大坂なおみが全豪制覇。世界ランク1位へ。
スポーツより。
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テニス四大大会のひとつ、全豪オープンで、大坂なおみがまさかの優勝。
グランドスラム2連勝で、アジア勢初の世界ランク1位が確定した。
戦前、私は「ベスト8に残るくらいでいいんじゃない」って書いてたけど、
恐れ入りました。
前回の全米オープンの時は優勝したとはいえ、
トップ10選手と一度も当たらずに優勝している。
トップ10選手と一度も当たらずに優勝している。
今回は準々決勝から、トップ10選手を3人連破しての優勝。
全米が運だけではないことを証明して見せた。
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テレビ中継で見てたけど、強くなったわ、大坂。
決勝の相手、クビトバは初対戦だったけど、強かった。
第1セットは、全部キープだったけど、チャンスはクビトバの方が多かった。
タイブレイク厳しいかな、と思ってたけど、
2ポイント目、ワイドへのスライスサーブを、ダウンザラインでリターンエース。
あの目の覚めるようなショットで流れが変わった。
第2セットは先にブレイクを許したけどそこから追いついて、
逆に1ブレイクアップして、大坂リード5-3で迎えた第9ゲーム。
クビトバのサーブだったけど、0-40になり、チャンピオンシップポイント、3つ。
ところが、ここから5ポイント連続で決められてキープ。
さすがの大坂もここから崩れる。勝利目前で逃したダメージは大きかった。
4ゲーム連取されてまさかの逆転で第2セットを落とす。
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それでも、第3セットでちゃんと持ち直したのがすごいところ。
第2ゲームでしっかりキープして流れを引き戻した。
あのままずるずる負けてもおかしくなかったんだけどな。
そこから、また大坂のペースになり今度はしっかり勝ち切った。
いざというときに、サーブでポイント取れるのは強いは、やっぱり。
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グランドスラム2連勝で世界ランク1位確定。
もっとも、どこまで維持できるかはわかんないけどね。
大坂は昨年3月のインディアンウェルズで優勝してて、ここで1000p取ってる。
今年の成績如何では、ここで大幅にポイントを失う可能性がある。
まぁ、しばらく上位シードがつくのはありがたいけど。
あと、大坂はハードコート得意だけど、クレーと芝はそうでもない。
単純に経験が少なくて慣れてない。
優勝した大会は、全部ハードコートだったからなぁ。
クレーの全仏オープン、芝のウィンブルドンでどうなるか。
今回みたいに簡単にはいかないだろうよ。
それこそ、「チームナオミ」で対策練らないとね。
メディアは、早くも「大坂時代の到来」とか言ってるけど、まだ早い。w
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大坂のタイトルはこれまで三つ。インディアンウェルズ、全米、全豪。
なんというか、大きな大会しか優勝してないね。
普通、もっと小さな大会から優勝してキャリア積んでいくもんだけど。
つまり、他の大会でもコンスタントに好成績が残せるようになれば、
いよいよ「大坂時代」と言ってもいいような気がする。
今回の全豪だって、3回戦、4回戦はかなり危なかったし。
格下っていっても、今の女子はそこまでの差がない。
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さて、男子。
錦織は、4回戦までにフルセットを3回も戦って、エネルギー切れ。
準々決勝でジョコビッチに棄権負け。まぁ仕方ないわ。
4回戦のカレノブスタ戦は大逆転勝利だったし。
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男子は、決勝でジョコビッチがナダル相手にストレート勝ち。
ジョコビッチ強すぎる。あのナダル相手に完勝してしまうとは。
マリーが引退して、ビッグ4がビッグ3になるけれども、
この3人の壁が厚すぎる。
今回、若手のチチパスが、フェデラーに勝って準決勝まで残ったけど、
ナダル相手にボコボコにされた。
ジョコビッチは、それに張り合うかのように、準決勝でプイユを虐殺した。
準決勝であそこまでのワンサイドゲーム2試合ってなかなかないよ。
これ、どっちが強いんだろう?と思ったが、
決勝ではジョコビッチがナダルにワンサイドゲーム。
あんなん、無理やん。勝てる訳ないわ。
女子は群雄割拠の状態が続いていて、大坂がトップを収めるか、だけど、
男子は10年くらいビッグ4の時代が続いている。
ジョコビッチも、グランドスラム3連勝だし。誰が止められるんだろう?
今までで一番強いかも知れない。
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