さんまの蒲焼
とある日の夕食。(私は仕事で遅かった)
メニューは、さんまの蒲焼丼、だった。
秋といえばさんま、と、さんまを大量に買い込むので、
ウチの冷凍庫はさんまが眠ってることが多い。
嫁によると、ちゃんとメニューは「さんまの蒲焼」と言っていた。
4歳の息子は、いつもは「ご飯」と言っても反応は鈍いのに、
美味しそうな匂いがよかったのか、食卓につくのも早かったそうな。
で、「いただきまーす」で一口食べたとたん、
・・・号泣したそうな。
ウナギじゃない!
.
いや、最初からさんまだと言っていたはずなんだが、
彼はその辺は適当に聞いていたんだろう。
久しぶりに大好きなウナギが出てくる、と期待していたようだ。
昔は、時々食卓にウナギがのぼることもあったが、
値段が高騰してからは、全く出てこなくなった。
「たまには、ウナギ」と思っても、値段を見ると引いてしまう・・・。
これだけ言われても、なかなかウナギを買えるもんじゃないからな。
.
見てくれも、匂いも似ていたが、食べてみるとウナギじゃない。
彼は非常に、ショックを受けたようだった。
いや、サンマでも普通においしいんだけど。
現に、7歳の娘は「おいしい、おいしい」といいながら
おかわりしたらしい。
(もっとも、弟に対するフォローもあるかも。)
でも、息子は泣きながら
「おいしいけど、ウナギじゃない・・・」と言い続けてたそうな。w
.
実は、私は大人になるまで「カキフライ」が苦手だった。
今はそうでもないけれども、あまりいいイメージがない。
原因となったのは、おそらく小学生の頃。
今でもそうだけど、当時の私もトンカツは大好物だった。
でも、我が家のフライは時々、トンカツにカキフライが混ざることがあった。
たぶん、私もカキフライを食べて
「トンカツじゃない!」って文句言ったんだろうなぁ。w
なんか、そんなことを思い出した。
息子も、さんまの蒲焼がトラウマになるかも知れないなぁ。(苦笑)
ウナギが出てきても「さんまじゃないか?」と疑うようになったりして。
.
おまけ。
遅く帰ってきた私の前に、問題のさんまの蒲焼が出てきた。
息子はにこにこしながら、私に聞いてきた。
息子「ちち、これって、さんまに見えるでしょー?」
私「うん、明らかにさんまだね。」
息子「・・・・・。(言い間違えた・・・。)」
ウナギに見えるって言いたかったんだよね、きっと。ww
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コメント
さすが、kittenさんの息子さん!美味しくても 鰻じゃないと泣いちゃうなんて(^-^; 牛肉なんかも 国産ビーフじゃないと、わかっちゃうのかな?手強いですね( ̄▽ ̄)
投稿: すみぱん | 2013-11-28 03:30
肉は分からないと思いますが、ウナギは分かります。
大好物ですからね。w
投稿: kitten | 2013-11-30 22:44