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2012年4月

医薬品ネット販売訴訟、高裁は逆転判決

 ニュースより。少し前の話だけど。

 医薬品のネット販売を求めた訴訟の控訴審で、東京高裁は、
原告(ケンコーコムとウェルシア)の訴えを一部認め、
両者がネット販売できる権利を認める判決を下した。

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 これ、実際のところは判決文を読み込まないとよくわからん。(汗)
ネット販売を禁止した厚生労働省令は、無効になったわけでもないし、
取り消された訳でもないからだ。

 まぁ、この判決が確定すればネット販売は解禁の流れになるだろう。
たぶん、国は控訴すると予想するから、もう少し先になるんじゃないかと
思うけどね。

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 ドラッグストア業界に身をおく者としては、なんだかなぁ、という気分。
ネット販売で1類医薬品の販売とか言われると、認めたくないと思うが。。
2類や指定2類であれば、もういいんじゃない?と思ったりして。

 とはいえ、登録販売員の資格者はそうも言ってられないだろうな。
自分達の資格の意味が問われている訳で。

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 ただ、将来的にはともかくとして、
ネット販売に来る客層と、直接、店頭で購入する客層は
かなり異なっているように感じるから、
すぐに業績にどうこう、ってことはないだろうな。

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 さて、ケンコーコムに関しては、以前に記事を書いている。

「ケンコーコムの暴挙」(2009.10.28)

http://tukutteha-mitamonono.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-94eb.html

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 この会社、現状でも事実上、一類医薬品を販売している
法律の網の目をくぐる形で。

 こんなことをやっておきながら、よくあんなこと言えるな。

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お薬手帳の利点

 昨日までの話の続き。

 結果として、お薬手帳は基本的に全員にもってもらうことになる。
今までのところ、そういって拒否した人はほとんどいない。
周りの薬局も同じような状況らしい。
 薬局側が事前に恐れていたほどには、拒否されることはなかった。

 もっとも、今後、ちゃんと活用してもらえるかどうかが、大事。

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 お薬手帳と、薬歴管理指導料の算定については、
私もかなりうだうだと悩んだところではあるが、今はすっきりしている。
結局、国が求めているのは「手帳を多くの人に活用してもらうこと」だ。
それなら、いかにして手帳を活用してもらうかに心を砕くべき。
算定条件とか、値段がどうとか、そんなのは悩むだけ無駄だ。
こう決まった以上、前向きに考えるべきだろう。

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 お薬手帳の基本的な使い方は、
調剤された薬を記録しておくことにより、薬の重複や飲み合わせを
医師、または薬剤師が確認することができる、というものだ。

 このためには、お薬手帳は必ず1冊にまとめる必要がある。

 あとは、前にも書いたが非常時に役に立つ。
震災や津波で、薬をもって出ることすらできなくても、
お薬手帳があれば大丈夫。
 また、例えば突然意識がなくなって、救急車で運ばれることがあっても、
バッグの中にお薬手帳が入っていればどうだろう?
何の薬を服用しているかわかるってことは、基礎疾患を推定できる。
救急隊レベルではともかく、救急病院に運ばれた後の治療で、
何の情報もないのと、基礎疾患が分かっているのでは、違う。

 非常時に役に立つためには、常時携帯してもらうのが望ましい。

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 また、お薬手帳は、病院や薬局が記録するだけではない。
患者さん本人が書き込んだって構わない。

 例えば、年に1回、風邪くらいでしか病院かからん人とかでも、
お薬手帳をもらって、調剤された薬の効果や、副作用の感じ方、
感想などを、手帳に書いておいてもらえれば、次回以降役に立つ。

 例えば、「この薬はあんまり効かなかったように思う」とか、
この薬、すげー眠くなった」とか。そういうので構わない。

 特に、小さな子どもの場合は有用。
「(味が不味くて)服用させるのに苦労した」とか。w
また、症状の経過を書いてもらってもいいと思う。
そのまま医師に見せてもらえばいい。
そうすれば、次回以降の治療の活かせる。

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 薬局と病院の連絡帳のような使い方もあるかも知れない。
例えば、糖尿の薬で食前の薬がどうしても余ってくる、とか。
もちろん、患者さん本人が言ってくれて構わないんだけれど。
医師の方が「お薬手帳を確認する」習慣ができてくれば、
薬剤師が、「この人、この薬余ってきてます」とか書いてしまえば、
無駄な薬が処方されることも減るかも知れない。
 まぁ、緊急を要することなら電話するけど、
残っている薬の対応って、次回以降でもほぼ問題ないし。

 せっかく、お薬手帳というツールがあるんだから、
それを目いっぱい活用する方法を考えるべきだ。
また、活用する方法があればあるだけ、有用ってことになり、
そもそも「いらん」という人にも説明しやすくなる。

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 将来的に、お薬手帳は電子化されるような気もする。
規格は統一する必要はあると思うけれども。
「常時携帯するとよい」のなら、スマホのアプリかなんかにしてもらえば、
忘れることなんてなくなるだろうし。w
もしくは、健康保険証自体に電子的な記憶機能をもたせるとか。

 難しいのは、個人情報の塊でありながら、
他人(医療関係者)には簡単に読める必要がある、というところだけど。
それなら、カードをキーとして、アクセスできるような形で、
その患者さんにおける医療情報全てを、どっかのサーバーにためておけばいい?
まぁ、10年、20年先の話になるだろうけど。

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 一点、問題になるのは、院内処方している病院の薬だ。
これも、本来ならお薬手帳に記載して欲しいんだけどなぁ。
今のところ、サービスでなら可能なんだと思うけど、
点数がついている訳じゃないから、記載する義務はなさそう。
 でも、院内処方でも手帳を義務化・・・とかするよりも、
そもそも院外に出せよ(医薬分業しろ)っていうのが、
厚生労働省の方針だからなぁ・・・。

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 もうひとつ、薬局として手帳を持って欲しい理由がある。
後発品への代替調剤や、一般名処方が進んでいる。
この結果、処方箋を見ただけでは何を調剤していいのかわからない。

 お薬手帳があれば、少なくとも、前回何が調剤されたかは分かる。
特に、病院や薬局を変える時には、必要になる。

「この処方箋、前の薬局はどの薬で出していたのかな?」と
迷うことが、それなりの頻度であるから。
手帳を持ってきてくれていれば、対応しやすくなる。

 一般名処方がきて、「先生の処方箋どおりに」って言われても、
前回の調剤履歴がなきゃ、何で出されているのか分からん。
まぁ、何出しても問題はないんだけど、問題にする人もいるからな。

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 あと、これは各薬局へのお願い。
調剤薬だけでなく、処方薬(一般名含む)も手帳に記録しておいて欲しい
薬剤師も医師も、そりゃ調べれば何の薬かはわかるけどさ。
あまり見かけない後発品名をみて、「これ何かな?」と悩む時間が短縮できる。
 これは、近隣の医療機関の医師に、実際にお願いされた。
正直、一般名では、分かるかどうか怪しいところがあると思うが(苦笑)
後発品名よりはマシだろう。

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お薬手帳は無料?

昨日の続き。

 薬剤情報提供料。いわゆるお薬手帳の15点は廃止され、
薬剤服用歴管理指導料の41点にまるめこまれた形になった。

 今までは、お薬手帳を断れば、15点は算定されなかった
じゃぁ、4月からは、手帳を断ると41点も算定されないのか??
この点が焦点となった。

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 まず、確定情報として、
「お薬手帳を忘れてもシールを渡して、次回貼ってあるのを確認できれば、
 算定可能」という見解が厚生労働省から出ている。

 逆に言うと、公式見解でそれ以上は出ていない。

 ただ、今までに各所で聞いた内容から類推するに、これはもう、
有用性を説明した上で手帳を拒否された場合は41点算定可能
 ということでよいらしい。

 その理由として・・・。
調剤報酬、本体部分は基本的にプラス改定のはずである。
薬価はともかく。手帳拒否で41点算定できないのであれば、
どうやってもマイナス改定
。曲がりなりにもプラス改定と
いうのであれば、41点はべた取り可能、と解釈するしかない

 以前のお薬手帳の項目には、「患者の求めに応じて」手帳に記録した場合、
となっているが、今回の薬歴管理指導料に組み込まれた文章からは、
この「患者の求めに応じて」という文言が消えている
患者の意向を気にしなくてもよくなった、という解釈も成り立つ。

 また、手帳いらないからといって拒否したら、薬歴管理指導料そのものが
消えてなくなる→薬歴も指導もセットで消えてしまう。
そりゃ、いくらなんでもまずいだろう、ということ。

 公式な文書では出てこないが、非公式な場では、
「41点べた取りでOK」というニュアンスが
言葉の端々から伝わってくる・・・らしい。

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 じゃ、なんで公式な文書として出さないのか?
というと、公式な文書で出してしまうと、お薬手帳を勧めもせずに
41点算定する輩が出てくるからじゃないかな?と想像する。

 今回、国の方針としては「できるだけ多くの人に手帳を持って欲しい」だ。
そのためには、締め付けは強ければ強いほどいい。
緩めるような文言は、あまり使いたくない
・・・かといって、大多数の薬局を潰すのは不本意だから、
本気で取り締まることはない・・・。そのバランスを狙っているのではないか?
・・・というのが、私の考え(妄想)だ。

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 実際問題として、ほとんど全ての薬局が41点べた取りするだろう
そうでなきゃ、経営が成り立たないだろうからね。

 結果として、「お薬手帳を持っても持たなくても、値段は変わらない」
ということになる・・・な。これをもって、
お薬手帳が無料になった」と表現する人もいるかもしれないが、
私は、その言い回しは違うように感じる。
セット料金になって、外せなくなった」というイメージが正しい。
以前は選択できるオプションだったんだけど、そうでなくなっただけだ。

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 まぁ、またどこぞのテレビとかメディアが、
「お薬手帳を断ると○○円安くなる」とか言うかも知れないが、
今回はもう、完全に無理筋だろうな。
 明文化されたルールだけなら、そう読めるんだけど、
実際の運用は、(おそらく)そうはならないから。

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 薬剤服用歴管理指導料そのものを算定しないでくれ、という要求は
あり得なくはないが、受け入れる薬局はごくわずかだと思う。
医師に対して「カルテを書くな」と言っているようなもんだから

 もう少し、続く。

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お薬手帳を断ると?

 さて、今回の診療報酬改訂。
一番混乱したのは一般名処方だと思うが、一番「どーすんのよ!?」と
思ったのは、お薬手帳の扱いだった。

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 今までは、お薬手帳には「薬剤情報提供料」で15点を算定していた。
ところが、この点数が廃止になった。
替わって、「薬剤服用歴管理指導料」が30点から41点までアップ。
その項目に、「お薬手帳」の項目が追加された形になった

 背景には、東日本大震災の影響がある。この大災害で、
お薬手帳を持っていた人は、避難所でその後の治療がスムーズにいった。
・・・というか、持ってない人が非常に困った。

「どの薬を服用していたか?」という情報がないと、どうにも進まない。
(いや、情報があってもなんともできないこともあったと思うが。)
血圧の薬をもらっていたんだけど」といわれても、
血圧の薬なんて百種類以上あるから、どれかわからんし。
自分が服用している薬の、名前と規格(mg数)をちゃんと把握している人は
問題ないだろうけど、まぁ、そうでない人の方が多かっただろう。

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 実は、以前に同じようなことをしたことがある。
後期高齢者医療制度で、薬剤服用歴管理指導料は、後期高齢者だけ
「お薬手帳」とセットになって、他よりも点数が高くなるということがあった。
後期高齢者医療制度そのものに対する批判もあって、2年後には廃止されたが。

 その時の影響もあり、高齢者はお薬手帳を持っている率が高かった。
また、小児もお薬手帳を持っている率は高い。
この辺は、複数の医療機関にかかることも多いだろうけど・・・
そもそも、子どもは自己負担金が発生しないことがほとんどなので。

 通常の「お薬手帳」は、薬剤師が記録したときに点数が発生していた。
(10点だったり、15点だったり)ようは、お金が必要だった訳だ。
だから、自己負担金が発生しない人ほど、お薬手帳の所持率は高い

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 逆に、「薬局で勧められるお薬手帳を断ると、お薬代が安くなる」
みたいな話は時々、言われていた。これは、事実だった。w
必要ない人や、少しでも安くしたい人にはあまり持ってもらえなかった。

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 でも、お薬手帳は有用だから、できるだけ多くの人にもって欲しい
そういう経緯があって、今回の改定では「お薬手帳」と
「薬剤服用歴管理指導料」が一本化された訳だ。
薬剤服用歴管理指導料は、ほとんどの患者さんに算定している。
つーか、ぶっちゃけ算定しないと経営が成り立たない。(汗)

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 ここで、問題。
「お薬手帳を断った場合、薬剤服用歴管理指導料は算定されるのか?」

 今までは、お薬手帳を断ったら、15点は算定されなかった。
でも、他とセットになって、41点になった。
これを算定されない、できないとなると、3割負担で120円は変わる。でかい。

 そして、調剤報酬の文書を見る限り、文章をそのままの意味で取ると、
「お薬手帳に記録を残さないと、41点も算定できない」ようにしか読めない。
これは薬局にとって、非常に大きな問題となる。

 例えば、今まで半分の患者さんに手帳を算定していたとすれば、
薬歴の点数と合わせて、平均37.5点。
これが、そのままの手帳算定率で、手帳に記録しないなら41点算定しないとすると、
平均20.5点になる。一人あたりマイナス17点。

 今までよっぽど効率よく稼いでいた薬局でなければ、
このマイナスには耐えられないと思う。

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 薬局としては、「薬剤服用歴管理指導料」の41点は、
絶対に守らなきゃならない点数、と言ってよい。
お薬手帳断られただけで41点を失うってはいくらなんでもキツイ。

 これは、本当のところはどうなんだ?
どうしても手帳いらん人にも、41点算定していいんじゃないか?
いや、厚生労働省は薬局をつぶす気か?
いろんな噂が飛び交うことになった。

・・・明日に続く。

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AIJ問題

 確定拠出年金と、間接的に関係する問題として、
しばらく前に世間を騒がせたAIJ投資顧問の話。

 AIJは、厚生年金基金の運用を多く扱っていた。
多額の損失を出しているにも関わらず、安定した利益を出しているように
見せかけて多くの資金を集めて、結果として大損失を出してしまった。

 もともとの原因としては、そもそも厚生年金基金の予定利率が高すぎることだ。
それだけの運用益を出そうと思えば、ハイリスクな運用をせざるを得なくなる。
運用担当者は、リスクを感じながらも成績のいいAIJに託さざるを得なかった、
という側面があるのだろう。

 企業年金が、確定拠出年金(401k)に流れている背景でもある。
他の企業年金制度や退職金制度は、かなり高い運用益を前提としているが、
最近の市場環境では、そんな利益を出すことは不可能だ。
 でも、年金や退職金は常に給付することが必要。
足りない部分は、企業が穴埋めするしかなくなる。

 じゃぁ、運用自体を個人に任せてしまえ、というのが401kを導入する契機になる。
こうしておけば、少なくとも損失を穴埋めする必要はなくなるし

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 では、その市場環境の中、個人が運用を任されて高い運用益を
得ることは可能か?普通に考えると、まぁ無理・・・だろうな。
そんな中、私は年利4%に挑戦している訳で。
リスクはAIJには遠く及ばないけど、安いときに買うという逆張りをしている訳で。

 これが、成立する、、と私が考える理由は「個人だから」できるということだ。
多くの人の年金を集めて運用していると、金額は大きいから色々できるけれども、
常に、年金や退職金を受け取る人が出てくる。
 例えば、10年後に2倍になることが分かっている株式があったとしても、
お金を支給するためには、すぐに売らなきゃいけないことがあるかも知れない。

 つまり、「常に年利4%」が求められる、と言ってもよい。

 個人でやる場合は、ここが大きく異なる。
30年後に、「結果として4%」あればいいので、途中は大損していても構わない。
この差は、かなり大きいと考える。

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 例えば、確定拠出年金では、若いうちはどんどんリスクを取っていって、
支給年齢(60歳)に近づくに従い、定期預金などリスクの少ない資産に
移動していく、という方法でリスクをコントロールできる。
 でも、厚生年金基金のような形で、全社員の分をまとめて運用しようとすると、
そういう時間に伴うリスクコントロールは不可能。

 確定拠出年金による個人の運用は、この点で
厚生年金基金などより有利、と考える。
あとは、この有利な点をちゃんと活かすような運用ができれば、
4%も夢ではない・・・と思うんだけどなぁ。

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さすがに休載

 今月は、色々とネタも多かったので
ぽんぽんとテンポよく書いてきたけれども・・・、
体力的に厳しくなってきたので、さすがにちょっと休載する。

 再開は、来週水曜日から、、、としておこう。

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 今回は、ネタ切れというよりは体力切れ。
書きたいネタは、まだまだ一杯あるんだけどね。
仕事が忙しいもんで、時間も体力もない。

・・・ちなみに、この記事は公開日時を指定しているが、
本当に書いているのは4/15である。w

(つまり、今週の記事は、全てストック記事ってこと。)

今週、まともにブログ更新できる気がしないんだよなぁ・・・。

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 あ、コメント欄の管理は(休載中も)ちゃんとやります。
「http:」を含むコメントやトラックバックは承認制ですが、
スパムや無意味な宣伝や外国語でなければ、ちゃんと公開します。

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60万ヒット

 このブログの記録。
先日、アクセス解析設置以来の60万ヒットを記録した。
50万までは5万毎に記録を残していたけれども、
今回からは10万刻みで。

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2006/04  ブログ開始
2009/10  10万ヒット
2010/11  20万ヒット
2011/04  30万ヒット
2011/09  40万ヒット
2012/01  50万ヒット
2012/04  60万ヒット

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 50万から60万の10万は、3ヶ月くらい。ちょとペース上がってる。
1日平均1000アクセスくらいの計算だ。
まぁ、冬から春にかけてアクセス数が伸びるのは、
このブログの昔からの特徴だけど。(インフルと花粉と、前期高齢者。w)

 このペースだと、来年には100万いきそうだなぁ・・・。

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インフレリスク

 確定拠出年金連載。
今回は、インフレリスクについて。

 日銀は、1%の数値目標をもって、インフレをおこそうとしている。
ようは、物価を上げるべく、お金をじゃぶじゃぶに供給しようってことだろう。
この決定がきっかけとなり、為替相場は円安にふれ、株価も上昇の兆しを見せた。

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 これって、確定拠出年金を運用する上で、どういう意味をもつか。

 インフレってことは、物価が上がる=現金の価値が目減りするという意味だ。
お金の価値が下がるってことは、それだけ株価が上昇するということでもある。

 ようは、インフレや金融緩和によって株価が上昇したところで、
「資産価値」としては、それほど上がっていないんじゃないのかな?
まぁ、一時的にはもちろん意味はあるんだけど。

 例えば、金1gを1000円でもっていたとしよう。
インフレの結果として、1gが1500円になったとしよう。
ここで金1gを売ったら、500円の儲け??

 いや、儲けているかも知れないが、その分物価も上がってるから
そんなに意味はないんじゃないかと・・・。

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 なので、インフレによって株価上昇は当然のようにおこるが、
全体のインフレ率との比較がなされなければ意味がない。

 もう一つ例をあげる。
1億円のマンションが欲しくて、投資によって資産を増やしたい。
8000万円の現金を株に投資。インフレによって1億円になった。
・・・でも、そのときマンションの価格が1億2千万になってたとしたら??

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 インフレが進むと困るのは、資産を利率の低い預金でもっている人だな。
年金で暮らしているお年寄りなんかもそうだと思うけど。

 実際、確定拠出年金(401k)をろくに活用せず、
全てを元本保証型の定期預金で持っている人は多くいると思う。
元本割れのリスクを犯したくない、という理由で。

 でも、元本割れはしなくても、
定期預金の利率以上にインフレが進むようなことがあれば、
それは実質、資産が目減りしている、ってことにならないか?

 これを「インフレリスク」と言う。

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 まぁ、実際のところ、日本はずっとデフレに苦しんでいる訳で、
日銀ががんばったところで、そうそう簡単にインフレになるとは
思わないから、大したリスクではないと思うけどね。

 インフレによる資産価値の変動は、単純に受け取ってはいけない。
また、元本保証型で固めていても、インフレリスクは存在する。

 長いことインフレなんて縁がないから、感覚的にはわかりにくいけど、
理論上はそういうことになる、、と思う。

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遊ぶか、休むか?

 先週から、今週にかけて、仕事が非常に忙しい。
いや、患者さんが多いわけじゃないんだけど・・・、
まぁ個人的な仕事とか、研修とかを抱えているし。
 土曜日も仕事だし、平日に休みがあるわけでもなく。
たぶん、ゴールデンウィークに入るまでこのごたごたは続く。

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 こないだの日曜日。身体はかなり疲れていた
(私は、一般人よりも疲労の蓄積が多い。体力ないから。)

 本来ならば、日曜日はゆっくりと身体を休めるべき・・・。

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 なんだけど、実際は5歳の娘と激しく遊んだ

 せっかくのいい天気。お出かけ日和。
桜もまだ少しは残っているし。

 ひさびさに、娘の自転車の練習に付き合ってみた。
今回は、娘が来年通う予定の小学校を経由して、
最寄り駅の方まで出かけ、嫁と下の息子と合流して
お昼ごはんを食べた後、また自転車で家まで帰るというコース。

 地図で調べたところ、全長6kmだ。
これは、過去最長距離。

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 今回のテーマは、「下り坂を一人で進もう」
ブレーキをかけながら、安全に進むことを覚えてもらった。
かなり、上手になったと思う。よほど急な坂でないかぎり、
安心してみてられるようになってきた。

 上り坂は・・・やっぱりパワーが足りないから無理。
自分で自転車を押すこともできると思うんだけど、
上り坂が急だとそれもしんどそうなので、結局私が押すことになる。

 後は、交通ルールの問題だな。
まぁ、ルールとマナーは、ある程度経験しないことにはなんとも。

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 ちなみに、息子は計画的に置いてきた。
息子がいると、娘と自転車の練習なんてできっこないから。w
穴埋めは、3年後に(彼が5歳になったころに)するさ。きっと。

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 当たり前だが、こっちはへとへとに疲れた。
上り坂は、自転車を押す。以前は下り坂で二人乗りしていたが、
今回はそういう訳にいかないし。平地と同じように、
自転車の横を走りながら誘導する、という方法。
当然、6km走ったことになるな

 しかも途中であちこちの公園に寄り道して、
そこでも結構エネルギーを使っているし・・・。

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 ただ、先週一週間の「疲れ」は、身体もそうだけど、
精神的なものもあった。夜の帰りも遅かったので、
子どもと話せるのはほぼ朝だけ、みたいな。

 なので、子どもと遊ぶことで、精神的な疲労を回復させた。
HPを回復させるよりも、MPを回復させた訳だ。
この判断が、吉と出るか、凶と出るか・・・。

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 もっとも、一日ゆっくり休むといったところで、
本当に回復できるかどうかは疑わしいところだし。w
(子ども達の攻撃が激しいから)
まぁ、子どもも満足してくれたようだから、よしとしよう。

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一般名処方は薬局のため?

 一般名処方について、その3.
(書き始めたときは、ここまで長くするつもりはなかったが。)

 ここまで、「なぜ国は一般名処方を勧めるか」と、
「一般名処方に直面した薬局の混乱、医師へのフィードバックの仕事」
について書いてきた。

 では、薬局にとって、一般名処方のメリットとは何だろう?

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 一応、国からは「在庫の負担軽減」という話が出ている。
なるほど、それは確かにメリットだ。

 薬局としては、一つの成分につき、先発1種、後発1種を在庫したい。
種類が増えれば増えるだけ、ややこしくなってミスの可能性が高まるし、
そもそも、それだけ在庫かかえるってことは、そんだけ金かかってるってことだ。
でも、実際問題として、一成分で複数のメーカーの後発を在庫することはありえる。

 その理由を、解説してみる。

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 国が後発品を使うように勧めているのは、薬局だけではない。
もちろん、病院に対してもそうだ。
病院に対しても、「採用薬品のうち、一定割合を後発品にする」ことで、
なんらかの加算があるらしい。

 その結果、院内で後発品を採用するところも増えている。
入院している患者さんに対しては、病院内で薬が調剤されている。
そうすると、その中に後発品が採用されることになる。
 では、退院した後はどうするか?当然、処方せんが出ることになるが、
この処方せんには、院内で採用されている後発品名が書かれることになる。

 病院では、患者さんに対して「ジェネリックにするかどうか?」なんて
聞いていないだろう。(聞いたところで対応できないだろうし。)
ってことは、先発希望の患者さんに対しても、後発品を出すことになる

 先発希望の患者さんが、後発品の書かれた処方せんを持って薬局に来たとする。
で、薬局が、この病院の採用している後発品を持っていなかったとしよう。
(別メーカーのものならあるんだけど・・・)
 患者さんは「先生の書いている通りに出して」と言う事が多い。
いや、ちゃんと説明できればメーカー変更に応じてくれることもあるけど、
「入院中にのんでいた薬を続けたい」と言われれば、それまでだ。

 当然、入院患者以外に対しても、「その病院の採用している後発品」で
処方せんは書かれてくる。で、「先生の書いている通りに」と言われたら、
やっぱりそのメーカーのものを取りよせるしかなくなる。
(ここでもやっぱり、面分業やってるほど不利になる。)

 こうして、薬局の(無駄な)後発品在庫が増えていくわけだ。(泣)

.

 この「病院採用の後発医薬品」を一般名で書いてくれると、これはありがたい
とりあえず、「先生の書いている通りに」と言われないだけで、だいぶ楽だ。w
また、先発希望の患者さんに対して処方されていた後発医薬品を、
患者さんの希望どおりに先発に戻してしまうことすら可能になる
(国の政策には逆行することになるが、患者さんの希望は尊重すべきだろ)

 また、どんどん一般名処方が進めば、複数メーカーの併売品なども、
一種類だけ在庫しておけばなんとかなるようになるだろう。

 最終的には、剤形までこっちに決めさせてくれるともう万々歳。
医師は成分量だけ決めてくれたら、後は薬局がどうとでもする。。

 ちょっと前に、そんな記事を書いたなぁ・・・。

「先発品への代替調剤を認めて欲しい」(2011.12.23)
http://tukutteha-mitamonono.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-6e50.html

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 そのための、はじめの一歩。それがこの一般名処方だと信じたい。

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 さて、薬局の在庫を増やす処方せんとして、勘弁してほしいなぁと思うのが、
後発品のメーカー指定しておいて、変更不可」という処方せん。
 メーカーから金でももらっているのか、門前の薬局からの強い要望があるのか。
(こういう処方せんは、門前に行かなきゃなんともならない→門前有利)

 一部、外用薬なんかは確かに後発品同士の使用感の差が激しいから、
メーカー指定もやむを得ない、、と思うものもあるけどさ。

 内服薬で、しかもよりマニアックなメーカーを指定されると、
もう勘弁してくれ、といいたくなる。なんか罰則規定でもつけて欲しいくらいだ
一般名処方もいいけど、これを取り締まってくれる方がうれしいぞ。w

.

 私の職場の近隣にも、そういう後発品指定、変更不可な医療機関はある。
その医療機関も、4月から一般名処方に切り替えた。一部だけ

 処方せんの中の、一種類の薬だけ一般名。後は全てメーカー指定後発品。
もちろん、(一般名で書かれた一種類を除く)全ての医薬品が変更不可

 ・・・。早く、こいつを取り締まってくれ。(マジ)

.

 まぁ、極端な例だけれども。(苦笑)
病院、診療所の側も、「何のための一般名処方なのか」ということを
ちゃんと考えてやって欲しい。
「ただ2点が欲しいから」というだけの理由で、やって欲しくない。

 例えば、病院採用の後発品を全て一般名で書いてきている病院がある。
これは、あるべき姿だと思う。そうでなきゃ、薬局にメリットが少ない。

.

 もう一つ、薬局側のメリットとして考えられるのは、
「後発品を勧めるチャンス」が改めて与えられた、ってことかな。
医師が一般名で書いてくれることで、もう一度患者さんに話ができるし。

 今年の4月から、薬情(薬の説明書)に後発品の有無や価格差を表示する
ようになったから、その辺と絡めて勧めることもできる。

 もちろん、薬局は後発品を多く使うことにより体制加算を狙うという
インセンティブがあるから、後発品を勧められる環境、というのはメリットだ。

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 最終的には、「医療費削減」が大きな目的としてあるんだけどね。

 これはあくまで私の個人的な意見だけれども、
配合錠を勧めるってのも、医療費削減には効いてくると思うんだけどなぁ。
あれ、後発品使うよりも安いものもあるし。
 まぁ、薬局の在庫に負担をかけるというデメリットはあるんだけど、
例えば、後発品調剤率の分母から、配合錠を計算が除外する、とか
してくれてもいいと思うんだけど。

 

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変更不可の印は必要か?

 日曜日は、疑義照会ネタ・・・ってもう長いことやってないな。

 一応疑義照会にからむネタなので日曜日にやるけど、
話としては今回の診療報酬改訂のネタだ。それも小ネタ。

.

 今度の診療報酬改定で、処方箋の様式が若干変わった。
医薬品の左端に、「×」や「v」のチェックをする欄ができて、
そこにチェックが入ると、その医薬品は「後発品に変更不可」という意味。

 そして、チェックを入れたなら「変更不可」の欄に医師の印が必要。

今までも、品目ごとの指定はできたから、それほど変わった訳ではない。
品目ごとの指定がデフォルトになったってだけ。
今までの場合は、変更不可欄に印を押しておけば、
「全部変更不可」の意味だったから、変えて欲しくない医師はハンコ押す
だけでよかった。少し面倒くさくなっている。

 まぁ、それでも変更して欲しくない医師は全部チェックしてハンコ押すし、
どうせコンピュータ上の操作なんだから、面倒っていってもたかが知れてる。

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 さて、しばしば見かけるのが、
(品目ごとの)変更不可欄にチェックが入ってるけど、
医師の印がない、という処方箋だ。

 これ、厳密には疑義照会が必要・・・だよなぁ。
医師の印がないってことは、医師がちゃんと意思表示していない、
とみなされる訳だから・・・。

 でも、実際のところこんなので疑義照会することはない。
だって、チェック入っている時点で、その医薬品について変更不可なのは
ほぼ確実。単にハンコ忘れただけにしか見えないから。

 ・・・これ、なんで医師の印がいるというルールにしてるんだろう??

 逆に、ハンコ押してあって品目ごとのチェックが入っていなければ、
これは疑義照会の対象になってもおかしくないけど。
(どれが変更不可なのかわからんからな。)

.

 なぜ印が必要か?医師が「変更不可」を認めた、という意味かなぁ?
例えば、医師がハンコを押していないのに第三者がチェックだけ
付け加える、ということは・・・可能性としてはありえるけど。

 ・・・でも、その「第三者」ってほぼ患者さんじゃないか?w

 仮に、医師は全部代替可のつもりで、ノーチェックで処方箋を渡したとする。
そして、(代替して欲しくない)患者さんが、チェックだけ入れた、とする。
この場合も、チェックだけ入って印がない処方箋が出来上がるけど・・・、

 患者さんが変更不可って言ってるんなら、どうせ変更できない

 薬局で代替調剤するには、医師の承認と患者さんの意思。
両方が必要なんだから。患者さんが偽造する意味がない。

 結論として、チェックさえ入っていれば、ハンコなくても代替しない。
疑義照会なんざする必要なし。それでいいような気がする。

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 ただし・・・たまーーに、処方箋に書き込む人いるんだよね。
合ってるかどうか確認するために、薬の左側にチェックいれたりとか。ww

・・・紛らわしいので、やめてもらいたいなぁ。

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(続)一般名処方の話

 昨日、「一般名処方により大混乱・・・」とか書いたけど、
本当のところ、私の職場はそんなに混乱していない。w

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 私も含め、メインの薬剤師スタッフは、よく使う薬の一般名は
ほとんど覚えているからだ。
まぁ、外用(特にステロイドの軟膏とか)で怪しいのは多いけど、
調べればすぐにわかる話。

 もともと、代替調剤で後発品をガンガン勧めていたので、
大半の薬に後発品を置いているし。
後発品は、一般名+メーカー名という名前のものも多いので、
一般名にはかなりなじみがあった。

 また、いずれこういう日が来ると思って、
薬剤師になった当初から、成分名を忘れない努力はしていたし。
(大学では、成分名で教えられるが、仕事で成分名が必要なことはほぼない。
 よって、何年も仕事すると、成分名を忘れてしまう薬剤師が多い)

 一般名処方が厳しいのは、卒業してから長い月日が経ってしまっている、
ベテランの薬剤師だ。一般名から商品名が出てこない。

.

 それよりももっと大変なのは、薬剤師でないスタッフだ。
レセコンに入力を担当する医療事務、それに(グレーな存在だけど)調剤補助員。
専門の教育を受けてないんだから、一般名と商品名が結びつく訳がない。

 もちろん、レセコンは(ぐだぐだだけど)一般名処方の入力に対応しているので、
ちゃんと入力すれば、何を調剤すればいいかはわかるんだけど・・・
そのタイムラグが問題になる。

 私の職場では、処方せんを受け取ると、まずコピーを取る。
で、医療事務が処方せん(原本)を使ってレセコンに入力、
薬剤師はコピーを元に、(入力と同時並行で)調剤を始める。
 そういう流れにしていた。

 ところが、一般名で何を出せばいいのかわからない、となると、
入力が終わらないと、調剤できないことになる。このタイムロスは地味に痛い。
うちは、かなり小規模な薬局なので、なんとでもなったけれども、
大きなところほど、混乱も大きくなりそうだ。(苦笑)

 また、一般名処方は、基本的には厚生労働省の決めた一般名マスタなるものを
使っていることが多いが、このマスタが、そもそも不完全なものだったりする
(入っていない薬があったり、非常にわかりにくいことになっていたり)
これも、混乱に拍車をかけているなぁ・・・。

.

 ただ、もともとジェネリック代替の時も、そういう問題はあった。
患者さんが後発希望か、先発希望かを把握してからじゃないと、調剤できない。

 私の個人的な話をすると、もちろん薬局そのものでもある程度決まりはあるが、
私は、患者さんの名前で「この人は後発か先発か」をある程度認識できた。
ようするに、患者さんが少ないから、誰が後発希望しているかを
(おおまかにではあるが)覚えてしまっている訳。
 なので、レセコン入力を待たずに調剤することができた。

 ところが、一般名処方だとそうはいかない。
例えば、一般名で「アムロジピンベシル酸塩錠」と書かれた場合、
「この人は確か先発」とわかったとしても、
アムロジンを出すのか、ノルバスクを出すのかの判断ができない。
(アムロジピンは、先発が2品目ある)

 先発メーカーが複数あるような品目は、苦戦する。
また、私の職場は面で受けている処方せんが多いことも、苦戦の理由。
門前だけなら何とでもなるけれども・・・。面で一般名を食らうと厳しい。
一つの医療機関なら傾向と対策は読み込めるが、
十(以上)の医療機関の採用薬まで覚えきれるわけないし。

 まぁ、患者さんに(いつもより少し長く)待ってもらえばいいだけの話なんだが。

.

 今後の課題としては、新患さんが来た時にどう対応するか、だなぁ。
継続処方の人は、「今までと同じでいいですか?」の一言で済むけど。
また、後発品希望の人も、「ジェネリックに変えておきました」でよい。
問題は、新患さんで先発希望の人に、複数の先発品がある一般名処方が出た場合、
どれを調剤するか・・・。これ、ルール決めておいた方がいいだろうな。
 ちゃんとしておかないと、後で困ることになりそう。

.

 さて、一般名処方について、各方面で話題になっているのが、
「処方元へのフィードバック」だ。
一般名で処方した医師は、薬局で実際にどのメーカーの医薬品が
調剤されるのか分からない。
 「一般名で処方した」ってことは、「どのメーカーでもよい」
という意思表示なんだから、フィードバックなんかいらんやろ、
という声もある。(実際、過去の一般名処方ではいらんかった。)
 しかし、今回の一般名処方では、フィードバックするべし、
ということになっている。
もっとも、方法は薬局と医療機関で決めていいことになっている。

.

 ここでも、私の職場はいらん仕事を山ほど抱え込むことになる。
私の職場は、メインで受けている医療機関の処方せんが全体の6割ほど。
残り4割は・・・本当にあちこちから1枚ずつ来たりする。
一日に受け付ける処方せんの発行元医療機関数は、平均で10を超える
このうちの、半分以上が一般名処方をしてくる。

 ・・・これ、毎日あちこちに報告せにゃならんの?本当に?
一応、確認を取っているんだけど、「とりあえずFAX送ってください」
がほとんど。(一つだけ、報告なんざいらん、と言ったとこもあるが)
送れというなら送るけど、報告書なんてどうせ見ないでしょ??

 たぶん、「見たい」と思ったときに見れる状況であることが
必要なんだろうなぁ、、と思うけど。仕事量は結構バカにならんぞ。
しかも、これ、FAXを受けるほうも大変なはずだ。
 まぁ、「報告をくれ」というのは医師だけど、
実際にFAXを受けるのは事務員だろうしなぁ。
ちゃんと整理して医師に報告することを考えると・・・大変だと思うけど。
正直、1枚2点の加算じゃ、割りに合わないと思うぞ。

 もちろん、代替調剤の時にも報告書は送っていたわけだけど。
これは、変更した時だけだった訳で。
一般名処方の場合は、原則、全ての処方せんについて報告が必要になる
門前薬局との取り決めで、報告数を減らすことはできるかもしれないが、
(Do処方なら報告いらん、とか、先発の場合は報告いらん、とか)
あちこちに処方せんが散らばった場合、あちこちから問い合わせや
報告が相次ぐと思うんだが・・・。

 これ、薬局としてはメリットないなぁ。
1枚2点の加算は病院側に入るけど、手間とFAX送信料は
薬局のほうがかぶってるんだけど。
 しかも、面で受けていれば受けているほどキツい。(苦笑)

・・・・・長くなったので、もう一回続く。

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一般名処方が勧められた理由

 さて、今回の調剤報酬改訂。

 事前準備として、もっとも気を使ったのは後発品調剤率。
どうなるのかなかなか決まらず、直前まで対応策に追われたのはお薬手帳。
(手帳に関しては、そのうち記事書きます。)

 ところが、フタをあけてみると、この2週間でもっとも混乱したのは、
一般名処方への対応だった。

.

 一般名処方とは何ぞや?
大雑把に言うと、処方箋に書く医薬品名を、商品名ではなく、一般名で書いてくる。
一般名・・・まぁ、成分名と思ってそれほど間違いはない。

今までは、基本的に「商品名(例:ガスター)」で書かれていた。
それを「一般名(ファモチジン)」で書いてきている訳だ。

.

 なんで一般名処方が増えたか?
これは簡単。一般名処方をすれば、処方箋発行料に1枚2点(20円)の加算
病院の側に加算されるから。(他にも205円ルールとかあるけど、省略)
ようは、一般名処方をする方が、病院は儲かるわけ。

 なんでそんなルールになったか?
国が、一般名処方を推進したいから、そういうルールを作った。
なんで一般名を推進したいか、というと、後発品を勧めたいからだ

.

 大まかに経緯を書いておこう。
一般名処方自体は、昔からあった。

 処方する側の医師は、基本的に商品名しか覚えていなかった。
後発品(ジェネリック)を処方してもらうには、医師が後発品の商品名を
処方する必要があった。

 ただ、それだと特定メーカーとの結びつきが強くなりすぎるし・・・。
院外処方箋を発行していると、最も近い(いわゆる門前)薬局以外に
処方箋をもっていかれると、ほぼ対応できない状態になる。
特定メーカーの後発品を指定されても、在庫している可能性は低いから。

 そこで、「一般名」で処方すれば、薬局と患者さんで選べるルールができた。
もちろん、先発のブランド品を出してもいいし、どのメーカーの後発品を
出しても構わない。
 ようするに、一般名処方ってのは、「成分さえあってればメーカーはどこでも」
というルール。患者さんが後発品を希望すれば、それでもよいし、
先発でもいい。

.

 ところが、医師は後発品の商品名はもちろんそうだが、
一般名にしたところで、覚えちゃいないことが多い。(苦笑)

 そこで、「代替調剤」という仕組みが生まれた。
医師は、先発の商品名を処方して、変更してよいかどうかを書いておく。
薬局は、患者さんの意向を尊重して、変更するかどうかを決める。
これが、たしか4年前の話。
 この仕組みができて、一般名処方はほぼみなくなった。

.

 じゃ、なんで今また一般名処方なのか?
これは、さらに後発品を勧めたいからだ。

 今の「代替調剤」のルールだと、薬局が「変更」することになる。
よくわからない方(特に年配の方に多い)だと、
「よくわからんから、医師の書いてる通りにして」と言うことも多かった。

「変更」だから、医師の意向を無視するような感じがあるんだろうな。

.

 でも、一般名だと、そもそも「何もない」ところから「選ぶ」ことになる。
代替調剤では、「医師は先発で書いているけど、後発にもできますよ?」
一般名だと、「医師は一般名で書いてるので、先発か後発か選んでください。」

 これ、微妙にニュアンスが異なるのわかるかな??

.

 さらに、後発品、特にここ数年で発売されたものの商品名は、
「一般名+メーカー名」にするように、国から指導されている。
これ、後々こうするための布石だったのかも。

 ようするに、後発品の商品名は、一般名によく似てるんだ。

 例えば、「ファモチジン錠10mg」と処方箋に書いていて、
先発は「ガスター錠10mg」
後発は、「ファモチジン錠10mg(メーカー名)」

 そう、パッとみ、先発の方が「変更している」感じになる。
「処方箋の通りに」とか言われると、後発を選ぶ確率が高くなるんじゃ??w
まぁ、ちゃんと説明すればわかってくれるだろうけど。

 「先発がいい人」「後発がいい人」の間に「どっちでもいい」って人は、
結構いると思う。一般名処方は、この「どっちでもいい」人を
後発品に誘導しようとしているんだ。(・・・邪推かも知れないが)

.

 加算がついたとはいえ、たったの2点。
処方箋を1日100枚だす病院があったとして、たったの2000円だ。
そんなしょぼい加算とりにいくかなぁ?という想いがあった。

 レセコンが対応するだろうけど、面倒くさいだろうし。
そう思っていた。・・・ところが、

 ふたを開けてみると、私の職場の近くでは、全ての薬ではないにしろ、
一般名処方をしてくる医療機関の方が多数派、という結果になった。

(ただし、一番近い医療機関が一般名じゃないので、
 受付処方箋枚数からすれば、一般名は1割ほど)

 これが、薬局によっては非常に混乱することになった。
まさに「フタをあけてみれば」って感じだった。
医師としては、「簡単に取れる点数は取りこぼさない」ってことかな。

 まぁ、医師が直接一般名を書いている訳じゃないんだろう。
医師が先発名を指定しても、それを一般名に変換するような
機能を、レセコンにつけているんだろうなぁ・・・。
ちょっと、甘くみていた。

 前もって準備していればともかく、
無防備で一般名処方の嵐を食らった薬局は、
大混乱に陥ることになる。

.

・・・後半(明日)に続く。

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新しい生活リズム

 新学期が始まってしばらくたった。

 とはいえ、仕事場が変わるわけでも、仕事内容が変わるわけでもない。
まぁ、いつもとさして変わりはない・・・と思っていたが。

 実は、娘が年長さんになり、お迎えのバスの時間が変わった。
今までよりも1時間早くなっている。

.

 当然、起床時間も早くなる。
こないだまでは、ぎりぎりまで寝るときで7時半だったけど、
今週から、基本は7時起き。
 娘はそれでちょうどよいくらいの時間らしい。

.

 もちろん、無視して7時半まで寝てもいいんだけれども・・・。
特に仕事の帰りが遅い日が続いたりすると、
朝、ちゃんと子どもと一緒にご飯を食べないと、
全く子どもと話す機会すらなくなる訳で。

 少なくとも、朝食は一緒に食べたいし。

.

 目覚ましは、7時くらいにセットしてあるんだけど、
ここんとこ、それよりも早く起こされることの方が多い。

 当初「1時間早くなるなんて、ちゃんとできるかな?」と思っていたが、
娘はあっさりと、その生活リズムに順応しているように見える。
すなわち、朝寝坊なんてしない。つーか、目覚ましより早く起きてる。

.

 ・・・せめて7時までは寝かせて欲しいなぁ。(本音)

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1年間の感想

 しばらく、水曜日は確定拠出年金の連載を再開する。
制度移行から、ほぼ1年が経過した。

 細かい数字はおいておくとして、1年間やってみた感覚を書いておく。
最初は、それほど問題なかったが、がんがんと値段が下がっていくのは、
さすがにいい気分はしなかった。

 今年に入ってから風向きが変わり、逆に一気にプラスに振れた。
まぁ、最近、また風向きが変わったようだけど。(苦笑)

.

 とりあえず、プラスに振れる時期があっただけ、よかったと思う。
マイナスに突っ込みっぱなしだと、自分のやり方に自信がもてなかった
だろうから。

 まぁ、今(まだ)プラスだから正しい、という訳でもないが。

.

 結局のところ、最終的な評価額というのは、猫の目のように変わる。
残り20年以上を残した段階で、そんなもん気にしても全く無意味。
ようは、最後にプラスになってればいい。そういうもんだってことだ。

 そのためにはどうするか?
安いときに買え」これに尽きるだろう。最終的な評価額は変動するが、
買ったときの値段は変動しない。(当たり前)
なら、いかに安いときに多く買えるかが、勝負を左右することになる。

 まぁ、「いつが安いときか」というのがわからないから難しいんだけど。w
少なくとも、「先月より安い」くらいはわかるわけで。
ようは、今後どうなるかなんて読めないんだから、今までどうだったかから
買う量を調節する、ということだ。

 安いときに買い・・・ってのは、いわゆる「逆張り」だから、
普通の投資の感覚だと、危険なのかも知れないけど、
確定拠出年金は、超長期の投資なんだから、逆張りで全然OKじゃないかな?

.

 もう一つ、ポイントだと思うのは、「資金は急に動かすな」ってこと。
「ここが買い時!」とか「売り時!」とか、わかんないんだから。
もう売り時と思って売ったら、その後さらに値上がりするかも知れないし。
逆に、「安い、買い!」と全力を突っ込むと、その後もっと値下がりするかも。
 所詮、素人に相場を読む力はないし。
どうせ、何かを売ったところで、何かを買わなくちゃいけない訳で。

.

 あとは・・・社会勉強になった。
とにかく、相場の動きに敏感になった。w
為替相場はもちろん、世界の株式市場の動きとかもチェックする。
世界情勢の動きに敏感になった、とは言える。
 投資とかしていなかった頃は、株価がどうとか、全く気にしていなかったけど。
世界情勢も、少なくとも最低限は知ろうとするようになるな。金がかかってると。

.

 ただ、まだリバランスとかやってないから、
そこらへんの感覚はよくわからない。
一部、短期売買で動かすつもりの資産もあるんだけど、
これがなかなか買った時の値段に戻らないもんで、塩漬け状態。w

 とはいえ、だいたい想定の範囲内、とも言えるから問題はないかな。

 

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バリ島旅行記(おまけ)

 バリ島旅行記の、補足、というかおまけ。

 私は海外はたったの二度目。
それでも、日本を離れてみてはじめて、日本のことがわかるってのはあるなぁ。
他と比べなきゃ、自分のことは理解できないから。

 当地にいって思ったのは、「大雑把だなぁ」と。
逆に言うと、日本が細かすぎるのかも知れない。

 木が倒れていても、気にせずにそのまま営業を続ける、動物園とか。
台風で倒れてしまっている店とかもあったけど、みんなで再建作業をしてた。
いや、大変なんだろうけどそこまで悲壮な感じはない。

.

 例えば、日本なら「台風がきても壊れない家」を作ろうとするだろう。
でも、バリだったら「壊れても建てなおせばいい」くらいの感覚なのかも。
なるほど、それなら作り直すのもそれほど手間かからんだろう。
(強度そのものがぜんぜん違うんだから)

 自然の脅威に対して、無理して対抗することないんじゃないのかな?
こういう発想は、私に(というか日本人)に欠けているのかも知れない。

 まぁ、命が助かることが大前提なんだけれども、
例えば「どんな津波が来ても絶対に大丈夫」なものを作るよりも、
「あっさり壊れるけど、簡単に作り直せる」ものを作るという選択肢はなくはない。

 正面から立ち向かうんじゃなくて、受け流すというか。

 この感覚の違いは、たぶんリスク感覚の差なんだろうな。
日本人は、ゼロリスクを求めすぎているんだろう。
ある程度のリスクを許容して、コストダウンを図るってのは
たぶん、日本では無理だ。

.

 さて、残りはちょっとした小話。

 一応、携帯電話は持っていったんだけれども、当然現地では使えない。
(設定すれば、メールくらいは使えたのかも知れないが、使ってない。)

 ただ、時計持ってないから、携帯を手放す訳にもいかない。
事実上、目覚まし時計かわりだった。

 最終日、ふと気づくと携帯電話が見当たらない。これは焦った。(苦笑)

 電波の通じない携帯電話を探すのは、至難の業だ。
鳴らすことすらできないんだから。

・・・あ、今思えばメールを送れば音がなった可能性が高いな。w

 部屋中を探し回ってなんとか見つけたけど、
今後(そんな機会があれば)注意することにしよう。

.

 インドネシアは、公用語がインドネシア語。
(後で調べると、他に現地語のバリ語なるものもあるらしいが。)

 とはいえ、観光地はほとんど英語、人によっては日本語も通じるので、
インドネシア語での会話なんざほとんど出てこない。

 おはよう、こんばんは、ありがとう、だけ覚えた。

 おはよう=スマラッパギ
こんばんは=スマラッマラム
ありがとう=トゥリマカシー

 そっか、スマラッパギって、インドネシア語だったのか。初めて知った。
というのは、この言葉自体は聞いたことがあった。
漫画(アニメも)「日常」でゆっこが朝のあいさつとして初っ端から使ってる。
漫画の中では、そもそもそれがインドネシア語であることすら説明されてない。
(適当な遊び言葉かと思ってた。)

 そう考えると、ゆっこの「スマラッパギ」に関して、
麻衣ちゃんが普通に「スラマッマラム」と返すのは、ありえないくらいおかしいな。
いや、麻衣ちゃんだからなんでもアリか。w

 トゥリマカシーも、何かの歌で聞いた覚えがあるような・・・。

.

 インドネシア語は、全てローマ字(アルファベット)で表記されている。
これは、日本人にとってもかなり読みやすい。
ローマ字の使い方は、(歴史的経緯から)オランダ語の影響を受けている。

 オランダ語は、AIUEOが、そのままアイウエオと読む。(ドイツ語もそう)
日本だってオランダとのつきあいは長い訳だし・・・。(江戸時代から)
インドネシア語が読みやすいのと、何か関係あるのかも。
ただの偶然かも知れないが。w

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後期高齢者医療制度「廃止」が白紙に?

 ニュースより。

 このところ、日本新党が訳わかんないことになってたり、
色々ときなくさい政局ニュースがあるけれども、
その辺はさくっと無視して、別のニュース。

「後期医療廃止」白紙に 知事会反発で。(下記リンクは毎日新聞)

http://mainichi.jp/select/news/20120406k0000m010135000c.html

以下、一部引用

政府・民主党は5日、75歳以上を対象とした後期高齢者医療制度に関し、
10年12月にまとめた制度廃止案を白紙撤回する方針を固めた。
加入者の大半を市町村の国民健康保険(国保)に移し、財政運営を
都道府県に委ねる骨格部分が全国知事会の理解を得られないためだ。

引用終わり

.

 わかりにくいので、経緯をおさらいしてみよう。
「後期高齢者医療制度」が始まったのが、2008年の話。

 なんで制度が変わったか、細かいところは覚えてないけど、
確か、高齢者の医療費の増大が、国民健康保険(国保)に重くのしかかり、
それをなんとかする制度を作るため、だったと記憶している。

.

 ところが、この制度が非常に評判が悪かった。
確かに、当初ぐだぐだだったところもあったと思う(保険証届かないとか)けど、
前の制度のままでは保険がもたないんだから仕方ない、と私は考える。

 少なくとも国民への説明不足があったのは確かだけど、
そこまでひどい制度だとは思えないんだけどなぁ・・・。

 この問題、民主党が当時の与党、政府を攻撃する材料にした。
政権交代に一役を買っている、と言えなくもない。

 なので、民主党は政権をとったあと割とすぐに、
この「後期高齢者医療制度」を廃止する方向性を打ち出した。
流れからいけば、当然の話だ。

.

 でも、廃止するのはいいとして、後にどんな制度を作るのかは未定。
前の制度に戻す・・・と、そもそも国保がもたないだろうし。
民主党政権は地方に任せようとしたみたいだけど、知事会が反発。
ま、当然だわな。金食い虫になるのがわかってるんだから。
 それでもって「後期高齢者医療制度」の「廃止」が「白紙に」戻った、と。

.

 結局のところ、「税と社会保障の一体改革」の枠組みの中で
議論されるべき話なので、医療制度だけでどうこうできないと思う。
高齢者の医療をどうするか、っていうのは、今後の社会保障の中でも
一番重要な問題になると思うし。

 ・・・でも、この問題、あんまりニュースになってないよね。(苦笑)
今後を考えると非常に重要な話なんだけど、
もうみんな、忘れちゃってるのかな?

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診療報酬改訂でぐだぐだ

 4月。桜の季節。

しかし今年は、2年に1度の診療報酬改訂の季節でもある。
今週は、色々と大変だった。

.

 新しい制度にレセコンが追いついていないので四苦八苦。
追いついていないのはレセコンだけじゃなく、人もそうだけど。
まぁ、この辺もぼちぼち書くけど。

 今回は、レセコンについて。

.

 レセコン、、と書いても分かるのは医療関係者だけだろう。
レセプトコンピューターの略、でいいのかな。

 レセプト=診療報酬明細。
どんな治療をして、どれくらいの保険点数(ようするに費用)がついて、
どれくらいを患者さん、あるいは保険に請求するかを計算するコンピュータ。

 この「診療報酬」のルールが、2年に1回変わる。4月1日から。
当然、レセコンもそれにあわせてバージョンアップしなければならない。

.

 ところが、これが毎回のようにどたばた、ぐだぐだになる。
私の薬局で使っているレセコンの場合・・・
3/28(3日前!)にバージョンアップのプログラムが届き、
バージョンアップしたところ、色々と不具合が発生。
3/30に緊急バージョンアップが入る。

 もちろん、本番となる4月に入ってからも、色々と不具合は続く。(苦笑)
まぁ、なんとかなりそうなメドはたってきたけれども。

 レセコンといっても、一社のみが出しているわけではない。
多数のレセコンメーカーが存在するが、おそらく、どこの会社のものも
この時期がぐだぐだになるのは大差ないと思われる。

 問い合わせの電話かけても、つながる気がしないし。
向こう側は、問い合わせや苦情の電話が鳴り止まないんだろうな。

.

 なんでこんなことになるのか?
これはもう、スケジュールに無理があるからとしか言いようがない。

 去年のうちから、色々と情報(というか噂?)が飛び交うけれども、
最終的に中医協が厚生労働相に答申を出すのが2月半ば。
(これで、事実上ほぼ決定する。)
 といっても、ここから4月まで50日もない訳で。
そんな短期間で対応できるようにバージョンアップしなきゃならない。

 しかも、薬価(薬の値段)の改定の数字が出るのが3月に入ってから。
新しいルールの実際の運用方法などは、その都度疑義解釈資料が出てくる。
ちなみに、調剤の場合は3月末にQ&Aが出た。w

.

 ある程度、前情報があるとはいえ、
実質1ヶ月足らずで対応しなきゃいけない訳で・・・。
どこのメーカーも突貫工事にならざるを得ないだろう。
 当然、ぐだぐだになる、と。

 なんとか日程を早められないのかなぁ、とも思うが、
これはもう、どうしようもない。

 医療費は、国家予算とも密接に関わってくるわけで、
「来年度予算」の枠組みで、厚生労働省と財務省が折衝を重ねて、
全体としての改定率(ようは、トータルでどれくらい増やすか、減らすか)が
決まるのは、12月になるのが普通。
 そこから、細かい点数を決めていくわけだから、どうしても2月になってしまう、と。
予算に関係しているから、前もって決めていくわけにもいかないし。

.

 レセコンメーカーの方も大変なのはよくわかる・・・けど、
もう少し対応法を考えることもできるんじゃないかなぁ?と思う。

 例えば、電話がなりやまないにしても、
おそらくは同じような質問や、同じような苦情が集中すると思う。
それをリアルタイムで解決法を提示できればよいのではないか?

 FAXをガンガン流すのは通信費もかかるし、
先方の迷惑になる可能性もある。

 リアルタイムで、Q&Aをどんどん更新していくウェブページみたいなのを
開設してみてはどうか、、って思うんだけど。
まぁ、どれだけみてくれるかわからんってのはあるだろうけど、
どうせ電話してもなかなかつながらないんだし。。

 そりゃ、個別に全部対応してくれりゃ、それでも構わんけど、
その作戦は明らかにマンパワーが足りていない気がするぞ。

.

 ・・・まぁ、どうやっても、ぐだぐだはぐだぐだかも知れないが。
2年に1回、同じぐだぐだを繰り返すのは、もう飽きてきたというか。
日程に無理がある以上、完璧なものを作るってのは厳しいだろうから、
せめてサポート体制を充実させて欲しい。

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大阪桐蔭がセンバツ優勝

 スポーツ、高校野球より。

 春のセンバツは、大阪桐蔭が優勝した。
春は初優勝らしい。(夏は優勝経験あり)

 まぁ、このところ多忙だったので試合自体はろくすっぽみていない。
たぶん、夏も似たようなもんだろうなぁ・・・。

 今年のセンバツは、雨が多かった印象がある。
決勝戦も嵐のおかげで延期になったし。準々決勝も一日のびたはず。
これ、投手にはかなりありがたい延期だったんじゃないかな?
夏はこうはいかないだろう。

.

 右腕エースの藤浪は、たぶん今年のドラフト候補だろうな・・・。
背が高くてストレートが速い(150km超え)ので、「ナニワのダルビッシュ」なる
異名があるとか・・・。

 ・・・つーか、ダルビッシュは元々大阪出身だと思うんだが。w
それに、高校時代のダルビッシュは確かにすごい投手だったけれども、
甲子園優勝経験なんかはなかったはずだぞ。
 高校時代だけでいうと、現レッドソックスの松坂の方がはるかに上。
(春、夏連覇の優勝投手)
ダルビッシュは、プロにいってからの印象の方が強いなぁ。
今となってはダルビッシュが「日本人」であることに何の違和感もないが、
(高校)当時は、その名前自体がかなり話題になっていたぞ。実力より。

.

 それはさておき、準優勝の光星学院(青森)もすごい。
昨年夏の甲子園も準優勝。春も準優勝。
2季連続、しかも「夏、春」って非常に珍しいと思う。

 どちらもあと一歩届かなかったわけだが。
今年の夏が楽しみだ・・・。

 とはいえ、夏も出れる保証なんかない訳で。
光星学院はともかく、大阪桐蔭は大阪大会を勝ち抜くのもしんどい。
去年だって決勝で負けて甲子園出られなかった訳で。

 できれば、夏でもみてみたいけどなぁ。

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アクセス解析

4ヶ月に1回のアクセス解析。
今回は、2011年12月~2012年3月の記録。

4ヶ月のアクセス数合計は、115143。訪問者数は68026.
その前の4ヶ月が、86575/48804.今回は大幅に増加してる。

 まぁ、冬から春にかけてアクセス数が増えるのは、毎年のこと。
インフルエンザとか、花粉症とか、色々あるからなぁ・・・。

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 ブックマーク/URL直接入力で来ている人は、12963(12542)
訪問周期10日以内の訪問者数は、475(361)
()内は4ヶ月前の数字。
 うーんこうしてみると、増えてるなぁ、、という印象になるか。
定期的に見てる人がこんな数になるとは。
確かに、ちょっと前は一日1000アクセスいく日は珍しかったけど、
ここんとこ、1000超えるのが当たり前になりつつあるし。

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 ココログ広場の順位は、500~900といったところ。
1000位以内が当たり前になりつつあるな。

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 検索ワードベスト10

アレジオン10   3636
価格         2222
前期高齢者    1495
負担割合     1471
効果         1127
コレストン      1023
ジェニナック   1000
オゼックス      993
副作用        932
OD錠         815

 アレジオン10、コレストンとOTCが上位に入った。
特に、アレジオン10の記事は久々のスマッシュヒットになってるようだ。
この辺が、効果、価格とセットで検索されている。
 前期高齢者、負担割合は、この時期の毎年恒例行事。(苦笑)
医療用では、なぜかジェニナックの検索頻度が高く、次にオゼックス。
オゼックスは、マイコプラズマとの絡みで、検索されることが多い。
OD錠って・・・なんでこんなのが入るんだろう?

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 医療用医薬品では、アクトスが15位。イナビルが20位。エクアが24位。
タミフルやリレンザは100位以内に入っていない。時代の流れかなぁ。

健康情報系では、なぜか「光速ストリーマ」が26位。なんでだろう?
45位に「トランス脂肪酸」46位に「宿便」
健康情報は、ネット上では業者の情報が飛び回っているから、
検索順位が上がりにくいのかも知れない。

 ちなみに、「確定拠出年金」が30位まで上がってきている。

 検索ワード総数は、11106と、4ヶ月で10000を超えた。

 書きたい記事と、読んで欲しい記事は、微妙に違うけれども、
実際に多く読まれる記事は、さらに違うんだろう。(苦笑)

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確定拠出年金記録

 2012年4月の記録。

100p=一ヶ月の拠出金額として、記録する。
(先月+拠出金+収益=今月)

         先月  拠出金  今月  収益
定期預金      835    -400        435        0
海外株式    5667     +50      5949     +232
海外債券    2112     +50      2178     +16
国内株式    1738     +70      1879     +71
国内債券         857    +330      1188      +1
合計            11210    +100     11629    +319

 いちおう、これは4/2のデータ。
為替レートによって乱高下するので、日によってかなり動く。
そりゃ、資産の3分の2が円じゃないんだから、当然。

 1日で1%(100p)くらい変動することは普通にあるし。

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 一応、先月の流れを受けてさらに日本株が上昇しているけれども、
最近の動きでは、上昇の流れは止まっているように見える。
今回のスイッチングは、ほとんどを国内債券に突っ込んだ。
全面高の展開だから仕方ない。

 バランスをとる意味合いもある。
国内債券は、最大で全資産の20%までと決めてあるけど、
先月の時点で8%程度。ちと少なすぎる。
そこで、大幅に買い増した。来月もこの流れでいくつもり。

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 さて、確定拠出年金の拠出が始まってから、そろそろ1年だ。
過去の結果の検証や、今後の展開も含めて、
しばらく水曜日は確定拠出年金の連載を再開する。
・・・4週間くらい、続ける予定だけど。ネタがなくなったら休むかも。w

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6年制の薬剤師が誕生

 仕事・・・とは直接は関係ないけど、間接的には関係ある。

 薬剤師国家試験の結果が、発表されている。
下記リンクは厚生労働省のHP

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000016lph.html

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 6年制を卒業した薬剤師が、初めて出てくる国家試験だ。
合格率は88.31%だけど、6年制卒業生に限れば95.33%。
新卒でない人ってのは、今まで落ち続けている人ってことだから、
合格率は低い。
 それにしても、新卒の合格率95%超ってのは高いな。
昨年、一昨年は、(留年ナシの)新卒ってのはいないはず。
その前の10年間では、平均で87%程度。

 6年制の卒業生は非常に優秀?なのか、
まぁ初年度だから、っていうのはあるけれども。

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 ちなみに、大学別では(新卒とそうでない人との区別はわからないが)、
合格率トップは近畿大学の99.18%(122人中121人合格!)
最下位は、東京大学でたった35%だ。(20人中7人合格)
まぁ、東大生ともなれば薬剤師免許なんかなくても食っていけるわけで、
そんなに試験勉強に力いれていないんだろう。w
(本気を出せば通らないはずがないので。)

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 例年は、薬剤師国家試験で記事なんか書かないんだけど、
ちょっと気になることがあった。
今年の総受験者数、9785人なんだけど・・・少なくない?
総受験者だと、既卒者(以前に落ちた人)が含まれているのでややこしい。
新卒だけで比べてみる。今年の新卒受験者は8583名。
 平成19年、20年には、新卒受験者は10000名を越えているんだが・・・。
まぁ、その前の10年くらいはだいたい8500名前後だったので、
その頃に戻った、とも言える。
 それに、今年は合格率が高いから、(新卒)合格者数だけで見るなら、
過去20年で3番目に多いことになる。

・・・でも、薬学部が増えている、いずれ薬剤師過剰時代がくる、
と言われているほどには、合格者が増えていないなぁ、という印象を受けた。

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 大阪で薬学部が新設された学校として、大阪大谷大学がある。(割と近い)

http://www.osaka-ohtani.ac.jp/

今年、6年制1期生が卒業して、国家試験を受けた。
117人中112人合格の、合格率95.73%は、全国6位。これは立派な数字だ。

 でもね・・・。大学の基礎データによると、薬学部の入学定員は140人。
ついでに言うと、平成23年度の6回生(つまり、今年卒業する予定だった人)は、
146人、という数字が確認できた。

 ・・・このうち、29人は国家試験を受けていないってことだな。
卒業できなかったのか、卒業したけど国家試験は受けなかったのか。
まぁ、学校側の作為が働いているのは明らかだろう。

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 こうなると、ついでに1位の近大も確認したくなるな。w
そう思って確認してみた。ところが、こっちはホンモノだ。
平成23年度の薬学部(6年制)の6回生は、計123人。
 このうち、122人が受験して、121人が合格・・・ってことだよな。

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 ところが・・・よくわかんない数字がある。学生数が学年によって違う。
薬学部、6年制の医療薬学科の去年の人数を書き出してみた。
1回生:180人 2回生:167人 3回生:172人 4回生:169人
5回生:142人 6回生:123人

・・・なんで、人数が減っていくんだろう。
定員が途中で変わったのかなぁ?それとも、6年制の途中(4年)で
卒業するルートでもあるのかな?

 詳しくは、中の人でなきゃわかんないだろうけど。
まぁ、それでも122人中121人合格ってのはすごいと思うけど。
どうせなら、100%あればもっとよかったのに。
落ちた一人がちょっとかわいそうかも。

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ブログ6周年

 昨日(4月1日)で、ブログを始めて6年が経った。

 6年間で、総記事数1940件。6年間=2192日。
記事充填率は、88.5%
この1年では、265記事だから、72.4%これは過去最低。w
日曜日がほぼ休みにしてあるし、それ以外でも1週間休んだりとか、
何もなくても休んだりとかしてるしな。

 少しずつ、書く余裕がなくなってきているかも、というのはある。
仕事もそれなりに大変になってきているし。
特に、最近は。

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 ネタが無尽蔵にある訳でもないし。
あんまりいい加減なことばかり書くわけにもいかないし。

 最近は、子どもと一緒に寝てしまうことも多くなっているし。。

 でもまぁ、自分のペースで書いていければいいかな?

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