参院選は違憲状態
ニュースより。
2010年の参院選、一票の格差5倍は違憲状態、と最高裁で判断された。
「<1票の格差>10年参院選は違憲状態」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121017-00000051-mai-soci
以下、引用
.
「1票の格差」が最大5.00倍だった10年7月の参院選が違憲だとして全国の有権者
が選挙無効を求めた17件の訴訟の上告審判決で、最高裁大法廷(裁判長・竹崎博允
長官)は17日、定数配分規定を違憲状態と判断した。
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引用終わり
2010年の一票の格差については、私も記事を書いている。
「一票の格差」(2010.7.14)
http://tukutteha-mitamonono.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/post-8107.html
衆議院選挙の方が近そうだけれども、参議院選挙も来年にある訳で。
早急に選挙制度改革が必要になった。
本当は抜本的改革が必要なんだけど・・・たぶん無理だと思う。
でも、「時間がないから」なんて言ってるといつまで経っても進まない。
今の参議院の選挙制度は、地方が優遇されすぎている。
参議院選挙の勝敗は、地方の「1人区」を多く取った政党が勝つ。
二大政党化が進んできた中で、2人区なんか消化試合みたいなもんだ。
それは一票の格差とは、また違った次元での話になるが。
まぁ、1人区はたいてい1票の重みが大きいんだけどね。
.
参議院の選挙制度って、いつからこの形なんだろうね?
少なくとも、私が中学校の公民の授業で学習してからは変わってない。
(比例区の人数とか、定数がちょこちょこいじられているけど。)
っつーか、参議院のあり方自体の問題でもあると思う。
参議院って、そもそも必要か?
また、ここまで民意が反映されないような選挙制度であるならば、
そもそもの権限を縮小すべきじゃないだろうか。
衆議院の優越を強くすべきだろう。
各党の党利党略もあるから、選挙制度改革はなかなか進まない。
なら、いっそのこと参議院のあり方自体を変えてみたらどうだ?
ねじれ国会で苦しんだ経験のある二大政党は、手を組めないか?w
・・・もっとも、二大政党がいつまで続くかどうかはわからんが。
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さて、仮に選挙制度が平等なものになったとしても、
若い人たちが選挙に行かないと、結局のところ「世代間格差」はなくならない。
また、「前期高齢者の負担割合」を1割にする、2割にするという話が出てきている。
私は、現状の「特例1割を維持する」という政党は支持したくない。
でも、高齢者の投票率が圧倒的に高い=声が大きく反映されるので、
政府、というか政権与党は舵取りが難しくなる。
選挙制度改革と共に、国民、特に若い人たちの意識改革が必要だろうな。
とにかく、「無関心」ってのをやめてくれ。
無関心だから高齢者に金を奪われている、という現状があるんだから。
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