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羽生、オリンピック2連覇

 平昌オリンピック。フィギュアスケートの男子シングル。
ケガ明けのぶっつけ本番で挑んだ、ソチ金メダルの羽生結弦。
 
 ショートプログラムで圧巻の1位。
ケガの影響どこいった?って感じだけど、
影響はかなり大きかったと思う。
 
 ジャンプ構成でいうと、昨シーズンから入れてきていた4Loを
一回も跳んでいない。右足踏切のジャンプなので、負担が大きいのかな。
ある意味、最大の得点源を封じられた状態での戦いだったわけだけど、
 全く問題なかった。w
 
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 フリーでも4Loは封印。4回転はSとTを2回ずつの4回という構成。
ケガ前であれば考えられないような構成になっている。
オリンピックでなければこんなことやらんだろうなぁ。
 
 さすがに、少しミスが出て完璧とはいかなかったけれども、
それでも317.85点。十分な点数で金メダルとんった。
 
 2本目の4Tはコンビネーションにしなきゃいけなかったのに、
コンビネーションにできなかったので大幅なマイナス。
その分、3Aをコンビネーションにしたとはいえ、コンビネーションが一つ少ない形。
 
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 317点であっても、そのあとのフェルナンデスや宇野の演技によっては、
金メダルをさらわれる可能性はわずかに残っていた。
 
 でも、フェルナンデスも宇野もノーミスでは演技できなかったので、
羽生のオリンピック連覇となった。とんでもない。やっぱり神だな。
 
 それでも、フェルナンデスもミスは1つだけで3位。
意外にもオリンピックのメダルは初めてだったらしい。
フェルナンデスが後半の4Sを失敗した時点で、日本の金メダルは確定した。
 
 で、宇野が最初の4Loで転倒した時点で、羽生の連覇が確定。
宇野も、そこからは立て直してフェルナンデスを上回り銀メダル。
 
 日本の1,2フィニッシュとなった。
 
 ソチの時、羽生はミスしながらの金メダルで後悔があったけど、
今回はもう、万々歳じゃないだろうか。
ノーミスではなかったとはいえ、ケガ明けであることを考えると、
十二分な演技だったと思う。
 
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 優勝候補だったアメリカのネイサン・チェンは、
ショートプログラムで羽生の後に滑り、ぼろぼろに崩れ去った。
 
フリーでは、4回転を6回決めるというとんでもない構成で、
フリーだけなら羽生より上だった。とんでもない選手だ。
 
 アメリカは、他にビンセント・ジョウという選手も
4回転を5回決めて 6位。とんでもない若手がそろってる。
今回は、羽生の経験で上回ったけど、4年後はわからないね。
 
 4回転の種類は増えたけれども、今回は完成度勝負になった。
羽生はルッツまで挑戦していたけれども、結局2種類。
フェルナンデスも2種類。宇野も、サルコウを封印して3種類。
種類を跳べばいいってもんではないらしい。
 
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 とはいえ、採点基準そのものが変わる可能性は大いにありそうだ。
ちょっと得点のインフレがひどいし。
ただ、今回の結果みてもただのジャンプ大会になってないんだよね。
もちろん、ジャンプも大事だけど完成度が求められている。
 
 ルールがどう変わるかにも、注目かな。
 
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 女子はどうなるだろうか。
男子と同じような展開になりそうな気がする。
ロシアのメドベージェワとザキトワの一騎打ち。
 日本勢がメダルにからむのは、少し難しいかもしれないなぁ。
 
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 だれもが、羽生の金メダルを待ち望んでいたね。
最後、宇野が完璧な演技をして優勝したらどうなってだろう?w
 
 今回のオリンピック、金メダル候補はたくさんいたけれども、
今日までみんな銀メダルに終わっていたから、ちょっといやな感じだった。
今大会、はえある日本人金メダル1号は羽生でよかったのかな?

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