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2014年1月

STAP細胞の発見

 ニュースより。

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マウスの血液や皮膚などの細胞を弱酸性液に浸して刺激を与えるだけで、
人工多能性幹細胞(iPS細胞)のようにさまざまな細胞になる万能細胞を
作ることに、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の
チームが成功した。

.

 とりあえず、ニュースで聞いたけど、私の第一印象は、

ウソだろ?

である。w

 ノーベル賞の山中教授の成果と比べて報道されていたが、
むしろ比較すべきは、大誤報の時の森口氏ではないか?とさえ思った。

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 どういうことかというと、それくらい「ありえない」話ということ。
世界中の科学者が、どうにかして万能細胞を作れないかと、
必死になって研究しているのに、条件が、

「酸性の溶液につけるだけ」

 はぁ??ふざけんなよ!

.

 ネイチャーに初投稿した段階で、
過去何百年の生物細胞学の歴史を愚弄していると酷評
されたのは、あまりにも当然だ。

 いや、それくらいありえない話である。w

.

 それでも、証拠を積み重ねてネイチャーに掲載された。
世界中で、大反響を巻き起こしていると思う。
極めてありえない話だが、それが本当だと世界に認められたなら、
これはもう、とんでもない大偉業である。
 ノーベル賞間違いなし。歴史上に名を残す大発見となる。

 しかもそれを発見したのが、

 割烹着で研究している、30歳の若手女性研究員っていうんだから、
もう、どこの空想世界のお話だよ、と言うしかない。

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 論文が掲載されたからといって、事実と認められた訳ではない。
この後、世界中でこのSTAP細胞の研究が進められるだろう。
(なんせ、技術が「簡単すぎる」らしいし。)
あちこちで追試が行われることになるし、事象の究明も進むだろう。

 私が彼女を認めるのは、その結果を見てからだ!
別の意味で歴史に名を残す、大スキャンダルになる可能性だって、
0じゃないんだから。

.

 ものすごいニュースだけど、素直に喜べないのは、
たぶん、私が彼女に嫉妬しているからだろう。ww
いや、過去にほんの少し研究の真似事をしただけの私でもそうなんだから、
本職の研究者からは、ものすごい妬まれると思うぞ・・・。

 山中教授だって、大人なコメント出してたけど、内心はどうなのさ?w

.

 問題は、これが人間に応用できるかどうか、という点だ。
全く新しい現象だから、どの程度人間に応用できるのかは分からない。
それも、今後の研究次第。あっさりとできるかも知れないし、
人間では無理、という結論になるかも知れない。

 それでも、「ほぼ全員があり得ないと思ったことが実証された」のであれば、
たとえ臨床に応用できなかったとしても、とんでもない偉業であることは
間違いない。

 

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200万PV

 ブログの記録。
アクセスカウンターが、ようやく200万を突破した。

 もうちょっとで200万かな、というところから、
実はアクセスカウンターに障害があり、5日ほど(PVに関わらず)回っていない。
たぶん、本来は5日ほど早く200万いってたはず。w

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2006/04 ブログ開始

2012/01 50万PV
2012/12 100万PV
2013/07 150万PV
2014/01 200万PV

 半年で50万、1年で100万くらいのペースかな。
もっとも、アクセス解析自体が昨年末から変わったので、
カウントの対象自体が変わっている可能性があるんだが・・・。

 旧アクセス解析は、少なくとも携帯電話は入ってなかったし。
スマートホンも、一部、カウンタ回ってないのがありそうだ。

 ちなみに、新アクセス解析ではアクセス数を「PV」で表示してるので、
今後、こっちの記事もそれに合わせてPVを使うことにする。

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 いまいち、新アクセス解析がよくわからないんだよなあ・・・。
面白いところも色々あるんだけど、旧の機能の一部は削除されてるから、
欲しいデータが見られないってこともある。

 新アクセス解析の記事も書くつもりなんだけど・・・多忙につき放置。
まともな記事を書くための時間と余裕がなくなっているので。(泣)

 

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インフル拡大中

 年始の忙しさが一息ついた、と思ったら、予想通りにインフルがやってきた。
今週は、大爆発といってよいような状態だった。

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 今年の冬は雨が降ることが多くて、乾燥してなかったから、
インフルエンザの立ち上がりは遅かったが・・・
先週末からの、寒さと乾燥で、一気に広まった感じだ。

 また、あわせるようにノロ(?)も流行っている。
必死で手洗いしたとしても、食べ物に混ざってればなすすべなし、だし。

 病院に行く人は、とにかく感染対策を万全に。
病院で(もちろん薬局でも)新しい病気をもらわないように。

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 ウチの職場では、体調不良でダウンする人が続き、
結構大変なことになった。今週もきつかったなぁ・・・。

 もう一人倒れたら、店を維持できなくなる、がけっぷち状態。

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 インフルエンザの人にいっぱい投薬した後って、
なんか寒気とかダルさが出ることが多くて、困る。w
ノロっぽいひとに投薬した後には、気持ち悪くなったりして。

 「エア、インフル」とでも言えばいいのかな、この症状は。
暗示、という訳ではないんだろうけれども。
私は結構、こういうことが多いんだけど・・・私だけ?

 もちろん、夜になって熱が上がってくる、なんてことはない。今のところ。

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超長期処方

 仕事の話。

 現在、一部の薬を除いて、医師の処方する薬に日数制限は存在しない。
医師の裁量次第で、どこまででも出せる。

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 どんな薬であっても、基本14日までしか出せなかった時代もあった。
(それも、そんなに昔の話じゃないぞ)今では考えられないな。

 いまや、30日どころか、60日や90日処方も普通に見かける。
症状が落ち着いている人なら、それでいいと思う。

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 患者さんとしても、そうそうしょっちゅう病院に行くのはしんどいし、
病院としても、忙しくてかなわん。町の小さな診療所ならともかく、
大きい病院は、長期処方が多い傾向がある。

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 さて、ルール上、日数制限はない。
医師が「それでいい」といえば、何日でも出せる。

とはいえ、やっぱり時々は症状をチェックしないといけないから、
あんまり長期すぎると、何かあったときに医師の責任問題になるし。

 ルール上は制限はないけど、システム上で制限があるところが多い。
つい最近みた処方せんでは、処方せん日数が「98日」だったけど、
これが二重線で消されて訂正印が押され、手書きで「126日」に
書き換えられていた。うぉ、三桁だ、とびっくり。

 おそらく、コンピューター上の制限で、日数は二桁までしか入らないんだろう。w
で、どうしても4ヶ月出したかった医師が、手書きで書き換えた、という訳。

 ま、この患者さんは5年以上も処方が変わっていなかったので・・・。
3ヵ月後に何か予定でもあったんだろう。先生の都合かも知れないが。

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 かなり前に見た処方せんで、「これ、限界に挑戦してるな」って感じだったのが、

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Rp1) ロキソニン錠60mg 3錠
   ムコスタ錠100mg  3錠
   分3 毎食後 99日分

Rp2)ロキソニン錠 1錠
   ムコスタ錠  1錠
   頓服 疼痛時 90回分

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 病院のシステム上の限界に挑戦した処方箋。
手書きにせずに、限界までロキソニンをもらおうと思ったらこうなったらしい。
(ちなみに、患者さんは病院のスタッフだった。)
 昔はこれくらいできたんだな。今やったら、保険から切られる気がするが。(苦笑)

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 さて、私が見たことある長期処方での最長記録は、

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Rp1)チラーヂンS錠50 1錠
   分1 朝食後  180日分

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 半年処方、180日である。
これも、ずーーーっと症状が安定しているので、ということだった。
医師がOKといえば、薬剤師が突っ込む話ではないし。

.

 もっとも、内服薬だから何日分か分かるってだけで、
例えば目薬なんかだと、何日分で出ているのかは分からない。
次の予約聞いたら半年後って人もたまにいる。
「半年分」の薬を出してもらった、ってことだな。

.

 一方で、ひたすら14日処方が続く患者さんもいる。
「先生は、どうして長期で出してくれないの?」と聞かれることもたびたび。
これも、医師の裁量だから。よくわからないとこもあるけど。

 でも、2週間に一回診察するってことは、
それだけ、しっかり診たいという意思の現れ、とも言えるんだけど・・・
嫌がる患者さんも多いな。w

 

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運用割合変更

 ちょこっと、確定拠出年金の話。

 年始から、それほど状況は変わっていないんだけど、
これだけ円安が進んでいる中で、海外債券の購入量が多いのはちょっと・・・。

 私のプランだと、インデックスファンドでも、
債券を売却すると手数料がかかってしまう。

国内債券は評価額が大して変動しないから気にしなくてもいいけど、
海外債券は、円相場に連動して評価額が動くので、結構な勢いで儲けが出ている。

 でも、海外債券は、原則として売りたくないんだよね。無駄な金がかかるから。
少しずつ海外債券の資産割合を減らしていきたいので、
ちょっとだけ、運用割合を変更することにした。

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          変更前   変更後
海外株式     20%     20%
海外債券           30%           20%
国内株式           20%           20%
国内債券           30%           40%

 こんな感じに設定変更。
前に変更したときは、株式が全体的に好調だから、
バランスを取るために債券を厚めにしたんだけど・・・
 円安が進んでいるので、国内債券以外の3つが好調。
結果として、国内債券の資産割合が少しずつ減っているので、
ここを厚めにしてバランスを取ることにする。

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 もっとも、毎月の購入額なんて全体からしたら微々たるものだから、
すぐにどうってことはないんだけどね。w
何もなければ、しばらくこのままで。

 相場は下がり続けても何もできないけれども、
上がり続けても、動く意味がないから何もできなかったりする。
安くなったら買ってやろう、と資金を準備してるのに、
ちっとも安くならないからなぁ。w

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なんとか・・・

 なんとか、仕事にいける程度には回復した。

 いつの間にか、膝にも痛みがあって困っているんだけど・・・。
まぁ、仕事ができないほどではない。

 時々、「痛いかな?」という程度になった。
体勢を間違えると、まだまだ痛いんだけど。

.

 職場では、他にも体調を崩している人が多いから、
この程度で休むわけにはいかないんだよな。

 ノロウイルス・・・かどうかは分からないけど、
ウイルス性の嘔吐下痢症も多いし、
当然のようにインフルエンザも増えてきた。

 体調管理に気をつけている、、つもりだけど、
こればっかりはねぇ。

 あまり、疲労をためないようにしないといけない。

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腰痛でダウン

 昨日から、腰痛に悩まされている。
結局、一日ずっと家にいた。

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 時々(年に1回くらい?)、謎の腰痛に襲われる。
だいたい、3日から1週間くらい続いて、よくなることがほとんど。

 原因はわからないけど、重いもの持ったときにピキッときた。
リビングで力尽きた娘を、二段ベッドの上に放り込むのがきつかったようだ。

・・・しばらく、娘を運ぶことはできないので、最初からベッドで寝てもらう。w

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 翌朝、ベッドから立ち上がることができないほどひどかった。
悶絶しながら立ち上がることができると・・・割と平気だったりする。

「寝ているところから、起き上がる」時が一番きついらしい。

 力がかかっていない時は、まるで普通にすごせるんだけど・・・
腰を曲げると、激痛、といった感じだろうか。
トイレでも悶絶したし・・・。

 痛みは、そんなによくなっていないけれども、
「どういう体勢がまずいか?」というのがなんとなくわかってきたので、
その辺で、だいぶ楽になってきた。

 ポイントは、腰を曲げずに膝を曲げることかな。w

 明日・・・は、休みなんだけど、明後日から仕事できるかなぁ?

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イナビルと子ども

 そろそろ、インフルエンザが流行りつつある。

 まだまだ、本番にはほど遠い感じだけど、ぼつぼつと出始めている。
乾燥してきたから、来週くらいには一気にきそうな感じ。

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 インフルエンザに対する抗ウイルス薬。
いま、メインで使われているのは4つ。
タミフル(カプセル)、リレンザ(吸入)、イナビル(1回こっきり吸入)、ラピアクタ(点滴)

 うちでは、主にイナビルを扱うことが多い。

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 さて、何歳から吸入できるのか?
メーカーさんが、「吸入できるかどうか判定できる笛」みたいなものを配っている。
これ吸ってみて、ちゃんと音が鳴れば吸入OKというもの。

 イナビルは一回こっきりなので、失敗されると取り返しがつかないので。

 でもね・・・「音が鳴れば必ず吸入できる」って訳じゃないんだよ・・・。

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 実際にあったケース。

 5歳の男の子にイナビルが処方された。
もう、嫌な予感しかしなかったんだけど、吸入指導。
うちの薬局は、基本的に目の前で吸入してもらうことにしている。

 確かに、医師の前では笛がなったから、吸入できる能力はあったんだろう。
でも、本人に吸入する意思がなかった。ww

「苦い、いや、吸いたくない」と暴れる暴れる。(苦笑)

いや、そんなに苦くないよ、と言いながら、1回吸ってみてもらうが、
そこで苦かったらしく、2回目からは断固拒否・・・。
(キット1つにつき、4回吸入するのが基本)これは困った。
親が脅し、あるいはなだめても、なかなかやろうとしない。

 内服薬なら、無理やり口に詰め込んで水を流し込む、みたいな
強硬手段が可能かも知れないが、吸入ではそうはいかない。

 まして、イナビルの場合は、吸わずに吹かれてしまうと、
薬がとびちってしまい、一巻の終わり、ってことになる。w

.

 これは相当難儀した・・・。
結局、相当な数のご褒美を親が約束させられた上で吸入してくれたけど。
やれやれ。

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 そんな小さい子にイナビル出してくれるな、と思うけれども、
医師の判断も分からなくはないんだよね。
つーか、子どもにとってもイナビルが最善の策だろう。

 タミフルの苦さはイナビルの比じゃないし、それを1日2回5日分だし。
ラピアクタという手もあるが、あれは苦くはないが、注射だから痛いぞ。w

 少々苦かろうが、一回こっきりで終わるイナビルの方がマシ、だろう。

 でも、薬局ではこういう扱いって慣れてない。
病院では、嫌がる子どもに注射とか痛い処置するのって結構あるから、
医師もスタッフもなれているんだろうけど。
 薬って、基本は保護者が何とか飲ませるもんだからなぁ。
その場でのめ、って薬もほとんどないし。
そういう子どもの扱いはしんどかった。

.

 さて、昨日は6歳の女の子がイナビルの処方箋。
リベンジなるか、と気合いれて投薬にいってみたところ、、

 「んー、ちょっと考えさせてください」とお母さん。
イナビルの副作用の説明で、使っていいものかどうか悩んでしまったみたい。
(タミフルと同様で、異常行動の可能性はゼロではない)

 結局、様子見て、しんどそうなら家で自分でやります、ってことで帰った。
・・・やるんなら早い方が効果高いんだけどな。(苦笑)

 結局は親の判断になるんだけれども、
吸入しない、という選択肢は、アリっちゃアリだろう。
ずっと親が看病できる体制を取れるのであれば。

 異常行動は、インフルエンザ自体でも起こりうるので、
抗ウイルス薬を使わなくたって、親は付きっ切りで看る必要がある。
せいぜい、1日か2日ほど、早く治るだけの話だし。

 もっとも、その「1日」が大変だから、私なら使うけどね。(苦笑)

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アクセスカウンターが・・・

 アクセスカウンターが、お亡くなりになっている・・・。

 一応、アクセスカウンターを、新アクセス解析へ移行するため、
という理由らしいけど、見えなくすることはなかろ?
多分、なんらかの障害が発生していると思われる。

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 本来、まだ見えるはずの「旧」アクセス解析も使えなくなってるので、
その辺も関係してそうだなぁ。

 せっかく、200万ヒットが近かったのに。(苦笑)
新しいアクセス解析では、過去からのアクセス総数って見えないんだよね。

 ココログ10周年らしいけど、久々に(?)大ポカをやらかしてくれたなぁ。
私がブログ始めた頃(8年前)は、結構ひどかった記憶があるけど、
ここ数年は快適に使えていたのになぁ。

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 そうそう、新アクセス解析、これはこれで結構面白かったりする。
一回、記事を書いてみようと思いながら、忙しくて放置状態。

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第二回薬剤師ブログ大会に参加しました。

 日曜日の記事は、るるー主さん主催の、第二回薬剤師ブログ大会の記事だった。
一応、もう一回リンクはっておく。

http://pharmacymanga.blog.fc2.com/blog-entry-333.html

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 まぁ、参加することに意義があるってことで。w
るるー主さんが大作すぎて、ちょっと太刀打ちできそうにない。

 私の記事なんて、あれ全部作るのに構想から含めて1時間かかってないし。ww

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 前回が、ちょっと力入れすぎて空回りした感じだったから、
今回はいつものスタンスでいきたかったんだけど、
むしろ軽すぎて暴走しちゃった感じかな。w

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 昨日は、まる一日ゆっくり休ませてもらった。
仕事は休みだったけど、子ども達が嫁と一緒に出かけて、一人で留守番。
何もせず、ゆっくりさせてもらった。感謝。

 今日で、ややこしい仕事はとりあえずひと段落。
かろうじて何とかなったが、また次の仕事のヤマが・・・。
通常業務以外に色々と抱え込んでるのが問題なんだよな。

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「安さ」に特化したジェネリックできない?

 るるー主さんの、ブログ大会(第2回)
今回のネタは、ジェネリック医薬品について。

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 うちのブログでも、ジェネリック医薬品についての記事は過去に山ほど書いてる。
正直、書きすぎていて新たに書くことがない。(苦笑)

 基本的な私の考え方としては・・・

 国民皆保険を守るため、医療費削減が急務なので、
ジェネリック医薬品を推進すべき。

 私は、世代間格差に関してもガンガン言うほうだからなぁ。
高齢者が医療費を使い込んで、自分達が高齢者になる頃には、
保険が破綻している、なんてのが許せない。

 自分はもちろん、子どもたちが高齢者になったときにも、
今と変わらない程度の負担で、よい医療を受けさせてあげたいと思う。

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 ジェネリック医薬品は、先発医薬品と全く同じではないが、
ほぼ同等とみなしてよい。リスクがない訳ではないが、
リスクよりも、医療費削減というメリットの方がはるかに大きいから、
少々のリスクは目をつぶるべきである。

 また、ジェネリック医薬品と先発医薬品の差、よりも、
服用する人、個人個人の個人差の方がはるかに大きいので、
少々の品質差は問題にならない。

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 ただ、ジェネリック医薬品を薬剤師がどれだけ推進したところで、
膨張を続ける医療費を考えると、焼け石に水に過ぎない、とも思う。
チリもつもれば山となる、という考え方もあるけどさ。

 そういう問題意識から、医療とコスト感覚の問題、なんかも書いている。
薬剤師がジェネリックを勧めたくても、医師がジェネリックのない新薬を
使う限り、どうしようもない。

 つーか、そもそも高い薬を使うなよ、という話。
新薬は、従来の薬よりもよい薬なんだけれども、
メリット以上に、価格が高くなりすぎてしまうことが多い。

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 もっと言うなら、そもそも、これ以上新薬って必要なのか?
そういう問題意識もある。新薬メーカーにとっては死活問題だろうけど。
抗がん剤や、認知症、難病の薬なんかは、まだまだ必要だろうけどさ、
 糖尿の薬って、まだ新薬が必要か?
今までの薬で、ほとんどの人がコントロールできていないか??
そりゃ、新薬ならではのメリットがあるんだろうけどさ・・・。
メトホルミンとグリクラジド程度でコントロールした方が、圧倒的に安いよ。

.

 とまぁ、実は関心はジェネリック医薬品から離れつつあったりする。w
薬剤師ができることを全部やったとしても、
医療費を削減するには、医師の側のコスト感覚が不可欠だから。

.

 さて、本題はジェネリック医薬品だった。

 ジェネリック医薬品も、色々なメーカーが出してきているけど、
こういうのがあってもいいんじゃね?って思うのがある。

 ひたすら、「安さ」に特化したジェネリック

 他社に製造依頼すれば、品質はそれほど問題ないものができる。
ここで、通常のメーカーであれば、MR(営業職)を使って、
医療機関に売り込みをかけるんだけど・・・

 それって、どう考えても人件費かかってるよね。
ジェネリック医薬品が安いのは、もちろん開発費が抑えられているからだけど、
抱えているMRの数が少ない=人件費が少ない、というところも、
値段を抑えられる要因のひとつなんじゃないかな?

.

 なら、それを極限まで推し進める。
宣伝に極力、金をかけず、値段だけで勝負する。
値段っていっても、薬価は国が決めているけどさ。
でも、医療機関への納入価をがんがん下げていけば、
結果的に、薬価もがんがん下がっていく。

 そうすることによって、結果として医療費削減につながるんじゃないか?

.

 MRの顔が見えなきゃ嫌?ぜいたく言ってんじゃないよ。
そのMRを雇うのに金かかってんだから。最終的には、価格に転嫁されてんのよ。

 医療機関でのジェネリックメーカーの選定って、実際どうなの?
建前上は、製剤特性とか何とか言ってるかも知れないけど、
ぶっちゃけ、値段だけじゃないの??
 どうせ、各メーカーが出している医薬品って、元をたどれば
同じ工場で作ってたりするんだからさ。

.

 もちろん、品質で売っていくジェネリックメーカーがあっていい。
また、MRによるきめ細かい情報提供で売っていくメーカーもあるだろう。

 でも、「とにかく価格で勝負します」と開き直るメーカー、
あってもいいんじゃないか?w

.

 国としても、その方がいいはずだ。
目的は、医療費の削減なんだから、安いほうが望ましいだろ。

 今は後発品調剤率で薬局を評価してるけど、
私は、あれにも疑問を持っている。

 どれだけ高いジェネリックを使っても、安いジェネリックを使っても、
評価は同じ。それは、不公平じゃないか。
本当に評価すべきは、「削減した医療費額」であるべきだ。

.

 とまぁ、今回は何の資料もデータもなく、
思いのたけをぶちまけてみた。
かなり極論だから、異論もたくさんあると思う。

 ま、他のブロガーさんがまともなこと書いてくれると思うから、
一人くらいはこんな極論を吐くヤツがいてもいいんじゃないかな?w

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<追記>

 るるー主さんの、「第二回薬剤師ブログ大会」に参加しています。
投票はこちらのページから。

http://pharmacymanga.blog.fc2.com/blog-entry-333.html

 他のブロガーさんも力作ぞろいですので、
是非読んでみてください。

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多忙すぎる・・・

 ちょっと、ここ数年に一度、レベルの多忙な状態で、
まともにブログ書けそうにない。(苦笑)

 1ヶ月に1回と、3ヶ月に1回と、半年に1回と、数年に1回レベルの仕事が、
この1週間に全部重なってしまった・・・。
どんだけやっても仕事が終わらん。(苦笑)
 しかも、インフルエンザが増えてきていて、通常の業務量も増えつつあるし。

.

 日曜日、ブログ書けるかなぁ・・・。また、るるー主さんからお題が出てるんだけど。
少なくとも、事前調査ばっちり、みたいな記事は書ける訳がないので、
その場のノリで適当に書くか、過去の記事を引用しまくって使いまわすか・・・。
今回、本気でやばいです。(泣)
 

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やしきたかじん死去

 ニュースより。

「関西の視聴率男」との異名をとるやしきたかじんが、新年早々亡くなった。
体調を崩していらい、あまり見ていないなぁ、と思っていたが、
そんなに悪かったのか・・・。

.

 関西における、たかじんの人気は絶大なものがあった。
たかじんnoばぁーは、ずっと見ていた記憶がある。
トミーズ雅とのコンビは、尋常でなく面白かった。

 深夜にも関わらず20%超の視聴率を誇り、
関西の深夜帯では、探偵ナイトスクープと並ぶお化け番組だった。

 一時期、関東進出していたが、らしくないことをするもんだ、と思った。
案の定、すぐに帰ってきたが。w

.

 関西以外におけるたかじんの知名度ってどんなもんなんだろう?
たかじん死去のニュースは、関西ではテレビ番組中に
「緊急ニュース速報」としてテロップが出たんだが、
これってさすがに関西だけだよね・・・。

 関西では、当然そこまでするべきタレントなんだけど。

.

 たかじんといえば、そこまで言って委員会?だけど、
実はこの番組は私はあまり好きでなくて見ていない。
たかじんその人、というよりも、その周りの出演者がね。

.

 生粋の「芸能人」だったと思う。
酒やタバコが寿命を縮めたのは間違いないだろうけれども、
たかじんから酒とタバコを取ると、それはもうたかじんではないだろう。
 むろん、本人が望んでのことだろうが、
ファン、というか、関西の人間として言わせてもらうと、
たかじんが酒やタバコを控える、なんてのはいかにも「らしくない」し。

 たかじんの歌は、本当に本人が歌ってるのか?と思うほどうまいんだけど、
久しく聞いてないよなぁ。追悼番組とかで流されないかな?

 関東では無理だろうけど、関西では絶対にどっかが追悼番組やってくれるはずだ。w

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確定拠出年金記録

 毎月、第一水曜日は確定拠出年金の記録。

100p=一ヶ月の拠出金額として、記録する。
(先月+拠出金+収益=今月)

            先月   拠出金  今月  収益
海外株式   3649      20        3792     +123
海外債券   3554      30        3640      +56
国内株式   3605      20        3723      +98
国内債券    3472      30        3490      -12
定期預金  3110       0        3110        0
合計         17391     100      17755    +264

 1月初頭の記録。

 今月もプラス継続。
円安がさらにすすんで、1ドル105円前後になってきている。
おかげで、海外資産の見た目の評価がかなり上がってきた。

 年明けすぐには、株ががくっと落ちたけど、
それまでがかなり高かったから、まだまだプラスで維持。

 先月、リバランスしてフラットにしたはずなのに、
あっという間にまたバランスが崩れつつある。(苦笑)

 いつまで円安傾向が続くかわかんないけど・・・
ちょっと海外資産の購入量を減らしておこうかな??
今月半ば時点の円相場をみて、円安が続きそうであれば、
購入割合の変更を検討する、ってことで。

 海外株式はともかく、売却時に手数料の発生する海外債券の
割合が増えすぎるのは、あまりよろしくないんだよね・・・。

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冬休み終わり

 短かった冬休みも終わり。
年末年始は仕事を忘れてゆっくりしていたが、
仕事が始まると、色々と大変だったことを思い出す。(苦笑)

.

 基本的には、嫁実家に帰っただけだ。
29日から帰るつもりだったが、下の子が体調悪かったので一日延期して、
30日から3日までで帰っていた。
 一日遅らせただけで、下の子はほぼ全快。

 今回は、天気にも恵まれた。
雪遊びできなくて、子ども達は面白くないかも知れないが、
帰り道に悩まなくてよいので、こっちは助かる。

 雪だと一人だけ新幹線で帰る気だったけど、
今年はちょうど3日に新幹線が止まる事件があったので、大変だったかもね。

.

 子ども達は、学童保育や幼稚園で預かってもらうこともできたが、
今回はほとんど、家にいた、というか、私か嫁のどちらかが休みだった。

 子ども達二人を連れて(嫁は仕事)、久しぶりにスケートに行った。
息子は、前のシーズンに一回行ってる。このときは私と二人だけだった。

http://tukutteha-mitamonono.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/post-6042.html

娘は、というと3年近く前に一回いったきり。

http://tukutteha-mitamonono.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-d0ce.html

.

 二人とも、二回目。
つーか、子ども二人、大人ひとりで何とかなるのか?と思ったが、
意外になんとかなってしまった。

 下の子は、前に行った時を覚えていたのか、てくてく歩くくらいなら問題ない。
少しくらい手を離しても大丈夫。
上の子は、最初は激しくこけまくっていたが、こちらもそのうちに慣れてきたのか、
一人で放置しても大丈夫な程度には歩けるようになった。
 つーか、娘のスピードが速すぎて息子がついていけないので、
娘は基本、一人で適当にすべっていた。
(娘いわく、早いほうがこけにくいらしい。)

.

 もっとも、息子の方が先に飽きてしまって、ちょっと大変だったが。
娘はまだまだ滑りたいのに、息子はもういいや、って感じで。

.

 実は、子ども達は冬休みの期間が微妙にずれている。
幼稚園の方が冬休みが短く、下の息子は月曜日から。
小学校は、水曜日から、なので、上の娘だけ開いていた。
 私は今日休みだったので、(嫁はやっぱり仕事)、
今日は娘と二人だけで、もう一回スケートに行ってきた。

 まぁ、ちょっとはうまくなっていたけれども、
どうも、前の時よりも私にひっついている時間が長い・・・。
もっと一人で勝手に滑ってくるかと思っていたが。

 なるほど、彼女がしっかりしているのは、「弟がいるから」なんだな。
前の時は、下の子が私にべったりだったから自立していたけど、
下の子がいないとなれば、私を独り占めできるからなぁ。w

 そうなると、甘えてくるのはしょうがないか。

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 今回は、リンスポに行った。(二人連れて行った時は車がなかったので難波に行った)
小さい子(といっても小学生~中学生)くらいの選手らしき子が何人かいて、
ジャンプの練習とか、スピンの練習とかしていた。
 もっとも、娘はそういうのはまったく興味なさそうだったけど。

 リンスポは、ソチ五輪代表の町田が本拠地にしているし、
高橋も昔はここで練習していたらしい。でかでかと「祝、ソチ五輪」みたいな垂れ幕があった。
興味があるなら子ども達にやらせてみてもいいけど、
本気でやるとものすごく金かかりそうだからなぁ。(苦笑)

 春休みにでも、無理やり時間とって短期教室にでも放り込もうかな?

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