大逆転(みのがし)
女子バレーボール、リオ最終予選。
8チーム中4チームもいけるし、なんとかなるよね、と思っていたら、
3戦目、韓国戦でまたしてもやらかしてしまった。
4年前の最終予選以来となる、韓国戦での敗北。
これで、アジア1位の座は危うくなった。
それでも、まだまだチャンスがなくなった訳ではない。
切り替えて、と思っていたんだが、
タイ戦でまさかの大苦戦。
昨日は仕事だったので、この試合はほとんど見ていない。
タイが強くなっていたのはなんとなく知ってたけど、
日本をここまで追い込むとは思っていなかった。
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私がテレビをつけた時点で、
ファイナルセット(!)。しかも、日本劣勢3-8くらいだったかな。
こりゃ無理だわ、とチャンネルを変えた。
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あとでニュースみてびっくり。あそこから逆転勝ちだぁ??
くそぉ。頑張って見ておけばよかった。w
バレーボールは1セット25点先取なんだけど、
ファイナルセットは15点。
あっという間に決着がつくので、正直3点差でもかなり厳しい。
テクニカルタイムアウトの時点で5点差なんて絶望的だ。
最終的には、6-12の6点差までいってから、
日本が一気に8連続ポイントをあげて、奇跡の大逆転、となったらしい。
みのがしたけど。w
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真鍋監督は「何十年に一回」と評した逆転だけど、
私は、ほんの8年前にそれ以上の逆転を見た記憶がある。
セットカウント2-1の第4セット。24-17でマッチポイント。7点差。
ここから負けたチームがある。
ほかならぬ、日本代表である。w
男子だけどね。
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北京オリンピック最終予選の初戦、日本対イタリアの試合でそれはおこった。
当時は(今も)格上だったイタリア相手に日本がまさかの大善戦。
イタリアに勝てれば大きい。で、7点差のマッチポイント。
こっから負けるのが日本なんだよ。w
それほど覚えていない人が多いのは、
負けても仕方ない、と思っていた格上相手の初戦だった、というのと、
この後も日本は快進撃を続けて、最終的に16年ぶりのオリンピック行きを
決めたからだろうな。終わりよければ全てよし。
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女子の日本代表で気になるのが、長岡と迫田の使い分け。
長岡は、(比較的)若いけど、日本の得点源、というイメージ。
サウスポーで、がんがん点を取っていく。
でも、韓国戦やタイ戦では途中から迫田に代わっていて、
この迫田もバックアタックが素晴らしい。
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じゃ、二人同時に使えばいい、とはいかないんだよね。
基本的に、この二人、同じタイプの選手なので。
具体的には、セッター対角(ライト)というポジション。
この二人を同時に出すと、誰がサーブレシーブ取るねん、と。
守備が崩壊してしまう訳で。なかなか難しい。
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もう少し、新しい選手が出てきて欲しいところではある。
世代交代の問題だなぁ。
セッターは竹下の後継者選びにずいぶん時間がかかってしまったし。
木村沙織を脅かすほどの選手もでてこない。
センターもそう。ママになって復帰した荒木が不動のレギュラーって。
どんだけベテラン頼みなんだよ、と。
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最終予選は残り3試合。油断はできないが、山場は越えたかな。
タイに負けてれば危うかったけど。あと一つ勝てれば、9割がた決まり。
最後までもつれるのは嫌なので、すぱっと決めて欲しいな。
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