バドミントン、メダルの期待された桃田が違法カジノ賭博で処分
ニュースより。
近年、バドミントンにも注目が集まりつつあった。
さきがけになったのは、オグシオ、のペアからだと思うが、
その後も、主にダブルスで活躍する日本人がでてきたいた。
ロンドンでは、女子のダブルスで銀メダルを取っている。
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そんななか、シングルスでも強い選手がでてきていた。
桃田選手は、4/7の世界ランキングで2位。
今年行われる、リオ五輪でのメダルが十分期待されていたのだが、、
一転して、スキャンダルになった。
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NTT東日本のバドミントン部の先輩である田児に誘われて、
違法カジノ店で賭博をしていたことが明らかになった。
この結果を重く受け止めた日本バドミントン協会は、
田児には無期限の登録抹消。
桃田には、無期限の試合出場停止処分とした。
当然、今年のリオへの出場はなくなった。
記者会見の場で、田児は、
「桃田にもう一度チャンスを与えてやってください」と言った。
偽らざる本心だろうなぁ。
バドミントン会の金の卵である桃田を、自分が汚してつぶした訳だから。
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この処分が厳しすぎるかどうか・・・?
正直わからないけれども、妥当な線ではないかと思う。
プロ野球選手で野球賭博に関連した選手がもっと重い処分を受けているが、
あれは、違法ということもあるけれども、自分達の商売道具である「野球」賭博
であったことも大きいだろうよ。
実際にはなかったにしても、八百長を疑われても仕方ないから。
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おそらく、問題になったのは賭博行為そのものというよりも、
「違法カジノ店」に出入りした、ということだろう。
賭博そのものは、もちろん犯罪だけれども、
例えば、麻雀とかでお金かけた、とかなら、
よっぽどの額でなければ、それほどの問題にならないだろうよ。
ある程度なら、みんなやってることだし。
ただ、「違法カジノ店」となると、ハードルが極端に高くなる。
普通、一般人はそんなところに出入りすることはないし。
また、反社会的勢力(いわゆる暴力団)とのつながりも考えられる。
それはさすがに、オリンピックを目指すアスリートとしては、
あってはならない関係だろうよ。
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桃田選手の今後がどうなるか分からないが、、
田児と違って、ギャンブル依存症でギャンブル漬けだった、という
ことではなさそう。少し興味をもって、誘われて少し遊んで痛い目を見ただけ。
年齢を考えても、社会復帰するチャンスを与えてやっていいと思う。
復帰への道は、非常に厳しいものになるとは思うし、
復帰できるかどうかも分からないが、
なんとか社会に認められるまで更生して、
東京の五輪を目指してもらいたい。
それが、バドミントン協会の思惑ではないかな、と思う。
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