」人は、東北が復興することに反対なのだろうか?

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 どうにも、「セシウム過敏症」のような人がいるらしい。
どんな微量であっても、放射性セシウムが検出されるだけで、
(不安から)体調に異変をきたしてしまうようだ。
ここまで病態が進んでしまえば、もう何を言っても無駄かも知れない。

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 ただ、海外からどう見られるかも考えて欲しいと思う。
もし、日本人が「福島」というだけで放射能を恐れ、避けるようなことがあるならば、
海外では、特に遠く離れた欧米では、もはや「日本」というだけで
放射能を恐れ、避けられてしまう可能性がある。
日本人は、それでも構わないのか?差別される側に回ってもよい、覚悟はあるか?

 無意味な差別は、そのまま我が身にふりかかってくる危険を秘めている。

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 アメリカ西海岸に、東日本大震災による瓦礫が漂着するかも?
という話がある。実際、これは難しい問題だと思う。
太平洋中に散らばったようなものもあるだろうし。

 もっとも、放射性物質が云々なんてのは、全く問題にならないが・・・。
むしろ、どこぞの町工場からの化学物質なんかの方が、よっぽど危険だろう。

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 畝山先生が、食品安全情報blogの中で、海外の記事を紹介されている。

http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20120307#p18

以下、一部引用。

災害から1年、ニュージーランド、オーストラリア、英国のSMCがコメントを集めた。

(中略)

チェルノブイリと違って初期の死者や早期健康影響はなく、
子どもたちが汚染ミルクを飲むこともなかった。さらに大量
の放射性物質が出ることはなさそうで日本人の大部分の
福島事故によるリスクは極めて小さい

(中略)

福島事故のINESのレベル7への分類は誤解を招くもので
チェルノブイリと同じではない。しかしチェルノブイリと同じく、
福島の主な健康影響は強制避難と放射線についての誇張
された恐怖による心理的なものであろう。20 mSv/yを危険
なものとして振る舞うのは逆効果である(かえって有害)。

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 引用終わり。
まぁ、引用元を読んでもらう方が確実だが。
さらに言うなら、その一次ソースを当たったほうがもっと確実。

 もっとも、探せば海外の情報でも陰謀論に満ちあふれているような、
放射線の脅威を煽るような情報もありそうだけど。(苦笑)

 少なくとも、大学の講義で放射性物質を学んだ私から見るならば、
現状の放射性物質のレベルでは、直接の健康被害は極めて小さいし、
むしろ、放射線を恐れすぎることによる害の方が大きいだろう。

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 誰かが悪いと叩くだけの方が、気楽でいいよなぁ・・・。
叩くだけじゃなくて、現実的に解決策を提示して欲しい。

 どうすれば、東北の復興に力を貸せるか?
この記事は、私なりの答えの一つでもある。

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