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デビスカップ観戦記

 男子テニス、国別対抗戦デビスカップ。

日本は春に行われていた1回戦で前年優勝のイギリスとあたり、
1-3で敗戦していた。

 で、入れ替え戦に回ってきた。相手はウクライナ。
正直、それほど強い印象はない。
すくなくとも、昨年、アウェーでやったコロンビア戦の方がきつかった。
最後の第5戦で、ダニエル太郎がからくも勝利して
ワールドグループ残留を決めていた。

.

 しかも、今回ウクライナはエース級のドルゴポロフが不在。
現在の世界ランクは58位でウクライナ2番手とはいえ、
過去最高は13位という選手。トリッキーなプレイヤーでダブルスも得意。

 デビスカップは、初日でシングルス2戦。二日目にダブルス1戦。
三日目(最終日)にシングルス2戦で、3勝した方の勝ち。

 日本チームの勝ちパターンは、錦織でとりあえず2つ勝って、
残りの1つをダブルスがシングルス2番手の選手が勝てれば……、というもの。

 ウクライナ側からみると、ドルゴポロフがいなければ
錦織(世界5位)に対抗できるシングルスの選手はいない。
ということは、錦織が出てこないシングルス2つとダブルスで勝てばよい。

 というわけで、初日のシングルス1.
日本はおそらく錦織でくるので、負けても構わないスミルノフ(世界321位)
シングルス2には、先週の全米オープンでベスト16に入り、
世界ランクを50位まであげたマルチェンコで勝負。

 二日目のダブルスにスタコフスキー(シングルス世界ランク105位)を
とっておく、という戦略だった。

.

 ところが、日本は予想外の手を打ってくる。
初日、まさかの錦織温存だ。
もちろん、先週全米で激闘を繰りひろげた錦織に疲労が残っていた、
というところはあるだろう。
 でも、おそらく、監督は、
ウクライナ相手なら、西岡、ダニエル太郎の若手二人でも十分、
勝算がある、と読んだのではないだろうか。

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 しかし、ウクライナもこれをみてオーダー変更。
シングルス1、捨て石だったスミルノフから、スタコフスキーに変更。

 これで、実際の組み合わせはこうなる。

シングルス1  ダニエル太郎(88位)vs スタコフスキー(105位)
シングルス2  西岡良仁(96位)   vs マルチェンコ(50位)

 あわよくば、初日で2連勝を狙った訳だ。
日本としても、初日で2敗は一気に苦しくなる。
少なくとも1-1で、二日目のダブルスに錦織を投入して勝利を狙う。
状況によっては、三日目にも錦織を使えば確実に勝てそうだ。

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 結果は、日本側に吉と出た。

 ダニエル太郎は、第1セット、先にブレイクされたものの
ブレイクバックに成功する。びしっときめるウィナーは少ないものの、
スピンの利いたボールで、相手のミスを誘うプレイ。
 スタコフスキーは片手バックハンド。
スライスはうまいんだけど、結果としてミスが多かった。
タイブレイクの末、ダニエルが1セット取った。

 第2セットはキープ合戦。スタコフスキーのサーブがまともに決まると
ダニエル太郎は対応ができない。サーブアンドボレーがよく決まっていたし、
ドロップショットの効果的だった。太郎ちゃん、ポジションが基本後ろだし。

 ただ、ダニエル太郎もブレイクを許さない。サーブも強いし、安定感があった。
ここもタイブレイクのすえ、最後はダニエル太郎が取った。

 第3セットは、太郎ちゃんの一方的な展開になり、6-1.
気持ちよく試合を閉めて、ウクライナの思惑を打ち砕く貴重な1勝目。

.

 続くシングルス2.西岡は期待の若手。
錦織をサウスポーにして一回り小さくしたような感じ。w

 ちょこまかと動き回るフットワークと切れ味のいいストロークが持ち味。
ただし、サーブはお察し・・・と思っていたんだけど、
この試合では結構エースをとっていたな。

.

 第1セットは西岡が少ないチャンスをいかして競り勝った。
追い込まれて、ブレークポイントを握られてからの粘りがすごい。
ただ、サーブ力、パワーは明らかにマルチェンコが上。
マルチェンコの1stサーブの確率が問題で、
これが決まってくると西岡は何もできない感じになる。

 第2セットは力負け、といった感じで落として、第3セット。
2-2で迎えた第5ゲームが、ポイントだった。

 マルチェンコのファーストサーブがわずかに外れる。
→判定に不服のマルチェンコがチャレンジして失敗。
→2ndも外して、ダブルフォルト。
 この流れを、2回連続でやってしまった。(苦笑)
もう、棚ぼたとしか言いようのないチャンスだ。
それでも、あっさりとブレイクを奪えるほど、マルチェンコは甘くない。
西岡も食らいつき、何度もデュースが続く展開。
 そこで、マルチェンコがこのゲーム3回目のダブルフォルト
西岡はこのチャンスを活かし、ブレイクに成功。

 第3セットは、この虎の子の1ブレイクを守り切って、6-4で取る。
この時点でセットカウント2-1.1セットアップ。

.

 第4セットは派手な展開になった。
第2ゲームをブレイクしたマルチェンコが2-0でリード。
しかし、西岡がすぐにブレイクバックし、2-2まで戻す。

 ここから、マルチェンコが第6ゲーム、ブレイクを含む3ゲーム連取。
5-2.これは、フルセットかなぁ、と思った。
ちょっとぼーっとしてたけど、マルチェンコのセットポイントが
何回もあったような記憶がある。しかし、西岡はすべて防いだ。

 第9ゲーム、マルチェンコのサービング・フォーザセットを
粘りに粘ったあげく、西岡がブレイクバック。第10ゲームもキープし、
5-5のタイにまでもっていった。

 結局、その勢いのまま第11ゲームも西岡がこのセット3度目のブレイク。
12ゲームも危なげなくキープして勝利。
2-5から、5ゲーム連取して7-5での勝利。

 これで、日本は錦織を温存して若手二人で2勝。最高の立ち上がりとなった。

.

 錦織は出なかったけどね。。

.

 いや、この試合、大阪の靭テニスセンターで行われていた。
日本で、しかも私の地元、大阪で錦織の試合があるなんてことは、
そうそうあることではない。エキシビジョンマッチならともかく、
デビスカップはガチンコ勝負やからね。

 私もそうだけど、私の両親も姉も、テニスを見るのは好き。
このチャンスを逃してなるものか、と何とか金曜日のチケットを4枚抑えた。
なぜ金曜日かというと、平日の方が競争率が低いんじゃないか、と読んだから。
土曜日はダブルスだから、たぶん錦織は出てこないだろうし、
最終日の日曜日は、競争率高そう。
 で、金曜日一点勝負で何とかチケットを確保した。
家族とスポーツ観戦なんて10年以上、下手すれば30年以上なかったことだ。

 しかし、そこに襲い掛かるのは秋雨前線
会場は屋根がないので、雨降ったら順延になる。(苦笑)
もちろん、チケットは払い戻されるだろうけど、、
そのまま別の日にスライドで購入できるわけじゃない。
 ようは、雨降ったらそれまでだった訳だ。

 天気予報は、ずーーっと「降水確率40%」だった。微妙。
しかも、台風が新たに発生したりとか。
それでも、なんとか雨を回避して会場までたどり着いたが、、

 まさかの、錦織温存。w
(もっとも、前日にはネットニュースでつかんでいた情報だったが)
一気にテンションが下がった。

 もっとも、それはチケット買った瞬間から承知の上だったけど。

オリンピックや全米でケガをすれば、もうそれで終わりだったし。
ケガはなかったけど、活躍しすぎて疲労が残ってしまった。orz
しかも、そのうえ相手もエース不在。

 うーん、これはもう仕方ないね。
観戦前には気持ちを切り替えていた。

 錦織の試合は、その気になればテレビでいつでも見られるけど、
西岡や太郎ちゃんの試合は、まだ中継されることすらないからね。
そんな二人の試合を生で見られたんだから、それでよしとしよう。

 しかも、気持ちよく勝ってくれたし。
ダニエル太郎は、もちゃもちゃっとした試合だったけど、
第3セットは圧倒していたし。
西岡も、最終セットの5-2から、粘りに粘っての逆転。
会場も一体になって応援していた。
 そりゃ、錦織の試合が見られなかったのは残念だけど、
今日の二人は、十分、お金に見合うだけの試合を見せてくれたと思う。

.

 さて、まったく初めてのテニス観戦だった。
失敗は、とにかく暑かった。これに尽きる。日差しを遮るものがない。
9月半ばだとまだ暑いんだよ。夏の甲子園を思い出すような暑さだ。
観客席ですら。これ、選手はもっときつかったと思う。
ウクライナの選手の方が、暑さには慣れてなかったんじゃないかな。

 あとは、デビスカップは鳴りモノの応援が入る。
あちこちから声援が飛ぶのも、聞いていて面白かった。
何より、ウクライナ応援団。完全アウェーのなか、よく盛り上げていた。
何言ってるのかわからんかったけど。
数十人vs数千人の戦いとは思えないほど、いい応援だった。

 観戦マナーについて。
「ため息ばっかりー!」(by クルム伊達公子)
ごめんなさい!どうしても、ため息でてしまいます!
いや、できるだけ出さないように意識してるんだけど。

 基本的には、プレイ中は一切の音を出さないのがマナーなんだが。
……後ろの大阪のおばちゃんが、とにかくうるさかった。w
しかも、テニスに関係ない話もぺちゃくちゃと。ww

 でもまぁ、これは大阪だから仕方ないかと……。
それこそ、甲子園で阪神戦でも見てる感覚なんだろうか。
(さすがに、ヤジ飛ばすような人はいなかったが。w)

 あと、テニスのチャレンジシステム。
あれは盛り上がるわ。今回のチャレンジ、ことごとく日本側に有利な判定
だったので、余計に盛り上がった。
(それこそ、機械おかしくないか?と疑われるほどことごとく。w)

 食事は、周りに屋台が出てたけど、コンビニで買った人も多かったみたい。
基本、持ち込んで隙を見て食べる。ってことらしい。
暑いので水分の摂取は必須なんだけど、トイレの混雑(特に女子トイレ)
はひどかったから、あまり取りすぎるのも、難しいね。

 次回(本当にいつあるかもわからんが)の参考にしたい。

.

 錦織は、開会式の時のほか、
基本的には日本ベンチ(?)で応援していたっぽい。
いや、それらしき人がいるのはわかるが、顔を認識できるような
距離ではなかったので。

 いつか、四大大会を見に行きたいなぁ。
もう少し身近な夢では、楽天オープンかな?それでも難しいけど。

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