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医療費の高騰(個人的に)

 ここんとこ、ちょっと体調が悪かった。

 私は、もともと喘息の持病をもっている。
普段は気にするほどの症状は出ないけれども、
季節によっては調子の悪いこともある。

 調子の悪い季節、筆頭が・・・9月だな。あと6月と。
雨の時期が調子悪い。w

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 喘息が何をきっかけとして調子が悪くなるかは、かなり個人差がある。
が、割と確実に影響していそうだ、と分かっているのは「気温差」だ。

 気温が高いこと、とか、気温が低いこと、自体はそれほど問題にならないが、
「急に寒くなる」と、調子が悪くなることが多い。
即ち、寒暖差の激しい、秋、になるのかな。

 あと、寒冷前線の通過も影響する。
あれは一気に寒くなるからなぁ。
急に暑くなる分には、別に体調悪くなることはないんだけどね。

 「寒いのが苦手」という訳でもない。
ずーーっと寒いのが続くのは、むしろ私の身体にとっては好都合だったりする。
小学校の時から、1,2学期に比べて3学期はかなり出席率が高かった。

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 もともとは小児喘息だったけど、完治している訳ではない。
小児喘息の患者の何割かは、そのまま成人喘息に移行する。

 小児喘息の子どもに「大きくなったら治るよ」と言うのは無責任だ。
正確には「大きくなったら、治る子が多い

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 とはいえ、さすがにそれほど大きな発作は起こさなくなっている。
少なくとも、結婚してからはまるで記憶にないから、
ここ10年ほど、発作が(直接の)原因として、病院に行ったことはない。

 発作時吸入のメプチンエアーを愛用している。
何かのついでの時に、医師に出してもらって、使用期限切れても使い続ける。
あれ、100回吸入できるけど、100回使い切るのに3年以上かかるんだもん。w

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 去年くらいから、発作時の薬は切らしていたけれども、
大したことなかったので、放置していた。
ちょっとしんどいな、と思うことはあるけれども、
朝方だけだし、ホットコーヒーを2杯ほど飲めば収まる。

 ホットコーヒーの効能は2つ。一つには、気道を温める。
もう一つには、カフェインによる気管拡張作用だ。

 実は、前者の効果の方が高いんじゃないか、という気がしているが。w
カフェイン含有のほかの飲み物だと、ホットコーヒーほどの効果はないんだよね。

 カフェインは、テオフィリンと同じキサンチン誘導体。
テオフィリンは、20年以上前だと喘息治療のスタンダードだった。
(今は、ステロイド吸入の方がスタンダード)

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 ただ、明け方、呼吸が苦しくて目が覚めてしまった場合は、
一人でコーヒーを入れる・・・ってのは、ちょっと面倒くさい。w

 裏技として、子供用のホクナリンテープ1mgを2枚貼る、という手もあるが、
それは最後の手段。だいたい、ホクナリンテープは即効性ないから、
貼るのなら前日の夜から貼ってないと。

 こういうときには、やっぱりメプチンエアーが一番便利だ。
類薬にサルタノールインヘラーもあるけれども、私はメプチン派。

 何が違うか、というと、効果発現までの時間。
メプチンは数秒で効く。サルタノールは数分かかる。
秒単位で効果を実感できる薬って、私はメプチン以外知らない・・・。
ニトロとかもそうなのかな?

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 で、こないだ、風邪を引いて病院に行った時、ついでにメプチンエアーを
出してもらおうと医師に相談してみたが、なんとなく感触が悪かった。
(初診だったので)

 ま、そりゃそうだな。メプチンエアーだけでコントロールする医師がいたら、
私だっておかしいと思う。w
 でも、年間で1本使い切らないよ?せいぜい年間30回程度。
その程度で済んでいるんなら、コントローラーいらんでしょ?
使うときっていっても、(自覚症状的には)大した症状じゃないし。

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 ただ、医師を説得するのが面倒くさかった。風邪ひいてしんどかったし。
でも、風邪引いてるときに発作おこすのが一番きついっちゃきついので・・・

 医師はアドエアを勧めたかったみたいだが、
妥協案としてシムビコートにしてもらった。

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 アドエアには即効性がない。
シムビコートは、発作時にも使える程度には即効性がある
メプチンと違って数秒、とはいかないけれども、
まぁ数分、程度では効果が実感できるし。
 それでいいか、と妥協した。

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 ところが・・・薬代が高かった・・・。

メプチンエアー吸入100回         薬価  749.7円
シムビコートタービュヘイラー 60吸入 薬価 5751.7円

 薬価だけで比較すると、実に7倍以上
1吸入あたりの薬価で比較すると12倍!

 3割負担なので、財布へのダメージもかなり厳しい。(泣)

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 医療費の高騰ってこういうことだねぇ。
標準治療が、金のかかる薬を使うようになってるんだわ。
これ、薬に限った話じゃないと思う。

 医学の進歩が、医療費の高騰を招く最大の原因じゃないだろうか。
そりゃもう、昔に比べれば至れりつくせりの医療を受けられる。
(特に、喘息はここ30年で治療法は劇的に変化した)

 でも、その分、過去の安上がりな治療は否定されて、
最新の研究に基づく高価な治療を勧められる、と。

 医師としても、やむをえない側面があると思う。
例えば、本人の希望にのっとって、「じゃぁメプチンエアーだけ」として、
万が一、ひどい事態になったとしたら、その医師の責任を問われかねない。
(明らかに標準医療から外れているから、下手したら訴訟問題)

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 んー、それにしても、シムビコート高いなぁ・・・。
もうちょっと時間も余裕もあるときに、医師とゆっくり話して、
今度はメプチンエアーだけにしてもらおう。(泣)

 昔(10年以上前)にも、「新しくいい薬が出たから」と
オノン(プランルカスト)を勧めてきた医師がいたが、
一回だけもらって、次からは断った。高すぎる。
いい薬だったのかも知れないが、コストパフォーマンスが悪い。

 医師にも、経済的な観点を持って欲しいなぁ、と思ったりして。

 

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