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2019年1月

大坂なおみが全豪制覇。世界ランク1位へ。

 スポーツより。
 
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 テニス四大大会のひとつ、全豪オープンで、大坂なおみがまさかの優勝。
グランドスラム2連勝で、アジア勢初の世界ランク1位が確定した。
 
 戦前、私は「ベスト8に残るくらいでいいんじゃない」って書いてたけど、
恐れ入りました。
 
 前回の全米オープンの時は優勝したとはいえ、
トップ10選手と一度も当たらずに優勝している。
今回は準々決勝から、トップ10選手を3人連破しての優勝。
全米が運だけではないことを証明して見せた。
 
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 テレビ中継で見てたけど、強くなったわ、大坂。
決勝の相手、クビトバは初対戦だったけど、強かった。
第1セットは、全部キープだったけど、チャンスはクビトバの方が多かった。
 
 タイブレイク厳しいかな、と思ってたけど、
2ポイント目、ワイドへのスライスサーブを、ダウンザラインでリターンエース。
あの目の覚めるようなショットで流れが変わった。
 
 第2セットは先にブレイクを許したけどそこから追いついて、
逆に1ブレイクアップして、大坂リード5-3で迎えた第9ゲーム。
クビトバのサーブだったけど、0-40になり、チャンピオンシップポイント、3つ。
 
 ところが、ここから5ポイント連続で決められてキープ。
さすがの大坂もここから崩れる。勝利目前で逃したダメージは大きかった。
4ゲーム連取されてまさかの逆転で第2セットを落とす。
 
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 それでも、第3セットでちゃんと持ち直したのがすごいところ。
第2ゲームでしっかりキープして流れを引き戻した。
あのままずるずる負けてもおかしくなかったんだけどな。
 
 そこから、また大坂のペースになり今度はしっかり勝ち切った。
いざというときに、サーブでポイント取れるのは強いは、やっぱり。
 
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 グランドスラム2連勝で世界ランク1位確定。
もっとも、どこまで維持できるかはわかんないけどね。
大坂は昨年3月のインディアンウェルズで優勝してて、ここで1000p取ってる。
 今年の成績如何では、ここで大幅にポイントを失う可能性がある。
まぁ、しばらく上位シードがつくのはありがたいけど。
 
 あと、大坂はハードコート得意だけど、クレーと芝はそうでもない。
単純に経験が少なくて慣れてない。
優勝した大会は、全部ハードコートだったからなぁ。
 
 クレーの全仏オープン、芝のウィンブルドンでどうなるか。
今回みたいに簡単にはいかないだろうよ。
それこそ、「チームナオミ」で対策練らないとね。
 メディアは、早くも「大坂時代の到来」とか言ってるけど、まだ早い。w
 
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 大坂のタイトルはこれまで三つ。インディアンウェルズ、全米、全豪。
なんというか、大きな大会しか優勝してないね。
普通、もっと小さな大会から優勝してキャリア積んでいくもんだけど。
 
 つまり、他の大会でもコンスタントに好成績が残せるようになれば、
いよいよ「大坂時代」と言ってもいいような気がする。
今回の全豪だって、3回戦、4回戦はかなり危なかったし。
格下っていっても、今の女子はそこまでの差がない。
 
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 さて、男子。
錦織は、4回戦までにフルセットを3回も戦って、エネルギー切れ。
準々決勝でジョコビッチに棄権負け。まぁ仕方ないわ。
4回戦のカレノブスタ戦は大逆転勝利だったし。
 
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 男子は、決勝でジョコビッチがナダル相手にストレート勝ち。
ジョコビッチ強すぎる。あのナダル相手に完勝してしまうとは。
 
 マリーが引退して、ビッグ4がビッグ3になるけれども、
この3人の壁が厚すぎる。
今回、若手のチチパスが、フェデラーに勝って準決勝まで残ったけど、
ナダル相手にボコボコにされた。
ジョコビッチは、それに張り合うかのように、準決勝でプイユを虐殺した。
 
準決勝であそこまでのワンサイドゲーム2試合ってなかなかないよ。
これ、どっちが強いんだろう?と思ったが、
決勝ではジョコビッチがナダルにワンサイドゲーム。
あんなん、無理やん。勝てる訳ないわ。
 
 女子は群雄割拠の状態が続いていて、大坂がトップを収めるか、だけど、
男子は10年くらいビッグ4の時代が続いている。
ジョコビッチも、グランドスラム3連勝だし。誰が止められるんだろう?
今までで一番強いかも知れない。
 

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錦織が3年ぶり優勝

 
スポーツより
 
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 男子テニス、錦織が全豪オープンの前哨戦であるブリスベン大会で優勝。
ツアーの優勝は約3年ぶりだったらしい。
ATPの中では最もグレードの低い250だけど、優勝は優勝だ。
 
 錦織は、決勝戦9連敗中という不名誉な記録をもっていた。
今回の決勝の相手は、昨年の日本で負けてるメドベージェフ。
今大会の錦織は、素晴らしいテニスで相手を寄せ付けなかったが、
決勝だけは違った。
 
 第1セット序盤から3ゲーム連取される、サーブが決まらない。
立ち上がりが不安だったけど、調子が上がらないのは相手も同じだった。w
そんなにミスの多い選手じゃないはずなんだけどな。
 
 第2セットは終始錦織が押していたが、決めきれなかったところを、
終盤第8ゲームでワンチャンスでブレイクされて、セットを落とした。
 
 嫌な流れだったけど、ファイナルセットは、またも錦織が圧倒した。
最後にちょっともたついたけど、それはいつものこと。w
もう29歳になったけど、まだまだ錦織健在、復活を印象づけた。
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 錦織が決勝で負け続けてる間に、日本男子は3人もツアー優勝してる。
杉田、ダニエル、西岡。現役選手で4人もツアー優勝経験者がいるなんて、
いまだかつてなかった事態だな。
 
 錦織は世界9位。全豪オープンでいいとこまでいければいいけど。
ベスト8までは何度か残ってるけど、その先がないんだよね。
まずは、組み合わせ見てみないとなんとも言えないけど。
 上位選手では、デルポトロが欠場を表明した。
これで、錦織は第8シードになる予定。9と8ではかなり差があるから、
デルポトロには悪いけど、錦織にとってはありがたい。
8シードまでに入れば、ベスト8まで格上とやらなくて済む。
9シードだったら、4回戦で格上にあたる可能性があった。
 
 今大会は、ケガで順位を落としててシードついてないけど、
復活してて強い選手が多いから、そういうのと序盤で当たると嫌だな。
マレーとか、ワウリンカとか、ツォンガとか。
 
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 女子もブリスベンで大会が行われていて、大坂なおみが出場していた。
残念ながら準決勝敗退となったけど、世界ランク4位に浮上した。
これで、準決勝まで上3人と当たることはない、けれども。
 
 今の女子は、群雄割拠の時代なので、誰にあたっても安パイじゃないし、
誰が優勝してもおかしくないんだよね。
 大坂は全米でいきなり優勝したけれども、それまでグランドスラムは
ベスト8すら一回もなかった。初めてベスト8に残った大会でいきなり優勝とか。
 
 大坂も優勝を狙える選手であるのは間違いないんだけれども、
当面の目標としては、ベスト8に残ること、くらいでいいんじゃないかな。
そっから先は運もあるし。
 

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