« 確定拠出年金2年目(2012年度)の記録 | トップページ | 橋下市長の読みの甘さ? »

医師の処方意図がわからない?

 仕事の話。

.

 処方箋には、病名は書いていない。
ゆえに、薬局の薬剤師は、患者さんの病名がわからない状態で、
服薬指導することになる。

 これ、何とかならないのかな?って話は昔から出ているが、
なんともならないんだろうなぁ。

 病院と薬局で、同じようなことを聞かれるのはそのためで、
不快な思いをしている患者さんもいるだろう。

.

 もっとも、病名がわかったところで、「なぜその薬なの?」ってのは
わからない事が多い。(苦笑)
その辺は、もう医師の領域だもんで。

.

 例えば、コレステロールや中性脂肪が高かったとしよう。
薬としては、中性脂肪を主に下げる、フィブラート系の薬や、EPA系の薬。
また、コレステロールを主に下げるスタチン系の薬がある。

 検査値を見せてもらえれば、わかることもある。
あぁ、この人は特にコレステロールが高いからスタチン系なのか、と。

 でも、スタチン系でも、水溶性や脂溶性とか、
スタンダートスタチンやストロングスタチンなど、分類は色々とある。
その辺までくると、「なぜこの患者さんはこの薬なのか?」はわからない。

 なぜ、この患者さんには、リピトールでもリバロでもなく、
クレストールが用いられるのか?とか。
また、クレストールがいいのなら、みんなクレストールでいいようなものだが、
中にはリピトールやリポバスを使う人もいる。なぜ??

.

 医師には考えがあるんだろうけれどお、その辺まで来ると薬剤師はお手上げだ。
もっとも、意見があったところで、医師に言えるようなもんでもない。
そこは、医師の処方権を尊重すべき、という考えがあるし。

 「医師の処方意図がわからない」ってのは、薬局薬剤師の一番の悩み。
でも、案外、深い意図なんてなかったりして・・・。w

 単に、そこのメーカーのMR(営業)と仲がいい、とかね。(苦笑)

.

 昔の話、しかも以前の職場の話だけれども、
医師の処方するスタチン系の薬が、のきなみリポバスになったことがある。
それも、他のリピトールやメバロチンまで、リポバスに変更されてきた。

 正直、治療上の意味があったとは思えない。

 まことしやかな噂として、(卸さんから聞いた)
当時、リポバスの担当MRが若い女の子だった、とか、
夜に、医師と一緒に食事する機会があった、とか・・・
まぁ、そういう話を聞いたことがある。(苦笑)

.

 医師も人間だから(薬剤師も人間だけど)、そんなことはあるだろうけどさぁ、
それって、患者さんに説明しづらいことこの上ない

「なんで、この薬に変わったんですか?」

と聞かれてもなぁ・・・。正直に答える訳にもいかんし。w

「先生には、何か考えがあって変更されたんだと思います」
くらいしか、答えようがないわな。(苦笑)

薬剤師ブログタイムズ ブログランキング参加中!
by 薬剤師ブログタイムズ 

|

« 確定拠出年金2年目(2012年度)の記録 | トップページ | 橋下市長の読みの甘さ? »

('10~13)仕事(薬局)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/173091/57382364

この記事へのトラックバック一覧です: 医師の処方意図がわからない?:

« 確定拠出年金2年目(2012年度)の記録 | トップページ | 橋下市長の読みの甘さ? »