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女子フィギュアの採点について

 もう一回だけ、フィギュアネタで。

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 浅田真央の素晴らしい復活劇で、メダル争いなんかもうどうでもよかったが、
一応、他の人についても。

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 浅田の後に滑った鈴木は、十分に持ち味を発揮したと思う。
ただし、調子としては決してよくはなかったはずだ。
連続3回転も入れてないし、ジャンプの難度もかなり落としていた。

 やっぱり、鈴木のベストは昨年末の全日本選手権だったんだろう。

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 それでも、8位に入ってしまうところが、鈴木のすごいところ。
男子の高橋と同じで、ベテランのうまさがある。
少々調子が悪くても、うまくまとめて、演技構成点で稼げる。
そこは、若い村上にはできない技だろう。

 村上は、連続3回転が決まったし、他のジャンプも派手に失敗は
していないけれども、鈴木よりも10点も下だった。
正直、鈴木、浅田のいない来期は日本女子は厳しいと思う。

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 さて、メダル争いはどうでもよかったが、
ロシアのソトニコワがとんでもないスコアで金メダル。
キムヨナは銀メダルに終わった。

 韓国では、採点に不正がある、と大騒ぎになっているようだ。
「韓国でやっていれば、キムヨナが金メダルだったはずだ」
という意見には、強く同意せざるを得ない。w

 いや、韓国でやれば絶対にキムヨナが勝つだろうよ。ww
ホームの選手が強いのは、ある程度は当たり前の話である。

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 採点表を見ればわかるけれども、
キムヨナって、技術点の基礎点がソトニコワより低い。
戦略として、ジャンプのレベルを落として、出来栄え点で稼ぐ戦略なので。

 例えば、コンビネーションジャンプ。3Lz+3Tは二人とも同じだが、
ソトニコワは、2A+3T(8.14),3F+2T+2Lo(9.24)を飛んでいるのに対して、
キムヨナは、  3S+2T(5.50),2A+2T+2Lo(7.04)。()内は、基礎点。
 ソトニコワが少々出来栄えが悪かったところで、この差は逆転できない。

 あと、キムヨナの弱点として、3Lo(ループ)ジャンプが入らないところ。
おそらく、苦手なんだろうな。Loを回避しているので、基礎点の少し低い
3S(サルコウ)を跳ばざるを得なくなっている、と。

 ま、採点競技なんだから、しょうがない。

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 さて、採点を言うならば、
なぜ、浅田真央はフリーで1位じゃないんだ、って話になる。
正直、1位でもよかったと思うぞ。

 1位出なかった理由のひとつは、演技構成点が伸びていないこと。
これは、おそらくショートの順位が悪すぎたことが原因だろうなぁ・・・。
優勝の可能性がない選手だと、どうしても低く出てしまうんだろう。

 もう一つは、戦略上の問題。
浅田は、「出来る限界目一杯」の技に挑戦するので、
どうしても出来栄え点(GOE)は伸びてこない。

 キムヨナは、GOEで稼ぐ戦い方だけど、基礎点が低い。

 ソトニコワは、そこのバランスがよかった、ってことだろう。
キムヨナよりも基礎点が高く、浅田真央よりもGOEを稼げる、
最適なプログラムだった、ってことかな。

 基礎点は、浅田66.34、ソトニコワ61.43、キムヨナ57.49。
GOEも含めた技術点は、ソトニコワ75.54、浅田73.03、キムヨナ69.69

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 採点に不正があった、、というか、もはやそういう競技だ、ってことだ。
もう、採点なんてどうでもいいんじゃない?
今回の浅田の演技には、みんなが感動したと思う。
オリンピックって、メダルだけじゃないんだよ。

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