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読書記録 2024.9

2024.9の読書まとめ(読書メーター)

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9月は26冊読了。

小説(新規)16冊、小説(再読)0冊
学術/ビジネス 7冊、エッセイ/その他 3冊

あまり読書が進まなかったなぁ。
気が付けば、何も再読してないや。
読書にかける時間自体が減ってきつつある。

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 今月の3冊。

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君は医者になれない 膠原病内科医・漆原光莉と血嫌い医学生
(午鳥志季)

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 電子図書館にあったので、なんとなく借りてみたが
なかなか面白かった。
膠原病内科って、とんでもなくニッチなところついてくるな、
と思った。予想通り、作者の午鳥さんは医師らしい。

 全体的な雰囲気が知念さんの天久シリーズに似てるかも。
まぁ、変人でできる女医さん、となると
先行シリーズに似てしまうのはしょうがないかな。

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 ラノベ、というほどライトではないけど、
適度に軽くて読みやすいメディアワークス文庫っぽい作品。
ついでに、膠原病の勉強も(すこしは)できる。

 ただ、ここまで血が苦手だと本当に医師は無理じゃないかな。
あと、ただの学生がこんなとこまで入り込んでいいのか、とか。
ツッコミどころもあるけれども、
それ言っちゃ話が進まないからねぇ。(苦笑)

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 ミスで人が死ぬことがある仕事ってのは、
医師だけではなくて薬剤師もそうだな。
その辺、ハッとさせられた。

 続きもあるみたいなんで、読んでみたい。

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 次、学術系

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職場の同僚のフォローに疲れたら読む本」(佐藤恵美)

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 これは、タイトルの勝利だなぁ、と思った。
いや、同僚のフォローに疲れてる人、めっちゃ多いって。
仕事はできる人のところに集まるしね。

 内容としては、ごく普通の職場のメンタルヘルスの話だけど、
他人のフォローが評価されない人事制度とか、
現在の会社の問題点にも触れていて、すごく納得できた。

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 私も今の職場には不満があるけれども、
「怒り」が疲れを加速させるというのは、すごくわかる。
ものすごくエネルギーを使って消耗する。

 そして、誰もみてくれてないからフォローがない。
仕事しても認めてくれない、そりゃストレスたまるよ。

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 気をつけなきゃいけないな、と思ったのは
「燃え尽き症候群」の話。
そういう、周りのフォローにたけた人が
燃え尽きてしまって仕事に来なくなる、という。

 うーん、弊社でも現在進行形でありそうな話。

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 対策としても色々あって、
もちろん、人事制度の改革が必要ではあるんだけど、
個人としてできることとして、
考え方をかえてみる、とか、気持ちの持ちようとかも
書いてあって、ほとんどが知ってることだったけど
参考にはなった。

 しんどくなったときに、読めるように手元においておきたい。

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 最後。


なぜ働いていると本が読めなくなるのか」(三宅香帆)

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 タイトルの勝利、その2.

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確かに、このタイトルみたら、
「そうそう、最近本読めてないわー」ってなる人多いし、
実際そういう人が読んでみたくなるんだろう。

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 でもこの本、中身はね、
明治時代から現代にかけての労働者と読書の歴史を
振り返るところが大半で。

 いや、タイトルは「労働と読書史」とかの方が
実態を表していると思う。

 ただ、そんなタイトルにしたら間違いなく売れないわ。w

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 なぜ、昔の労働者は本を買ったのか、とか。
なぜ、あちこちの家に「全集」があったのか、とか。
私はそんな話も興味深く読めたからいいけど、

「いや、早く結論いってくれよ」って人も出るだろうなぁ。
それこそが、「働いていると本を読めなくなる」理由の一つ。

 ネットが進んだ現代社会では、
必要な情報は調べれば純度の高い形で手に入るのね。
でも、読書ではいろいろな「ノイズ」が入ってしまう。
働いていると疲れてるし、そもそも時間がないので、
「ノイズ」が邪魔だと感じてしまう。

 いや、そのノイズを楽しむ余裕があるのが読書でしょ、と
思うんだけどなぁ。私は、この本を楽しんで読めたけど、
そうではなかった、という人は、そもそもノイズがしんどいでしょ。

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 で、結論としてはワークライフバランス、というか、
余裕持てるように、仕事を軽くしましょうよ、みたいな話で。w

 うん、私が本読めるのは、余裕があるからなんだろうな。
そうでない人は、なかなか本を読めなくなるんだろう。

 

 

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