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2021年3月

大阪第4波?

 

 緊急事態宣言は解除されたが、
予想以上の速さでリバウンドがきている。
特に、大阪は東京の感染者数を超えていて、
早くも第4波?という状況になっている。

 大阪は、日本で一番変異株が検出されているところでもあり、
変異株の影響があるのかな、と思ってしまう。
緊急事態宣言解除で緩んだのが直接の原因だろうなぁ。
また、しめないと。

 正直、もう一ヶ月くらいは猶予があるかと思ってたんだが。

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 ワクチン接種の話は来ていない。
医療従事者への接種は都道府県が担当。
高齢者への接種は市町村が担当している。

 薬剤師には、「高齢者への接種のお手伝い」
の要請がきているけれども、
自分たちがいつ接種できるのかは分かってない。

 お手伝いに手を上げれば早めに接種してくれる、
みたいな話もあるらしいけど。こりゃ、来月以降かな。

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 まずは、大阪で食い止めることが必要。
東京まで飛び火して爆発すると、
またしても緊急事態宣言、になりかねない。

 大阪は、感染者が入ってこないかどうかチェックするより、
感染者が出て行かないようにチェックすべきじゃないかな。

 こりゃ、ゴールデンウィークまでステイホームかなぁ。

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震災から10年


 10年目の3.11.

東日本大震災からちょうど10年が経った。

テレビで、色々特集をやっているけど、
正直いって、ろくに見ていない。

あの頃のことを思い出すと、つらすぎるから。

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 未だにトリチウム汚染水の処理が決まっていない。
先送りにしても、解決法なんてないのに。

 最初から、希釈して海に流す以外の方法はない。
それで生物に影響が出ることはなくて、
問題は風評被害だけだ。

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 当時、放射能デマをばらまいた人たちは、
今頃何をしているんだろう?
福島でがん患者が増えているという報告はない。

 間違ったことを言った人たちは、謝罪すべきだろ。
「当時はわからなかった」訳ではなくて、
当時から、健康被害が考えられないことはわかっていたのだから。

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 あと、震災は福島だけでおこった訳ではない。
それも、忘れてはいけない大切なことだと思う。

 

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緊急事態宣言、再延長


 首都圏では3/7で解除される予定だった緊急事態宣言。
首都圏以外は1週間前に先行解除されていたけれども。

 まさかの、「宣言再延長」となった。
あいたたた、これはキツイなぁ。

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 数字的には、かなり落ちてきている。
ただ、病床使用率がまだギリギリなのと、
減少傾向が減速していること、
それと変異株の広がりによるリバウンドが懸念されることから、
もう2週間、延長、とのこと。

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 あとは、「首都圏だから」という理由もあるっぽい。

 もともと、今回の緊急事態宣言自体も、
首都圏が火の車になってそれが全国に飛び火した結果だ。
ここが収まってくれないことには、
全国的にも落ち着かない。

 しかし、2週間後は春休みや年度末。
ここで解除してしまうのも、うーん。
解除したところで、送別会とかはやめといた方がよさそう。

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 ワクチンの接種は、まだまだ時間がかかりそう。
医療従事者への接種は、とりあえずコロナ対応している
医療機関が優先(そりゃそうだ。)

 薬局まで回ってくるのはだいぶ後だろうな、これ。
たぶん、4月になると思う。

 それも、ちゃんとワクチンが入ってきてくれたら、
という前提条件がつくけれども。

 あとは、東京オリンピックをどうするか、かな。
なんとか開催するにしても、海外からの観客は無理そう。
国内のみにしても、観客減らさないと。。

 これ以上延期はできないし、中止にもできないから、
とにかく「終わらせる」方向に進めるのかな。

 

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ブログ再開後1年

 中断していたブログを再開させて、1年が経過した。

ブログを再開します。(新型コロナ対策)」(2020.3,3)

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 以下、引用。

 しばらく、開店休業状態を続けていたブログですが、
新型コロナウイルス(COVID-19)に対する情報提供のため
ブログを再開します。

(中略)

 コロナウイルスが落ち着くまで、更新頻度を上げます。
少なくとも、週1回は更新します。

 落ち着いたら、また休眠する予定です。

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 はは、1年経っても落ち着いてないやん。(苦笑)

 COVID-19との戦いはまだ終わっていない。
人類側が、「ワクチン」という武器を手に入れて、
ようやく反攻体勢に入ったところだ。

 少なくとも、あと2,3年は続くだろうなぁ。

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 ずっと、上記のページをトップに表示していたけれども、
1年経過したので、もうトップから外すことにする。

 もしコロナがおさまっても、
読書ブログとしてやっていってもよいし。

 今年は恐ろしいペースで読んでいて、今日で年間100冊読了達成した。
まぁ、忙しくなってきたら読書ペースは落ちると思うけど。

 読書メインになると、ブログのタイトル変えたほうがいいかもね。

 

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読書記録 2021.2

 先月の読書記録。

直近1ヶ月の読書記録

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 2021年2月は、44冊読了。

内訳は、小説(新規)20冊、小説(再読)10冊、
ビジネス・学術 10冊、エッセイ・その他 4冊。

 先月の勢いのまま読み進めたらこうなった。
3月からは忙しくなるので、暇なときに読んでおこう、と。

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 今月も3冊紹介する。
1冊はフィクション、1冊は学術から。あと1冊は適当に選ぶ。

 まず、フィクション。

本日は、お日柄もよく
作者は、原田マハさん。(リンクはamazon)

 最近の本ではなくて、かなり前の本。
具体的には、民主党が政権交代を目指していたころの。(苦笑)

 原田さんは人気作家さんだけれども、
なぜか縁がなくて読んでいなかった。
私にとっては、原田さんの長編は初めてとなる。

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 スピーチライターという、言葉のプロフェッショナルについての話。
とにかく、言葉の力ってすごいなと思った。
CMや、コピーライターもそうだし、政治家の演説もそう。
この話は、オバマが「Yes,we can!」のフレーズで有名になった頃の話。

 結婚式のスピーチや、選挙での演説もあるんだけれども、
とにかく、どのスピーチを読んでも感動する。
原田さんって、スピーチライターじゃないよね?
ものすごく勉強したんだろうなあ。

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 話のつかみから、ぶっ飛ばしてくれる。
幼馴染の結婚式に出席した主人公が、
来賓のスピーチのあまりの眠さに耐えかねて、
目の前のスープ皿に顔をつっぷしてしまう、という。w

 政権交代や、後期高齢者医療制度については、
私の意見とは異なるけれども(苦笑)、
この話では政治的な話はあまり関係なくて、
とにかく言葉の大切さの、というお話だ。

 できれば、今の総理に読んで欲しいな。
菅さん、演説苦手だよねぇ。
よいスピーチライターについて欲しいと思う。

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 次、学術。

医療崩壊の真実
渡邊さちこさんと、アキよしかわさんの共著。

 これは、今年に書かれた本で、
ここでいう医療崩壊は、コロナによっておこったことを指す。
なぜ、病床数が世界トップレベルの日本が、
欧米の十分の一くらいの感染者数で医療崩壊をおこしたのか、
というお話。

 作者のお二人は、医療データを解析して病院のコンサルタントをする人たちで、
この本にも、全国の病院の入院データ等を繁用している。
つまり、印象だけでなくて、きちんとしたデータをもって論じている訳。

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 一言でいうと、需要と供給のミスマッチによる。
急性期病床は余っているのに、医療従事者が足りていない。
病院が「集約化」されていないのも問題。

 例えば、救急医が一人しかいない病院が多すぎる。
救急医が一人だと、コロナ重症患者は診られないんだ。
基本、ずっと患者さんについている必要があるのに、
診られる医師が一人しかいないと、その医師はずっと休めなくなる。

 でも、例えば救急医10人を一つの病院に集めたら、
10人くらいの重症者を診ることができたかも知れない。
ただ、誰もそんな権限を持っていない。
 日本には民間の小病院が多いという欠陥があり、
コロナにその弱点を見事につかれた。

 公的な病院だったら、無理やり人員配置とかできたかも知れない。
実際、大阪でもコロナ専門病院を作る、みたいな話もあったし、
重症者センターを作ったりもしたけどさ。
 箱はできても、そこに医療従事者を集めるのに四苦八苦した。
そりゃ、他の仕事してるに決まってるもん。

 私の感想としては、これは半年や一年でどうにかなる話じゃない。
医師会を叩いている人には悪いけど、
そんなに短期間で何とかなる話じゃないんだよ。
法律や制度を1から、というか0から作り直すくらいの努力が必要。
それは、あの有事下で進めるのは無理だ。

 結局、少しずつ立て直していくしかないんだけど、
根本的な解決には時間がかかりすぎる。
人はみんな変化を嫌うので、
「ワクチンが劇的に効いて、以前の世界に戻らないかな」
と期待してしまい、改革が進まない、という。
うーん、厳しい。

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 最後。

13歳の娘に語るガロアの数学
天才数学者、ガロアの理論を解説している本なんだけれども、
中学生の娘に語り掛ける形で、できるだけ優しくしようと試みた本。

13歳の娘に「語る」と書いたが、娘が「わかる」とは書いてないのがミソ。w

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 私は数学がそんなに得意でなかった。
ちょっと復習したくなって、昨年から簡単な入門書を読んでいる。
ガロアは、フランス革命の直後に現れた、天才的数学者の一人。

 わずか20歳であっさり死んでしまうんだけれども、
「ガロア理論」は、当時の数学を超越していて、
ほとんどの人が理解できなかった、という。

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 時代的には、「レ・ミゼラブル」と同時代のフランスになる。
後半の暴動(市街戦)のおこった時期が、まさにガロアが死んだ時期にあたる。
私は歴史好きなので、もう少し歴史的な話を知りたかったが、
この本はあくまで数学の本。

 ガロア理論の「香り」が少しわかる程度だけど、
これを組み立てる人間は、もはや人間じゃないな、と思った。
理解の範疇を超えている。

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 まず、三次方程式の解の公式の話が出る。
(この時点で、高校数学を超えているんだが。)
三次方程式は、何とか解ける。

 次に、四次方程式。
この時点でもはや暗号にしか見えなくなる。
でも、ここまでは何とか解けるんだ。

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 ガロアは、「五次以上の方程式は、解の公式がない」
ということを証明した人だ。
四次方程式の時点で、もう、暗中模索のような状態で
なんとか解いていったけれども、
多くの数学者が、「五次を何とかしよう」と頑張って挫折、
おそらく発狂した人間もいただろう。
(数学者はみんな狂人といっても過言ではない。)

 ガロアは、若干20歳足らずにして、
死屍累々の数学者どもをあざ笑うかのように、
「解けない」と証明して見せたんだ。

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 気になる人は、調べてみて欲しい。
まぁ、何を書いてるのかさっぱりわからんから。w

 でも、この本を読めば
「ガロアのヤバさ」は、なんとなくわかった。

 次は、もうちょっと歴史的な話を読んでみたいところだ。

 

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緊急事態宣言(一部地域)解除


 1月から続いていた緊急事態宣言は、
首都圏を除いて少しだけ早めに解除された。

 新規感染者数は十分下がっているけれども、
病床の使用率がまだ高いことと、
新規感染者数の減少の勢いが鈍っていることを理由に、
首都圏は今のところ3/7までの予定。

 ただ、状況によっては3/7でも解除されないかも知れない。
そんなに楽観できる状況ではないらしい。
変異株がどれくらい広がっているかにもよるし。

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 ワクチンの先行接種が始まっているが、
今のところ、目立った副反応は出ていないようだ。
痛みはともかく、発熱、頭痛なんかの頻度も知りたいところだけど、
ほとんど報告があがっていないんだよね。
 添付文書上では、かなりの頻度になってるんだけど、
実際のところ、どんなもんなんだろう?

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 医療従事者への接種も、(一応)始まる予定。
ファイザーのワクチンは、ヨーロッパから輸入されるんだけど、
EUが許可を出してくれれば、3月分は何とかなりそう。
ただ、高齢者への接種完了が遅れそうな感じ。

 私はいつ接種できるんだろうね?
まだ、勤務先には何の連絡もきていないんだけれども。

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 少し前の情報だと、ファイザーのワクチンは、
重症予防効果、発症予防効果は認められていたが、
感染を予防する効果はまだ未確認だった。

 イスラエルやイギリスの研究で、
どうやら感染伝播を抑える効果もありそうだ、
と分かってきている。

 あと不明なのは、どれくらい効果が持続するか。
こればっかりは、もう少し時間かけないと分からん。
半年で効果切れることはなさそうだけど、
毎年接種する必要があるのかどうか。

 あと、変異株対策の治験として、
変異株に対応した(バージョンアップした)
ワクチンを追加接種するという治験も始まるらしい。

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 正直なところ、このワクチンがどこまで効くのかまだわからん。
コロナを完封できる可能性もゼロではないけど、
あっさり効かなくなる可能性もあるし。
 私の「相場感」でもちょっと読みにくいところだ。
1年くらいはもつんじゃないかな、と勝手に予想しているくらい。

 ま、もう少しすればもっとわかってくるだろう。

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