ブロチンシロップが品薄?
仕事の話。
咳止めの水薬(鎮咳去痰役薬)として、昔から使われている、
「ブロチンシロップ」が品薄・・・になるらしい。
昨日、第一三共のMRさんが説明に来た。
ブロチンは、「桜皮エキス」という生薬から作られている。
桜皮は、文字通り、「桜の皮」だ。
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なんでも、原料の調達が難しくなっているらしい。
最近、この手の話は時々あるんだけれども・・・
ブロチンシロップに関して言えば、規格がどうこう、という話ではなく、
本当に原料である「桜皮」が手に入りにくいらしい。
桜なんて、その辺にある気がするんだけど、
伐採するわけにもいかないんだろうなぁ。(苦笑)
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この系統の水薬としては・・・かなりのシェアを誇るんじゃないかと。
コデインを混ぜた「濃厚ブロチン・コデイン液」なんてのもある。
よく使う医師は、結構な量で使うと思う。
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まだ、詳細は不明。おそらく、割り当てかなんかになるんじゃないかと思うが。
基本的に継続して使うような薬じゃないし、なくてめちゃくちゃ困ることはないと思うが、
今までと同じ感覚で処方されると、薬局で対応できない。
できれば、医師の方で処方量を減らして欲しいなぁ。
まぁ、そんなに「大事に」使う薬ではないような気もするが。(苦笑)
by 薬剤師ブログタイムズ
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