エボラは日本に入ってくるか?
エボラ出血熱が、世界中で恐れられている。
アメリカで数人の感染者が出ているし、ヨーロッパにも飛び火している。
日本でも、感染疑いが出て、衝撃が走った。
検査の結果、陰性だったのでよかったけど。
.
実際、インフルエンザの時もそうだったけど、
こんなもん、水際で防ぐのは不可能に近いんじゃないだろうか。
日本にとって幸いなのは、流行地となっている西アフリカが
非常に遠い、ということだろう。
.
ただ、今後、日本で感染者が出るかどうか、と言われると・・・
可能性はゼロではないが、それほど高くない、と考える。
この件については厳密に調べている訳じゃないので、
感覚的に適当なこと言ってるだけだけど。
でも、新型インフルの時は、日本に入ってこない訳がない、と
思っていたし、事実そうだった。
.
とりあえず、インフルエンザとの違いを考えると、
おそらく、インフルエンザほどの感染力はないと思われる。
いまのところ、把握されている感染者数は西アフリカで1万4千人ほど。
死者は、5千人・・・もっと多いと思うが。
致死率は、5割近く、だそうな。
インフルエンザの場合は、症状がそれほど強くないので、宿主(患者)は
歩き回ってウイルスを広めてくれる。
エボラは症状が重いので、それほど広がらない、というのが一つ。
あと、潜伏期間中には感染力はない・・・らしい。
症状が急変してからしか感染しないのであれば、それほど伝播しないはず。
.
と、理論上ではインフルエンザほど爆発的に感染が広がるとは思えないし、
事実、それほど広がっていない。いや、地域的には広がっているけれども、
人数的にはそれほどでもないだろう。
ただ、やっぱり致死率が高いってのはそれだけでものすごくシビアだ。
エボラにかかった、と分かったらその時点で致死率50%との戦いになる。
想像すらしたくないな。
.
富山化学の抗ウイルス薬が効果があるんじゃないか?と言われている。
正直、やってみなわからないと思う。
投与して回復した例があるらしいけれども、ただの偶然かも知れないし。
基本的に、治療法は「ない」
対症療法でしのいで、あとは自前の免疫で病気に打ち勝つしかない。
正直、この病気相手に最前線に立ちたくはないな・・・。
まぁ、病状から考えて薬局に来ることはまずないんじゃないか、と思うけど。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント