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2017年7月

内閣支持率急落?

 ニュースより。

 安倍内閣の支持率が急落しているらしい。
メディアによって差はかなりあるけれども、
政権に好意的な読売でさえ、不支持が支持を上回った。

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 森友問題から始まって、加計学園の問題も長期化している。
今日も、国会で弁解していた。
あと、周りの大臣(特に防衛相)に対する風当たりも強い。

 なんか、第一次安倍内閣の末期に近い雰囲気になってきた。
あの時も、お友達内閣とか言われてた。
大臣がいろいろと足を引っ張ってくれた。

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 でも、正直この「支持率」ってどういうことなの?と思う。
私は、徹頭徹尾、安倍さんのことは支持していない

 自分の中で、安倍さんに対する感情は変わっていない。
森友問題にしても、加計問題にしても、
「それで?」って感じ。全く興味はない。

 いや、国政運営の中では、そんなの大したことじゃないでしょ。
もっと大事なことはいくらでもあるんじゃね?

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 それでも支持率が下がってるってことは、
私が思う「大したことない」ことで、安倍さん不支持に回る人たちが
割と多かったってことだよね。

 支持率の数字自体が捏造だ、なんて話もあるけど、
各社同じような調査をやって、かなり違う数字が出るんだから、
それは「そういうもん」なんじゃないの。

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 ただ、安倍さんの進めようとしている改憲には、
もうストップがかかっているんじゃないだろうか。
もはや、改憲なんて言っていられる状況じゃないと思う。
それでも、安倍さんは改憲を目指すのかな?

 参議院選挙は去年やったとこだから、次は再来年。
衆議院選挙は、前回が2014年ってことは……。
任期は来年まで、だな。
(名目上)改憲勢力が、衆参ともに3分の2を取っていたはず。
次回の総選挙で、改憲勢力が勝てる保証はないので、
やるならそれまでにやらないといけない。

 もういっそのこと、改憲への道筋を全部突っ切って、
総選挙と同時に国民投票やっちゃって欲しい。w
そうすれば、さすがに投票率も上がるだろうよ。

 ま、なんとなくそうなりそうな気はしないけど。
安倍さんが、正面突破してくる気がしないんだよね。

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 ただ、ここで状況全部無視して、かつてからの念願の改憲に
一直線に突き進んだとしたら、私はそれはそれで評価するぞ。w
賛成するかどうかはともかく、ね。

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2018年度からキッズウィーク。本気?

 ニュースより。

 今年5月くらいに、キッズウイークなる言葉がニュースにでてきてた。

「キッズウイーク?」(2017.05.25)
http://tukutteha-mitamonono.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/post-e499.html

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 ところが、この後いっこうに情報が出てこない。
具体的にどうしようという話がまったくない。
いや、本気で来年度から始めるつもりなら、
もうちょっと具体策作らなあかんのとちゃうの?

 あまりにも放置されているので、
これはもう、なかったことにされるやつかな、と。w

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 でも、昨日、また安倍さんが強調したらしい。
あちこちのテレビでニュースになっている。

 え、本気でやる気なの?と。しかも来年度から?

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 プレミアムフライデーが(事実上)さんざんな失敗に終わったのに、
またやるのか、という思いは強いが。

 ただ、こっちは子供を休ませる分、確実に巻き込まれてしまう。

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 休みの分散?それはいいことだと思うけど。
でも、どれくらいの規模で分散させるのかね?そこがポイント。

 どれくらいの人たちが、5日も有給休暇取れるんだろうか??

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 人手不足がひどい業界はどうすればいいんだろう?
特に、主婦パートに頼っている外食とかスーパーマーケットとか。
同じ週に、いきなりみんなで有給休暇って言われても無理に決まってる。
夏休みなら、まだ分散して取れるかも知れないけど。

 本気でやる気なら、どうやれば実現できるかなぁ?

……せめて、2日くらいで勘弁してくれないかな。ダメ?w
土日含めて9連休とかされても困るだけだよ、ホント。
海外旅行でも行けってこと?そもそもお金ないのは仕方ないとして、
海外旅行に行かれると日本国内の消費が増えないんじゃないのか?w

 小学校単位のバラバラな設定で、「2日」だったら、
なんとかフォローできるかも知れない。

 そういえば、「創立記念日」って昔は休みだったんだけど、
今は普通に学校あるみたい。
ああいう、「学校独自の休み」を二日くらい増やすだけなら、
休みがかなりバラバラになるから何とかなるかも。

 それでも、中小の事業所はなす術ないだろうけど。

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 うーん、本気でやる気なの?本当に?

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「蜜蜂と遠雷」

書籍の紹介。

「蜜蜂と遠雷」

(リンク←amazon)

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 直木賞と、本屋大賞のW受賞となった。史上初のことである。
直木賞はともかく、本屋大賞はねぇ……。
個人的には、恩田さんみたいにガッツリと実績がある人じゃなくて、
「さすが書店員さん」というような、埋もれている才能を掘り起こして
欲しいんだけどな。

 恩田さんは、本屋大賞自体も2回目になる。
「夜のピクニック」で第2回本屋大賞受賞済み。
同じ人が本屋大賞を2度受賞するってのも、史上初

.

 結論を先に。
この「蜜蜂と遠雷」は、直木賞、本屋大賞をW受賞して当然の作品だ。
本屋大賞の選考では、(投票だけど)当然、2回目であることや
直木賞受賞作であることも考慮に入ってるだろう。
 それでも、「今、一番売りたい本」と考えた時に、
この作品を上回る作品がなかったってっことだろう。

 それくらい、この作品は突出していた。

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 受賞を知ってから、恩田さんの作品は主に図書館で読んでる。
「夜のピクニック」は確かに面白かった。
すかっとした、読後感のよい青春小説。

 ただ、恩田さんの作品はそういうものだけではない。
いくつか読んだけど、かなり幅の広い作家さんだと思う。
ホラーっぽい作品もあるし、ドタバタコメディもあるし。

 デビュー作の「六番目の小夜子」は、かなり強烈で、
おいおい、そのラストでいいのか、と思った。
もやっとしたものが、いっぱい残る終わり方だったので。(苦笑)

 よく言えば、余韻を残す終わり方とも言えるけどね。

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 で、蜜蜂と遠雷。
これは、図書館で待つと1年かかりそうなので購入した。
他の作品を読んでも、評判を聞いても、間違いなく面白いだろうし。

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 最初に、その本の厚さにビビる。w
500p超、しかも二段組み(1ページが上下に分かれてる。文字多い)
なかなかの超大作だ。(苦笑)
でも、二日で読み切ってしまった。しかも、普通に仕事してる平日の二日で。w
休日だったら、間違いなく一日で読み切っていただろう。

 ピアノの国際コンクールの話。
3年毎に開催される、若手の登竜門となる芳ヶ江国際ピアノコンクール。
そこに参加するコンテスタント(コンテストに参加する人)の群像劇。

 主人公格は4人。

 養蜂家の父とともに各地を転々としていて、
まともに音楽教育を受けていないが、有名な巨匠の弟子であり、
今までのクラシックを破壊する衝撃のある少年、風間塵16歳

 天才少女として国内外のジュニアコンクールを制覇しCDデビュー
しながらも、13歳で母を亡くし一線から退いた栄伝亜夜20歳

 楽器店勤務のサラリーマンで妻子もおり、
コンクール年齢制限ギリギリの高島明石28歳

 完璧な演奏技術と音楽性で優勝候補、ジュリアード音楽院の
マサル・C・レヴィ・アナトール19歳

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 ほか、審査員側の話もあれば、調律師の話もあり、
ステージマネージャーの話もある。(この人がまたカッコイイ

 1次予選で90人から24人に絞られる。2次予選では半分落とされ、
3次予選に進むのは12人。本戦まで残るのは6人。
徐々に絞られていく感じがたまらない。

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 基本的にネタバレはしない方針だけれども、
一つだけ。これ、前半のかなり早い段階ででてくるからいいでしょ。

 亜夜とマサルは「マーくん」「アーちゃん」と呼び合う幼馴染み。
10年以上前にマサルがフランスに渡って以来、消息不明だったが、
このコンクールでいきなり再会する。

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 もうね、ベッタベタのシチュエーションでしょ、それ。w
あまりにも王道すぎる。ww
この再会エピソードは、クライマックスではない。
むしろ、序盤の布石の一つに過ぎない。なんて贅沢な。

 他にも、展開的に「これは王道だよなぁ」と思うシーンは多い。
誰がどうなるのか、ある程度読めてしまうところもある。

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 でも、王道はみんなが好きだから王道なんだ。
オリジナリティを目指して奇をてらう必要はない。
風間塵のような、「業界外からいきなり出てくる超新星」とか、
高島明石のような、「努力している苦労人」みたいな設定も、
ありきたりと言えばありきたりでしょ。

 それでも、恩田さんはそれを面白くかけるから問題ないんだ

.

 盛り上がるのは、第三次予選までで、
実は本戦に入ると、少しだれてくる感じがある。
でも、コンクールを描くとそれも当たり前かもしれない。

 もちろん、優勝争いも気になるけれども、
どちらかというと、「入賞できるかどうか」に
みんな力を入れていた感じがするし……。

 現実のコンクールもそんなもんかもね。
本戦は、おまけ、みたいな。w

 読んでいるこちらとしても、
正直なところ本戦までたどり着いてしまうと、
別に誰が勝ってもいいかなぁ、と思ってしまった。(苦笑)

 それよりも、ああ、この物語も終わってしまうんだなぁ、と。
もっとこの話を読んでいたかった
、という気分になった。
それって、実際のコンクールでも同じかもね。
第三次予選あたりで、「もう、このお祭りも終わりかな」と。

 本戦に進むまでに、それぞれが成長、進化する。
そこが見どころだったわけで。
特に、上位の三人は刺激しあうけれども、
あまり「ライバル」という認識は描かれていない。
むしろ、「同志」という方が近い。
そうなると、誰が勝ってもねぇ。

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 おススメは、それぞれの演奏曲をyoutubeで鳴らしながら
本を読むことかな。時間的にアレなのもあるけれども。w

 一つだけ注意。
この本、最終ページに最終審査結果が書いてある。
「何ページあるのかな?」とか、「あとがきあるかな?」とか、
「これってどっかで連載されていたのかな?」とか、
「どれくらいのペースで重版してる?」とかで、
 奥付を探す人が、うっかり最大級のネタバレを見てしまうことに。ww
ってか、私も見てしまったひとりだ。

 別に見たからと言って、それほどどうと言うこともないんだけど、
やっぱり、(少しは)興ざめする人もいるだろうし。
これから読む人には、注意しておいてもらいたい。

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 この作品は、2009年から2016年まで連載された超大作。
たぶん、書きはじめの時点で結果を決めていなかったと思うし、
書いている間、作者はピアノコンクールに通ってると思う。w

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 私が2017年に読んだ本(現在170冊くらい)の中で、
1冊の単行本としてはぶっちぎりの1位だ。
というか、人生振り返ってもこの上あるかどうか……という。

 シリーズ物なら、もっとのめりこんだ話はあるんだけど、
1冊の単行本としての完成度の高さはすごい

 昨年、自分的に1位だったのは西加奈子さんの「サラバ」だったけど、
なんだろう、比較できるものではないと思う
西さんの作品は、エンタメというよりも、かなり自己主張の激しい小説なので。
その破壊力で人を感動させる。

 一方で、「蜜蜂と遠雷」は、メッセージ性はほとんどない。
純粋に、「エンターテイメント」として面白い
まったく、方向性が違う。

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 恩田作品は他にも少しだけ読んでいるけれども、
「チョコレートコスモス」と似ている感じがあった。

「チョコレートコスモス」は、舞台演劇をテーマにした小説だけど、
オーディションの場面の緊迫感が、よく似てると思った。

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 もっとも、「チョコレートコスモス」の方を先に読んでいたんだけど。
その時の感想は、「ガラスの仮面」みたい、と。w
「夜のピクニック」もそうだけど、「チョコレートコスモス」も
間違いなくおすすめできる。

 ただ、恩田さんの作品のすべてがそうじゃないので(苦笑)。
それもまた面白いところなんだけどね。
伏線張りっぱなしで、いきなり読者を放り出して終わることもある。w

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 さて、これだけの話題作だから、
まず間違いなく、映像化の話は出るんだろうけれども、、
これ、ちゃんと映像化できるのだろうか……。

 特に、風間塵の破壊的な演奏は、文章でなきゃ伝わりにくい。
いや、実際にそれができる音楽家がいれば問題ないけどさ。

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貴志川線でたま電車に乗ってきた

 連休中の話。

 せっかくの海の日だけど、どうにも海に行く気にならず。
かといって、天気が不安定なので山に行く気にもならず。w

 以前から一度は、いってみたかった和歌山電鐵貴志川線に。
日本(世界?)初となる猫の駅長、「たま駅長」のいた貴志駅にいってみた。
たま駅長は、2年くらい前に亡くなっていて、
現在は貴志駅にて「たま大明神」として祀られている。

http://www.wakayama-dentetsu.co.jp/

 貴志駅は、「たまミュージアム」にもなっている。
外観は立派な猫模様。でも、そんなに大きな訳はなく、
売店とちょっとしたカフェがついている程度だ。

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 ちなみに。

 貴志駅に駐車場はありません。

 ここに車で行くのはご法度である。
和歌山電鐵を、貴志川線を応援するたま駅長に怒られかねない。w

 電車でいきにくい人は、
少し離れた「伊太祁曽駅」に駐車場(1日200円)があるので、
そこに車を止めて、貴志川線を利用しよう。

 私は鉄道マニアではないのでわからないけれども、
なかなか風情のあるローカル線だと思う。
何より、走っている電車もユニークな電車がある。
(かつての南海電車の車両も走ってるみたいだけど)

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 現在、貴志駅には、たまの後をついで「たまⅡ世駅長」こと
スーパー駅長の「ニタマ」がいる。
たまの初めての部下でもある。

 あと、伊太祁曽駅には、駅長見習の「よんたま」が勤務している。
ちなみに、みんな三毛猫である。
(別に、三毛猫縛りではないはずだけど、たまたま。w)

 暑かったので、ぐてーーっと寝ていただけだったけど。

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 「たま」は、もともと和歌山電鐵に引き継がれる前の貴志川線、
貴志駅に住み込んでいた猫で、和歌山電鐵に引き継がれるときに、
居場所がなくなってしまうことになった。

 そこを、和歌山電鐵の社長が「じゃぁ、駅長として働いてもらいましょう」
と、年俸キャットフード1年分で契約したもの。主な業務は、「人招き」w

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 ところが、これが大当たり。。
たまの人気はうなぎのぼりで、和歌山電鐵はたちまち、
日本一有名なローカル線となる。

 たまは駅長から、「スーパー駅長」になり、「ウルトラ駅長」になり、
執行役員になり、社長代理にまでなっている。w
「たまミュージアム」には、実際の辞令も展示されていた。

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 気になったのは、ちょっと電車代が高いかなぁ?と。w
たまミュージアムに入場料はないから、
その分の値段も乗っけられているような感じだ。
多分、日常から使っている住人の定期代は安いんじゃないかな。

 祝日の昼間だったけど、観光客も多かったし、
海外からのお客さんも結構いるみたいだった。

「たま」が亡くなっても、貴志川線は続いていく。
そりゃ、そうでなきゃ困るし。

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 帰りの電車が「たま電車」だった。
たまの絵がたくさん飾られていたし、中に本がたくさんおいてあったり。

http://kir406712.kir.jp/train/tamaden/

 あっという間の電車の旅だったけど、楽しかった。

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 和歌山電鐵の小嶋社長が、つばさ文庫から本を出している。

http://ichigoec.com/ca5/395/p-r-s/?pbook=wakaden

 これ、図書館で借りてキープしてある。(あと、写真集も)

 実際にはどれにするかわかんないけれども、
子どもたちの読書感想文の本の候補として考えている。

 実際に実物を見ると、感想文も書きやすいしね。

 ちなみに、本の中身は「たま」が主人公の一人称小説になっている。
表紙の写真もかわいいけれども、中にあるたまのイラストもかわいいし
読みやすかった。(←実際読んでみた)

 なぜか、泣ける。

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 動物と人間の助け合い、というテーマなんだけど、
「これって、単に人間がたまを利用しただけなんじゃないの?」

と思わなくもなかった。

 でも、たまもそうだけど、ニタマもヨンタマも、
もともと、行き場のなかった猫なんだ。

 小嶋社長の面接の結果
(制帽をかぶれるかどうかとか、人に懐くかどうかを見てるらしい)
採用されている、らしい。

 本にもあったけど、「たま駅長基金」なるものも創設されている。
動物の窮地をヒトが救ったり、逆に、人間のピンチを動物が助けたり、
といったことを表彰したい、そうな。

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 ちなみに。

「たま」「ニタマ」ときて、なんで「よんたま」なの?と疑問に思った。w

実は、「SUNたまたま」ちゃんという駅長候補もいたらしいんだけど、、

「親代わりの広報のYさんが可愛くて「この子は手放しません」と
 手放さなかったため、急遽よんたまちゃんの出番が来た。

ということらしい。w

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睡眠薬混入事件についての個人的見解

 コーヒーに、睡眠導入剤と思われる白い液体を混入している動画。

 この動画があまりにもショッキングで、連日ニュースで流れている。
あまりにも動かぬ証拠過ぎてすごい。w

 で、あの睡眠薬はなんだろう?とみんな気になるらしい。

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 ウチのブログの、アクセス数が跳ね上がった。w
「睡眠薬 液剤」で検索したら、私が昔かいた記事が
トップで上がってくるからね。(苦笑)

「液剤の睡眠薬」(2013.1.26)
http://tukutteha-mitamonono.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-17b5.html

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 この記事は、今回の事件とは全く関係ない。
単に、睡眠薬の後発医薬品で、液剤がありますよ、というだけ。

 まぁ、悪用される恐れについても言及しているけど。w
でも、今回の事件で混入されたものは、白かったんだよねぇ。
ゾルピデムの液剤は、無色透明のはずだ。

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 そもそも、この犯人がどうやって睡眠薬を手に入れていたのか。

 どうやら、入居者の薬を管理している人だったらしい。
つまり、入居者の薬を勝手に使ったんだろう。。
うーん、そんなの一人に管理させちゃいかんやろ、と思うけど、
現実問題として、そこまで気を使って管理してる施設は少ないだろうなぁ。

 悪意をもった医療従事者であれば、患者さんの睡眠薬を奪うのは簡単だろう。

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 そう考えると、あの睡眠薬は錠剤であった可能性が高い。
錠剤を粉砕して、水かなにかで溶いたものだと思う。
ただ、あれだけ白濁するのはちょっと……。

 中身の成分はわからないけれども、
結構な量を粉砕して入れたんじゃないかなぁ、と想像できる。

 あくまで、ぱっと見ただけの感覚ではあるけれども、
2,3錠ってことはなさそうだ。(苦笑)

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 過去におこった事件との関連は不明、かなぁ。
いや、限りなく黒に近いけれども物証が何もない。
亡くなった人が、薬を飲まされたのかどうかの証明はできないし、
本当に、体調が悪かったのかも知れないし。

 最初に、単なる事故で処理しちゃったんだろうなぁ。
ちゃんと調査すれば、事件だってわかったはずなのにね。

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「王様のくすり図鑑」「王子様のくすり図鑑」

書籍の紹介。

王様のくすり図鑑

王子様のくすり図鑑

(リンクはamazon)

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 くすりをキャラクター化して、わかりやすく説明している。
王様の方が、汎用されている薬。
王子様の方が続編として出ていて、こちらは子供向けの薬。

 子供向け、というか、一般向けに分かりやすく書かれてある。
薬剤師から見ると、こまかなツッコミどころがあって、
それはそれで面白い。

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 絵は、「王子様」の方がかわいい。子供向けだからかな。
「王様」の方は、目がベンゼン環で書かれている。w
いっそのこと構造式に似せるくらい徹底してくれればよかったのに。

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 薬のチョイスは、なんで?ってのもあるけれども、
まぁすべての薬を紹介する訳にもいかないから、
ある程度はしょうがないね。

 OTCも一部紹介されている。
本当に一部だけど。w
脱水症状にはOS-1、とか。

 薬局や病院の待合室においてもいいかも知れない。

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 細かいところで、ちゃんと考えられてるところもある。
例えば、「溶連菌」を攻撃しているのが「サワシリン」だったり。
(第三世代セフェムでもいい気がするが。w)

 あと、「カチリ」の扱いに笑った。
前半の物語パートでは、明らかに「水ぼうそう」に対する薬として
描かれているんだけれども、後半の解説ページには、

……どこにも、水ぼうそうに使うとは書いていない

 これには唸った。
カチリは、水ぼうそうに対してよく使われる薬なんだけど、
実は、効能効果に「水ぼうそう」とは書いていないし、
実際に効果があるかどうかも怪しい。

 その現状を、うまく表現している……とも言えるけど。
でも、あえてそんな微妙な薬取り上げなくてもよかったんじゃね?w

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 全体的にはわかりやすく、非常によくできている。
ただ、いくつか、??というところもあった。

 まず、致命的にまずいのは、「王様のくすり図鑑」で、
神経障害性疼痛に使われる
「リリカ」が、なぜか「抗うつ薬」の分類にされていることだ。

 後半の薬紹介のページだけならまだなんとかなるが、
前半のページでも、完全に抗うつ薬のページに書かれてる。
これ、修正すると一ページまるごと描きなおしかも。
全体のバランスも崩れるし……。

 専門的には、リリカに抗うつ作用が全くない訳ではないんだけど、
一般的に抗うつ作用を期待してリリカが使われることはほぼない

 何より、一般向けの本なんだから。
単純に、「鎮痛剤」でいいんじゃないだろうか
逆に、リリカ服用している人がこの本を読んで、
これってうつに使われる薬なの?」って聞かれる方が困る。

 これは、出版社に通報かな。
ってか、「じほう」社が出してるのにそんなミスやっちゃいかんでしょ。
無名の出版社ならともかく、医療系では大手出版社でしょ?(苦笑)

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 王子様の方は、道中がRPG風に進んでいく。
ただねぇ、最後の敵キャラが……

 ぎょうちゅう

ってどうなのさ。w
位置的にはラスボスの立ち位置だよ、そこ?
最後にでてきた薬がコンバントリンとか。ww

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 あと、ワクチンが多いのはいいとして、
第三世代経口セフェム系の薬が多すぎる。(苦笑)

メイアクト、フロモックス、セフゾン。

DU(=だいたいウンコになる)ってDisられてるんだけど。
でも、実際に濫用されているからしょうがないか。。
今どき、とびひにセフゾン使う医師がいるのか?(汗)

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 全体的な話として。このシリーズって、
商品名をそのまま使ってるところが画期的だと思う。

分りやすくていいんだけどさ。

……現在は後発品が使われていることが多いんだけど。w
一般名で書いてくれた方が、薬剤師としては助かる
(それでなくても、子どもに後発品は勧めにくい)

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 できれば、何年かおきに情報を改訂した版を作って欲しい
古い情報は、そのままだと通用しなくなることもあるから。

 でも、さすがにそれは難しいかな??

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食塩の多い食品は?

 少し前の話だけれども、

国立の医薬基盤・健康・栄養研究所が、
「日本人はどんな食品から食塩を取っているか?」という
データを公開した。

http://www.nibiohn.go.jp/eiken/info/info20170517.pdf

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 日本人の食事摂取基準(2015)では、
食塩摂取量の目標値は、男性で8g、女性で7gに変更されている。
かなり厳しい数字だ。

 どうしてこういう数字になっているかというと、
WHO(世界保健機関)のガイドラインでは、目標5g

 で、平成27年の国民健康・栄養調査によると、
食塩摂取量の平均値は、男性が11.0g、女性が9.2g。
少しずつ下がってきてはいるけれども、横ばいといった感じ。

 で、日本の現状と、世界の目標値のちょうど真ん中を日本の目標にした。
だから、男性8g、女性7g。

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 では、食塩の多い食品は何だろうか?
これ、よく出てくるランキング表だと、梅干しとか、お漬物とか、
イカの塩辛とかがでてくるんだけど、
この時の数字って、たいてい「100gあたり」の数字だったりする。

 いや、梅干し100g食うヤツおらんやろ、と。w

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 そこで、食事摂取量も加味して、食塩摂取源ランキングが発表された。
その結果が、個人的には衝撃だったので発表する。

10位 塩ざけ 9位 まあじの開き干し、8位、白菜の漬物、
7位  塩サバ 6位 辛子明太子 5位 きゅうりの漬物 4位、高菜の漬物

4位までは、魚と漬物のラッシュ。まぁ、予想通りか。
3位から1位は、食塩量ものせる。

3位 梅干し (食塩1.8g)

2位 インスタントラーメン(食塩5.4g)

1位 カップめん(食塩5.5g)

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 と、ラーメン、カップめんが圧倒的な1位2位だった。
あー、そりゃそうなるな……。(苦笑)

 私、結構な頻度でカップ麺食べてるんだよなぁ。
おそらく、週1、2回くらい。(苦笑)

 ただ、どちらも、「スープを残す」という技を使えば、
食塩の量を減らすことは可能だと思われる。
それでも、減らせても半分程度なので、やっぱり多いのは多い。
(半分にしても1位、2位に変わりはない)

 でも、最後に残ったスープがウマいんだけど。。
心を鬼にして、すぱっと捨てる方がよいね。

.

 塩分って、ムラがある方が塩気を感じやすいし、
焼き魚は、かなり塩味を感じるけれども、
実はせいぜい1g程度。スナック菓子も似たようなもん。

 水分があって塩分濃度が低いと、味としては塩味を感じにくいので、
ついつい量を取ってしまうことになるんだろう。

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 血圧の気になる方は、

 ラーメン厳禁

 と言った方がいいかもしれんな。(苦笑)

.

 カップ麺は色々あって、カロリー控えめなものもあるんだけど、
どうせなら、塩分控えめなカップ麺も作って欲しい。
……たぶん、売れないだろうけど。

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確定拠出年金記録

月初恒例の、確定拠出年金記録。
今回は、7月初頭の記録となる。

100p=一ヶ月の拠出金額として、記録する。
(先月+拠出金+収益=今月)

              先月  拠出金  今月  収益
海外株式       5393     -87     5320     +14
海外債券       4985      20     5085      +80
国内株式       5361     -87     5287     +13
国内債券        5065      40     5094      -11
定期預金       3135     214     3349       0
合計            23939     100    24134     +95

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 特に大きな動きはなかった。わずかに円安が進んだのか、
海外債券だけ少しプラス。あとはほとんど動きなし。

 海外株式と国内株式から、107pずつ定期預金にスイッチした。
基本的には、定期預金を除く4つをフラットにしたいんだけど、
だいぶ、フラットになってきたなぁ。

 特に問題なければ、今月もスイッチ継続で。
動きがないと、特にすることもないなぁ。

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7月の購入書籍

 今年もボーナスが無事に出たところで、
自分へのご褒美として、書籍購入。

 ときどき、衝動的に買うこともあるけれども(苦笑)
だいたい、半年に一度にまとめ買いしようかな、と。
 
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  勉強用に一冊。

「医師ともっと話せるようになるための基本的臨床医学知識」

「薬のデギュスタシオン2」も気になっていたんだけど、
店のスタッフで読みまわすつもりなのでもう少し簡単なのを、と。

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 新刊で6冊

「蜜蜂と遠雷」(恩田陸)   図書館で回ってきそうにないので。
「夜のピクニック」(恩田陸) 既読。面白かったので文庫で購入。
「陽炎太陽」(綾崎隼)    図書館になかったので購入。
「ハルさん」(藤野恵美)    既読。男親としては泣ける話。

「リケジョ探偵の謎解きラボ」(喜多喜久) この人の新作はとりあえず買う。
「短編学校」(アンソロジー) 学校をテーマにした短編集。書店店頭で気になって。

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 以下、古本で5冊

「ゴールデンスランバー」(伊坂幸太郎)
「嫌われる勇気」(岸見一郎、古賀史健)
「船を編む」(三浦しをん)
「凍りのくじら」(辻村深月)
「和菓子のアン」(坂木司)

「嫌われる勇気」はアドラー自己啓発本でベストセラーになってる。
こっちも図書館で回ってきそうにないので。
他は全て既読。単純に面白かったので手元に置いておきたかった。

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 古本屋さんを使うのは、基本的に「ベストセラー」にしようと思ってる。
図書館で待ってもなかなか回ってこない本。
もしくは、面白かったから手元に置いておきたい本。

 逆に、新刊で買うのは、「対価を払いたい」と思った作家かな。
ファンがちゃんと買わないと、次の本が出ないかも知れないので。(苦笑)

 ただ、シリーズ物だと金額が跳ね上がるのでちょっと苦しい。。w

今回購入した、辻村深月さん、坂木司さん、三浦しをんさん、恩田陸さん。
このあたりは今年の上半期で結構読み込んだ作家さん。

 でも、もっと読んでるのに買ってない作家さんもいる。
大崎梢さんと、似鳥鶏さん。この二人、シリーズ物が多いので、
買おうと思うと大量になってしまうから、二の足を踏んでしまう。

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 そのうちブログでも書くつもりだけど、
今年上半期、個人的に一番のヒットは香月美夜さんの
「本好きの下剋上」シリーズ。
これがソフトカバー単行本で、長編のシリーズ物……。
購入するとかなりお金かかるし(10冊で1万円くらい?)スペースも取る。

 それなら電子書籍かな、とも思うけど、
そもそもネット上で全て公開されているという。(苦笑)

 非常に対価の払いにくい作品だと思う。w

 しょうがないから、ふぁんブックでも買うかなぁ。

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 次に大量購入するのは年末の予定。
もちろん、ちゃんとボーナスが出れば、の但し書きはつくけど。

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週末のいろいろ

 今週末のニュースいろいろ。

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 まずは、将棋。藤井四段が佐々木五段に負けて、公式戦初黒星。
連勝は29でストップした。

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 私はabemaTVで中継を見ていたけれども、
最後、ぱたぱたと手が進んで、藤井四段の投了となったけれども、、

 テレビで、ニュース速報が流れた。w
いや、新記録の29連勝の時もニュース速報流れたけどさ。
勝っても負けてもニュースになるなんて、前代未聞だ。

 しかも、ニュース速報が異様に早かったし。

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 これで、少なくとも年内のタイトル挑戦はなくなった。
とはいえ、他のタイトル戦の予選も勝ち残っているし(当たり前)
最年少タイトルの記録は十分狙えると思う。

 今回は、佐々木五段が先輩の意地を見せた、と。
中継みてたけど、佐々木五段の完勝だったと思う。
さすがに、今後はニュース速報はないだろうなぁ。(苦笑)

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 東京都議選。
私は東京都民ではないので関心はなかったけれども、
都民ファーストの会が圧勝した、というか自民党が大敗したらしい。
小池さんがうまく立ち回ってるだけのような気もするんだけど。

 都議選の結果は、色々影響するとは言われているけど、
やっぱり、地方と国政は、そんなに関係ないと思う。
少なくとも、国政に小池さんや「都民ファースト」はいない訳だから。
公明党の動向がちょっと気になるけど。

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 最後にスポーツ。

 テニス、杉田祐一がATP250の大会、アンタルヤオープンで優勝。
もちろん、ATPツアーは初優勝になる。今年は錦織でさえ優勝してないのに。w

 とはいえ、ATPツアーのなかではもっともランクの低い250の大会。
しかも、ウィンブルドン開幕直前なので、有力選手は誰もでてこない
いわば穴場の大会である。w

 それでも、まぐれでは優勝できないからね。

 日本も、錦織だけではなくなってきたなぁ、と思う。
ウィンブルドン直前の大会に出場できるということは、
少なくともウィンブルドンの出場権は持ってるってことだからね
(そうでなければウィンブルドンの予選に回ってるはず)

 杉田のほか、西岡、ダニエルもトップ100以内に入ってる。
トップ100以内に日本人が4人もいるなんて。。
(ちなみに女子は5人もいる。いつのまに。)

 杉田は今回の優勝でトップ50に入ってくる。

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 錦織は、今年はパッとしない……。
というか、負傷離脱が多すぎて何とも。
ウィンブルドン前哨戦のハレの大会は3年連続の負傷棄権。

 ハレで負傷棄権→ウィンブルドンでも負傷棄権という流れが
毎年続いているんだけど。。
もういっそのこと、芝のコートはウィンブルドン一発勝負の方がよくない?(汗)

 トップ10のキープも危うくなってきつつあるから、
ここらで結果が欲しいところなんだけど、
ゆっくり休んで、夏以降の北米ハードコートシーズンに備えてほしい気もする。

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