2022年おすすめランキングTop20
読書記録、小説編。
今年は、激しく環境が変わったこともあって
読書量は昨年よりも減っている。
それに、再読することも多いし、
小説以外の本を読むことも増えた。
今年、新規で読んだ小説は167冊。
(昨年、一昨年は240冊以上読んでる)
ま、仕方ないよね。
今年読んだ小説のTop20。
.
.
20位 「モノクロの夏に帰る」(額賀澪)
青春モノが多い額賀さんだけど、
この本は「戦争」がテーマになっている。
19位 「ぼくらに嘘がひとつだけ」(綾崎隼)
綾崎さんの将棋小説第二段。
綾崎さんは、「才能と血縁」をよくテーマにするよね。
18位 「六人の嘘つきな大学生」(浅倉秋成)
今年の本屋大賞5位の作品。
就活がテーマだけどミステリとしても面白い。
17位 「残月記」(小田雅久仁)
今年の本屋大賞7位の作品。
暴力的な描写も多いけれども「愛」の物語。
16位 「悪いものが来ませんように」(芦沢央)
芦沢さんの本は初めて読んだけれども、
見事にやられてしまった。再読必須。
15位 「マイディアポリスマン」(小路幸也)
小路さんは東京バンドワゴンシリーズが有名だけど、
別シリーズのこちらもなかなかよかった。
14位 「Unnamed Memory after the end」(古宮九時)
古宮さんの大作「Unnamed Memory」のその後。
相変わらず、この作者は人の心がないらしい。
13位 「跳べ、栄光のクワド」(碧野圭)
碧野さんのひさびさのフィギュア小説。
だれがどうみても、主人公のモデルはあの人。
12位 「同志少女よ敵を撃て」(逢坂冬馬)
今年の本屋大賞受賞作。
独ソ戦の女性スナイパーのお話。重い。
11位 「三千円の使いかた」(原田ひ香)
お金との付き合い方についての連作短編集。
原田さんは、こういう方面が強いようで。
10位 「小説の小説」(似鳥鶏)
今年、一番笑った小説。
似鳥さんは、いろいろと実験的なことをしてくるな。
9位 「わたしの美しい庭」(凪良ゆう)
凪良さんの本屋大賞受賞前の作品。
とてもやさしい物語。
8位 「琥珀の夏」(辻村深月)
今話題の「宗教二世」とも関わる話かも。
悲しい話だけど、ラストに希望がもてる。
7位 「機械仕掛けの太陽」(知念実希人)
知念さんのコロナ小説。オミクロン到来まで。
もう、続編はいらん、終わってくれ。
6位 「夜が明ける」(西加奈子)
本屋大賞第6位。西さんのパワー健在。
「苦しかったら助けを求めろ」
5位 「月曜日の抹茶カフェ」(青山美智子)
「木曜日にはココアを」の続編になるけど、
青山さんらしく、やさしい連作短編集。
4位 「空をこえて七星のかなた」(加納朋子)
星、宇宙をテーマにした加納さんの連作短編集。
加納さんは後味の良さだけじゃないんだよ。
3位 「オオルリ流星群」(伊与原新)
理系研究者の伊与原さんの小説。
45歳の青春、まだまだ頑張れる。
2位 「本好きの下克上 5-Ⅷ」(香月美夜)
いよいよクライマックス。全部つながるのがすごい。
来年、ついに物語が完結する(予定)
1位 「らんたん」(柚木麻子)
女性同士の友情を描いた歴史的大河作品。
柚木さんのルーツはこんなところからきてるのか。
.
この記録も7年目に突入。
今年は、あまり新しい作家さんに出会えてないな。
浅倉秋成さん、逢坂冬馬さんくらい?
しかし、逢坂さん、本屋大賞でデビューして、
次に何を書けるんだろうか?
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 読書記録 2025.2(2025.03.08)
- 読書記録 2025.1(2025.02.02)
- 2024年読書まとめ(2025.01.03)
- 読書記録 2024.12(2025.01.01)
- 2024年おすすめランキングTop20(2024.12.30)
コメント