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読書記録 2022.11

2022.11の読書まとめ(読書メーター)

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11月は27冊読了。

小説(新規)12冊、小説(再読)4冊、
学術/ビジネス 8冊、エッセイ/その他 3冊

 気が付けば年の瀬が迫ってきているなぁ。

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 今月の3冊

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 まずは、小説。

機械仕掛けの太陽」(知念実希人)

 知念さんのコロナ小説。というか、ドキュメンタリーに近い。
主要な登場人物は架空だと思うけど、
起こった事件は、全て現実のものだろう。

 第1波から始まって、オミクロン株まで。
もう、本当につらい。何なの、このウイルス。

 まだ3年もたってないのに、もう過去の話を忘れそうになってる。
そうそう、ワクチンが出た時の期待感はすごかったんだよ。

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 でもウイルスの変異がそれを上回ってくる。

 個人的には、エチゾラムに頼りすぎて壊れそうになる
看護師さんがよかった。
昔は気軽に出されてたエチゾラムだけど、結構強い薬なんだ。

 この本は、歴史書のような価値が出てくると思う。
あの当時の医療機関の混乱や過酷な状態が書かれているから、
そうそう、あの時はそれだけきつかったんだよ、って。

 みんなで思い出しながら笑える日が来ればいいな。
現在、第8波が来ているけれども。
もうそろそろ、終わりにしてくれませんかね?
野球なら9回で終わりだよ。

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 次。

世界史を大きく動かした植物」(稲垣栄洋)

 世界史と植物を組み合わせた本。
作物としての、コムギ、コメ、ジャガイモなどの特性と
それがもたらした歴史について。

 なんで、日本でこんなに人口が増えたのか。
それは、コメの生産性が非常に高かったから。

 家畜の目的は?
人間が食べられない草を食べてもらって、
それを人間が食べられる別の形に変える。
(乳や、卵や、肉)

 生物学的な話と歴史とのからみは、非常に面白く感じた。
大豆と戦国時代の話とかも新鮮だったなぁ。

 医薬品の話は少なかったけど、
それはまぁ別のところで読んでいるからいいや。

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 いや、お薬関係の本もちょくちょく読んでるんだけど、
11月はこの本を上回る本がなかったので。
私は、薬以外でも勉強が好きらしい。

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 最後。

「366日のにゃん言葉」
 猫の写真と文学作品で語彙力を高める

 やや難しい言葉を過去の文学作品から出してきて、
その言葉の解説を、猫の写真と合わせて見せてくれる。

 とにかく、猫の写真が絶妙すぎて面白い。
その言葉で、この写真もってくるのかぁ、と笑える。

 文学作品は、やや偏っているかなぁ、という気がしたけど、
まぁこの本の場合は、猫の写真がメインだから。w

 猫好きで本好きなら(つまり私)たまらない本だと思う。
買う気がない人も、amazonのリンクで中身を少しだけ見てほしい。

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 ここに写真貼ればいいのか?
このブログって、昔から写真とか図のたぐいは一切使ってない。w
(面倒だから)

 この本は、猫好きな人にプレゼントしてみたいな。

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 さて、今年もあと1ヵ月。
まだまだ読みたい本はたくさんある。
記録によると、今年読んだ本は300冊を超えている。
1日1冊ペースには届いていない。
 去年(年間511冊)がおかしかっただけだけど。

 

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