錦織、全仏もベスト8
スポーツより。
テニス4大大会のフレンチオープン。
第5シードの錦織は快調に勝ち上がりベスト8まで進んだが、
昨日行われた準々決勝で、地元フランスのツォンガに敗れて
ベスト8で終わった。
早期敗退はないんだけど、ベスト4より先も行けないなぁ・・・。
今回は、対戦相手にも恵まれていて、大チャンスだったんだけど。
このツォンガ戦。テレビ東京系で放送されていたので、
結局全部見てしまった。おかげでめちゃくちゃ寝不足だ。(苦笑)
.
ツォンガは、今でこそ世界ランク15位だけれども、
怪我でランキングを落としているところがある。
実際、2,3年前は普通にトップ10の常連だった。
地元、フランスということもあり、簡単に勝てる相手ではない。
実際、強かった。
ただ今回の敗戦は、錦織の自滅、と言ってよいと思う。
第1セット、錦織はサービスゲームを一つもキープできずに落とす。
第2セットに入ってもミスを連発して、調子が上がってこない。
いくらスロースターターとはいえ、エンジンかかるの遅すぎ。。
流れが変わったのは、第2セット終盤。
5-2とツォンガのツーブレイクアップの状況で、
事故が発生した。電光掲示板を支える板が強風で落下して、けが人が出た。
安全性の確認のため、試合は30分ほど中断。
この中断が、錦織にとって吉、と出た。
帰ってきた錦織は、全く別人のようなプレイを見せる。
というか、いつもの錦織に戻っていた、という方が正しい。
(今までが、おかしかたっただけで)
ツォンガのサービスゲームをあっさりブレイクし、次のサービスゲームもキープ。
これで5-4まで追い上げた。次のツォンガのサービスをブレイクできれば
このセットの行方は分からなかったんだけれども、ここでツォンガが踏ん張って
第2セットもツォンガが取った。
結果論だが、ここが一番の勝負どころだったように思う。
ここで第2セットを逆転で取れていれば、錦織が勝っていただろう。
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第3セット、第4セットは錦織のペースで、2セット連取してタイに戻す。
このあたりのゲームは非常に拮抗していたが、わずかに錦織が上回っていた。
おそらく、この二人の基本的な力関係はそういうことなんだろう。
ただ、この日のツォンガは素晴らしかった。
0-2の状況から、3セット連取して大逆転することは難しかった、と思う。
(だから、第2セットが勝負どころだった、という結論になる。)
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おそらく、最初から錦織が「普段の」錦織であれば、
試合は3-1で錦織の勝ち、くらいの力関係だったんじゃないかと思う。
ツォンガも良かったから、3-0のストレート勝ちは難しかっただろう。
ただ、地力としては錦織の方が上だったように感じる。
アウェーの洗礼か、風の影響か、自分を見失った錦織は、
自分を取り戻すまでに時間がかかりすぎてしまった。そこが敗因だろう。
まだまだ、錦織には足りない部分がたくさんある、ってことだな。
もちろん、ベスト8はそれほど悪い結果ではないんだけど。
チャンスがあっただけに、残念な敗戦だ。
次の大きな大会はウィンブルドンになるんだけど、
芝はあまり得意ではないだろうしなぁ・・・それこそ、ベスト8まで
残れれば御の字じゃないだろうか。(苦笑)
.
さて、フレンチオープンは続いている。
準々決勝残り2試合。絶対王者のジョコビッチと、クレーキングのナダルが、
準々決勝で対決する訳で。この試合は、さすがに地上波でやってくれないかなぁ?w
まぁ、寝不足がひどいから見るわけにいかないけどさ。
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