レバ刺しが禁止になる理由
7月から、レバ刺しが食べられなくなる。
と言うわけで、6月末になって、焼肉屋に「レバ刺し特需」があるらしい。
もう食べられなくなるから、今のうちに食べとけ、と。
まぁ、気持ちもわからなくはないけれども、(私だってレバ刺しは嫌いじゃない)
この「特需」で食中毒にあたらないように、気をつけて欲しいなぁ・・・
とも思う。
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みんな、そもそもなんでレバ刺しが食べられなくなるのか知ってる?
直接的には、去年の食中毒事件が原因ではあるんだけれども、
それだけでは「禁止」とまではならなかったはずだ。
検査の結果、牛レバーの内部から大腸菌が検出されたことが、
今回の規制の決め手になっている。
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衛生面に気をつけて、ちゃんと処理された牛レバーであっても、
食中毒の危険性は残っている。
これを低減することは、今のやり方では不可能だ。
だから、「禁止」になった訳。
ちゃんと処理すれば問題ないのであれば、規制はしても
禁止にはならなかっただろう。
どうしても、レバ刺しが食べたいのであれば、どうする?
加熱すれば滅菌できるけど、それじゃ意味ないよね。w
加熱せずに内部を滅菌する方法が一つだけある。
放射線を照射すればよい。
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そうすれば、今までよりも安全に、レバ刺しが食べられる。
技術が確立すれば、「禁止」も撤回されるんじゃないかな??
・・・また、このご時勢に放射線ってのがアレなんだが。w
これは全然危なくなんかないんだけど。
ジャガイモの発芽抑制に放射線なんてのは、今でもやってるし。
(反対している人はいるけど。)
放射線照射なんて消費者のリスクはゼロな訳だし、
そもそも、レバ刺し食べようって人が放射線のリスクなんて気にしちゃいけない。
食中毒のリスクの方がはるかに大きいんだから。
「特需」が起きるほど、レバ刺しに人気があるのなら、
放射線照射だって、真面目に考える余地はあると思うんだけど。
うーん・・・時期が悪すぎたってのがあるのかも知れないな。(苦笑)
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