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平成28年度診療報酬改定

 ニュースより。

来年度の診療報酬改定、改定率が発表された。
全体ではマイナスだけど、本体部分はなんとかプラス。

診療報酬本体 +0.49%

医科 +0.56%、歯科 +0.61%、調剤 +0.17%

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 調剤も、一応はプラス改定らしい。

薬価はというと、▲1.22%

トータルでは、もちろんマイナスになる。

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 なお、この改定率に含まれない数字として?

新規収載された後発医薬品の価格の引下げ、
長期収載品の特例的引下げの置き換え率の基準の見直し、
いわゆる大型門前薬局に対する評価の適正化、
入院医療において食事として提供される経腸栄養用食品に係る
入院時食事療養費等の適正化、医薬品の適正使用等の観点からの
1処方あたりの湿布薬の枚数制限、費用対効果の低下した
歯科材料の適正化の措置を講ずる。

 とされている。

 前々から聞いていた財務省の案なんかみていると、
調剤はどうやっても本体プラスになりっこないと思っていたが、
かろうじて?本体プラス、になったのかな?

 とはいえ、この改定率に関係ないところで、
「大型門前薬局に対する評価の適正化」
とか
「1処方あたりの湿布薬の枚数制限」
とかが入るから、この辺の影響まで考えると、プラスといえるかどうかは謎。

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 しかし、湿布薬の枚数制限、って本気で言ってるみたいだね。w
まぁ、以前にあった「予防目的のうがい薬のみの処方禁止」に比べると、
まだマシかも知れないけどさ。
 そんな細かいところを叩いてどうするってのさ。w

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 薬価の方は▲1.22%だけど、このほかに、

市場拡大再算定による薬価の見直しで▲0.19%、
年間販売額が極めて大きい品目に対応する市場拡大再算定の特例
の実施により、▲0.28%

 って、これはメーカーにとってはかなり厳しいんじゃないかなあ?
ようは、「売れすぎた医薬品や、高い医薬品は値段を下げますよ」ってことでしょ。
でも、湿布やうがい薬なんかよりも、確実にお金を節約できるよね、これ。

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 細かいところは、年明けから徐々に決まっていくんだろうけど、
調剤はプラスになりそうなところがあんまりなかったような。
ってことは、マイナスにするところを緩めてくれるのかな?
そうでなけりゃ、どうやっても本体プラスになりそうにないからな。

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