映画「バクマン。」みてきた
少し前の話だけど、映画「バクマン。」を見たので、
簡単に感想をのっけておく。
週間少年ジャンプに連載された、同名マンガの実写版。
アニメではなく、実写である。
少年ジャンプ作品で、ウチに全巻揃ってるのは、バクマンだけだ。(苦笑)
マンガ作品を実写にすると、原作ファンからはどうしても、
「あれがおかしい、これが違う」という意見は出るんだけど。
実際、文句つけようと思えばナンボでもつけられるんだけど、
全体としてみるならば、いい映画だったんじゃないかなと思う。
だいたい、映画化された作品を見るのは、原作ファンだけじゃないしね。w
逆に、映画から入って、コミックにいく人もいたっていいだろう。
というか、むしろ集英社としてはそっちを狙いたいところじゃないかな。
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原作はコミックス20冊。Eテレのアニメにしても、30分x75話あった訳で、
そんな内容全てを2時間の映画に詰め込める訳はない。
いかに、バクマン。の魅力を抽出して映画化するか、というところだ。
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私の感想をいうなれば、「いかにも少年誌のような映画」
少年ジャンプのテーマ「努力、友情、勝利」をまんま、映画にした感じだ。
特筆すべきとしては、女性キャラの大幅削減。w
ってか、ヒロイン以外、まともな女性キャラは誰一人でてこない。
原作では、もっと色々いるのに・・・。
2時間の映画では、登場人物を増やしすぎると訳わからなくなるから。
主人公とヒロインの恋愛にしても、あくまでサイドストーリーに過ぎない。
(特にラストは、原作とは全く違う終わり方をする)
ようは、男同士の友情で盛り上がる、いかにも少年誌な展開な訳で。w
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あとは、、当たり前だけど、漫画を描くシーンが多い。漫画家の話だから。
でも、そんなもん、どうやっても地味なシーンしかできない。
ここは、「音」がいい仕事をしていたと思う。
ガリガリと原稿を作る様子を、緊張感をもって魅せる。
CGも多く使われていた。
原作でも、それぞれのマンガ、漫画家のアンケートでの戦いは
重要なウェートを占めていたが、それを映画でどうやって表現するか?
これも、普通にやるとどうやっても地味になってしまうので、
かなり分かりやすく工夫されていた。
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なんとなく・・・だけど、スラムダンクのネタが多かったような気が。w
途中のネタもそうなんだけれども、
ラストの展開は、いかにも「山王戦後の湘北」みたいな感じだったし、
卒業式の黒板に描くマンガってのも、スラムダンクを連想させる・・・。
ってのは考えすぎかな?
まぁ、同じジャンプマンガなんだから全然問題ないんだけど。
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