2023年読書まとめ
時が流れるの早いよね。
年を取るたびにそう思う。
2023年は、350冊読了。
昨年とほぼ変わらず。
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2023年の読んだ作家さんtop10
1位 香月美夜 39冊
2位 山本弘 10冊
3位 武田綾乃 8冊
4位 七月隆文 7冊
5位 日向理恵子 6冊
6位 寺地はるな 5冊
6位 原田マハ 5冊
8位 中山裕次郎 4冊
8位 辻堂ゆめ 4冊
8位 柚木麻子 4冊
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本好き完結年で、全部再読したから、
そりゃあ香月さんがぶっちぎるのは当たり前。
山本さんの2位は意外だった。
新作出ている訳がないので、こつこつ再読したんだろう。
武田さんは「ユーフォ」、七月さんは「ケーキ王子」
日向さんは「火狩りの王」、中山さんは「研修医」と
シリーズもの。
なんか、たくさんの作家さんを
少しずつ読むような流れになってるなぁ。
昔は、「これ!」っていう作家さん見つけて
ひたすらコンプ目指してたけれども、
なかなかそういう出会いも少なくなってきた。
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今年のトータルの記録では、
小説(新規) 157冊
小説(再読) 61冊
学術/ビジネス 108冊
エッセイ/その他 24冊
学術系の本が少し増えたかな?
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今年の興味は、
認知症に関する本、社会と高齢者とのつながり。
親が介護が必要な年代にはいっているからなぁ。
あとは、人間の知性の限界。
瀬名さんの「知の統合は可能か?」とか、
「因果推論の科学」、あとね、
「ことばの本質」とか。
この辺、私は「AIとのかかわり」でくくっちゃった。
今後、chatGPTをはじめとする
生成系AIがどのように社会を変えていくか。
「科学的に考えることが苦手」な
ヒトという種族を、AIがフォローしてくれる未来って
くるんじゃないの?
それと、特に年末に読み進めているのが、
発達障害関係の本。
たまたま、図書館の予約が集中しただけだが。
いわゆるグレーゾーン問題。
私は少しグレーだけど、娘もそうだなぁ、とか。
息子は、むしろかなり黒に近いなぁ、とか。
ごく普通の人、真っ白な人って、
そんなにいないんじゃない?って思ってしまった。
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あとは、コロナの総括かな。
尾身さんに関する本をいくつか。
最近読んだ「失敗の科学」にもあるんだけど、
行政、政策の検証をしっかりしてほしいと思う。
失敗しないと、成長しないのよ。
ちゃんと検証できるように、次に活かせるように、
尾身さんが記録残してくれてるんだからさぁ。
ダメなところはダメってやんないと。
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科学の中でも、特に医学の発展に大きく寄与したのは
「RCT」の発明だって話も読んだ。
なんでこれ、行政や政策に使わないの?
ちゃんと対照取らないと、検証もしにくいし、
フィードバックが働かないから、進歩もない。
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ま、そのためには、「失敗」を許す文化が必要で、
日本にはそこが決定的に欠けている。
何かあれば、すぐ犯人捜しして、
責任をかぶせることに躍起になるからなぁ。
そんなことするから、進歩しないんだ。
結果、失敗は隠すようになるに、
無理に「いや、あれは成功だった」とか強弁する。
そんなんじゃ、成長しないの当たり前だわ。
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今年は、どんな一年になるかなぁ。
私自身のことよりも、家族がみんな大変なので、
そっちのフォローに力使わなきゃいけないな。
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