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「王宮のささやき」

 ひさしぶりに、カードゲームを買った。

「王宮のささやき」
http://www.groupsne.co.jp/products/bg/dw/dw_how_to.html

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 対象年齢10歳以上。
ただ、ルールはそんなに難しくない。
遊ぶだけなら小学生でも可能かな、と思う。

でも、ある程度の年齢がないと「勝ち方」はわかりにくいと思う。

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 なんでこれを買おうと思ったか、というと・・・
私のよく読んでいる作家の山本弘氏の小説に出てきたから。

http://www.webmysteries.jp/special/biblio-01.html

 これの、第2部、第2話にこのゲームが出てくる。
(上記リンクから読むことが可能)
主人公が楽しく遊んでいるんだけど、
このシーンは明日香さんの「常に勝つための最善の方法を選ぶ」
という勝負にこだわる姿勢を強調していて面白い。
(このあと明日香さんはビブリオバトルでも圧勝する・・・)

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 面白そうなゲームだな、と思って調べてみると、
グループSNEの関連会社が手がけているカードゲームだった。
(山本氏は、SNE初期のメンバーで、現在は社友)
なるほど、まんまと策略にはめられたわけか・・・。w

 細かいルールなんかの説明は省略ってか、上記リンクから参照して。

 3人プレイと4人プレイでは、かなり感覚が違う。
3人だと邪魔が入りにくいので、6枚出し切りでの勝利も狙いやすい。
4人以上だと、誰かを潰した方が早い気がするなぁ。
もっとも、それだとなかなか差がつかないんだけど。

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 以下、雑感。

 道化師は、あれば早めに出しとけってとこかな。
王様が禁止してくる可能性があるから。

 メイドは、一番使いやすいと思う。単純な1枚チェンジ。
ただ、手札にダブりがない時は困るかも知れない。

 衛兵は、守備のカード。場から1枚バックだけど、
メイドを引き戻すのが一番使いやすいと思う。
メイド、衛兵、メイドで手札整理。

 執事は、使いこなすのが難しい・・・。
基本的には自分の場札を整理するために使うんだけど、
相手の場札を霍乱する効果も結構でかい。
何気なく使われた執事が、相手にとって致命傷になってることもある。

 将軍は、、クセのないカード。王様を左右するんだけど、
展開が比較的読みやすいから、割と安心して使える。

 会計士は・・・どうなんだろう。
基本的にはマイナス効果なんだけど。
初手会計士から、魔法使いで全交換、みたいなコンボもありかも。

 魔法使いは、最強だと思う。
あがりに行くなら、序盤に1枚交換とかで使っておくべき。
終盤に出すと、確実に殺される。
相手をつぶしに行くなら、決め手になりうる。
特に、相手の色の魔法使いは、即死攻撃が可能。

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 運の要素がかなり強いので、あまり深く考えずに
わいわいがやがややる方が楽しいんだろうけど、
(小説中の)明日香さんのように、「勝つための最善の手段を!」と
やっても、かなり奥が深そうだ。
 会計士で出てきたカードを全て記憶するのは当然として、
相手の執事や魔法使いの動向をチェックしておく、とかかな。

 一人勝ちを狙うなら、残り3枚くらいから自色コンボで
一気に勝ちきるのがよさそう。ヘタにリーチかけたら、
あっという間に狙われて潰されそうだし。

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