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2013年3月

薬剤師国家試験

 昨日・・・に関連した話。

 第98回の薬剤師国家試験の合格発表が行われた。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002yic4.html

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 合格率は、昨年(88.31%)から大きく下がり、79.10%だった。
新卒か、そうでないかのデータは、今のところ公表されていないから分からない。

 受験者数は11288名(前回は9785名)、合格者数は8929名(前回8641名)。
うーん、まだ9000人に届いていないのか・・・。この人数、過去10回の平均くらいかな。
薬学6年制になって、薬科大学や薬学部が新設されたけれども、
まだまだ、薬剤師が増えている、という実感はないな。

 合格率は、昨年よりは低かったけれども、
過去のデータと見比べてみるとそれほど極端に低い訳ではない。
むしろ、昨年が高かった、というべき。

 6年制卒の受験者数が2000名以上も増えている。
昨年の受験者は、6年制の1期生、かつ、ストレートで卒業できた人たち。
昨年落ちた人はざっと1000人程度だから、その辺が全部受験したとしても、
さらに1000名も増えている。

 これは、「去年卒業できなかった1期生」なんだろうな。(苦笑)
でも、「今年卒業できなかった2期生」もいるはずなんだけど・・・。
(さらに言うなら、今年も卒業できなかった1期生、なんてのもいるだろう。)

 6年制受験者数=ストレート卒業生+前期留年者-今期留年者

 と大雑把に考える。留年率が大差ないと考えると、
昨年はいなかった「前期留年者」が増えた分、受験者数が増えているんだろう。
つまり、1000人くらいが1年留年したことになるのかな。
もっとも、学校によって比率はまちまちだろうが。

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 また、あくまで仮説ではあるが、昨年よりも合格率が下がったことを考えると、
この昨年より増えた受験者層は、ストレート卒業生よりも合格率が低いんだろうな。
まぁ、問題のレベルが昨年と変わっていない、という前提条件があるけれども。

 ちなみに、昨日の記事で取り上げた横浜薬科大学は、230人受験の149人合格で、64.8%。
同大の、昨年のデータが、95人受験の79人合格で、83.2%。
受験者数の増え方が・・・。さすがストレート卒業率3割の大学なだけあるわ。w

 全体の最下位は第一薬科大学。404人受験の159人合格。
ただ、ここは「6年制」に限れば110人受験の79人合格で71.8%だ。
恐ろしいことに、未だに「4年制卒」の受験者が225人もいる。
そして、その中で合格したのはたったの19人で、合格率8.4%・・・。
 国家試験に何回も落ち続けたのか、そもそも卒業できなかったのか。

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 さて、低学力校について。
大雑把ではあるが、(大学の)受験偏差値で考えてみる。

たとえば、偏差値40でも薬科大学に入ろうと思えば入れる。
ただし、この「薬剤師国家試験」は、偏差値55くらいないと合格しない。
そういうイメージでとらえると、わかりやすいんじゃないかな?

 偏差値40で薬科大学に入った学生は、
6年間の間に偏差値を15上げるだけの勉強をしなければならない。

 これ、何かブレイクスルーが必要なのは明らかだろう。
本人が変わる、あるいは勉強法が変わる・・・。
ブレイクスルーがないと、国家試験、あるいはその前の壁に跳ね返されることになる。

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横浜薬科大「不適合」

 ニュースより。

 横浜薬科大学に「不適合」評価・・・大学基準協会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130328-00001603-yom-soci

以下、引用。(強調は引用者)

大学などの第三者評価を行う「大学基準協会」は28日、横浜薬科大が評価基準に
「不適合」だったと発表した。同大は不服として同協会に異議を申し立てた。

横浜薬科大の認証結果では、評価した10項目のうち4項目で重大な問題があったとし、
「入学者の能力判定を適切に行わず、通常では薬剤師になれない学力の学生も入学させている
と指摘。多数の留年者、退学者を出す状況を早急に是正するよう求めた。

引用終わり。

 大学基準協会の、評価書にも直接リンクしておく。http://www.juaa.or.jp/images/accreditation/pdf/result/university/2012/yokohamayakka.pdf

 以下、一部引用。

(成果の項目より、強調は引用者)

 毎年、各年次に留年者や退学者を多く出していることから、初年度入学者において、
修業年限の6年間で卒業できた割合が30.5%
留年せずに国家試験にストレートで合格した割合が25.4%と低い。学習効果が上がっておらず、
「薬剤師を育成する」という目的・教育目標の達成が不十分であるので、改善が望まれる。

 引用終わり。

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 実は、具体的に留年者数や退学者数というデータを探したかったんだけれども、
簡単に見つかるところにはなかった・・・。無念。

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 まぁ、この大学は、薬科大学の中では底辺に近いところ。
でも、これはこの大学に限った話じゃなくて、底辺に近い薬科大はだいたい同じだ。
(単に、今年度評価されたのが横浜薬科大だった、というだけの話)

 私が引用したところもそうだけど、ニュースでも問題にされているのは
留年や退学が多く、まともに教育されてないんじゃないか、というところだけど、
実際の評価書を読んでみると、それ以外にも問題点は色々とあったようだ。
 色々と積み重なった結果が「不適格」という結果につながったんだと思う。

 ただ、私が問題にするのは、やっぱり留年や退学が多いところだな。(苦笑)
むしろ、早めに退学できれば勝ち組かもしれん。

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 まず、留年が多い理由としては、薬学共用試験の合格率を上げるため。
全ての薬科大で同じ試験が使われる。合格率を上げるためには、
落ちそうな人間を進級させないのが、一番手っ取り早い。
 卒業できないのも、ほぼ同じ理由。薬剤師国家試験の合格率を上げるためだ。
落ちそうなヤツは、卒業させない。これも留年だな。
もっとも、それにしてもこの大学の国家試験合格率は高くないけれども。

 ストレート合格率25.4%。
つまり、この大学に入学して、留年なしでストレートに卒業して、
かつ薬剤師国家試験に合格して薬剤師になれるのは、4人に1人ってことだ。

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いや、勉強しない学生が悪いんじゃね?」っていう意見もあると思う。もちろん、正しい。
気になるのは、この大学に入る学生って入学時にこの現実を知っているか、ってことかな。
これは、在校生に聞いてみないとわからないなぁ。
 もっとも、新設校なんでその辺のデータはなかった・・・けれども、
同じ系列の大学から考えると、わかりそうなもんだよ。(苦笑)

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 薬剤師が6年制になり、新設校も増えた。
結果として、私立の薬科大、薬学部の偏差値が下がっている。
昔ならとうてい薬科大に入れなかったような学生も、入ることができるようになっている。

 でも、薬剤師国家試験のレベルはそれほど落ちていない。
ようは、薬科大に入るハードルは、おそろしく下がっているけれども、
最後に国家試験に通るレベルになる(そうならなきゃ卒業できない)ハードルは、
それほど下がっていない。

 結果として、底辺校では留年が増えるのは当たり前だ。

 ちなみに、私立の薬科大6年制を卒業するのに、学費は最低でも1000万円かかる。
横浜薬科大の場合は、1年210万だから、1260万、かな。
1年留年すると、210万余計にかかる計算だ。
大学の立場からみると、一人留年させれば(辞めなければ)210万プラス。

 ・・・やっぱ、問題じゃない?これ。

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 ただ、大学として存在価値がない、ということはない。見方を変えれば、
「こんな底辺校しか通らないような学力の受験生」を、4人に1人ではあるが、
ちゃんと6年間で薬剤師に育て上げてるじゃないか。w

 個人的には、退学率を見てみたいんだけどなぁ・・・。
何人が夢破れて大学を去ったか。
1年や2年留年しても、最終的に薬剤師になれるならまだマシだ。
また、1年や2年で早々に「これは無理だ」と見切りをつけて退学するのも、やむを得ないだろう。
最悪は、留年をを繰り返して6年、7年かかっても共用試験(4年終了時)を
突破できずに退学するパターンかな。

 まぁ、かろうじて卒業できても、国家試験に落ち続けていつまで経っても薬剤師になれない、
なんて人も(大勢)いるだろうから、それはそれで地獄かも知れない。

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 これから薬科大、それも底辺に近い薬科大に入学する人は、現実を見るべきだ。
大学入学は、地獄のサバイバルレースのスタートであり、決してゴールではない。
みながどんどん脱落していくだろうが、やり遂げる覚悟をもって必死に勉強して欲しい。

 また、あきらめるなら早い方がいい、とも言っておく。(苦笑)
薬剤師になるだけが人生じゃないよ。
どれだけ頑張っても、無理、ということはありえる。

 留年を繰り返して、何年もかけて最終的に勝てないくらいであれば、
早々に撤退するほうがまだマシだ。

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 これから薬科大を目指す、という人も、よく現実を知っていて欲しい。
気にしなきゃいけないのは、共用試験や国家試験の合格率じゃない。
どれくらいの人間がストレートで卒業できているのか、だ。
 大学を選ぶときには、十分に考えて欲しい。

 また、安易に奨学金(貸与)に頼るべきでもない。
少なくとも、6年で卒業できる自信とメドのある人しか頼っちゃダメだろう。
大学卒業と同時に、数百万の負債をかかえている・・・くらいならまだしも、
大学卒業できずに負債だけ残ったら最悪だ。

 底辺の薬科大学に入るってのは、ある意味ギャンブルだ。
しかも、無事に薬剤師になれたとしても、投資に見合うだけのリターンがあるかどうかは・・・
なかなか難しいところだ。

 まぁ、学力は厳しくても、人間に魅力があってコミニュケーション能力のある人なら、
社会に出ても十分やっていけると思う。
免許さえとってしまえば、出身校がどこだろうとさほど問題はないから。

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正露丸の話

 昔からある薬の話。今回は正露丸について。

 インスパイアされたのは、るるー主さんの4コマだけど、
「無知な薬剤師ですいません~正露丸の巻~」
http://pharmacymanga.blog.fc2.com/blog-entry-227.html

 それ以前から、いつか正露丸について書かなくちゃ、とは思っていた。

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 正露丸の歴史に関しては、大幸薬品のHPか、ウィキペディアでも詳しい。
 
大幸薬品、正露丸のページ
http://www.seirogan.co.jp/products/seirogan/seirogan.html

ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E9%9C%B2%E4%B8%B8

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 歴史について簡単に。正露丸は、旧名称「征露丸」という。
「ロシアを征服する」という名前の通り、この薬は日露戦争時代のものだ。

 大陸の水が合わない、などで下痢をする兵士の対策として、
「木クレオソート」を含む、感染性などの下痢対策として、用いられた。

 木クレオソートは、基本的に消毒薬と同じような構造をもっている。
なので、細菌にも効果がある、と思われた。
(現在では、どうも作用機序は違うんじゃないか、という説が有力

 ここで登場するのが、かの有名な陸軍軍医、森林太郎。
森鴎外、と言った方が有名だろうが。)

 細菌に効果がある、ということは、日本軍を悩ませている脚気にも効果がある、
と思い込んだ森により、征露丸は陸軍で広く使われることになる。
もっとも、脚気が細菌によっておこる、というのは単に森の思い込みであり、
事実ではなかったので、陸軍は脚気で万単位の犠牲者を出すわけだが・・・。
それでも、森は、脚気は細菌によっておこる、という自説を曲げなかったといわれている。
この辺の話は、natrom先生のとこで面白く書いてあったのでリンクしておく。

「やる夫で学ぶ脚気論争」
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20081216

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 少し話しがそれた。征露丸は、脚気には残念ながら効果はなかったが、
下痢には十分に効果を発揮した。「ロシアに勝てたのは征露丸のおかげ」
というような(誇張された)宣伝効果もあり、その後も広く使われる薬となっている。

 ただ、名前の方は第二次大戦の敗戦の後、さすがに「征」の字はまずかろう、ということで、
「正露丸」という名前に改められたそうな。w

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 というわけで、100年ものの薬である正露丸だけれども。
主成分である「クレオソート」については、色々と論争がある。

 まぁ、主犯は悪名高い「買ってはいけない」なんだけど。(苦笑)
この辺のくだりも、ウィキペディア読んでもらう方が早いんだけど、
簡単に書いておく。

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 ベストセラーになった「買ってはいけない」は、文字通り、
よく売れているけれども、実はこんな危険性があって「買ってはいけない」と
主張する本で、そのなかに正露丸がとりあげられていた。

 ところが、「クレオソート」というものには2種類あり、
「買ってはいけない」は、それを混同した上で批判した。
クレオソートは、石炭由来の「クレオソート油」と、正露丸に使われている「木クレオソート」が
あるが、それをごっちゃにして、「木材の防腐剤に使うようなものを飲ませるのか!」
という意味のわからん批判をした。
 さらに、「いや、それは別のものと混同してますよ」と批判されると、
「植物性だからといって、安全だとは限らない」とか、
「クレオソートは劇薬である」という主張を繰り返した。

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 まぁ、これは正露丸の項目に限らず、「買ってはいけない」は大体、全てそんな感じだ。
「植物性だから安全とは限らない!」って、
そもそも植物性だから安全だ、とは誰も言ってないし・・・。わら人形論法?

「劇薬である」ってのは、薬剤師から見ると笑うとこだ。だから何?って。
劇薬というのは、単に医薬品の分類に過ぎない。主に致死量の少ないものが毒薬、
もう少し余裕のあるものが、劇薬、という分類だけど、
 医薬品として使う場合に、致死量まで飲むことはない。
ものすごく大雑把な感覚でいうと、毒薬は10倍量服用すると死ぬかも知れない。
劇薬は100倍量服用すると命にかかわるかも知れない、という感覚。
 そんな量を服用しなければ問題ないし、服用させる訳もない。

 血圧の薬や糖尿の薬でも劇薬はナンボでもあるし、漢方薬ですら劇薬は存在する。
だいたい、正露丸は劇薬じゃないし
「劇薬になる成分が含まれている」薬でも劇薬指定じゃない、なんて例はいくらでもある。
 そんなこと言い出すと、薬は全部危険、ってことになる。
まぁ、それが正しい、といえば正しいんだけど、正露丸だけ特別扱いする意味はないだろ。w

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 じゃぁ、正露丸は全く問題ないのか?というと、私はそうでもないと思う
だって、100年以上も前の薬よ??
ま、それ言うと漢方薬は4000年くらい歴史ありそうだけどさ。w

 おそらく、日露戦争当時は最新鋭の、とてもいい薬だったんじゃないかと思う。
でも、この分野に限って言えば、100年間も正露丸を超える薬ができていない・・・
なんて訳はないだろう。普通に考えて。

 もっとも、最近では下痢そのものは止めるべきではない、という説が有力だから、
そもそも下痢を止める薬の需要が落ちているかも知れない。

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 使い続けられているだけあって、それなりの効果はあるだろう。
木クレオソートの研究は、21世紀になっても続けられているし、
それなりのデータを出しているようだ。

「発ガン性があるんじゃないか?」という話もあるけれども・・・。
ゼロではないと思うけど、気にするほどの発ガン性はないんじゃないか、と思う。
発ガン性がはっきり認められているものには、「アルコール」とか「熱いマテ茶」とか
あるけど、レベルとしてはその辺じゃないのかなぁ。
 常用するのはやめといた方がいいだろう。

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 歴史と伝統と、強烈なにおいがあるから、効果はある程度期待できる。
ごく稀に重篤な副作用も報告されているけれども、
100年間販売されていることを考えると、そんなに副作用が多い訳ではないと思う。

 ただ、あえてそんなに古い薬を使う必要はないんじゃないかな・・・。
指名買いならば、あえて否定することはないけれども、
「どれがいいかな?」と来られたお客さんに、正露丸を勧めることは、まずない、かな。

 だいたい、そんなに木クレオソートがいい薬なんだったら、
医療用でも使われるんじゃないの?医療用で使われてないってことは、
ま、それなりの薬でしかないんじゃないのかな。

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休眠口座を解約

 先日、休眠口座を解約した。

 休眠口座・・・一定期間、預け入れも引き出しもされていない銀行口座のこと。
なんか、ちょっと前に「休眠口座のお金を活用しよう」みたいな話があったような。

 だからかどうかは知らないが、今年になって、実家の方に休眠口座の案内が来た。
うん、全く覚えていない。w

 10年近く、引き出しも預け入れもなかったらしい。
支店名をみる限り、学生時代に作った口座だと思うけれども、
住所は実家にしてある・・・。どゆこと?w

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 額は10000円とちょっと。
そんな口座があったことすら忘れていた。つーか、何に使っていた口座なのかもわからん。w
銀行からきた休眠口座の案内には、口座番号と支店名と残高が示されていた。

 実家から数えると、すでに引越し2回。
通帳もない。印鑑もわからない。キャッシュカードもない。何もない。

 果たしてそんな状態で、お金を引き出すことができるのか??

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 結論として、この状態でも休眠口座を解約することは可能だった。

 必要だったのは、本人確認できる証明書(運転免許証など)と、印鑑(シャチハタ不可)。

 ただ、引っ越してから免許証を書き換えていなかったもんで、
私の場合は結局住民票が必要になったけれども。

 休眠口座が「ある」ことさえ分かれば、結構何とでもなるもんだ。

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 具体的な手続きは、通帳、キャッシュカード、印鑑等の紛失届けと変更届け、
住所変更などの手続きを行った上で、その銀行の別の口座に全額入れてもらって解約。

 印鑑は、シャチハタでなければ何でもよい。
ようは、「その印鑑に変更しますよ」という届けで、すぐに解約してしまうので二度と使うことはない。

 通帳やキャッシュカードを再発行、という話だと、多分手数料がかかってくると思う。
(そりゃ、全部紛失する方が悪いわな。)
ただ、今回のケースでは(多分)手数料はかかっていない。
再発行ではなくて解約、それも、直接現金でもらった訳ではなくて、
(同じ銀行の)別口座に統合、という形をとったからだと思う。
たぶん、「現金でくれ」だと、手数料かかったんじゃないかな?

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 あと、それなりに時間はかかる。すぐには金にならない。2週間くらいかかるのかな?
もうそろそろ、口座に入金されているはずだけど・・・。どうだろう。

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ピアノ発表会

 先日、娘のピアノの発表会があった。

 色々とイベント続きだ・・・。忙しい。

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 ドレスきて、おめかしバッチリ。
練習の方は・・・まぁ、それなりに。w
結局、音の強弱(ピアノ、フォルテ)まで表現することができなかった。
つーか、娘の力で弱く弾くと、おそらく聞こえないと思われる。(苦笑)

 アップライトですら苦戦するってのに、グランドピアノなんだから。

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 毎日練習・・・しているわけでもなかったな。二日に一回くらいか。w
もっとも、課題曲はそれなりに弾きこんでいたので、暗譜は完璧。

・・・というか、彼女は楽譜を覚えている、というか音で覚えている。
どうも、すっきりと楽譜を読めているような様子がないんだが・・・。

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 それでも、最終的には練習でも「ミスなく」通して弾くこともできた。
ノーミスで弾ける確率は、だいたい50%程度かな。
「ここはいつも失敗する」というような難所は、すでになくなっていたし。
あとは、その日の調子しだい、と。

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 結局、2回ほどミスが出てしまったけど、おたおたすることもなかったし、許容範囲内だろう。
やっぱり、グランドピアノに慣れなかったのかな?という感じは(少し)あった。
初めての発表会にしては、比較的落ち着いてやれてたんじゃないかな?と思う。

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 私は、ピアノの発表会、なるもの自体が初めてで、
どういう雰囲気で行われるのかも全くわかんなかったし。
 他の子の演奏を聴けるのも、結構楽しかった。
上手な子はホントに上手。家にちゃんとピアノあるんだろうなぁ、とか思った。
(ウチは、電子ピアノ)

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 下の息子は・・・というと、一緒に来てはいたんだけれども、

静かに騒いでいた。

 なんというか、席に座り続けている訳ではなく、
あちこちをうろちょろしていたし、時々「トイレー」や「だっこー」な感じで、
ごちゃごちゃやっていたけれども、
「大きな声を出してはいけない」ということだけは、ちゃんと理解できていたらしい。w

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 さて、来年はどうするかなぁ?
いちおう、ピアノは続ける気らしいけど。

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双子の処方箋

 仕事の話。

 薬局にはいろんな人が処方箋を持ってくるが、
もちろん、双子の子供たちとかも処方箋をもってくることがある。

 今回は、そういう「双子あるある」のネタ。

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 基本的には、同じ病気に同時にかかることが多い。
時間差があることもあるけれども、まぁ、たいがいの場合、両方かかるな。
(むしろ、一人しかかからない方が珍しく感じる。)

 というわけで、処方内容もほとんど同じことが多い。
普通の兄弟だった場合、粉薬の量とかが異なるので、
印字したり、とか、マーカーで色をつけて区別したり、とかすることもあるけど、

 双子の場合は、(面倒くさいので)何も区別しないことが多い。どっちの薬のんでも一緒だ。
それどころか、まとめて作ってしまうことさえある。w
(5日分を2人分、とかなら、まとめて10日分で作ってしまう。)

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 ところが、なぜか処方内容が微妙に違う例があったりする。
先生はちゃんと見比べているのかなぁ?と。
なぜか、用量が違うこともあり。
・・・単に、前回Doで引っ張ったときの体重が違うだけだった、なんてこともあったが。

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 軟膏の混合処方なんかを、双子で持ってこられると・・・結構きつい。w
これも、普通の兄弟ならラベルはったりとか、区別つくように工夫することも多いけど、
双子なら必要ないかな??

 症状について、お母さんに聞いてみる。
「えっと、お兄ちゃんは割りと背中がひどいんですけど・・・」

 どっちがお兄ちゃんか分かりません。(汗)

 薬局では生年月日が分かるだけだ(処方箋に書いてある)

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 さて、最後は双子だから助かった例。
土曜日の午後にもちこまれた処方箋で、処方元と連絡が取れない状況だった。

処方

ビオフェルミン 1g
タンナルビン 10g

分3毎食後 3日分

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 これはきついわ・・・。(苦笑)
タンナルビンの量が、明らかに多すぎる。大人量よりも多いんだもん。
当然、疑義照会しないと出せないけど、疑義照会するまでまってもらうのも厳しい。
普通に考えて、月曜日の朝まで先生に連絡つかないし。

 ビオフェルミンとタンナルビンは等量混合することが多いから、多分1gの間違いなんだろうけど。
でも、確証はない訳で。症状(おそらく、下痢)から考えると、月曜日まで待ってもらうのはしんどい。

 幸い、この子は双子だった。もう1枚弟(?)の処方箋があり、

ビオフェルミン 1g
タンナルビン  1g

分3毎食後 3日分

 と書かれてあった。
うん、これはもう二人とも同じ処方と判断していいでしょう。やっぱり、単純に1gの書き間違えだろう。

 参考にすべきお手本(?)があったから、助かった。w
まぁ、なくてもタンナルビン1gで見切り調剤した可能性は高いと思うが。(苦笑)

 

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ドラえもんは生物ではない?

 少し前にネット上に話題になった「ドラえもん問題」

 一つ、記事にリンクしておく。

「ドラえもんが生物でない理由は?」(R25)
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/jikenbo_detail/?id=20130218-00028328-r25

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 東京の麻布中学の入試問題(理科)
「ドラえもんが生物でない理由を答えよ」というもの。

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 もちろん、これだけで答えられる訳はなくて、
(いや、もっと上の年齢なら可能かも知れないが、小学生には無理だろう。)
前提条件として、全ての生物に共通する特徴として、いくつか挙げられていたらしい。
いわば、「生物とはどんなものか?」という定義が問題中に示されていた訳。
なんだ、それなら楽勝じゃないか。w

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 正解は、「自分が成長したり、子を作ったりしないから」というものらしい。
ま、妥当なところだろう。

 ようは、生物の定義を問題にしている訳で、
「ドラえもんはロボットだから、生物ではない」なんて答えでは答えになっていない。

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 生物の定義って、どんなもんがあるだろう。
子孫を残すこと、というのは重要なポイントだと思う。
他には、「呼吸をすること」なんてのもいけるかな?

 ま、ドラえもんは呼吸しているけどね。
(この場合の「呼吸」は、生物学でいう広義の「呼吸」だ)

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 子を作ったりしなくても、「フエルミラー」で増殖すればどうなの?
という意見もあったけど、それってドラえもんの機能じゃないよね。(苦笑)
ドラえもん自体に増殖機能がつけられていれば、ある意味生殖機能と似たようなもんだから、
生物と認められたかも知れないが、設定上で、ドラえもん単体で増殖はできないだろう。
 つーか、フエルミラーを認めるのなら、何でもアリじゃないか?

 成長しない・・・まぁ、身体は生まれた(生産された)時から大きくはなってないな。
耳はかじられてしまったが。w

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 もっとも、科学がどんどん進むと、「どこからが生物か?」みたいな問題は、
かなり難しくなっていくように思う。
完全に、人工的に作り出した生命体、なんてのは・・・生物か?

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 さて、問題に戻って、これ、「いや、ドラえもんは生物だ」と熱く書き綴った回答とか
なかったのかなぁ?ww

 「生物の定義を問うている」という点を外していなければ、部分点くらいもらえるんじゃないかな?

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11ぴきのねことあほうどり

 絵本の紹介。

「11ぴきのねことあほうどり」
http://www.ehonnavi.net/ehon/974/11%E3%81%B4%E3%81%8D%E3%81%AE%E3%81%AD%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%82%E3%81%BB%E3%81%86%E3%81%A9%E3%82%8A/

(上記リンクは絵本ナビ)

 出版社からの内容紹介。

ねこたちがコロッケ屋を始めます。けれど毎日食べる売れ残りのコロッケに食傷気味。
「鳥の丸焼きが食べたい」と夢見ていると、そこへ一羽のあほうどりが現れます。


 引用終わり。

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 これまた古い絵本だ。
シリーズ生誕45周年・・・みたいな話もあるが、意外に、読んだのは今回が初めて。
11ぴきのねこシリーズとしては、あほうどりは2作目にあたる。

 各ねこにはそれほど個性がない。個性があるのはとらねこたいしょうだけで、
あとはその子分ども、といったところ。

.

あー、とりのまるやき

と、つぶやいてしまうほど、とりのまるやきが食べたい猫たちに前に現れたあほうどり。
しかも、「(こんなおいしいコロッケ食べられるなんて)死んでもいい」とか言ってしまう。
もう、猫どもはみんな、とりのまるやきしか考えられなくなっている。

 おいおい、子供向け絵本でそんな展開アリかよ?と思ってしまった。

 まぁ、オチはしっかりあるんだけどね。

.

 もともと、このシリーズはいわゆる道徳だとか、勧善懲悪なんてのは
まるで無視して作られているらしい。
全部が全部、そんな絵本だったら嫌だけど、
たまには、そういう「お行儀の悪い」絵本を読むのも面白くていいと思う。

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完敗

 週末から、週明けにかけてのスポーツの話題。

 フィギュアスケートの世界選手権が行われていた。
男子、女子ともに、来年のオリンピックの出場枠は「3」を獲得、
って、本当に最小限の目標しか達成できていない。

 男子は、表彰台に乗ることもできず、完敗。
高橋も羽生も、あまり調子がよくなかったようだ。
羽生がショートであそこまで凹むとは・・・。
 逆に、フリーではかなり頑張っていたけれども、
ショートの出遅れが響いて4位どまり。

 どうも、ピークがグランプリファイナル、というか全日本選手権になってたんじゃないかと。
いや、実際にどうやってピークをあわせるかなんて知らないんだけどさ。

 実際問題として、全日本選手権で結果を出さないと世界の切符すら危ういわけだから、
そこにピークをもっていくのはしょうがないだろう。
でも、そこから高橋も羽生も、明らかに調子を落としていった。しょうがないのかな?

.

 あとは、世界のレベルの高さだ。
チャンとフェルナンデスはいいとして、デニス・テンって誰よ?ってみんな思っただろう。
これが、今の男子のレベルを如実にあらわしているな。

 4回転必須、みんなが高難度なプログラムを組んでいるから、
ちょっとでもミスをするとなかなか勝てなくなってきている。
逆に、少しの幸運(まぐれ)で、ノーミスで演技を通してしまうと、
無名に近い選手であっても、一気に表彰台を取れてしまう、ということだ。

 4回転を安定的に成功させること、それがソチメダルへの必須条件だろう。
それができて、初めてスタートラインに立てる・・・。恐ろしく高レベル化が進んだなぁ。

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 女子は、浅田がキムヨナに完敗。
これは、キムヨナをほめるしかないだろう。
あれだけのブランクがあって、なんであれだけの演技ができるの?と。

 もっとも、浅田はトリプルアクセルがクリーンに決まらなかったし、
3回転ー3回転も成功しなかった。これが全部決まってくれば、もっと勝負できるかも。
来年の可能性、という点はよかったと思う。

 村上は、一時のことを思えば復調してきたのかな?
鈴木明子は・・・うーん。ニュースですら見てないぞ。(苦笑)

 まぁ、すべては来年、かな。

.

 日付かわって月曜日。WBC準決勝。
こちらも、プエルトリコに3-1で負け。
まぁ、一発勝負だから仕方ないといえば仕方ないわな。

 アメリカまで行けただけで、よしとすべきなのかも知れない。
キューバもアメリカも、韓国もベネズエラも、4強にすら残れなかったのだから。

 やっぱり、大会としての難しさがあるのかなぁ、と。
出場辞退するメジャーリーガーが多すぎる・・・。
日本のプロ野球で頑張っている、とはいっても、
日本の有力選手はかなりの数がメジャーで戦っている訳で。
その意味では、「マイナーリーグ級」と評されてもしょうがないんじゃないかな?

 あえて戦犯を挙げるならチャンスに全て凡退した4番打者なんだろうけど、
彼は他の試合では頑張っていたからなぁ。

 もう、アメリカだから、キューバだから、日本だから、といって、勝てる訳じゃないってことだ。
よく言えば、各国のレベルが上がっているってこと。
次(あるとして)は、日本は二次ラウンド突破すら危ういんじゃないかな?

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卒園式

 先日、6歳の娘の、幼稚園の卒園式があった。

 幼稚園の卒園式、なんてのも人生初な訳で・・・。
卒業証書、ならぬ保育証書を授与してもらっていた。
何気なくこなしていたけれども、一人ずつ名前をよばれて前に出て、
園長先生から証書をもらって、順番に席に戻るっていうのは、6歳児には難しいかも。

.

「ご卒園おめでとうございます」と言われると、必ずみんなで
「ありがとうございます」と返していた。
 これ、絶対に仕込まれているよなぁ・・・。
園長先生の話ならともかく、来賓の挨拶なんて予行でやるとは思えない。
だいたい、来賓の挨拶がどんなのか、なんてわかんないだろうし。
まぁ、最初に「卒園おめでとう」くらいは言うだろう、という(園長先生の)読みがあるのかも。

.

 入園式のことを思い起こすと、これくらいは普通にできるようになったんだなぁ、と。
3歳→6歳ってのは、成長もハンパないんだろう。
まぁ、次の小学校はもっと成長してもらわんと困るんだけど。

 私自身は、幼稚園ではなくて保育園に行っていたもんで、
実は、さほど「幼児教育の重要さ」なんてのは気にしていなかった。
そんなもん、本人の資質によるところも大きいだろうし、と。
 でも、3年間通わせてみて思うのは、やっぱり教育の力は大きいな、と。
特に、絵とか工作とかは、そう思う。

.

 昨年引っ越したモンで、当初とは行く小学校が変わってしまった。
その件に関して、娘からは何も言われたことがない。
何も考えていないのか、言っても仕方ないと思われているのか。
 そうでなくても、幼稚園を最後に、会わなくなる友達も多いだろうに。
娘は、あまりそういうことを気にしていないようだった。
ま、私に似ているといえば似ているか。(苦笑)
どこにいっても、友達はできるだろうしね。

.

 もっとも、卒園したといってももう少しは幼稚園に行く予定もあるし、
入れ違いに下の息子(3歳)が入園することになっているし。
まだ未定ながら、ピアノのレッスンは続けそうな感じだから、
まだまだ幼稚園に行くことは多そうだ。

.

 小学校はどうなんだろう・・・。その辺は、また入学式のエントリでも書くことにする。w

 卒園式で思ったこと、それは、この3年間は娘は楽しかっただろう、ということ。
私も楽しかった、ということだ。いつまで、私と遊んでくれるのかな?と考える・・・。
そう考えると、一番楽しい時間はもう半ば過ぎたかも知れない。

 まぁ大きくなったら大きくなったで、色々とあるんだろうけど。
 

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低分子コラーゲン?

 以前に、コラーゲンの話をしたことがある。
美容にいいと言われるコラーゲンだけど、実際のところどうなの?と。

「コラーゲンの話」(2009.9.12)
http://tukutteha-mitamonono.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-a0df.html

.

 上記は、基本的には、食品としてのコラーゲンの話だ。
保湿成分として化粧品なんかに入っているもの(直接肌にぬるもの)
は、それは話が別・・・なんだけど、
ちょっと混乱しやすいかも知れない
 あとで、ちょっと整理する。

 以前に書いたことをまとめると、コラーゲンを食品として取った場合、
人体になんらかの有効性があるかどうか、は、よく分かっていない

 少なくとも、「有効性がある」という信頼できるレベルの研究は存在しない。
どちらかというと、「効果がない」んじゃないのかなぁ?と思うが、
「ない」ことは断言できないので。

 私の感触では、
ひょっとしたら効果あるかも知れないけど、望み薄かな」というくらい。

.

 理論的に問題になるのは、1つには分解される、という問題。
コラーゲンはたんぱく質なので、胃腸で消化されちゃってアミノ酸に分解されてしまう、
ということだ。コラーゲンのまま、体内(消化管除く)に吸収されることはない。

 「たんぱく質は分解される」これは、中学校の教科書に書いてあるレベルの話だ。
コラーゲンはたんぱく質である。ゆえに、コラーゲンも分解される。

 ただ、これだけで終わり、という訳じゃない。生体内成分でもある訳だから、
ある程度大きな分子(ペプチド)でも吸収されるかも知れないし、
分解されたといっても、コラーゲンの原料が大量に含まれている訳だから、
体内でもう一度コラーゲンに生まれ変わるかもしれない。(激しく希望的観測だが。)

.

 もう1つ、こっちの方が大きい問題だけれども、
仮に吸収、あるいは再合成されて体内にコラーゲンが増えたとして、
それがお肌、それも顔にいってくれるとは限らない。
 コラーゲンは体内でもあちこちに存在するたんぱく質である。

 だいたい、「コラーゲンの多そうな食品」というと、
みんな、軟骨とか、脂っぽいところを想像するんじゃないかと思う。
それは正しいんだけど、そりゃ、人間にしても同じことだ
コラーゲンの多いところには、脂(結合組織)や、骨もあるわけで。
うまいこと皮(皮ふ)にいってくれるかどうか・・・。

 ま、こっちもかなり望み薄。

.

 プラセボ効果は大いに期待できるから、全く効果がないとは言えないかな?
というのが、前回書いた内容だった。

 で、ここで登場するのが「低分子コラーゲン」なるもの。
これが、「吸収されやすい」という触れ込みであちこちで宣伝されている。
面倒なのでリンクははらない。適当にググッてみて欲しい。

.

 コラーゲンは分子量が大きいから、なかなか吸収されない。
そこで、吸収しやすいように、小さい分子量のものにしました、って話。
うん、理にかなっている。

 でも、それって皮ふに直接ぬる場合の話・・・だよね。
ところが、低分子コラーゲンは、健康食品としても存在しているから、ややこしい。

 食品としてのコラーゲンは、「吸収されにくい」ことは問題になっていない。
「分解される」ことが問題になっている。
低分子になんかしたら、余計に分解されやすくならんか?w

.

 コラーゲンを口から食品として取るか、皮ふにぬることで取るか。
低分子コラーゲンは、皮ふからぬる場合には吸収されやすくなるだろうけど、
食品としてみた場合には「吸収されやすい」ことに、それほどのメリットはない
 もともと、分解されることが問題なんだから。

 この辺を、巧みに混同させて、(あるいは、業者自ら混乱してるのかも)
低分子コラーゲンを健康食品として成立させようとする動きがある。

 理論的に、いまいちつながってないように見えるんだけど・・・。
まぁ、百歩譲ってコラーゲンが体内に取り込まれたとしても、
それがうまく目的の場所で効果を発揮してくれるかどうかは、わからないし。

.

 参考サイトとして、「健康食品の安全性・有効性情報」をあげておこう。

「コラーゲンって本当に効果があるの?」
http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail2204.html

.

 そうそう、低分子コラーゲンに関しては、学会発表(?)があった。
大阪大学美容医療学寄附講座と、常盤薬品との共同研究だ。
これをもって、「根拠がある」とする人もいるかも知れないが・・・。

http://www.tokiwayakuhin.co.jp/news/2011/09/post20110908.htm

 面白いデータだとは思う。コラーゲンに効果のある可能性はゼロではないが、
いかんせん、このデータ、対照実験が行われていない。
「使用前」と「使用後」を比べているだけだ。
 どうせ臨床データとるんなら、ちゃんと対照も取ってくれれば
もっと信憑性が上がるのに、なんで対照とらなかったんだろうね?
「対照実験」という言葉も、中学校で出てくるはずだけど
この大阪大学美容医療学寄附講座は、そんなことも知らないのかな?

.

「寄附講座」という言葉の意味を、解説しておこう。wikipediaから。

寄附講座は外部から寄附された資金を元に、開設講座を組織化して研究活動を行う。
営利目的の研究が主軸ではないが、寄附者の意図を汲んだ研究内容が多い。

.

大阪大学美容医療学寄附講座は、常盤薬品がお金を出している

 ようは、常盤薬品が金を出してやらせた研究ってことでいいのかな?
あまりに、寄附者に不利益な内容は発表されないだろうね。

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対面販売の利点

 医薬品のネット販売がどうなるか、まだわからない。

 経緯を説明しておくと、2年くらい前の薬事法改正の時に、
医薬品のネット販売に規制がかけられた。
それまでは、医薬品のネット販売には何の規制もない状態だった。

 薬事法改正で、薬剤師以外にも登録販売員が、医薬品を販売できるようになった。
ただし、1類医薬品は薬剤師の対面販売のみ。2類以下は、登録販売員でもOK、と。

 で、ついでにネット通販は原則として「3類医薬品のみ」とされた。

 これに、規制をかけられた側のネット企業が猛反発し、訴訟沙汰になっていた。
結局、国の規制に問題がある、とかで、一旦この話は白紙に戻った

.

 で、結局どうするのよ、と。
それが今話し合われているんだろうけど・・・。
まだまだどうなるのかは、よくわかんない。

 対面販売だからといって、安全性が担保されているとは言えない、という声もあるのは事実。
まぁ、いい加減な販売をやっている店もあるだろうしなぁ・・・。

.

 とある商品(医薬品)に関して、お客さんが関心を持ち、その商品に関する情報を手に入れる必要がある。

 そういう状況であれば、ネットだろうが、対面だろうが、大差ないんじゃないか、と思う。
私は、対面販売の一番の利点は、むしろ・・・

販売しないという選択肢を提示することが出来る

 ということじゃないかと。これ、ネットではかなり厳しいんじゃないかなぁと思うんだが。

お客さんとの対話の中で、最初にお客さんが選択しようとしていた薬よりも、
もっと他の薬の方がいいんじゃないか、と別のモノを勧めることもある。

 また、その症状なら薬を買うよりも医師の診察を受けるべき、という
受診勧告をすることもある。それで、薬が売れないのはもちろん損だけれども、
お客さんの健康状態を考えると、「販売しない」方がいいことは大いにありうる。

 もちろん、最終的にはお客さんの判断にもなるので、どうしてもと言われれば
売ることもあるけれども、その時にも強めの受診勧告をすることはできる。
(今回は販売しますが、病院に行くことを強くお勧めします、みたいに。)

 何気ない、通常の医薬品の販売であっても、対面販売であれば、
何かのきっかけで受診勧告によって、大きな病気を発見できることがあるかも知れない。

.

 もちろん、ネット販売でも情報を求めようと思えば、できるようにはしてあるんだろうけど。
でも、一切のコミュニケーションなしで買うことができるってのは、やっぱり、
安全面で対面販売に劣るのは間違いないだろう。

 どうやって、ネット販売での安全面を高めるかが問題になるんだろうけど・・・
「売らない」「医師の受診を強く勧める」という対応が、ネット販売で可能だろうか?
 対面でそれができるのは、やっぱり、顔が見えるから
顔の見えるお客さんの健康を、お店の利益よりも優先できるから、できることだろう。

 どうも、私が見てる限りではそういう議論ってほとんどないような気がする・・・。
自分の業界の利益ばっかり主張して、消費者不在になっていないか?

.

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WBC、準決勝進出

 スポーツの話題。

 ワールドベースボールクラシック、WBCが行われている。
日本は、第1回、第2回大会を連覇して、3連覇に挑む。

 第2ラウンドを1位で抜け、準決勝進出を決めている。

.

 なんだろう。今回は前回までと違って、自分の中で盛り上がりが少ない。
原因を考えると、やっぱり侍ジャパンにメジャーリーガーが一人もいないこと、かなぁ。
前回までは、松坂がいたし、イチローもいたし。

 あと、巨人軍の選手が多いのも理由かも。(私は巨人嫌いだから。w)

.

 とりあえず、第2回大会までとはかなり変わったなぁ、と感じる。
一番びっくりしたのが、韓国と1試合も戦うことがなかったことかな。(苦笑)

 第1回大会では3戦して1勝2敗。第2回大会では5戦して3勝2敗、だったかな。
もう、意味わからんくらいに韓国とあたりまくっていた。

 今回は、一次ラウンドで別の組になった。
で、韓国は、初戦のオランダ戦での完敗が響いて、まさかの一次ラウンド敗退。

.

 第1ラウンドが別の組になったのは、さすがに当然だと思う。
第1回は日本優勝、韓国ベスト4.第2回は日本優勝、韓国準優勝。

 第1ラウンドが一緒だと、他の国が辛すぎる。w
ま、具体的には台湾だな。なんとかしてくれ、と思っていただろう。

 また、同じチームとばかり戦う弊害も、少しは解消されたのかな。
今回のルールだと、多くても4回だし。(いや、十分多いけど。)
今まで日本が戦ったことのない、ブラジルやオランダという国とあたったのも新鮮だった。

.

 日本は、圧倒的な実力で勝ち上がったわけではない。
初戦のブラジルも大変な苦戦をしたし、第2ラウンド初戦の台湾も薄氷の勝利だった。
「ここ相手なら楽勝だろう」なんてチームはないことが分かった。
以外に、野球ってワールドワイドなスポーツなのか?

 もっとも、オランダ代表で、ヨーロッパでプレイしている選手がいるかどうかは不明。w
ヨーロッパの野球のレベルが低いから、野球できる選手はアメリカに行く、というのもあるけど、
もともと、カリブ海に浮かぶオランダ領の島の選手が多いらしい・・・。

 カリブ海は、キューバ筆頭に、ドミニカ、プエルトリコなどなど、どこをとっても野球が盛んだからなぁ。

.

 日本は、オランダ相手には2回大勝しているけれども、
相手チームのエースと当たっていない、という事情もあるらしい。
選手層が厚くないので、エースでなければ怖くないんだろう。

 オランダのエースピッチャー、マークウェルは韓国とキューバを葬り去っている
普通に考えて、準決勝に登板するだろうから、
仮にオランダが決勝に残ったとして、日本と再度戦うことになったとしても、
マークウェルは日本に投げることはまずなさそうだ。
 むしろ、オランダに勝ちあがってもらうほうが楽だと思う・・・。

.

 アメリカは、第1ラウンドをギリギリで突破した。
アメリカでも楽に勝てないところが、野球と言う競技の難しさだなぁ。

 優勝候補と見られていたベネズエラは一次ラウンドで敗退。
もちろん、韓国もそうだし・・・。波乱続き、と言うかなんと言うか。
野球の短期決戦って、強いほうが勝つとは限らんからなぁ。

.

 今回は第2ラウンドも日本でやったからなぁ・・・。
準決勝から、ようやくアメリカに行ける。
これも、盛り上がりに欠ける理由のひとつかも知れない。w

 日程も不思議。まぁ、時差ボケとかるとハンデきついので、
ある程度第2ラウンドから間あけてくれるのはありがたいけどさぁ。
アメリカの第2ラウンド、特に最後の順位決定戦なんか、
「準決勝第1試合で日本と戦いたいか、第2試合でオランダと戦いたいか?」を
じっくりと選択できることになる。なんか、不公平じゃないか?w

 準決勝の第1試合と第2試合が、別の日ってのもすごい日程だ。
ピッチャーの玉数制限とか連投制限とかあるから・・・。
(30球以上投げたピッチャーは、連投不可というルールがある。)
どう考えても、第1試合で試合する方が有利だろう。
準決勝第2試合でピッチャーを使いすぎると、決勝でコマが足りなくなる。(汗)

.

 アメリカの第2ラウンドは、ラウンド終了してすぐに準決勝。
ってことはやっぱりピッチャーのやりくりは結構難しい。

 この辺、日本で戦った日本とオランダの方が有利なんだけど、
その分、時差との戦いであったり、試合勘がにぶったりとかも考えられる・・・。

 こんなにも公平じゃない条件で行われる大会って、そうそうないと思うぞ。w

.

 日本は3連覇できるかなぁ?
やっぱり、過去2回と比べると戦力は落ちていると思うし・・・。
特に、投手力がなぁ。いや、悪くはないんだけど、過去の大会の日本代表と比べると・・・落ちるよなぁ。
 もともと、日本の強さは投手力によるところが大きかったから。

 マエケンに頑張ってもらうしかないかな。

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株価高騰中

 3月アタマの時点で、少し一服していた感じがあったけれども、
株価の高騰はまだ続いている。

 NYダウは14000$を回復した後でもみあい状態だったけれども、
ここにきて史上最高値を更新して14500を伺う勢い。
円安、ドル高も進んでいる。円相場は1$=96円を突破した。
どこまでいくんだろう・・・。

 当然、日本の株価も高くなる。
日経平均も12000円を回復し、さらに上を目指す勢い、と。

 アベノミクスといっても、実質、まだ何もしていないような気がするんだが。
やったことといえば、「金融緩和するぞ!」の掛け声と、
日銀総裁人事くらいじゃないのか?w

 ただ、それが市場で効果があったってのがすごいところ。
今までは、日本の首相の発言であっても、さして相場に影響を与えることはなかった。
日本が何を言おうが、市場介入しようが、円高は是正されなかったんだけど。

 今までの円高が異常すぎた、ってことなのかなぁ。
東日本大震災から一気に円高が進む、ってのがそもそもおかしかったんだ。

 もっとも、震災の影響で原発が止まり、エネルギーの輸入が増えた結果として
貿易赤字に陥っている。それが円安の一因でもあると思うが。

 1ドル100円くらいならまだ平気だろうけど、
あまりに円安が進むと、エネルギー価格にはねかえってくるからなぁ。

.

 インフレ目標を引っ張るのが、電気、ガス、ガソリンなどのエネルギー価格かも知れない。(苦笑)

.

 私の401k口座もすごい勢いで増えているけれども・・・。
これ、あくまで見た目の数字ってだけだからなぁ。
「円安」→「円の価値が落ちている」から、見た目の数字が増えているだけだ。
いわば、資産のインフレがおきている状態。

 海外投資家から見るとどうなんだろう。
円安によって輸出企業の業績は回復する、といっても、
円安が進めば進むほど、「円資産」の価値は目減りしていくわけで。

 あくまで「円ベース」で話をすると、資産価値が高騰しているように見えるだけ?
世界から見ると、円の価値が落ちているわけだから、日本全体の資産が縮小しているように
見えるのかなぁ?わからん。

 ま、円ベースの資産価値が上がっている割に、まだインフレは始まってもいないからなぁ。
今の時期だけ浮かれていられるのかも知れない。
これ、万が一実際にインフレが始まると、円ベースの資産価値の上昇よりも、
インフレ率の方が上になる可能性が高い。インフレリスクだ。

 ま、実際にインフレがおきれば、の話だけど・・・。

.

 確定拠出年金の運用方針・・・どうしようかな。
ま、結果論からすれば、大量の海外株式はずっと持ち続けていたほうがよかったんだけど、
結果論だけなら誰でも言える。w

 とりあえず、あと3ヶ月スイッチングを続けて、
最終的には、海外株式、海外債券、国内株式、国内債券、定期預金を
全部20%ずつにする予定だったけど。

 実際のところ、昨年9月からの資産の伸び率は20%程度だから、
「儲かった分を、定期預金で利益確定した」という形になるのかな。
もっとも、利益確定したはいいけど、今後ずっと定期に留めておく気はないので、
タイミングをみて、またリスク資産に移すことになる。

 ただ、どんな感じで移すかは・・・まだ考えていないなぁ。
当初の移行資金みたいに、値段の下がったところを狙って
補充するような感じでいいのかな?
 前提として、一回値段が落ちてくれないと、動けないような・・・。

 まぁ、あと3ヶ月ゆっくり考えることにしよう。
ひょっとしたら、スイッチング自体を途中でやめるかも。

 なんだろう、相場が不調の時のほうが、考えることが少なくて楽だ。
(相場が上がるまでやることなし!ってなるから。w)

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風邪引きました。

 子ども達はすっかり元気になったけれども、

 今度は、大人たちがダウン・・・。
私は土曜日から風邪ひいているし、嫁も体調が悪そうだ。

 日曜日も、子ども達をどこにも連れて行けず。
近所の散歩すら、させる元気がない・・・。
さすがに、ストレスたまったかも知れないなぁ。

.

 熱は下がったし、食欲もあるけれども、のどと鼻がひどい状態。
まさか、とは思うが、花粉症じゃないだろうな。w

 まぁ、もともとアレルギー性結膜炎、鼻炎をもっているから、わかんないけど。
(アレルゲンが花粉じゃないだけ。)

 

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3.11

 2年前の3月11日。

 私は、普通に仕事をしていた。
揺れていた記憶は、ほとんどない。

 ひどい地震があったことはすぐにわかったが、日本の力を信じていた。
この国は、大災害には慣れている。
同じような大地震がおきても、日本で起きる分には被害が少ないだろう、と。

 津波の映像をみても、まだ信じていた。
三陸海岸は、日本一、というか事実上世界一の津波対策が施されている地域だ。

 それでも、どうにもならなかった。
自然の驚異を甘くみていた。

.

 遠く離れた大阪の地から、何ができるか、必死に考えた。
自分に、何かできることはないだろうか。
ボランティアに行ってみようか、と考えたこともある。

 確かに、私は何の被害も受けていない。
私の家族も、親戚、知人まで含めても、ほとんど被害がなかった。

 それはよかったが、それでよいとは思わない。
一歩間違えれば、悲惨な目にあっていたのは自分かもしれない、
自分の家族だったかも知れない。

 おそらく、日本中がそう思ったんだろう。
多くの支援物資が届けられた。
また、被災地でも助け合いの精神が大いに発揮された。
これこそ、日本人のあるべき姿だ。

.

 2年が経った。
まだ、復興が進んでいるようには思えない。
というか、はっきり言うと、ニュースにすらならなくなっている。
全体の復興の道筋が見えてこない。
全体の道筋が見えないから、現在位置がわからない。

 どんどん、社会の関心が薄れていく。
私自身も、大いに感心があるとは言えない。

 こういう日でもなければ、改めて考えないほどに・・・。

 復興の進み具合は、まばらだと思う。
当然、原発のそばは復興どころか、家に帰る事もできていない。
でも、土地によっては、かなり復興が進んでいるところもあると思う。

 まずは、東北に関心をもつこと、持ち続けること、かなぁ。

.

 原発にこだわりすぎてはいけない。
もちろん、原発も大きな問題として残っているんだけれども、
津波の被害の方がはるかに大きい。

 安倍さんは、今日という日に、どういうメッセージを発するのか。
「アベノミクス」で、円安が進んでいる、株価も上昇し続けている。
日本の景気がよくなっているのに、東北だけおいてけぼりにすることが
あってはならない、と思う。

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まおゆう「弟9話」感想

 まおゆう・魔王勇者は、毎週欠かさず見ている。
たまにはオンタイムで、そうでなくても録画してあるので。

 今週は「弟9話 私は人間だからっ」
これ、1巻のラストシーンで、今までただのわき役に過ぎなかった
メイド姉が、一気にのし上がる回だ。

.

 そうそう、全5巻のうちの1巻目のラストの話がアニメで「弟9話」
これ、1クールどころか、2クールで終わる気もないだろう
普通に考えると、1年・・・かけるつもりだと思うけど。

.

 魔王に扮したメイド姉の演説シーンなんだけど・・・
ちょっと期待外れだったかなぁ
あの文章を映像におこしたら、そりゃこうなるんだろうけど、
 なんというか、不自然なところが目についた・・・。
教会の使者の、魔王(メイド姉)に対する行動が乱暴な割に、
(少なくとも、原作ではいきなり首を刎ねようなんてことはなかっただろ。)
民衆に対して演説することは簡単に許してしまう、というギャップ。

 また、いつの間にかみんなが手に持っている「石」とか。w
民衆との間には結構な距離があったように見えたけど、
あの距離で使者だけを狙うのは難しいし、石のサイズの割に
結構簡単に投げているように見えるし。w

 もっとも、これは映像化したからこそ不自然に見えるのかもね
文章で読んでいるだけなら、書いてないところは不自然に見えないから。

.

 まぁ、私は原作をあらかじめ読んでいるから、そういう風に見えてしまうのかも。
原作なしで、アニメだけ見ている人は、もっとよかったのかも知れない。
初見だと、あのメイド姉の演説は鳥肌もんかも。
「メイド姉が主役に躍り出た瞬間」だからなぁ。

そして、彼女は最後まで主役(の一人)だ。

 あの「人間宣言」は、実際の世界史の中ではどうなんだろう?
市民革命とかに相当するのかなぁ?

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 アニメしか見ていない人だと、
「これ、主役って勇者だよね。ろくに活躍していないけど、
 そろそろ、大活躍するの?」
 って期待しているかもしれない。

 激しくネタバレなので、ちょっと改行

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,

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 ヤツは、最後の最後まで活躍しないぞ
この物語の真の主役は、メイド姉だから。w

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I wanna be the fangameは、クリア

 ゲーム、アイワナの話。

アイワナシリーズは、Galaxy,Guy,World,see the moonとクリアしてきた。
あきらめたのは、Lovetrap。(苦笑)

 Deviceはラストの黒ミクでつまって、2ヶ月以上。
まだまだ挑戦していて、少しずつ先が見えてきている。
無理ゲーから、運ゲーになりつつあるので、運がよければクリアできるかも。
まぁ、まだあと1ヶ月くらいはかかるかも知れない。

.

 で、並行してI wanna be the fangameをやっていた。
これは、I wanna be te Guyに続く、2作目。(ただし作ったのは別人。)

 ただ、DLしたバージョンがちょっと前のものだったのか、
永遠に出られないEndressDesertでセーブして詰んでしまった。
完全な詰みセーブのポイント作るなんて、いくらなんでもえぐいわ。
(最新バージョンでは、さすがになくなってるらしい。)

 それでも、やり直して、実は3日くらいでクリアしてしまった。
初見殺しは色々あったけど、慣れてしまえばそんなに難しくない。
まぁ、ボス戦で連射機能つかったせいもあると思うが。

.

 で、当然のように娘から次のゲームを探すように指示があった。
次にやろうと思ったのは、I wanna be the RUKIMIN7・・・
だったんだけど、マシンパワーがついていかないのか、重すぎる・・・。
 このパソコンで、重すぎて動かないゲームって初めてだなぁ。

 まぁ、前バージョンのものなら動くっぽいので、
そのうちにやってもいいんだけど。

.

 結局、次にはじめたゲームは、「I wanna kill the Guy」
これも海外製。結構、英語が出てくるのでちょっと面倒くさいけど。

 初見殺しはかなり少なめ。
アイワナというよりも、普通のパズル・アクションに近いなぁ。
理不尽な罠も少ないから、なんかアイワナっぽくないな、と感じてしまう。w

 結構時間かけてやったけど、割と長いゲームなのかも。
これ、クリアするより前にdeviceの方をクリアしてしまいたいなぁ。

 

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花粉症の初期療法?

 いろいろと忙しくて、仕事方面はちょっとネタ切れ気味・・・。
なので、二番煎じになるけれども、他人の記事の紹介。

.

「花粉症の初期療法ってなに?」

http://pharmacymanga.blog.fc2.com/blog-entry-201.html

 ぶっちゃけ、上の記事よんでくれたら、
こっから先の私の駄文は全く読む必要がない。(苦笑)

.

 蛇足だけど、解説。
花粉症の初期療法というのは、
特に症状の重い花粉症の患者さんで、
花粉が飛び始める2週間前から薬を服用しておけば、
 楽にシーズンを乗り切れますよ」という話。

 いろいろなところで紹介されているから、知っている人も多いと思う。
上で紹介したるるー主さんの記事は、そもそもそれが怪しいんじゃないか?
という内容だ。

 もちろん、初期療法で効果のある薬もあるんだけれども、
第2世代の抗ヒスタミン薬の場合なら、花粉が飛び始めてからでも、
症状が出始めてから服用しても別に問題ないんじゃない?
と。

「第2世代の抗ヒスタミン薬」って・・・
アレグラ、ジルテック、アレジオン、アレロックなどなど。
いまどき第1世代の薬使う先生なんか、ほとんどいないだろう

 もちろん、初期療法を行っても悪いわけじゃないんだろうけど・・・、
無駄にお金を使っているかもしれない、っていうだけで。

.

 ただ、この情報、申し訳ないが一次情報まであたってない
実際の論文まであたっていない・・・どころか、2013年版のガイドラインすら
確認できていない。(ガイドラインのくせに有料ってどういうことだよ。w)

 もちろん、薬によっては初期療法が有効な薬もあるので、何とも言えない。
また、「症状が出始めたら」と言っても、ひどくなるまで我慢されても困る。

 そう考えると、アレグラFXの箱に書いてある
早めの服用が効果的です」ってのも、微妙な表現ではあるな。
私は、初期療法のことをさしているもんだと解釈していたが、
単に「症状が出てから、ひどくなる前に早めの服用」ってことだったのかも。
読んだ人が誤解しても、知ったことじゃない、と。w

.

 実際に花粉症もってたら、実験できるんだけどなぁ。
もっとも、すでに花粉症はシーズンインしているから、
すでに手遅れかもしれないけど。

 とにかく、ネット上で検索してみても、
初期療法を否定するような情報は、皆無に等しかった
(るるー主さんとこと、るるー主さんが引用されているサイトだけだろう。)
メーカーのサイトはもう、「これが常識」と言わんばかりに書いている。
実際、常識は常識なんだけど・・・。

.

 健康食品ほどではないけれども、医薬品の世界でも
常識が入れ替わることは、結構あったりする。
以前は推奨されていたことが、実は危険だからやめておけ、とか。

 この情報の場合、メーカーは売ってナンボ、だから
なかなか拡散しないと思う。
初期療法してはいけない、訳じゃなくて、
しなくてもいいかも知れない」って話だから。

 でも、本当のところはどうなんだろう?
初期療法を推奨するためには、ちゃんと実験してデータ取ってると思うんだけど。
その辺のデータもあわせてみないと、結論は出ないような気がする。
メーカーの取ったデータは、全部初期療法を肯定していて、
初期療法を否定する論文が一本だけって言うんなら、
どっち信用するかは微妙なところだと思う。

 やっぱり、本気で考察するためには元論文読まなくちゃいけないのかなぁ。

 ようは、私が引っ掛かってるのは、
「初期療法にそんなに意味はない」んだったら、
今までの初期療法を肯定するデータは一体なんだったの?ってことだ。
そこまで考察できて、初めて常識がひっくり返るってもんだろう。

 作用機序なんてどうでもいい、疫学データだけなら、どうなんだろう。

.

 そういえば、昔、花粉症の特効薬について記事書いたなぁ・・・。
ついでなので、リンクはっておく。w

「花粉症の特効薬?」(2007.4.19)
http://tukutteha-mitamonono.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_c582.html

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確定拠出年金記録

 月初なので、確定拠出年金の記録

2013年3月の記録。

 100p=一ヶ月の拠出金額として、記録する。
(先月+拠出金+収益=今月)

          先月   拠出金  今月  収益
海外株式   5687     -783     4949     +45
海外債券   2766       10      2752     -24
国内株式   2645       71      2835    +119
国内債券    1986      274     2280     +20
定期預金  1016      529     1545       0
合計          14101     100    14361    +160

 今月もプラス。
もっとも、上がり幅はさすがに少なくなってきているように見えるが・・・
(1月+1049、2月+731)
イタリアの選挙とか、アメリカの問題で円安に少し歯止めがかかったからかな。
とはいえ、まだまだこのまま円安に突き進む可能性も十分あると思う。

 気になるのは、国内債券の収益がプラスなこと。
普通に考えて、金融緩和が進む、株価が上がっている現状を踏まえると、
国内債券は下がる・・・はずなんだけどなぁ。
 いや、個人的にはもちろんうれしいんだけど、
なんとなく、アベノミクスの限界が見えてきているような気がしなくもない。

.

 スイッチングは継続中。
今月は、海外株式から813pをスイッチング。
65%を定期預金に、国内株式に5%、国内債券に30%で振り分けた。
前までは国内株式に10%いれてたんだけど、ここも値段が上がっているので、
少し買い控えることにした。
 スイッチ入れてから海外株式の値段が下がっていることもあって、
現時点での海外株式の割合は34.5%。

 何もおきなければ、あと3ヶ月スイッチは継続する予定。
とりあえずの最終形は、定期預金まで含めて、全部20%ずつ、だ。

.

 いま、株高とか円安とかで、新たに投資を始める人が増えているようだけど・・・。
私から見れば、今から始めても遅いんじゃないかな、と思わなくもない。(苦笑)
一番ウマいところ(高騰)は、もう終わったところにあったんじゃないかなぁ。

 これだけ利益をあげたわけだけれども、だからといって、
今現在100%元本保証で運用しているような人に対して、
「今がチャンスです、リスク資産に投資しましょう!」とは言いにくいな。
安いとき(景気が冷えている時)に買い込んでいたからこその利益な訳で。

 これからまだまだ上がるか、それとも下がるかは、誰にも分からない。
まぁ、勢いに流されて買う人が増えれば、株価は上がるだろうから助かるけどね。w

 でも、FXとかはどうなんだろう。詳しくは知らないけど、
円安で利益を出そうと思ったら、外貨を買うことになると思うんだけど、
みんなが外貨を買ったら、円安は止まると思うんだが?
 ま、あの辺は投資というより、投機、むしろバクチに近いからいいのかな?

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今度は息子・・・

 娘はすっきり元気になった・・・んだけれども、

 今度は、息子がまたしても発熱。もう勘弁して欲しい。(苦笑)
もともと、娘が調子崩す前は、息子もおなか壊していたり、熱あったりしてたけど・・・。

 週末からずっと咳こんでいるのは気になっていたが、
基本、元気だったのであまり気にしていなかった。

.

 昨晩、38度超の発熱。ただ、食事もとれてたし、元気だった。
朝には「微熱」と言えるくらいの熱しかなかったので、
ちょっと無理やりだけど、保育園にいってもらった。

 実際、保育園では何の問題もなかったようだ。

 でも、今日の夜、再び発熱。今度は39度台。こりゃあかんわ・・・。
無理させたのが悪かったのかなぁ。

 もっとも、食欲もあるし、元気もある。
身体に触らなければ、熱があるとはわからないくらい。普段と態度も変わらないし。
すぐによくなるとは思うんだけど・・・。

.

 これだけ立て続けに体調を崩されると、働いている嫁はキツイなぁ。
先々週から、誰かしら調子悪い状態は続いていた。
先週、嫁は1週間仕事を休んだ。(用事があった、って理由もあるけど。)
ちょっとこれ以上休むのは厳しい。

 といって、私が休むのも厳しいし。
スタッフに欠員が出ているような状況なので。
みんな元気だったら、一日くらい無理やり休んでやってもよかったんだけど。

.

 困ったときの母(ばぁば)頼み、になっているんだけれども、
先々週から、お願いしまくっているので、色々とスケジュールに支障があるらしい・・・。
ちょっと無理やりに近い形で、何とかお願いしたけど。

 ウチの子たちは、基本元気だから、こういうことは珍しい。
でも、働くお母さんって、本当に大変だと思う。
我が家は、いざとなれば母(その気になれば私も休む)のフォローが期待できるけど、
バックアップ体制がなければ、とうてい働く気になれなかったかも。

 私の母にしても、去年の今頃は普通に働いていた訳だし・・・。
病気の子を預かってくれるような仕組みが、必要だろうなぁ。

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やっと回復

 先週末から体調を崩していた娘だけど、ようやく回復した。

 一応、幼稚園を休んだのは月曜と火曜、2日だけだったんだけど・・・。
水曜日も幼稚園には行ったものの、かなりのぐだぐだっぷり。
本当に、幼稚園には「行っただけ」。ちょっとしたことですぐ泣く。
 いつもの娘とは明らかに違った。

 木曜日は、行事があったので私も少しだけ見にいったけれども、
なんとも言えないぐだぐだっぷり。w
幼稚園では、私が一緒にいるとぐだぐだになることがあったけれども、
遠くでみていても誰と遊ぶわけでもなく・・・。
 どんだけやる気ないんだろう、と。w

 幼稚園3年間の中で、もっともやる気のなかった2日間だったと思う。(苦笑)

 今日は・・・やっと普通に戻ったらしい。
ようやく、完全に回復したのかな?
体はともかく、精神的にも疲れていたのかも知れない。
まぁ、発表会終わって、それほど気合入れて幼稚園いく必要ないってのもあるけど。

 結局は、ただのおなかの風邪だったのかも知れないけれども。
あんなに消耗したのも珍しいし、あれだけ元気のない娘ってのもなぁ、はじめてみた。
それだけ大変だったから、なかなか気持ちが戻ってこなかったのかなぁ。

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