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バリ島旅行記(おまけ)

 バリ島旅行記の、補足、というかおまけ。

 私は海外はたったの二度目。
それでも、日本を離れてみてはじめて、日本のことがわかるってのはあるなぁ。
他と比べなきゃ、自分のことは理解できないから。

 当地にいって思ったのは、「大雑把だなぁ」と。
逆に言うと、日本が細かすぎるのかも知れない。

 木が倒れていても、気にせずにそのまま営業を続ける、動物園とか。
台風で倒れてしまっている店とかもあったけど、みんなで再建作業をしてた。
いや、大変なんだろうけどそこまで悲壮な感じはない。

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 例えば、日本なら「台風がきても壊れない家」を作ろうとするだろう。
でも、バリだったら「壊れても建てなおせばいい」くらいの感覚なのかも。
なるほど、それなら作り直すのもそれほど手間かからんだろう。
(強度そのものがぜんぜん違うんだから)

 自然の脅威に対して、無理して対抗することないんじゃないのかな?
こういう発想は、私に(というか日本人)に欠けているのかも知れない。

 まぁ、命が助かることが大前提なんだけれども、
例えば「どんな津波が来ても絶対に大丈夫」なものを作るよりも、
「あっさり壊れるけど、簡単に作り直せる」ものを作るという選択肢はなくはない。

 正面から立ち向かうんじゃなくて、受け流すというか。

 この感覚の違いは、たぶんリスク感覚の差なんだろうな。
日本人は、ゼロリスクを求めすぎているんだろう。
ある程度のリスクを許容して、コストダウンを図るってのは
たぶん、日本では無理だ。

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 さて、残りはちょっとした小話。

 一応、携帯電話は持っていったんだけれども、当然現地では使えない。
(設定すれば、メールくらいは使えたのかも知れないが、使ってない。)

 ただ、時計持ってないから、携帯を手放す訳にもいかない。
事実上、目覚まし時計かわりだった。

 最終日、ふと気づくと携帯電話が見当たらない。これは焦った。(苦笑)

 電波の通じない携帯電話を探すのは、至難の業だ。
鳴らすことすらできないんだから。

・・・あ、今思えばメールを送れば音がなった可能性が高いな。w

 部屋中を探し回ってなんとか見つけたけど、
今後(そんな機会があれば)注意することにしよう。

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 インドネシアは、公用語がインドネシア語。
(後で調べると、他に現地語のバリ語なるものもあるらしいが。)

 とはいえ、観光地はほとんど英語、人によっては日本語も通じるので、
インドネシア語での会話なんざほとんど出てこない。

 おはよう、こんばんは、ありがとう、だけ覚えた。

 おはよう=スマラッパギ
こんばんは=スマラッマラム
ありがとう=トゥリマカシー

 そっか、スマラッパギって、インドネシア語だったのか。初めて知った。
というのは、この言葉自体は聞いたことがあった。
漫画(アニメも)「日常」でゆっこが朝のあいさつとして初っ端から使ってる。
漫画の中では、そもそもそれがインドネシア語であることすら説明されてない。
(適当な遊び言葉かと思ってた。)

 そう考えると、ゆっこの「スマラッパギ」に関して、
麻衣ちゃんが普通に「スラマッマラム」と返すのは、ありえないくらいおかしいな。
いや、麻衣ちゃんだからなんでもアリか。w

 トゥリマカシーも、何かの歌で聞いた覚えがあるような・・・。

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 インドネシア語は、全てローマ字(アルファベット)で表記されている。
これは、日本人にとってもかなり読みやすい。
ローマ字の使い方は、(歴史的経緯から)オランダ語の影響を受けている。

 オランダ語は、AIUEOが、そのままアイウエオと読む。(ドイツ語もそう)
日本だってオランダとのつきあいは長い訳だし・・・。(江戸時代から)
インドネシア語が読みやすいのと、何か関係あるのかも。
ただの偶然かも知れないが。w

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