完敗
週末から、週明けにかけてのスポーツの話題。
フィギュアスケートの世界選手権が行われていた。
男子、女子ともに、来年のオリンピックの出場枠は「3」を獲得、
って、本当に最小限の目標しか達成できていない。
男子は、表彰台に乗ることもできず、完敗。
高橋も羽生も、あまり調子がよくなかったようだ。
羽生がショートであそこまで凹むとは・・・。
逆に、フリーではかなり頑張っていたけれども、
ショートの出遅れが響いて4位どまり。
どうも、ピークがグランプリファイナル、というか全日本選手権になってたんじゃないかと。
いや、実際にどうやってピークをあわせるかなんて知らないんだけどさ。
実際問題として、全日本選手権で結果を出さないと世界の切符すら危ういわけだから、
そこにピークをもっていくのはしょうがないだろう。
でも、そこから高橋も羽生も、明らかに調子を落としていった。しょうがないのかな?
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あとは、世界のレベルの高さだ。
チャンとフェルナンデスはいいとして、デニス・テンって誰よ?ってみんな思っただろう。
これが、今の男子のレベルを如実にあらわしているな。
4回転必須、みんなが高難度なプログラムを組んでいるから、
ちょっとでもミスをするとなかなか勝てなくなってきている。
逆に、少しの幸運(まぐれ)で、ノーミスで演技を通してしまうと、
無名に近い選手であっても、一気に表彰台を取れてしまう、ということだ。
4回転を安定的に成功させること、それがソチメダルへの必須条件だろう。
それができて、初めてスタートラインに立てる・・・。恐ろしく高レベル化が進んだなぁ。
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女子は、浅田がキムヨナに完敗。
これは、キムヨナをほめるしかないだろう。
あれだけのブランクがあって、なんであれだけの演技ができるの?と。
もっとも、浅田はトリプルアクセルがクリーンに決まらなかったし、
3回転ー3回転も成功しなかった。これが全部決まってくれば、もっと勝負できるかも。
来年の可能性、という点はよかったと思う。
村上は、一時のことを思えば復調してきたのかな?
鈴木明子は・・・うーん。ニュースですら見てないぞ。(苦笑)
まぁ、すべては来年、かな。
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日付かわって月曜日。WBC準決勝。
こちらも、プエルトリコに3-1で負け。
まぁ、一発勝負だから仕方ないといえば仕方ないわな。
アメリカまで行けただけで、よしとすべきなのかも知れない。
キューバもアメリカも、韓国もベネズエラも、4強にすら残れなかったのだから。
やっぱり、大会としての難しさがあるのかなぁ、と。
出場辞退するメジャーリーガーが多すぎる・・・。
日本のプロ野球で頑張っている、とはいっても、
日本の有力選手はかなりの数がメジャーで戦っている訳で。
その意味では、「マイナーリーグ級」と評されてもしょうがないんじゃないかな?
あえて戦犯を挙げるならチャンスに全て凡退した4番打者なんだろうけど、
彼は他の試合では頑張っていたからなぁ。
もう、アメリカだから、キューバだから、日本だから、といって、勝てる訳じゃないってことだ。
よく言えば、各国のレベルが上がっているってこと。
次(あるとして)は、日本は二次ラウンド突破すら危ういんじゃないかな?
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