東京都が外出自粛要請
歴史が動き始めた。
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3月23日 感染者16人
3月24日 感染者17人
これは、東京都の新規感染者の数字。
この時点で、かなり怪しいものを感じていた。
3月25日 感染者41人
戦慄の数字である。
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私は、ちょうど帰宅途中、スマホで情報を受け取った。
東京都で感染者40人以上。震えた。
私の直感では、「これは、始まったな」
ここまで、日本では比較的おとなしかったが、
新型コロナウイルスの脅威が、いよいよ目の前に現れた。
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小池都知事は、その日のうちに会見を開いた。
私は、すぐさま緊急事態宣言が出るのではないかと思ったが、違った。
不要不急の外出を控えて。夜間の外出を控えて。
え、そんなもんでいいの?
「感染爆発 重大局面」とかいたパネルを持っていた。
なるほど、危機感はある訳か。
でも、まだロックアウトや、緊急事態までではない、と。
まぁ、専門家がそう言ってるのでそのまま伝えただけだろうけど。
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東京都は、とにかくスイッチは入れた訳だ。
でも、すぐに効果は現れてこない。
今、見つかっている感染者は、一週間から二週間前に感染している人たち。
まだ、一斉休校、自粛要請の期間中の感染である。
潜伏期間が5日として、4日間発熱があると検査する、とすると、
感染してから、検査で引っかかるまで一週間から二週間のタイムラグがある。
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私の予想。
おそらく、今日から一週間は、東京都の数字は積みあがっていく。
下手すれば、一日の感染者数は三桁に到達するだろう。
それに加えて、先週末の三連休の人出がある。
専門家会議は「引き続き警戒を」呼び掛けたが、
リスクを見極めればイベントしてもよい、全国一斉休校も解除、となり
コロナウイルスに対する警戒が緩まっていた。
ここで、感染爆発が起こっていないと言えるだろうか?
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で、この辺の数字が出てくるのが来週末くらいになるだろう。
昨日の会見による外出自粛要請の効果が見えてくるまでに2週間かかる。
それまでにどこまで数字が積みあがっているか。恐ろしい話だ。
下手すれば、東京の検査能力を超える可能性もあるな。
東京だけでは、たぶん1日1000件の検査もできないと思う。
そういう意味では、1日400人から500人くらいの陽性者が出てくれば、
それはもう日本では「飽和」状態だ。
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あとはもう、どこで緊急事態宣言を出すか、という話である。
早ければ、来週の頭に出てもおかしくない。
どうせ緊急事態宣言出すのなら、早い方が効果は高い。
(むしろ、即座に発動させてもよかったくらいだ。)
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最悪のケースでは、新学期開始直前になりそうな気がする。
学校が無事に始まる可能性は、5割もないように感じる。
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それが、今の私の相場観。
もちろん、何の根拠もないので、外れる可能性もある。
というか、外れて欲しい。本当に。
そして、もちろん東京がこうなった以上、影響は日本全国に及ぶだろう。
少し前から怪しかった大阪や兵庫も例外ではない。
ここからの2週間が、正念場の中の正念場になるだろう。
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