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2023年7月

PC買い替え

 パソコンを買い替えてセットアップ中。

 前回かえたのは6年前だから、ちょっと早目かな。
でも、アプリが少しおかしな挙動をしたりとか、
なぜか使えないソフトがあったりとか、
画面が青くなって止まったりとか。

 完全に壊れる前に替えたほうがいいだろう、と。


 今回も、前回と同じくHPで。
前のスピーカー型は結構気に入っていたんだけど、
もうあのタイプは売っていないらしい。

 今回は、少し小さめのスリムなデスクトップ。
前に比べれば大きいけど、2代前のDELLよりはまだ小さい。

 スピーカーは買い足したけど、
USBポートが表と裏で8つあるのは便利だな。


 CPUは第7世代Corei5から、第13世代Corei5-13400
正直、どれくらい性能があがったのか全く分からん。

 メモリは、8Gから16Gに。
6年前に買ったときは8Gでも奮発したつもりだったけど、
今となっては16でも少ないかも、と思う。

 グラフィックはオンボードでいいや。
ハードディスクは、250GのSSDのみ。
昔は、1テラとか2テラとかもあったけど、
今となってはそんな容量いらんもんな。
通信速度があがって、クラウドでデータもってればいいし。

 実際、前のパソコンで使っていたデータはせいぜい100G程度。
外付けのハードディスクも持ってるし、250Gあれば十分。

 何より、HDDからSSDになったので、静かで速い。

 あと、キーボード使いやすいのがうれしい。
前のやつは、なんか使いにくいかった(小さかった)から、
そのひとつ前のDELLのキーボード使ってたんだ。

 ディスプレイは、2年前に買った27インチ。
テレビチューナーも入れてるので、テレビと兼用。


 この連休は、パソコンのデータ移行とセットアップだけで
終わりそうだなぁ。

 マインクラフトのJAVA版が一年以上起動しなかったけど、
新しいパソコンではちゃんと動くみたいだ。
(統合版はできてた)


 ついでに、パソコン遍歴。

 私とパソコンの出会いは、1980年代。
友達が持っていたMSX2かな。
小学校高学年のころに、MSX2+を買ってもらった。
プログラミングの基礎は、このころ独学してる。

 1998年にIBMのaptivaを買った。
当時、DOS/V機と呼ばれていたやつだ。
WINDOWS98だったかな?メモリは確か32M。

インターネット使ったり、ホームページ作ったり。
ICQとかやってたなぁ。

 次に2003年に、NECに乗り換えた。
多分、XP.intelセレロン。メモリは1Gもなかったと思う。

 その次はもうブログに記録がある。
2010年に買った、DELLのinspiron580S。Windows7
core i3-540。メモリ4G、モニタ21.5インチ

 で、先代が2017年購入のHPのPavillion。
スピーカー型の小型PC。
CPUが第7世代core-i5、メモリ8G。

 こうしてみると、同じメーカーを2回連続でって
初めてなんだ。HPはコスパいいし、サイズがちょうどよいから
割と気に入っている。


 いやーパソコンの性能の変化ってすごいね。
だいたい、20年で1000倍くらいに進化してないか?

 

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読書記録 2023.6

2023年6月の読書記録

読書メーター

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6月は、31冊読了。
小説(新規)12冊、小説(再読)7冊、
学術/ビジネス 9冊、エッセイその他3冊。
もっとも、薄い本も多かったので、
ページ数はさほどでもない。

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3冊小説する。まずは小説。

病院でちゃんとやってよ」(小原周子)

 小原さんは、現役のナースらしい。
医師で小説家はたくさんいるし、薬剤師もそれなりにいるけど、
ナースって珍しい気がするなぁ。

 リハビリ病棟の看護師のお仕事小説。
いつまでも入院できるわけはないので、
ある程度、回復のめどが立ったら退院するしかないんだけど、
それって、自宅で介護になるの?それとも施設?

 その辺を患者さん、その家族と話し合いながら決めていくんだけど、
これがまたしんどいんだわ。
自分のことになった瞬、「え、無理」と思ってしまうんだろうなぁ。
そして、本作もそれはよくあらわされている。

 しかし、男どもに全く介護する気がないのはなぜだ?
家事や育児に関しては、男性も少しずつ参加しなきゃって
流れになってるけど、介護に関してはまだまだかも知れない。

 ちょうど、親が介護必要になるのが、私くらいの年齢。
働き盛りの40代~50代だから。
にしても、同じ年代でも女性には簡単に介護押し付けるよね。
ここにもジェンダーギャップがある。

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 次、学術系。

あなたを変える行動経済学」(大竹文雄)

 行動経済学に関しては、特に医療分野に関して
大竹さんの本を読んだことがあったけど、
本作は、高校生向けに書かれている入門編。

 非常によみやすく、面白かった。

「サンクコスト」は、一度支払ってしまった費用や時間で、
もう取り戻せないものを言うんだけど、
人間はつい、このサンクコストを惜しんで合理的に
判断できないことがある。

 映画館に入れば、どんなにつまらない映画でも最後まで見ようとする。
「つまらない」と確信できた時点で、席を立って
その時間をもっと有意義に使った方が合理的なのに。

 ほかにも、損失を避ける、とか、つい先延ばしにする現在バイアスとか。
勉強の計画を立てる時も、自分の「意志の弱さ」まで計算にいれて、
計画を立てる方がよいよ。

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 あとは、「ナッジ」のお話。
デフォルトをどう決めるかで、他人の行動を変えることができる。
ただ、この辺は目的によるよなぁ、と微妙に思った。

 例えば、コロナワクチンの接種券を、
「申し込んできた人だけ送付する」ということにした某自治体。

 いや、それするとデフォルトが「接種しない」になってしまい、
接種率が下がってしまう。
逆に、もう、こちらから日時まで指定してしまって、
「変更のある方はご連絡ください」とやってしまった方が、
絶対に接種率は上がる。

 でもね、接種券を送らない判断ってさ、
某自治体の首長の思想なんだよね。
この首長の考え(あるいは、それに忖度した人)なら、
「デフォルトをワクチン接種しない」にすることで
行動経済学をうまく利用していると思う。

 すなわち、彼(ら)の目的は、
「国に文句言われずに接種率を上げたくない」ってことだから。

 あくまで、任意接種だから接種したいという意思は尊重されてるし。

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 やりようによっては、いくらでも悪用?できてしまうな、
というのが私の感想なんだけど。
ちょっと怖いなぁ、と感じた。

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 最後。

学校というブラック企業」(のぶ)

元、公立中学教師による本音。
主にツイッターで活躍されているのかな?

 中学校にはよくわからない校則があるけれども、
それって、教師側も何のためにあるのかわからんことが
多々ある。

 でも、現状を変えることで生徒が荒れるのが嫌だから
とにかく現状を変えたくない、伝統を守る、のだそうだ。

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 これ、先生の方にもかなりストレスがかかっている。
自分たちも「このルール意味ないよなぁ」と思いながら、
生徒に守らせている訳だから。
 生徒にも「ルールだから」以上のことが言えない。
そんなんでちゃんと指導できるわけないやん。

 でも、ルールを変えようとすると
ベテラン教師からの反発が強くて、なかなか変えられない、という。

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 少しずつ、改善はされてきているんだろうけれども、
まだまだ、これから、ってところも多いなぁ。

 特に、いじめ指導に関してはそう。

 文部科学省は、加害者を別室指導にして
場合によっては出席停止などの措置をとること、としている。

 教室から出るべきは、被害者ではなく加害者であるべきだ、と。

 でも、実際にこの通りに加害者が出席停止になったケースは年間1人とか。
いじめが原因となった不登校は、年間500人以上もいるのに。

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 法律がそうなっていても、学校が運用の仕方を知らない。
保護者や先生まで伝わっていない。そういう問題もあるらしい。
確かに、私も知らんかったからな。

 この運用をするためには、いじめなんかない最初の状態で、
保護者含めてみんなに周知する必要があるだろう。

「当校では、いじめ加害者に対して、別室指導や出席停止を含めた
 断固たる措置を取ります」
って、最初から宣言しておかなければトラブルになるな。

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 なんにせよ学校は大変。先生の数も足りてないし。
問題山積み。ただ、少しずつは改善してるところもあるんだよ。
少なくとも、問題点が「問題だ」とわかるようにはなってきているから。

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