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11ぴきのねことあほうどり

 絵本の紹介。

「11ぴきのねことあほうどり」
http://www.ehonnavi.net/ehon/974/11%E3%81%B4%E3%81%8D%E3%81%AE%E3%81%AD%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%82%E3%81%BB%E3%81%86%E3%81%A9%E3%82%8A/

(上記リンクは絵本ナビ)

 出版社からの内容紹介。

ねこたちがコロッケ屋を始めます。けれど毎日食べる売れ残りのコロッケに食傷気味。
「鳥の丸焼きが食べたい」と夢見ていると、そこへ一羽のあほうどりが現れます。


 引用終わり。

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 これまた古い絵本だ。
シリーズ生誕45周年・・・みたいな話もあるが、意外に、読んだのは今回が初めて。
11ぴきのねこシリーズとしては、あほうどりは2作目にあたる。

 各ねこにはそれほど個性がない。個性があるのはとらねこたいしょうだけで、
あとはその子分ども、といったところ。

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あー、とりのまるやき

と、つぶやいてしまうほど、とりのまるやきが食べたい猫たちに前に現れたあほうどり。
しかも、「(こんなおいしいコロッケ食べられるなんて)死んでもいい」とか言ってしまう。
もう、猫どもはみんな、とりのまるやきしか考えられなくなっている。

 おいおい、子供向け絵本でそんな展開アリかよ?と思ってしまった。

 まぁ、オチはしっかりあるんだけどね。

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 もともと、このシリーズはいわゆる道徳だとか、勧善懲悪なんてのは
まるで無視して作られているらしい。
全部が全部、そんな絵本だったら嫌だけど、
たまには、そういう「お行儀の悪い」絵本を読むのも面白くていいと思う。

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