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2013年11月

インフルエンザの予防接種

 つい最近、インフルエンザの予防接種を打ってきた。

 打たなきゃなー、と思いつつ、気がつけば11月も終わりにさしかかる。
大人はともかく、子どもは2回打たなきゃいけないんだから、
もう少し早めに動いた方がよかったんだけどね。

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 インフルエンザワクチンについては、
こないだのブログ大会でも色々と書かれているし、
私もおおむね似たような意見なのであえて書かない。

 るるー主さんと、ネーヤさんのブログ参照のこと。(手抜き)

薬剤師4コマ劇場R2「インフルエンザワクチンについて」
http://pharmacymanga.blog.fc2.com/blog-entry-313.html

おねぇ系薬剤師の独り言「インフルエンザワクチンは必要?不要?」
http://ne-ya.seesaa.net/article/381024668.html

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 子ども達も、毎年のように打っている。
基本的に注射で泣くような子じゃないんだけど、
去年だったかおととしだったか、泣かれた記憶があるなぁ。

 娘には、「今日、病院に行って注射するよー」というと、
「そろそろ来るかな、と思ってた。」と言われた。予想されていたとは。

 息子には黙って出かけるつもりだったが、娘の口から伝わってしまう。
嫌そうな顔をしていたけど、まぁなんとか。
痛くない訳はないだろうが、我慢できる程度だったようだ。

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 打っていれば絶対にかからないって訳じゃないけど、
打たないでかかると、やっぱり後悔するだろうし。
また、子ども達がかかると、もちろん、辛いだろう、というのもあるが、
看病のために(主に嫁が)仕事休まなきゃいけない、ってのがきつい。
私の実家に頼む、という手もあるけどそんなにしょっちゅう頼めないし。

 でも、うちの子がかからなくても、学級閉鎖とかなったら
関係なく休みになるんだよなぁ。(苦笑)
それも地味にきつい・・・。
もう少し接種率が上がれば、学級閉鎖も減るのかな?

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さんまの蒲焼

 とある日の夕食。(私は仕事で遅かった)

メニューは、さんまの蒲焼丼、だった。
秋といえばさんま、と、さんまを大量に買い込むので、
ウチの冷凍庫はさんまが眠ってることが多い。

 嫁によると、ちゃんとメニューは「さんまの蒲焼」と言っていた。
4歳の息子は、いつもは「ご飯」と言っても反応は鈍いのに、
美味しそうな匂いがよかったのか、食卓につくのも早かったそうな。

で、「いただきまーす」で一口食べたとたん、
・・・号泣したそうな。

 ウナギじゃない!

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 いや、最初からさんまだと言っていたはずなんだが、
彼はその辺は適当に聞いていたんだろう。
久しぶりに大好きなウナギが出てくる、と期待していたようだ。

昔は、時々食卓にウナギがのぼることもあったが、
値段が高騰してからは、全く出てこなくなった。
「たまには、ウナギ」と思っても、値段を見ると引いてしまう・・・。
これだけ言われても、なかなかウナギを買えるもんじゃないからな。

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 見てくれも、匂いも似ていたが、食べてみるとウナギじゃない。
彼は非常に、ショックを受けたようだった。

 いや、サンマでも普通においしいんだけど。
現に、7歳の娘は「おいしい、おいしい」といいながら
おかわりしたらしい。
(もっとも、弟に対するフォローもあるかも。)

 でも、息子は泣きながら
おいしいけど、ウナギじゃない・・・」と言い続けてたそうな。w

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  実は、私は大人になるまで「カキフライ」が苦手だった。
今はそうでもないけれども、あまりいいイメージがない。

 原因となったのは、おそらく小学生の頃。
今でもそうだけど、当時の私もトンカツは大好物だった。
でも、我が家のフライは時々、トンカツにカキフライが混ざることがあった。

 たぶん、私もカキフライを食べて
「トンカツじゃない!」って文句言ったんだろうなぁ。w
なんか、そんなことを思い出した。

 息子も、さんまの蒲焼がトラウマになるかも知れないなぁ。(苦笑)
ウナギが出てきても「さんまじゃないか?」と疑うようになったりして。

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 おまけ。

遅く帰ってきた私の前に、問題のさんまの蒲焼が出てきた。
息子はにこにこしながら、私に聞いてきた。

息子「ちち、これって、さんまに見えるでしょー?」

私「うん、明らかにさんまだね。」

息子「・・・・・。(言い間違えた・・・。)」

 ウナギに見えるって言いたかったんだよね、きっと。ww

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名被害者一条(仮名)の事件簿

  最近読んだ本の話。

 どっからどうみても、ミステリのタイトルなんだけど、
書いているのがと学会会長、山本弘なんだから、(まともな)ミステリな訳はない。

 ま、宣伝ページみてもらうのがいいかな。

http://homepage3.nifty.com/hirorin/ichijokameinojikenbo.html

 名探偵が難事件を引き寄せるように、殺人(未遂)事件を引き寄せる
特異体質の「名被害者」である、一条の事件ファイルなんだけど・・・。

 タイトルと表紙にだまされて読んだ人は、怒るんじゃないかな?ww
もっとも、最初に作者からの謝罪文が入っているが。w

.

 この作品も、例によって作者の趣味全開、といった感じ。
アニメネタとか、ラノベネタとか。
ただ、ちょっと下ネタが多いのが厳しいかな・・・?
一条(仮名)に羞恥心がない、という設定なんで。

 物語全体を覆う、この緊迫感のなさは何なんだろうなぁ?
いまいちわからなかったのが、一条が「自分が絶対に殺されない」ことを
はっきりと自覚しているかどうか。
 最終話に関して言うなら、はっきりと自覚しているんだけど、
他の話だと、どうもその辺が怪しく感じる。
まぁ、主人公が「主人公だから死なない」という暗黙のルールを
理解して行動するなんて、どうかんがえても反則技なんだけど。ww

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 とにかく、作者が好きなネタを突っ込んだ話。
ミステリではなくて、ラノベに近い。もっとも最終話はSFだと思うが。
馬鹿な設定を真剣に考えていくと、ああなるんだろう。w

 個人的には、雲母坂(きららざか)部長のぶっとんだ小説がツボだった。
読んでいると眩暈がする」ような「小説」を、よく書けるもんだ。
この辺も、やっぱり「と学会会長」の守備範囲の広さが活きてるんだろう。

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 ところで、なんで主人公の名前が一条なんだろう??
いや、普通っちゃ普通なんだけど、この本に出てくる人って、
全部仮名とはいえ、普通の苗字の人ってほとんどいないんだけど。
蛸薬師(たこやくし)とか雲母坂(きららざか)とか・・・
京都の難読地名を集めたんだろうけど、逆に「一条」が浮いてしまう。

主人公の名前はかっこよくなければいけない」ってのは
雲母坂部長の台詞だったけど、それを実践しているのかな?
ただまぁ、主人公の名前が難読すぎると、あまりにもイロモノすぎるか。
「轟速狂時爆闘」(雲母坂部長の小説の主人公)の前では、
どんな名前も霞んでしまうな。w

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第1回るるー主わがままブログ大会に参加しました。


 昨日は、ブログ再開直後。
普段なら日曜日は(記事書くときは)疑義照会なのに、
何の脈絡もなくインフルエンザの話。

 実は、るるー主さん主催のブログ大会に参加していた。

るるー主さんは「薬剤師4コマ劇場R2」のブログ主さん。
(一旦休んで、復活するときに「R2」がついた!)

 始まりは、適当な感じだったような・・・確か

そうだ、薬剤師のブログ書いてる人たちで、
 同じ日に同じテーマで勝負するとかどうよ?

 こんな感じ。
それが、「11/24(日)に、インフルエンザをテーマで」という話だった。
私も、薬剤師ブロガーの風上にちょこっとおかせてもらってる・・・し、
せっかくのるるー主さんの呼びかけなんだから、と参加してみた。

 もっとも、学校の宿題どころか、実際の仕事のような
産みの苦しみを味わったが。(苦笑)
ホントに、ギリギリまで考えてもうまくまとまらないんだもん。w
いやー、文筆業の人って、すごいね・・・。(違)
締め切りとの戦いっていうのは、こういうことか。(断じて違)

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 で、実際にブログ大会の記事が発表されたので、リンクしておく。
昨日の記事にもリンクはってあるけど、もう一回宣伝。
(昨日の記事書いた時点では、リンクはれなかったから)

「第1回るるー主わがままブログ大会開幕」
http://pharmacymanga.blog.fc2.com/blog-entry-314.html

 私の拙い記事に投票する必要は全くないので、
他の薬剤師ブロガーの記事を読んで、是非投票して欲しい。
少しでも、薬剤師って、こんなこと考えてるんだ、とか思ってもらえれば、
それでもって、ほんの少しでも薬剤師の価値を認めてもらえれば・・・
企画したるるー主さんも喜ぶし、私も嬉しい。

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 個人的には、やっぱりるるー主さんが一枚も二枚も上手。
今回は4コマではなかった(もっと超大作だった)けれども、
漫画ってすごいパワーがあるから。
 私が長々と長文を書くよりも、るるー主さんが1枚絵を描く方が
はるかに多くの人に的確に伝えることができると思う。

 もっとも、自分で企画しておいて超大作をぶつけるんだから、
それって

計 画 通 り

ってヤツじゃないのか?とも思ったが。w

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 自分の記事は、なんとも中途半端だなぁ・・・。
もっと気合入れてびしっとした記事を書くか、
そうでなきゃ逆にもっと肩の力を抜いて普段どおりに書けばよかったけど、
中途半端に力んでしまって、中途半端に投げやり・・・。反省。

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富士フイルムの技術(インフルエンザ検査)

インフルエンザのネタ、、と考えて思い浮かんだのが、
富士フイルムのCMだった。

http://and-fujifilm.jp/virus/

 結構、テレビで流れていて気になっていたので。

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 富士フイルムって、フイルム会社だったはずだけど、
医療の方面にも力を入れているらしい。
・・・ま、フィルム使うカメラ人口は激減してるからね。

 もともと、レントゲン(X線)のフィルム作っていたのかな?
そっちのほうから、医療機器の方も幅広くやっているのだろう。

で、テレビCMでは、富士フイルムの技術で、
インフルエンザの早期発見が可能になった、と。

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 富士フイルムのサイトに、インフルエンザのサイトがある。
http://influlab.jp/reception_desk/

 ま、これを読んでもらえばいいんだけど、さっくり解説。

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 インフルエンザの検査方法には色々あるが、よく使われている簡易キットは、
「発症後12時間以内」だと、ウイルス量が少なくて判定できないことがある。

 で、インフルエンザによく使われる、タミフルなどの抗ウイルス薬は、
「発症後48時間以内」でないと、十分な効果を発揮できない。
 というのは、この手の薬は「ウイルスの増殖を抑える」薬であって、
ウイルスを殺す薬ではない。
 ってことは、増殖する前の、できるだけ早い段階で薬を使うのが効果的。
早ければ早いほどよい。

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 でも、検査が早すぎるとそもそもウイルスが検出できない。
かといって、遅くなればなるほど、薬の効果は薄くなっていく、と。
早く検査できればできるほど、早く治療できて、早く治る、ということだ。
 この辺のバランスが難しくて、病院に行くタイミングに悩むことも多いかも。

 基本的には、発症後12時間以降で、できるだけ早く検査する。
発症後48時間を過ぎてしまうと、抗ウイルス薬の効果が期待できない。

.

 で、そこを富士フイルムの技術で何とかしましょう、って話。
以下、HPから引用

従来の検査方法では、ウイルスに目印となる金コロイドを結合させ判定を行います。
FUJIFILMは、その目印に銀を吸着させて、さらに大きくする高感度検出技術を開発
しました。直径約50nmの金コロイドのまわりに銀が増え、数十秒で直径約100倍に
膨れあがります。

(引用終わり)

 ようは、銀を使う技術により検出感度を上げたということ。

実際の装置は、どんなものか、というと・・・
http://fujifilm.jp/business/healthcare/chemical/immuno/ag1/index.html

「富士ドライケムIMMUNO AG1」
インフルエンザのほか、A群ベータ溶血連鎖球菌やアデノウイルスキットも使える。

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 いまいち、検査分野の保険関係がどうなっているのかわからないけど、
この富士フイルムの機械で検査しようが、その他の簡易キットで検査しようが、
おそらく保険点数は変わらないんじゃないかと思う。
 保険適応外ってことはないだろうし、特別に保険点数が設定されていることも
なさそうなので。

 この機械でどれくらいお金がかかるか・・・。
メーカー希望小売価格は、本体で38万円らしいけど、
この手の機械って、本体よりは試薬の方で稼ぐのが普通じゃないかな?
 たぶん、他のメーカーよりも、やや割高なんじゃないかと思うが。

 ちなみに、どの病院がこの機械を導入しているかは、
前述の富士のHPから検索することができる。

.

 さて、で、どれくらいの感度なのか。
正直、この分野は全然不勉強なんだけれども。
富士の技術データのページによると・・・

http://fujifilm.jp/business/healthcare/chemical/immuno/ag1/techdata.html

 うーん・・・。確かに検出感度は上がっているけれども、
それほど劇的に改善されているようには見えないな、残念ながら。

 例えば、発症後6時間未満であっても、富士のキットであれば感度84.6%。
でも、実は他社のキットでも69.2%は陽性が出ている。
「12時間以内では検出できない」ってのは、ちょっと大げさな話で、
「12時間以内では、検出できないこともある」くらいかな。

 ま、そもそも「発症後」と書いてあるけれども、
「いつ」発症したか、なんてそうそう正確な時刻が分かる訳もないし。

 発症後12時間以内であっても、(富士フイルム以外のキットでも)
とりあえず検査だけはしてもらってもよさそう。
検査方法から考えて、偽陽性(インフルじゃないのにインフルと判定される)は
あまり問題になりそうになくて、偽陰性(インフルだけど、検出できない)
ってことだ。

.

 もちろん、富士フイルムの技術は素晴らしいものだと思うけれども、
CMを見て感じるほどの目覚しい技術、って訳でもなさそう。
大雑把に言えば・・・

 発症後12時間以内の「感度」を従来の70%程度から、80%に改善した。

ってことかな。10%アップといっても、7割から8割ってのは、
それなりに大きな意味を持つのかも知れないけれども。

.

 うーん・・・ちょっと難解すぎたかな?(汗)
本来であれば、こっから「いや、インフル検査ってどこまで意味あるの?」とか、
「検査ナシで抗ウイルス薬投与やってもいいんじゃね?」とか、
「そもそも抗ウイルス薬って必要なの?」みたいな話に展開していっても
いいんだけれども・・・本調子ではないので割愛。(苦笑)

 野球でいうと、ボールからギリギリでストライクゾーンに入る球、を
イメージして書いてみたものの、全然変化しないでただのボール球に
なってしまっただけ、だったりして。w

.

(11/25、追記)

 この記事は、「第1回るるー主わがままブログ大会」に参加しています。
http://pharmacymanga.blog.fc2.com/blog-entry-314.html
詳細は上記リンクにて。
 この機会に、色々な薬剤師ブログに触れてもらえれば幸いです。

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(一応)再開

 予告してたので、一応、今日からブログ再開。

 とはいえ、そんなにやる気は復活していなかったりして。w
明日、一本記事を上げる予定なんだけど・・・

 ぼんやりと浮かんでいるだけで、何にも形になっていない。
もうちょっと、やる気が復活している予定だったんだけどな。
なかなかうまくいかないもんだ。

.

 とりあえず、今年一番のイベントは終わった。
(内容についてはそのうち)

 あとは、年末まで特に予定はない。

 仕事の方は、ぼちぼち大変になってきてるけど。
やるしかないしなぁ・・・。

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しばらく休載

 しばらく、このブログは休載になります。
といってもほんの一週間ほどの予定ですが。

 多忙、用事、やる気のなさなどが重なっています。(苦笑)

.

 コメント欄の管理もできないことが予想されます。

「http://」を含むコメントは、承認制になっていますのであしからず。
これは、コメントにURLアドレスを入れた場合も含みます。

 気長にまっていただければ、(一週間以内には)承認しますが、
公開が遅れることもありますので、ご了承ください。

 再開は、11/23(土)を予定しています。

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医師の努力不足?

 こないだ、患者さんから医師を批判する言葉を聞いた。

 いわく、今の医師は専門バカで、自分の専門外のことは
答えようとしないらしい。専門医に聞いて、と。

 患者さんは、医師にもっと勉強して欲しい、とお願いしたそうな。
医師の努力が足りないからだ、と。

.

 難しいなぁ・・・。とりあえず、患者さんの愚痴を聞くだけ聞いたけど。
私は、医師を批判する気にはならなかった。
医師の本音を推測するならば・・・

そんなことは無理、不可能だ

ってことになるんじゃないだろうか。

 少なくとも、普通の医師には無理だろう。
自分の専門分野だけでも、勉強することは山ほどあるだろうに、
専門外のことも、全て網羅しておけって・・・無理無理。
 医師だって人間なんだから。

.

 また、「医師」という資格があるが故の縛り、ってのもある。
一般人であれば、適当なことを言っても、それほど責任はないだろう。
聞くほうだって、一般人だってわかってるんだから、
仮に間違っていたとしても、それほど問題はない。

 でも、医師であれば、いい加減なことをいう訳にはいかない。
だって、みんな信用してしまうんだもん。(汗)
薬剤師でも、少しそういうところはあるけど、医師の方がより厳しい。
それで結果として間違えていてたら、これはもう、すごく問題になるし。

.

 昔よりも、簡単に訴えられる、という社会情勢もあるだろうし。
訴訟対策を考えても、いい加減なことを言うくらいだったら、
「専門の医師に聞いて」という方がよほど安全、ってことになる。

 結果として、「あの先生は親身になってくれない」とか
「努力不足」とか言われるハメになるんだろうけど・・・。

 知っていなきゃいけない情報量が、昔と比べて段違いだからなぁ・・・。

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二人ともスイミング

 育児の話。

 こないだから、下の息子(4歳)もスイミングに通い始めた。
上の娘(7歳)も4歳から通い始めていて、まだ続けている。

 習い事は初めて、になるけれども。
彼は、娘と同じで水を全く苦にしない。
顔つけなんて、
先生の言うことをどこまで聞けるかが問題なんだけど。w

 初日だけ見に行ったけど、ものすごく楽しそうにやっていた。
観覧席から見ている親に向かって、手を振ってみたり。

・・・うわぁ、新鮮。
娘の時は、そういうことをやってもらった記憶が皆無なんだけど。w

 息子は娘と違って、そういうサービス精神は旺盛だ。
愛嬌がある、というか。

.

 最近、娘の授業参観を見に行ったんだけど、
他の子供たちが親を気にして、時々後ろを見たりするのに、
娘は、最初から最後まで、親を意識することはなかった。

 っつーか、真後ろ、3mくらいの場所にいるのに、
そして、そこにいることも知っているはずなのに、
もう、「完全無視」に近い。w

 もちろん年齢は違うんだけれども、
息子は、小学校の授業参観でも、こっちを振り返ってアピールくらい
してくれそうな気がするぞ。

.

 また、二人まとめて「習い事」っていうのも新鮮。
娘のスイミングのときは、いつも息子が観覧席でうろちょろと
歩き回っていた。(退屈なもんで)

 二人まとめてプールに行ってしまうと、
子どものことを気にする必要がなくなるなぁ。w

 いやまぁ、プールにいる子ども(特に下の子は)を
見ている必要はあるんだけどね。

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NHK杯

 スポーツの話題・・・最近多いな。

 オリンピックイヤーだから、ということで勘弁して欲しい。
フィギュアスケート、グランプリシリーズ第4戦(NHK杯)が行われた。

 男子は、高橋大輔が優勝。女子は浅田真央が完勝。
男女とも、日本の2大エースがそろって優勝した。
テレビのスポーツニュースでも、ほぼその二人しか出てこない。

 もちろん、二人の優勝は嬉しい。
特に高橋大輔は初戦の出来がひどかっただけに、
ここまでの演技を見せられるとは思っていなかった。
浅田真央は、どうやっても優勝するだろうと思っていたが。w

.

 でも、注目したのはその二人以外、だ。
女子では、鈴木明子、宮原知子。
鈴木は、ショートプログラムはよかったんだけど、フリーでミスが多かった。
ただ、ベテランだけあって、表現力は一級品だから、
失敗して技術点が低くても、演技構成点で稼げる、ゆえに大崩しない。
 日本のナンバー2は、やっぱり鈴木明子、ってことになるだろう。

 宮原知子は、技術点ではすでに鈴木を超えている。
ショートでも、連続3回転、それもルッツからトゥーループのコンビは
キムヨナも得意とする、世界トップレベルの構成。
 鈴木は、連続3回転も挑戦してくるだろうけど、
難易度は宮原よりも低いし。

 ただ、宮原は演技構成点が低い、低すぎる。
なんでそんなに点数が抑えられているのか分からないが。
演技構成点で10点も離されると、まず勝てないだろうよ。

 オリンピック代表は、浅田、鈴木はほぼ確定。
残り1つを村上と宮原で争う形。この二人、グランプリ最終戦で
直接対決する。全日本の方が大事っちゃ大事なんだけどね。

.

 浅田真央は、全く心配いらないな。化け物だ。
トリプルアクセルは両足着氷、連続3回転も決まらなかったけど、
それでも自己最高点で圧勝してしまうんだから。
 浅田は、本気で、あのバンクーバーのキムヨナの「世界歴代最高点」
の更新を狙ってるんじゃないだろうか?
そして、それが狙えるだけの努力を続けてきたんだろう。

.

 さて、男子。
高橋大輔が完全復活を印象付けた。
4回転が決まれば、これだけの点数を叩き出すってことだな。
高橋は、芸術面、演技構成点の評価が非常に高い。
 フリーだと演技構成点で90点を超えてくる。
こんなことできるのは、高橋とチャンだけだろう。
これで、男子の代表争いは一気に面白くなった。

 今回も高橋の影に隠れることになってしまったけれど、
2位に入った織田も素晴らしい演技をした。
NHK杯で行われる、高橋と織田の一騎打ち。
これ、現地でみたかったなぁ。w
 織田も、十分に代表のチャンスはある。

 逆に、無良はかなり苦しくなった。
NHK杯は、前よりもはるかにマシな演技だったんだけど、
高橋と織田に、完全に差をつけられての6位。
全日本で優勝しないと無理だろう・・・。

.

 男子は、グランプリファイナルに残れるかどうかも選考に影響しそう。
2戦で1位ー4位の高橋、3位ー2位の織田が当落線上。
1位を取った高橋がわずかに上。
 初戦2位の羽生は、次は2位以上が必須。羽生といえども、
ソチ当確とはいえない、大激戦だなぁ・・・。
もちろん、初戦優勝している町田もいるし。
・・・代表枠なんとか4にならんか?(苦笑)

 トリノの時は男子代表枠1を、織田と高橋の二人が競り合った。
織田が泣き崩れた全日本選手権を覚えている。(苦笑)
バンクーバーは代表枠3つあって、高橋、織田、小塚の3人。
このときは、この3人が突出していたからそれほど争いはなかった。
(女子は壮絶な争いだったけど)

 男子は、まずグランプリファイナルに残れるかどうかの争い、
それに、グランプリファイナルでの成績も問題になるだろう。
今回、優勝候補とみていたフェルナンデスが不発で5位に終わった。
 これ、グランプリファイナルの席が一つ空いたってことでもある。

.

 今回、仕事でほとんどテレビ見られなかったんだけれども・・・
NHK杯は、NHKのサイトで動画を無料で見ることが出来た!

http://www1.nhk.or.jp/sports2/figure/index.html

 これはありがたい。
スポーツ番組のハイライトとか、高橋と浅田ばっかりで、
他の選手の演技なんか映してもくれないんだもんなぁ。

.

 さて、ついでにサッカーJリーグ。
J2神戸は、今節で無事にJ1復帰を決めた。
問題はJ1の方で、磐田がJ2降格になってしまった・・・。
前田、駒野という代表(候補)を抱えているんだけれども。

 もっとも、前田は代表でも若手にポジションを奪われつつあるからなぁ。
昨年のガンバほどの衝撃はないか。

 今年は、優勝争いの方が大混戦で、勝ち点差6の間に5チーム。
セレッソはやや苦しいかな?

 降格争いは、下位3チームでほぼ決まっている。去年のようなドラマはない。
降格圏内の16位湘南と15位甲府の勝ち点差が9.残り試合は3.
得失点差の差が14.これはもう、「終戦」だろう。(苦笑)

 そういえば、大宮が気付けば13位まで下がっているな。
シーズン前半は優勝を争う位置にいたはずなのに、何があった?(苦笑)
もともと、残留争い常連で、昨年は奇跡的な粘りで残留を決めた。
 15節まで11勝1敗3分。今(31節)で12勝16敗3分。
って、ここ16戦の成績が1勝15敗?こんなにすごい勢いで負けてるのか。w

 まぁ、今年は残留決めてるから大丈夫だけど、来年以降は大丈夫なのか?
ちょっと心配になるな。(苦笑)




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ログ・ホライズン

 橙乃ままれの小説、ログ・ホライズンが、アニメ化されている。

http://www9.nhk.or.jp/anime/loghorizon/

 橙乃ままれは、「まおゆう」でブレイクした。
「まおゆう」は、(一章だけだけど)アニメ化もされている。

 ログ・ホライズンは、橙乃ままれの商業作品としては2作目。
新人の小説家が、2作連続でアニメ・・・すごいな。
「まおゆう」は、衝撃的な破壊力があったから分かるけど、
ログ・ホライズンって、どうなの?

 また、何をとち狂ったのか、Eテレ(NHK教育)だ。w
前の「バクマン」枠。っつーか、もっと前では「日常」という前例もあるな。
(あれも、NHKチャレンジャーだな、と思ったが。)

.

 MMORPG「エルダーテイル」の世界に、キャラクターとして入り込んでしまった、
という異世界冒険モノ。私はあまり知らないけれども、よくあるパターンなのかな?

 アニメの出来も、問題ない。さすがにNHKだ。
あの世界をどうやって表現するんだろう、と思ったけど、
かなりゲームチックなビジュアルに仕上げてある。
 ・・・むしろ、一般の視聴者は引くんじゃないか?というくらい。

.

 小説としては、「地の文」を使える分、ログホライズンの方が濃いように思う。
もっとも、「まおゆう」でも見られたような、解説が必要な頭脳戦も多いから、
これをアニメでどうやって見せていくのか、が難しいところ。

 今のところ、第5話まで終わっていて、小説の1巻終わりくらい。
これ、既刊では6巻まで出てるけど・・・。
放送が「25話まで」ってことは、たぶん5巻で切れるだろうな。

 話のつながり的には、「1巻、2巻」と「3巻、4巻」がセットで、
5巻はちょっと中途半端な位置づけなんだけど。。

.

 ちなみに、元の小説は全てネット上にアップされている。

http://ncode.syosetu.com/n8725k/

書籍化されたものは、もう少し加筆修正されているようだけど、
話そのものが変わる訳ではないし。
アニメで分かりにくければ、むしろ原作読んだ方がいいかもね。

 つい最近、7巻に当たる部分が全部アップされていた。
なんか、どんどん伏線が追加されているんだけど。
(しかも、その巻のうちに回収されていない)
これも、15巻くらいまで続ける気だろうか?w
基本的に、長い話が好きなのかなぁ。

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アイワナいろいろ

I wanna be the foreverをクリアしたのが先月の話。

 実は、その後色々とクリアしている。
長編アイワナにあたらないもんで、記事を書くまでもないが・・・

I wanna Quaint

I wanna be the Zero game

I wanna be the FC

とクリア。

 Quaintは、道中は面白かったけどボスがいまひとつ。
つーか、前にやった「Average」も同じような傾向だったような。
もう少し長ければよかったんだけど。

Zerogame と FC は同じようなタイプで、
大会用のソフトで、クリアタイムを競うもの、らしい。
難易度は、やや易しめで、もちろん長編ではない。

 ちなみに、私はFCを1時間半でクリア
Zerogameは、40分ほどでクリアした。
面白くないわけじゃないけど、私はやっぱり長編の方が好きだなぁ。
ただ、これ長ければいいってもんでもないから、難しいところ。

 まだまだ、やってみた。

I wanna be the professional

 これは、長編。なんだけど、残念ながらまだ未完成で、
ステージ2つしかできない。
結構きつくて、やりがいがあったけど。完成したらちゃんとやってみたい。

.

 さらに、I wanna be the Silhouette(シルエット)

 全部白黒で、ギミックも面白かったけど、
最初のボスが異様に強くて、もうあきらめようか、と思った。
いや、最初のボスがこのレベルだと、この先戦えないんじゃないかと。

まず、敵の倒し方を理解するまでに2日くらい。
分かってからもなかなか倒せない。
どれだけダメージ与えればいいのか分からないので。

 で、ようやくボスを倒すと・・・終わった。w
ボスは、一体しかいなかった、という落ち。
なるほど、強い訳だわ。このボスだけで、1週間かかってる。w

.

 なかなか、「面白い」アイワナって探すのが難しい。
難しすぎても進めないし、たくさんやってると、どうしても
見たことのあるような罠が多くなってしまうし。

.

 今、進めているのは「I wanna be the Huge」
2体目のボスまで来たけど、難易度がちょっとギリギリだなぁ。
これ以上難しくなると、詰んでしまう可能性が高い。
 面白いんだけど、果たしてクリアできるだろうか??

 

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医療におけるコスト感覚の問題

 少し前に、医療費削減のためには、
処方する医師の側にコスト感覚が必要、という記事を書いた。

「調剤報酬を増やすも減らすも医師次第」(2013.10.1)
http://tukutteha-mitamonono.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-682d.html

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 医療におけるコスト感覚についての問題点を書いてみる。

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 まずは、医師にコスト感覚がない、という話から。
例えば、アメリカでは高血圧の薬、利尿薬がファーストチョイスになる。
日本では、ARBが圧倒的に多いんじゃないかな?

 利尿薬が優れているのは「安価」という点だ。とにかく安い。
ARBと同じだけの血圧を下げるのに、薬価10分の1くらいじゃないか?

 また、私が高血圧になったとして、薬を選べるのならば、
ARBではなく、ACE阻害薬を選びたい。
ARBよりも若干副作用は多いけれども、効果は大差ないし、
ジェネリック医薬品を使えれば、薬価はARBの10分の1くらいにできる。

 新薬は効果も安全性も高いことが多いけど、その分薬価も高いから。
その辺のバランスが取れていない、と感じることが多い。

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 では、医師がコスト感覚を持つことによる問題点は?

 どこで読んだか覚えていないが、
「医師はコスト感覚を持つべきではない」という主張を見たことがある。
実際に、自分が出している薬の値段なんか知ったこっちゃない、という
医師も、少なからずいるんじゃないだろうか?

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 コスト感覚を持つことの弊害は、患者さんを差別してしまうこと、かな?
日本では、医療は平等であることが望ましい、とされている。
お金持ちでも、貧乏人でも、(ある程度)平等に治療が受けられる、と。

 ここに、コスト感覚を持ち込むとどうだろうか?不平等が加速しないか?

 例えば、
この患者さんはあまりお金もってないから、検査控えておこう
とか。いや、これだって立派なコスト感覚だと思う。
 逆に、金持ちの患者さんなら、至れり尽くせりの検査、治療をやれ、とかね。

 もっとも、生活保護制度っていう逆の問題もあるんだが・・・。
生活保護の患者さんは、自己負担金が発生しない。全部無料だ。
ゆえに、高額の治療をしても患者さんのフトコロが痛まないので、
生活保護の患者さんの方が、よい医療を受けられる。w
 普通は使えないような高額な注射でも、生活保護の患者さんなら無料だし。w

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 話がそれた。
患者さんの負担や、医療費のコスト感覚を身につけろってことは、
「今までの治療よりも、コストを削って欲しい」ってことだ。
それって、サービスの質を落とせ、という意味にとることもできる。

 貧乏人にはそれなりの治療、金持ち(と生活保護)にはよい治療。
混合診療まで使えると、より大金持ちなら最高の治療。
医療が平等ではなくなってしまう。それでいいのか?

 ようは、コスト感覚を言い出すと、医療が平等じゃなくなるよってこと。
私は、もはや仕方ないと思っているが、そう思わない人もいるだろう。

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 さて、もう一つの問題。
例えば、子どもが転んで、頭を強打したとする。
機嫌が悪くて泣き止まないので、病院にきた。
CTを撮って欲しい、と親は医師に頼む。

 ・・・これ、病院側はコスト考えると断るべきだ。
もちろん転倒の度合いにもよるけれども、
この手のCTで、問題になるような脳内出血が見つかる可能性ってどんだけ?

 ほとんどが、無駄に被曝させるだけで(CTだってX線)終わるはず。
コスト無視したとしても、CT撮るほうが間違いなく健康には悪影響。

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 でも、かといってその辺を全部説明してCT撮らなかったとして、
万が一、脳内出血があって、重篤な事態になったらどうなるのか?
これ、かなり高い確率で訴えられるんじゃないだろうか?
 しかも負ける可能性が高い・・・。
だって、最高の医療を提供すれば、事態は防げたかも知れないんだから。

 訴訟を避けるためには、とにかく出来る限りの検査をすべき、となる。
コスパ悪いのは知っているけど、(医療者の)保身のために必要なんだ。
また、検査しまくることは、病院経営にも、もちろんプラスだ。

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 薬にしたって同じ事。
コストを考えて、少し安い薬を使った例があったとして、
万が一、それが原因で何かおこった場合どうなるか?

「なぜ、最善の治療を行わなかったのか?」って問題になるよね??

 これ、医療者がどれだけ丁寧に説明したところで、
患者さんが理解できなきゃ意味がないから。訴えられてしまう。

 こっちの方も、抜本的に解決策を考えないといけない。
医療訴訟対策、というべきだろうか?
しっかりと説明した上で、患者さんの同意を記録に残す必要があるのかな?
そこまでしたところで、訴えられる時は訴えられるだろうが。

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 私が「医療にコスト感覚を持て」と言っても簡単な話ではない、と思うのは、
上記のような背景があるから。

 何か、抜本的な対策が必要だろう。
システムだけの問題ではなく、国民の意識から変える必要もあるだろうな。

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確定拠出年金記録

 毎月、第一水曜日は確定拠出年金の記録。

100p=一ヶ月の拠出金額として、記録する。
(先月+拠出金+収益=今月)

           先月   拠出金  今月  収益
海外株式   3413       20        3559    +126
海外債券   3252       30        3308     +26
国内株式   3396       20        3438     +22
国内債券    3250       30        3294     +14
定期預金  3110        0       3110       0
合計         16420      100      16709    +189

 11月初頭の記録になる。

 正直、このところ全く気にしていなかった。
株価も、為替もそんなに激しく動いている様子もないし。
今月もとんとんかな、くらいに思っていたけれども、
・・・結構プラスだった。
 先月は、アメリカの問題が色々あったから、
それがひと段落して、落ち着いたせい、かな?

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 定期預金へのスイッチが終わってから、そろそろ半年。

値動きがないから、定期預金を動かすのはちょっと難しいけど、
株式と債券の差が徐々に広がりつつあるから、
そろそろ、リバランスしようかな。
 毎月の購入金額は債券の方を少し多めにしているのに、
なかなか差が縮まらないので。

 定期預金は、まだ触らない。
他の4つがフラットになるように、少し調整してみよう。

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楽天日本一!、ほか、スポーツの話題

 スポーツの話題から。

 プロ野球日本シリーズ、
楽天が巨人に4勝3敗で勝ち、日本一になった。

 戦前は、五分五分くらいかなぁ、と思っていた。
総合力では巨人の方が上だろうけど、楽天には田中がいるから。

 楽天としては、本拠地で2連勝して、東京で1つ拾って、
最後は田中で勝つ、というシナリオだったんだろう。
田中、則本で4勝ってのが、一番ありそうな形。

 初戦、則本が落として1勝1敗。これでピンチだけど、
今シーズン、最終的にMVPになった美馬が3戦目に勝ったことで、
なんとか勝負になった。
 巨人と楽天では、救援投手陣が全然違うらしい。
巨人は、「勝利の方程式」、後ろ3人がしっかりしているけど、
楽天は、計算できるリリーフがいない、と。

 星野監督は初戦先発の則本をリリーフに回して、第5戦に競り勝ち3勝目。
これで、舞台は全て整った。
あとは第6戦、本拠地で「無敗」の田中が締めて終わりだ。

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 ところが、田中はここで、今年初の敗北を喫してしまう。
意地で完投したものの、2桁安打を食らっての4失点。
・・・よく4失点で済んだな、しかし。

 これでもう、勝負あった、と思ったけどなぁ。
最終戦、美馬から則本、最後は田中、というすさまじい投手リレー。
まさか、田中が連投するとは思わなかった。
 前日、あれだけ打ち込まれて完投して、連投するか?
勝負だけを考えるなら、むしろ則本続投でよかったと思う。
3点差あったから、田中にしたのかな?
 一番ドラマチックな最終章にするために。

 これは、星野監督の、田中へのプレゼントだろう。
田中は、まず間違いなく来年は日本にいない。
日本の最後の投球が、「連勝を止められてのKO負け」というのは、
田中の今シーズンを締めくくるのに、あまりに忍びない。
 終わりよければ全てよし、だけど、最後が決まらなければ、やっぱりねぇ。
最後に登板させたことで、まさしく「終わりよければ全てよし」になった。

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 シリーズ「逆」MVPとして・・・巨人杉内、だろうな。(苦笑)
美馬よりも、MVPにふさわしいだろ。戦犯だ。

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 さて、その他の話題。

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 サッカー、J2ではガンバ大阪が1年でJ1復帰を決めた。
ヴィッセル神戸は引き分けて今節では決め切れなかったけれども、
あと3節あるから、まぁ、事実上決定だろう。
 ガンバもヴィッセルも、昨年J2に落ちたけど1年で復帰。
・・・そもそも、なんで去年落ちたんだよ、ってことだな。
 まだまだ、日本代表には遠藤が必要だから、
ガンバのJ1復帰は朗報だろう。
 また、J2の他チームにとっても、こんなチームにJ2にいられては叶わん。w
とっととJ1に戻って欲しいだろうな。

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 フィギュアスケート。
全日本の予選となる東日本選手権があり、
出産明けの安藤がショートの出遅れを取り戻して2位になり、
全日本への出場権を獲得した。

 とはいえ、ソチへの道は非常に厳しいだろう。
全日本まで、あと2ヶ月もない。
安藤には事実上、全日本で優勝するしかソチへの道はない訳で、
それって、浅田真央に勝たなきゃいけない。
 表彰台、くらいならまだ、わずかに(それでも非常に厳しいが)可能性は
あるが、今の浅田には絶対に勝てないと言い切ってもいいだろう。
それくらい、今の浅田は充実している、という意味でもあるが、
安藤の今のプログラムでは、逆立ちしても無理だ。

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 グランプリシリーズ前半戦が終わった。
女子は、浅田はもうソチ当確。鈴木、村上はもう一つ、という感じだった。
今年はもう一人、昨年の全日本で表彰台に上った宮原がシニアにいる。
 恐ろしく小さい子だけど連続3回転を跳べるので、
技術点では、鈴木、村上に匹敵する、というか、超える。

 問題は演技構成点の方で、こっちが伸びてくれば、
ソチへの可能性は十分にありえる。
 今度のNHK杯で、浅田、鈴木との直接対決。
ここで上位に入り込むようだと、一気にソチへの道が見えてくる。
まぁ、日本のマスコミはこういう「新星」が好きだから、
マスコミで持ち上げられるんじゃないかな?
 村上の調子がいまひとつに見えるし。

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 男子では、初戦の町田の優勝が鮮烈過ぎた・・・。
他のメンバーがピリッとしないように見える。(苦笑)
特に、無良はひどかった。もう、グランプリファイナルはないから、
全日本選手権一本勝負、に近い。
 小塚もグランプリ2戦を終えて6位、3位で終了。
こっちも、全日本での一発勝負、かな。

 羽生は2位スタート。初戦はいまひとつ、どころか、結構ひどかったけど、
それでも2位を獲ってしまうのが羽生の強さ。ま、ソチへは行けるだろう。

 すでに「ベテラン」と言われている織田は、今期は調子がよいらしい。
スケートカナダで3位。次はNHK杯だ。
高橋は・・・どうだろう?NHK杯でも4回転に失敗するようだと、
いくら演技構成点が高くても、ソチへの道に黄信号。

 次のNHK杯は、高橋、織田、無良の3人が参戦。
これって、グランプリシリーズというより、全日本の前哨戦だろ。(苦笑)
高橋はグランプリファイナルに残るには優勝が絶対条件。
 でも、ここには海外強豪も集結する。
アメリカ勢もさることながら、一番気になるのはフェルナンデス。
普通に4回転を3回決めてくるフェルナンデスは、チャンに匹敵する
ソチのメダル候補。日本勢が、フェルナンデスとまともに戦えるのか?
ジャンプが決まらないことには、勝負にもならない気がするなぁ。

 町田は、あれがまぐれでなければ、ソチは確実だろう。
羽生も地力が違いすぎるから、まず○。

 だいたい、ソチへの選考基準って・・・
1、全日本優勝者。
2、全日本3位以内orグランプリファイナル表彰台日本人最上位
3、その他(世界ランキングやシーズンベストなど)

 グランプリファイナル表彰台最上位でも、ソチに行けないかも知れない。
この選考条件って、グランプリファイナルの表彰台に、日本人がいることが
さも当たり前のように書かれているな。(苦笑)
 国内選考がこれだけ熾烈な国も珍しい。

 今週末のNHK杯は楽しみだけど、
残念ながらみっちり仕事で、見ることができない。
スポーツニュースとかだと、バサッとカットされるだろうし・・・。
 録画しておいてもいいけど、結果の分かっているスポーツ番組を
後で見るのもなぁ・・・。(苦笑)


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SM配合散 頭痛時頓服

 久しぶりの疑義照会ネタ。

 これも、どっちかというとネタなんだが。
患者さんは30代女性。

<処方実例>

SM配合散 1g
頓服 頭痛時 15回分

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 以上

 まぁ、パッと見ておかしいのは分かるだろ。
SM配合散は、胃腸薬。なんで頭痛に使うんだ?と。

 さらに言うなら、SM配合散って、1包1.3g。
そりゃ、あえて分包することもできなくはないけど。

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 頭痛時に使って、似た名前の薬・・・と考えると

SG配合顆粒

 の間違いなんだろうなぁ、と察しはついた。

 SG配合顆粒は、イソプロピルアンチピリン配合。
「アンチピリン」とついてるけど、これはピリン系の薬。
現役で使われている数少ないピリン系の薬になる。

 頭痛薬には色々あるけれども、「これでないとダメ」って人が
多い薬でもある。OTCだと、、、セデスハイ。

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 という訳で、疑義照会。
ところが、これですんなりと「SGに変更」になる・・・のが普通なんだけど、
そうなったんなら、そもそも記事にはしない訳で。w

「患者さんの希望で、頭痛時にSM配合散出しているんですけど・・・」

と言われた。?????

 ・・・いや、どう考えても頭痛に効果ないと思うんだけど。

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 ここで、患者さんに話を聞いてみる。
以前に使った頭痛薬がよく効いたので、先生にお願いして
処方してもらった、と。

 で、SM配合散とSG配合顆粒を両方見せてみたところ、
「こっちです」と言われたのは、もちろんSG配合顆粒。

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 じゃぁ、先生にどうやって伝えたんだろう?
お薬手帳を確認してみたところ・・・

少し前の処方で「SM配合散 頭痛時」と書いてある。

・・・・・。

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 うん、これ、前の薬局のミスだな。w
先生の処方ミスの可能性もあるけれども、
少なくとも、SM配合散と手帳に記録しながら
SG配合顆粒を渡しているのは間違いない訳で。(苦笑)

 で、その(間違っている)手帳をみた医師が、
そのまま患者さんの言うとおりに出してしまい、
このような事態が発生した、ということらしい。

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 いや、もちろん記載ミスをやらかしている薬局も悪い・・・けど、、

 医師も、患者さんの言いなりで薬出すなよ。(苦笑)
つーか、知らんならちゃんと調べろ。

 一回でも処方したことがあれば、SM配合散が何の薬かは知っているはず。
この医師が、SM配合散を知らなかった可能性は高いだろう。
(SG配合顆粒ほどメジャーではないからな)

 知らないなら知らないで、ちゃんと調べてから出そうよ。

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 結局、予想される経緯を患者さんと病院に説明して、
無事にSG配合顆粒を出してもらえた。

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 前の薬局が間違っていたわけだが、手帳の記載ミスなだけで、
お薬としては正しいものを渡している。
ひょっとしたら、薬局はミスに気付いている可能性はあると思う。

 でも、お薬手帳までは、気が回らなかったのかなぁ?
手帳の記載ミスで、下手すればここまでの問題が発生するってことは、
認識しておくべきだろう。

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山本太郎の手紙

 小ネタ。

 今年当選した山本太郎参議院議員が、園遊会で天皇陛下に対して
手紙を手渡ししたことが、問題になっている。
 前代未聞の事態に、あちこちから批判が上がっている。

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 手紙の内容は、福島原発の惨状について、なんだそうな。
いわば、「直訴」になるんだけれども・・・。なんだかなぁ。

 批判されているのは、天皇陛下に手紙を渡した、という行為なのかなぁ?
それとも、その手紙の内容に問題がありそうだから??
おそらくは、その両方だろう。

 まず、国会議員が、天皇陛下にお願いする・・・ということが、そもそも変だ。
話が逆じゃないか?今の陛下は政治的に中立であることが求められている。
天皇陛下にお願いしても、天皇陛下にできることはないだろう。
 むしろ、国会議員の方が、まだできることはあるだろうに。
力がある者が、力のない者にお願いする。なんで??

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 なんらかのパフォーマンスの意図があったのかなぁ?
それにしても、なんというか・・・時代錯誤だ。失笑されて終わりだろうに。

 時代錯誤している割に、覚悟がないようにも思う。
ちょうど一つ前の記事(白い航跡)で紹介した高木兼寛は、
自説が間違っていたら自決しかねない覚悟で、明治天皇に奏上した。
山本議員、自説にそこまでの覚悟あるのか?

 もともと、山本議員は天皇陛下をどう思っているんだろう?
あくまで私の脳内妄想だけど、天皇陛下から注意されたら、
山本議員は天皇陛下を中傷しかねない人間だと思うんだけど。(汗)

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 私がこのニュースを聞いて思ったのは・・・
こんなのを議員に選んだのは、誰だよ、ってことかな??(苦笑)
よりによって参議院だからなぁ、任期は6年もあるぞ。

 やろうと思えば議員辞職勧告はできるだろうけど、強制力はないだろう。
国会議員は国民からの解職請求なんてのはできないはずだし。
あと6年、我慢するしかないんだろうか?

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