« 娘のピアノ | トップページ | 職業病? »

ワクチン問題

 あんまり、科学的な話ではないんだけれども・・・。

 子宮頸がんワクチンが、「一時的に国は勧めない」という状態になっている。
確かに、他のワクチンと比べて副作用は多いほうだと思うが・・・。
 海外では使用実績の多いワクチンでもあり、
なんで日本だけそんな措置になるのかが、よくわからない。

 副作用のない薬なんか存在しないし、
問題はそれに見合う効果があるかどうかじゃないのか?
「副作用による後遺症で苦しむ人」は、必ず発生する。
じゃ、ワクチン全面中止にして、日本だけ突出して子宮頸がん患者が
多い状態でもいいのか?って話になるんだけど・・・
 どうも、報道をみても、上っ面ばかりで、その辺まで切り込んでいる報道を見ない。

.

 一方で、風疹に関しては国の対応を批判する報道が目立つ。
風疹も、アメリカやヨーロッパではほぼ駆逐されている感染症なんだけど。
こっちは、国のワクチン行政そのものが批判されることが多いような。
麻疹もそうだけど、風疹も先進国の中では日本だけが突出して多い。

.

 もちろん、ここの予防接種によって状況は異なるかも知れないんだけど・・・

この、「子宮頸がんワクチン」の話と「風疹ワクチン」の話が、
表裏一体になっている、ってことをどれほどの人が理解しているだろうか??

 すなわち、日本では副反応のリスクばかりを強調しすぎるため、
予防接種の接種率がなかなか上がらない。
だから、風疹も麻疹も、先進国の中で突出して多い。

 なら、子宮頸がんワクチンも、リスクだけを見るんじゃなくて、
効果とリスクをじっくりと勘案すべきじゃないのか?
そのうち、「日本は先進国の中で、子宮頸がんが突出して多い」と
批判されるに決まっている。

 そして、その(将来の)批判は、現在子宮頸がんワクチンを否定しようとしている
人たちに対して向けられるべきじゃないのかな??

 今現在、ワクチンを否定する人は、その、将来の批判に答える覚悟をもって、
否定して欲しいもんだ。

 もっとも、本人達に言わせれば、単に「価値観の違い」とかになってしまうんだろうけど。
普通に病気で死ぬのはOKで、副反応で後遺症が残るのは絶対にダメ、っていうことか?

|

« 娘のピアノ | トップページ | 職業病? »

('10~)コラム」カテゴリの記事

コメント

風疹、麻疹の予防接種は自分の身を守るという意味と同じくらい周りに感染者を増やさないという意味合いがあるからもっと国が主体性をもって国民に理解させ接種を勧めるべき。
一部の何でもイチャモンをつけたい頭の硬い人達は、副作用を声高に叫び何を言っても無駄かもしれないけど、それを正当化して無知を広める変な知識人&マスコミが一番問題だと思う。
子宮頸癌ワクチンについては疑問を持ってます。
まず、医療費がこんなに不足しているのにわざわざ公費であんな高額の子宮頸癌ワクチンを受けさせる必要なんてありますか?
もっとお金を使うところがあるでしょと言いたいですね。

投稿: 優先順位がおかしい | 2013-06-18 09:30

私も、この 優先順位がおかしい!のコメントを書かれたかたに、賛成です。子宮頸癌ワクチンは性教育との絡みも鑑みて、推進されるものなので 国のお金を使って、公費化することは,おかしいかんじがします。

投稿: すみぱん | 2013-06-18 13:51

あの高額なワクチンを打ってもただ子宮頸癌を予防するだけ。
そんなことなら毎年女性に子宮頸癌検診を義務付けることでも同じくらい効果あるでしょう。
それより若い世代の男女にリスクのある性交渉を止めさせる教育の方がもっと大事な事です。
日本でも若い世代を中心にAIDSはじめ性感染症は無視出来ないほど増えています。
盛りのついたイヌネコじゃあるまいし人間なんだから教育すれば効果はあると思いますよ。
こちらにもっとお金を使うべき。
しつこいですが、子宮頸癌ワクチンは非常に高額です。
しかも輸入品(国内産業が活性化するわけでない)。

医療費削減を迫られている折りに、なぜあんなものが公費になったのか経緯が知りたいです。

投稿: 優先順位がおかしい | 2013-06-18 14:26

>優先順位がおかしいさん

 コメントありがとうございます。
優先順位に関しては、確かにそうですね。
もう少し安くできればいいんですけど、
なんであんなに高いんだろう?

 正直、子宮頸がんワクチンは評価しづらいです。
副作用もさることながら、効果自体も評価途上ですし。

ただ、やっぱり「ワクチン」で「ガン」が予防できるってのは、
非常に大きな意味をもつと思います。
 コストパフォーマンスで言うなら、そりゃ検診義務付けの方がいいでしょうけど、検診では予防できません。
早期発見よりは、かからない方がいいに決まってます。
教育も難しいですよね、金かければできるってもんでもないですし、金かけられそうにないですし。

 子宮頸がんワクチンは、問題が単純ではなく多岐にわたり、
色々と議論があるところだと思いますが、
副作用のリスクを恐れて推奨から外す、ってのは、
この国がワクチン後進国なのがわかるよい例だと思います。
(まだ、コストパフォーマンスがよくないから、なら
 十分理解できますが、その議論もこの国では難しそう)
 ワクチン後進国だから、国内開発なんか出来るわけなく、
海外からの輸入に頼らざるを得ない、と。

投稿: kitten | 2013-06-18 22:56

検診義務付けをしても、全ての方が受けるわけはないですし、
在学中に全員ワクチン接種の方が効率的という考え方もあると思います。
もちろん、ワクチン接種しても検診は受けないといけませんが。

子宮頸がんを発症すると、子宮摘出をする可能性もあるので、がんを発症する女性を守るだけでなく、将来生まれてくるだろう子どもも守ることにも繋がるのではないでしょうか?

子宮頸がんばかり注目されてますけど、尖圭コンジローマの予防にもなるますし、そのようなベネフィットも考慮しなければいけないのでは?

投稿: マサ | 2013-06-19 17:27

はっきり言って風疹麻疹日本脳炎…などのワクチンに比べたら子宮頸癌ワクチンは優先順位がず〜〜っと低いです。
医療費が足りなくて皆保険制度が崩壊寸前なのに、あんな高額な子宮頸癌ワクチンをわざわざ公費で積極的に行う理由がどこにあるのだろう。
全国の中3にはワクチンではなく、みだりに不特定多数と性交渉しない。とか
不特定多数と性交渉をする時は避妊具をつける。
などの教育を徹底させるのがまず先でしょう。
子宮頸癌ワクチンで癌は予防できてもエイズまでもが予防できるわけではありませんしエイズのほうがよっぽど怖いよ!
国に借金がなく、保険財政も潤沢でお金が余っているなら子宮頸癌ワクチンおおいに結構ですけどね。
なんでこんな必要ないワクチンを公費にするの??

投稿: 優先順位がおかしい | 2013-06-19 18:57

高額とは言っても高くても6万くらいですよね?

子の安全(身を守る)のためと考えたらこれくらい
親が全額で出してもいいと思う。
毎年受けるわけじゃないし。

公費の必要はないのでは?

投稿: とおりすがり | 2013-06-19 22:18

そうそう!
限りある財政の中なんだから。
大流行を起こすもの。
飛沫感染などで個人的に防ぎにくいもの。
等々には公衆衛生的観点から国が公費で予防接種を推し進めるべき。

不特定多数と性交渉しなければあまり心配の無い病気(子宮頸癌)の予防は親の判断でいいと思います。

投稿: 優先順位がおかしい | 2013-06-19 23:39

>マサさん

 アメリカでは、男性への定期接種も検討されてますよね。
これは、風疹ワクチンもかつて通った道のような気がします。
「HPV感染症」とくくるなら、男性への予防も必要・・・
ってことなんですかね?
 WHOは途上国まで含めてこのワクチンの使用を推奨して
います。途上国ではこのコストは厳しいと思いますが。。

>優先順位がおかしいさん

 公費対象にするのがおかしいのでは?
という指摘は、私の元記事では全く考慮されていないため、
その指摘は大変ありがたいです。

 私も、大雑把に概算した感じでは、コスパ悪いと思いますし、
なんで公費対象になっているのかは、興味があります。
ですが個人的にはそこまで突っ込んで調べる余力がありません。

 ただ、不特定多数と性交渉しなければあまり心配ない病気、
というのは、言いすぎだと思います。

 不特定多数との性交渉がリスクをあげるのは確かですが、
そうでなきゃ心配ないってことはありません。

 子宮頸がんの年間発症数、HPVの持続感染率、
そこからガンになる確率、それまでにかかる年数・・・
大雑把に計算して、キャリアも含めると国内の感染者数は
おそらく、7桁(100万人単位)以上です。
ある意味、「大流行中」と言えるかも知れません。

 現状で、エイズ(HIV)とは比較にならないでしょう。
感染者数も、死者数も桁が違いすぎます。(汗)
もちろん、STDを防ぐための教育の強化には
大賛成ですが、それだけで何とかなる問題じゃないでしょう。

 あとね・・・。あんまり子宮頸がんをなめた発言が過ぎると、
実際の子宮頸がんの患者さんがどう思うかも、
少しは考えて欲しいです。
 全体的にはいい意見だと思うだけに、ちょっと残念です。

投稿: kitten | 2013-06-20 00:42

子宮頸癌をなめているわけではありません。
子宮頸癌は体癌と違って性行為感染症だとはっきりしているのです。
普通の夫婦間でも、たまたま相手が感染者であるリスクはありますが、そんなに国民全体にワクチンをうたなければならないほど蔓延しているとは思えない。
子宮頸癌は性交渉が多ければ多いほどリスクが高まる病気であることは医学的事実です。
当たり前の話をしているだけなのです。

投稿: 優先順位がおかしい | 2013-06-20 01:09

>優先順位がおかしいさん

 HPVの感染者数をご自身で調べてみてください。
諸説ありますが、私が調べた感じでは成人女性の
5~20%(かなり幅をもたせてます)程度でしょうか。

 私は、大雑把な概算で国内で「7桁以上」と書きました。
だいたい、国内で100万人から1000万人程度と。
これを「蔓延しているとは思えない」のなら、
感覚が違いすぎて、話が通じません。

 

投稿: kitten | 2013-06-20 01:33

確かに不顕性もあわせると高リスク感染者だけでも若い女性の5〜20%若い男性の5〜10%感染していると聞きます。蔓延しているとは思いませんが、危険な数値です。

しかしたとえ感染したとしても自分の免疫力でウィルスを自然に排除できるように体のしくみがなっているのです。
繰り返し繰り返しのウィルス感染がなければ病気のリスクは決して高くありません。

また、ウィルス感染して、上皮内病変から上皮内癌に至るまで一年以上の時間がかかります。

ですから毎年検診さえ受けていれば必ず上皮内癌(0期)までで発見できるはずです。

今の医学では上皮内癌の時期に見つかれば子宮頸癌はほぼ100%完治します。

子宮頸癌検診の受診率が海外80%に比べて日本は20%と信じられないくらい低いのに放置されている無策が一番の問題なのです。

1、検診率をあげる政策。
2、特定のパートナー以外とや不特定多数の相手と性交渉するとどんなリスクがあるか若い世代にしっかり教育する事。
が一番大事であって、検診受診率もひくいままで若い女性に一つ覚えみたいに高いワクチンを公費で打つのはどう考えても優先順位がおかしいと感じてます。

投稿: 優先順位がおかしい | 2013-06-20 10:12

んー、もうそろそろ終わりにしましょうかね。

 優先順位がおかしいさんの言われていることは、
一点を除いて、別に反論はないんですよ。
ワクチンに頼りすぎ、というか
ワクチン以外の対策がなさすぎ、っていうことですよね。
それはその通りなんで、なんとかすべきです。
 また、だからといってワクチンを否定するわけでもない。
国が公費をつけているから気に入らないだけで。

 私が気に入らなかったのは、はっきりと
「今、子宮頸癌にかかっている患者さんへの配慮がない」
ことです。私の認識では、ほとんどの人が単に
「運が悪い」人です。別に、不特定多数を相手にしなくとも、
ちゃんと選んだパートナーが「運悪く」感染していたら、
それで感染リスクが発生します。
(これは、実はHIVでも同じことなんですけどね)
 それを「ちゃんと性教育してれば防げる」と強調されると、
なんだかな、と思ってしまいます。
でも、その辺は特に根拠のある話ではありません。
子宮頸癌にかかっている人の交際歴、なんて
まともなデータがあるとは思えませんし・・・。
 しかも、この「運悪く」は(例えば)10%で発生する。
この10%のキャリアは、他人じゃないですよ?
ひょっとしたら、自分の身内に近い人もそうかも。
あるいは、自分自身だって?
 その辺、全部「他人事」で切り捨てているような
感じがして、気に入らなかったんです。

 でも、この辺は学術的な話じゃありません。
データがない以上、単なる感情論ですし、
本筋とは関係ないので、この辺で終わりましょう。

「優先順位がおかしい」さんには、いろいろ教えてもらい、
また、自分でも色々と調べるいいきっかけにもなりました。
コメントをつけていただいたことを感謝しています。

投稿: kitten | 2013-06-21 13:35

ウィルスですから性交渉の頻度やパートナーの数が増えればリスクが高まるのは隠しようの無い事実です。
しかし、だからといって逆に子宮頸癌の女性全員がアバズレだったとあなたは思います?
思いませんよね。
たまたま免疫力が落ちていたとか、夫がウィルスに何度もさらされていたとか…、色んな事情や運が重なって病気になる事くらい誰でもわかりますって。
だいたい「配慮する」なんて思い上がってませんか。

お菓子や甘いもの、高カロリーのものを食べ過ぎたら糖尿病のリスクが高まるから食べ過ぎに気を付けてましょうと言うのも糖尿病患者の気持ちに配慮してたら言えません
糖尿病でも食べ過ぎが原因ではない糖尿病もありますから。
そこまで配慮が必要だと言われれば教育なんて到底できません。
A→Bであっても必ずしもB→Aではないという教育を一緒にすればいいだけの話。
配慮のせいで大事な事実を子供に教えないのは間違ってます。

私は子供に言いますよ。
不特定多数との避妊具無しでの性交渉は、子宮頸癌の原因であるウィルス感染のリスクをドンと高めますから絶対に気を付けなさい。毎年の子宮頸癌検診をさぼるような横着なことをしてはダメ。と
それから、たとえHPVに感染しても9割以上が自然に排泄されますし、残っていてもほとんどが不顕性のまま発病しないのですから普通の暮らしをしていれば毎年検診さえしていれば怖い病気ではないです。

投稿: 優先順位がおかしい | 2013-06-21 16:27

 これでおしまいにします。この議論はまるで無益なので。

 何度も書いている通り、基本的に対立していないんです。
私は教育を否定していないのは明らかですし、
あなたはワクチンを否定していません。
 唯一、明らかに異なる点は、
私は100万から1000万の感染者数を「蔓延している」と評価し、
あなたは、「蔓延しているとは思わない」と。
この時点でお互いに「話が通じない」のは明らかです。
 なら、これ以上の議論は感情論になるだけで、無益です。
コメントを返していただいても結構ですが、返答は期待しないでください。

投稿: kitten | 2013-06-21 23:52

実は蔓延しているかどうかは定かではありません。
サンプルの取り方で感染率にかなりのブレがでるからです。
検索可能な元データをみる限りサンプルの取り方がかなり偏っていると思います。


相手が違う意見を言うと議論すらできないなんて相当子供っぽいです。

蔓延してると仮定しても不特定多数との頻回の性交渉はHPVの感染リスクをぐんと高めますから私の結論は何ら変わりませんが。

配慮なんかより事実を伝える性教育が大事だと思いますよ。

子宮頸癌は正式に性行為感染症と位置付けられている病気なのはご存知ですよね。

投稿: 優先順位がおかしい | 2013-06-22 09:26

(コメント連投ですみません。)

つくづく、ワクチンって日本に合わない医療なんだなあって思います。1970年代のワクチン禍のころから技術も情報も向上したはずなのに、(マスコミの取り上げ方かもしれませんが…)国民ののリスクに対するとらえ方はまるで変わっていない。

そもそもこれまで、ドラッグラグ、ワクチンラグって海外で先行しているのは、日本に導入しずらい土壌があったから。

それが最近、子宮頚がん、肺炎球菌、不活化ポリオなど海外のワクチンが導入されるようになったのは、ラグ解消に向け政治の側が舵を切ったのが大きいことは確か。

ワクチンってメーカーにしてみたら、他の医薬品に比べて、”製造に時間がかかる”、”一度に大量に作れない”、”需要が安定しない”など、”儲からない“部類のビジネス。(国内の製造ワクチンは中規模メーカーで、おもに大手が導入して販売している)

公費で積極的に使用される環境を整備しなければ、ビジネスとして成立せず、導入にこぎつけなかったかもしれません。

ところが、いざ導入されて接種開始されてみたら、
(健康な人に接種するのに)副反応が出ることに対する懸念や
異物を体内に入れる忌避感は依然として解消・受容されず、結局この顛末(積極勧奨の中止)。

やっぱり、日本にはワクチンは根付かないんだろうなあ。
なんせ、「ゼロリスク社会」だもん。

30年後くらい先、ここ何年間かの間に接種された世代だけ、子宮頚がん患者、死亡数が激減。他の世代は依然として高い。

なんてことになったりして、、、。

投稿: 通りすがりの喫煙者 | 2013-06-26 12:12

>なんせ、「ゼロリスク社会」だもん。

ここでもブログ主たびたび取り上げられていますが、原発否定
なんかはその最もたるものですよねえ。なるほど納得。

特定のものにだけ「ベネフィットとリスク」の天秤が作動しな
いのはなぜなんでしょう?

投稿: とおりすがり | 2013-06-26 19:46

>通りすがりの喫煙者さん

 コメントありがとうございます。
国産のワクチンメーカーが、もし社運をかけて
子宮頸がんワクチンとか作っていたんだったら、
この騒動一発でつぶれますよね・・・。
 結局、海外の大手メーカーから輸入せざるを得ないです。

 ワクチンって、自分自身の感染防御が目的ですが、
もう一つ、公衆衛生の目的もあるんです。
一定以上の人がワクチンを接種していれば、
大流行がおこりにくくなります。
 自分が感染しないだけでなく、
「他人に感染させない」という側面があり、
海外の方が(比較的)リスクに寛容なのは、
自分自身のベネフィットにプラスして、
公衆衛生上、社会全体のベネフィットもあるからです。
 日本人には、その意識が希薄、です。
どうしたらいいんでしょうねぇ・・・。

 予防の認識が薄いんでしょうか?
子宮頸がん検診はもちろん、乳がん検診も
なかなか検診率が上がってきませんし・・・。
いま、困ってなければ予防しようとは思わないんですかね。

>とおりすがりさん

 本当に、困ったモンです。
一つ思っているのが、既成のマスコミに
科学を理解している人間が少なすぎること、です。
せめて、義務教育レベルの理科の知識は持っていて欲しい。

 震災前からそうですが、「リスクコミュニケーション」という
言葉が出てきています。
震災、特に原発がらみでは、それがいかに重要か、というのが
話題になることもでてきました。

 ・・・まだまだ、最初の第一歩、ですけど、
この領域が少しずつ進歩してくれることを期待してます。
もっとも、社会全体が変わるまでは、ウン十年の単位で
かかるでしょうけどね。

投稿: kitten | 2013-06-26 23:29

これまで、輸入ワクチンが導入されなかった背景には、
もう少し別の政治的な事情があります。
それは、安全保障的な意味合いですが、
パンデミックの際、輸入に頼っていると、取り合いになっって他国に先取りされ、日本国内に供給ができないリスクがあるため、輸入ワクチンの承認に消極的だった。
(認めないけどね 笑)
つまり、ワクチンは戦略物資でもあったということですね。

投稿: 通りすがりの喫煙者 | 2013-07-02 19:17

 輸入に消極的なら、ちゃんと国内で開発できる体制を
作れるようにバックアップすべきです。

 まぁ、それは今言っても仕方ないですね。
今の日本の現状を招いたのは、
数十年前からのワクチン行政にあるんでしょうし。

 ってことは、今から変えていってもなかなか。
私の孫の世代にはもうちょっとマシになってるかなぁ?

投稿: kitten | 2013-07-03 23:11

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ワクチン問題:

« 娘のピアノ | トップページ | 職業病? »