バレー男子、リオ逃す
男子バレーボールのリオオリンピック世界最終予選。
日本は初戦でベネズエラに勝ったが、その後、
中国、ポーランド、イラン、オーストラリアに4連敗。
昨日、オーストラリアにストレート負けしたことで、リオの可能性はなくなった。
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もともとの実力からして、厳しいとは思っていた。
地元の地の利をいかしても、確率は5割ないだろう、と。
負けた試合は全体的に力負けだ。
ただ、「もう少し、歯車が組み合っていれば」と思うところが多かった。
今の日本の実力だと、歯車ががっちりとかみ合わなければ
なかなか勝つことは難しい。
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「あと1枚」コマが足りないように思った。
昨年のワールドカップで善戦できたのは、
石川、柳田の若手二人の活躍が大きかった。
今回、柳田はおそらく100%の状態ではないだろう。
そうなると、負担は全部石川にかかってくることになる。
日本バレー史上の逸材とはいっても、
エースが一人ならそりゃ、止められるよ。
石川と柳田、この二人が万全であったならもっと勝負になっただろう。
昨日のオーストラリア戦、第3セットは怪我で石川を欠いた状態。
かわりに入った柳田が頑張ったけれども、届かなかった。
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あとは、センター。ミドルブロッカー陣。
二人ともとは言わない、一人でいいから、エース級が欲しい。
セッターは、深津、関田とも悪くなかったと思う。
欲を言えば、関田にもう少し身長があれば、というところだが。
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あとは、サーブ力。
サーブミスが多いのは仕方ないにして、入っても簡単にセッターに返されちゃね。
ブロックもできないんだから、サーブで崩さないとどうにもならん。
やっぱり、あと何か一つがたりない。
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4年後は、東京。ってことは、開催国枠で出られるってことか。
でも、そんなのに甘えていてはいけないだろう。
メダルとは言わないまでも、せめてベスト8に残るくらいの実力はつけて欲しい。
幸い、若手にいい選手が多い。
彼らが伸びてきてくれれば、4年後は世界相手に戦えるはずだ。
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