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アベカエサルとインカの黄金

  (ボード)ゲームの話。

 実は、数ヶ月前からとあるボードゲームサークルにお邪魔している。
すっかり、趣味の一つとなりつつある。
こういうゲームって、遊ばせてもらうだけならお金がほとんどかからない。
図書館と並び、お金のかからない娯楽である。

 ただし、そのうちに自分でもゲームが欲しくなって、
お金を使うようになると思われる。w
一応、自分ルールではボーナスのたびに1つ、と決めてるんだけど。
(つまり、年間で2つだけ)
 

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 先日もゲーム会に、娘(9歳)と二人で行ってみた。
そこで、「アベカエサル」と「インカの黄金」を遊ばせてもらった。

いや、ほかにもたくさん遊んだけど、あえてこの二つを記事にするのは、
つい最近、そんな記事を書いたからだ。

 山本弘さんの小説「詩羽のいる街」の2話に出てくるボードゲームが、
「アベカエサル」と「ダイヤモンド」の二つ。
いつかやってみたいなぁ、と書いたのだが、それが叶った。

「ダイヤモンド」の方は入手が困難なんだけど、リメイク版として
出てきたのが「インカの黄金」になる。ルールは全く同じ。

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 アベ・カエサルの説明は・・・「詩羽のいる街」をそのまま引用してしまおう。
(以下、文庫版、P187より引用)

 スゴロクみたいにコースを3周する。ただし、サイコロじゃなく数字を
書いたカードを三枚持ち、そこから一枚出して進む。進めるのは前か斜め
前だけで、横に動いたりバックはできない。他の人が止まっているマスは
通過できない。カードは一枚使うたびに補充。いちばん大きいのは六の
カードだけど、先頭を走っているときは六を出せない……。

確かに簡単で、すぐに覚えられた。あたしはちょっとしらけた。
こんな単純なゲーム、面白いわけじゃない。

 でも、ゲームがはじまってしばらくすると、甘かったことを思い知らされた。
単純だけどけっこう奥が深いのだ。特に、「他の人が止まっているマスは
通過できない」という制限がきびしい。コースの幅が一マスしかないところ
に誰かが止まってしまうと、後の人は前に進めない。幅が二マスのところ
でも、誰かに内側のコースに入られてしまうと、マス目の多い外側の
コースを走らなくてはならなくなって、遅れてしまう。

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 引用終わり。

 このゲーム、カードのセットは全員同じだし、全部のカードを使うので
最後は必ず熱戦になる。ただ、外側のコースばっかり走っていると、
カードが足りなくなってゴールできない、という事態が発生しうる。
 今回は、私と娘(9歳)を含む5人でプレイしたけれども
私は、娘にはその辺はあえて教えなかった。
案の定、娘だけがゴールできずに最下位になってしまった。(ひどい)
 でも、このゲームではみんな、必ず最初に通る道だろうから。w

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「インカの黄金」は、さらに単純なゲーム。
宝石の眠っている洞窟に、プレイヤー全員がもぐっていくんだけど、
プレイヤーが選択するのは、「まだ進む」か「キャンプに帰る」の二択だけ。

 これも、詩羽から引用する。(文庫版P186-)

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 こっちは坑道に入って宝石を掘るゲーム。深く潜るほどたくさんの
宝石が手に入るけど、どこかで引き返さないと、そのうちサソリやヘビが
出てきたり、落盤事故が起きたりして、それまでに手に入れた宝石を全部
失うことになる。どこで引き返すかという決断が悩ましい。これを五回
繰り返して、獲得した宝石の合計を競う。
 面白いことに、男の人たちは欲が深いと言うか冒険好きと言うか、
一攫千金を狙って深くもぐろうとして自滅することが多い。
あたしは適当なところで引き返して、着実に宝石を稼いでいった。

.

 引用終わり、と。

 こちらは6人でプレイしたけれども、娘がトップで終わった
偶然なんだろうけど、娘の引き際が絶妙すぎる。

 最初に帰るようなチキンではないし、かといって最後まで残っていて
0点で終わることもない、という……。
というか、娘が帰るとだいたい、その直後にアクシデントが発生した。
未来(カード)が読めているかのような引き際のよさに、
最後は、「この子(娘)が引き返したらもう危ない」という雰囲気になって、
全員がびびって引き返して終わった。w

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 ちなみに、いつでも子どもと一緒に参加するわけじゃない。
子どもが混ざってしまうと、どうしても難しいゲームはやりにくいし。
人によっては、手加減してしまうこともあるだろう。

 子ども相手に、妨害プレイはちょっとやりにくい。
もちろん、勝つためになら躊躇しないだろうけれども、
攻撃する相手を選択する余地があるなら、
あえて子どもを狙う人は少ないんじゃないかと。
 大人ばっかりの中に娘が入り込んであっさり勝つのは、
運だけじゃぁないだろうよ。(苦笑) 
まぁ、子どもだと油断してやられる、というパターンもあるけど。w
 

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