赤ずきん
絵本の話。
今回は、「赤ずきん」
最近は、下の息子(幼稚園年少さん)向けに、ポピュラーな絵本を探しているので。
みんなが知っているような話は、一通り読んであげたい。
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赤ずきんは、グリム童話・・・なんだけど、もとはペローの童話集、だったかな。
一昔(以上?)前に、「本当は恐ろしい・・・」みたいなネタになっていたと思う。
実際、原典に近づけば近づくほど、救いのない話になっていくようだ。
昔、何かでペローの話を見た記憶があるんだけど、
赤ずきんが狼に食べられたところで、終わり、という話だったような。
グリム童話になって、通りすがりの猟師が狼をやっつけて、
おばあさんと赤ずきんが助けられる、という話になったらしいけど、
この辺は、「狼と七匹の子ヤギ」の影響だったかな?(逆かも知れないが)
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教訓話としては、「道草をしてはいけないよ」というお母さんの言いつけを
守らなかった、赤ずきんが悪い、みたいな流れだったかな?
あるいは、「狼には気をつけろ」みたいな露骨な話だったかも知れない。
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むかしばなしに、整合性求めてもしょうがないんだけど、
この話って、狼が何をしたいのかがさっぱりわかんないんだよね。
赤ずきんを食べたいんなら、最初にあった瞬間に食えるだろ。
もし、人目が気になるのなら、道草中に襲えばよかった訳で。
まぁ、狼の目的としては、赤ずきん(つーか、読者)に一番ショックを与える形で、
教訓を与えること、だったのかも知れない。w
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