« 読書記録 2025.5 | トップページ | 読書記録 2025.7 »

読書記録 2025.6

2025年6月の読書記録
読書メーター

.

 今月は、小説(新規)11冊、小説(再読)3冊
学術/エッセイ 8冊、その他 1冊。

合計23冊。

うん、少ないよね。あとで説明する。


今月の3冊

.

まずはフィクション

小説」(野崎まど)

.

 2025年の本屋大賞3位。

え、野崎さんが3位なの、というのが正直な感想。
いや、今までも強烈に面白い本をバンバン出してたけど、
ニッチな層にぶっ刺さりまくる作品が多くて、
あまり一般受けはしないと思っていたから。

 だから、ノミネートされた時も思ったんだよね?
「ついに野崎さんが、世間から評価される時代か!」
って。

 で、読んでみる。
うん。たぶん私は10分の1も理解できてない。w
これ、世の中の人は読んで理解できるものなのか?

 ただ、テーマはものすごくわかりやすい。
「小説は、読むだけではだめなのか?」

 小説を読んだことで、何か受け取らなきゃいけないのか。
書かなきゃいけないのか?読んで楽しむだけだとダメ?

 という問いかけなんだと思う。


 そんなもん、楽しければそれでいいに決まってる。

 ラストの展開が予想できたところと
まったく予想不能(というか理解不能)な展開がミックスされて
そしてさいごに、ものの見事に収束する。

 この話を収束させられるのが野崎まどさんの力。
文章自体は軽くて読みやすいので、ぜひ読んでみてほしい。

.


つぎ、学術系

生成AIでかわる障碍者支援の新しい形
(田中康雅)

生成AIを利用した障害福祉、就労継続支援B型の話。
この分野では、AIは非常に有用にもかかわらず、
活用例はおそらく多くない。

ワクワクするような話が多かった。

新しい技術を、すぐにビジネスに生かす。
自分も楽しいし、周りも幸せになる。
まさしくwin-win。技術の伝道師。

この方、仕事していて楽しいだろうなぁ。
この本自体も、おそらくはAIの技術がふんだんに使われていると思う。

 実は、私はこの本でAIの面白さに気づいた。
で、そのあとも紆余曲折あったんだけど、
ようやく生成AIを使い始めることになって、、

 沼に落ちることになる。w

.

 最後も小説、しかも再読

アイの物語」(山本弘)

.

 アイの物語については、昔も感想書いたことあるけど、
生成AIにふれてから再読すると、
また新しい側面がみえてきて面白かった。

.

 今回、気になったのは「ミラーガール」だ。
1999年初出の短編でありながら、
AIとの付き合い方を暗示しているような話になっている。

 この話の中で、AIは人間とひたすら会話を重ねることで
学習し、進化し、成長する。
その後、マシンの進化にともなって学習速度を爆発的に
高めた結果、ブレイクスルーをおこし自我を持つ。
人間と友達になる。そういう話。

.

 これ、20世紀に書かれた話よ?
ほぼ、予言なんじゃない?ってくらい当てはまってる。
生成AIの学習モデルを言い当てている。
「ブレイクスルー」という表現は、
今でいうところの「シンギュラリティー」に相当しそう。
そして、マシンの進化が鍵になっているところも同じ。

 実際にそれで自我を持つかどうかは全く別の話だけど、
会話を重ねることで、進化するという概念は
あてはまっていると思う。

.

 AIと人は、理解が難しいところもあるが、
「わからないことは、わからないままでいい。許容してもらえれば」
こういう考え方、今後も大事になってくると思うな。

.

 
 さて、実は今月、このアイの物語を読んだ後から、
私がAIを使った創作沼に完全にはまってしまった。
なので、終盤、一気に読書量が落ちている。

 このまとめの記事も、月半ばまで放置するほど。(苦笑)

 もうひと段落するまでは、読書量落ちたままかなぁ。
でも、読書は私にとっての栄養源でもあるので、
0にすることは絶対にないと思う。

 別に栄養にならなくてもさ、
「楽しければそれでいいのよ」

ね、野崎さん?

 

|

« 読書記録 2025.5 | トップページ | 読書記録 2025.7 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 読書記録 2025.5 | トップページ | 読書記録 2025.7 »