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読書記録 2025.10

2025年10月の読書記録
読書メーター

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10月は24冊読了

小説(新規)11冊、小説(再読)1冊
学術/エッセイ 9冊、その他 3冊。
先月よりは読めたけど、(創作に)忙しいことにかわりない。

 今月の3冊

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まずはフィクション

パパたちの肖像」(アンソロジー)

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 父親である作家さんたちの書いた子育て小説のアンソロジー集
子どもの年代が作家さんによって違うんだけど。

 一番やばいネタは、
「俺の乳首からおっぱいは出ない」だろう。
真剣に授乳させたくてがんばる父親の話。 
 どうにかして、女性化乳房をおこしておっぱいを出そう、と。
いや、普通に哺乳瓶使えよ、と思うんだけれども、
哺乳瓶いやがる赤ちゃんはそれなりにいるんだよね。
 真剣なだけに笑える話。

「髪を結ぶ」
これは、がんばって娘の髪を結ぼうとする父親の話。
慣れないと難しいんだよなぁ。慣れればさくっとできるんだけど。
特に、不器用だと難しい。自分の髪の毛縛るパパならともかく。

「そういう家族がそこにある」
 これは、共働きでの育児ができなかったので、
専業主婦になった夫婦の話。そういうこともあるよね。
みんながみんな、共働きで子育てできないよ。
 子育てには、それぞれの過程に事情があるので、
外から一概に「こういうもんだ」って言うべきじゃないよね、という話。

 ただ、作品によっては育児の解像度低いかも?というものもある。
時代によって変わってきているから仕方ないね。
今の時代では最先端だと思うけど、
時代によってどんどん変わっていく分野だと思う。

 


つぎ、学術系

ルッキズムてなんだろう?」(西倉実季)

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中学生向けに書かれたルッキズムの入門書。
まず、定義が難しいよね。基本的には、就職差別で使われる言葉。
外見によって就職が不利になるのは差別。
でも「見た目で人を判断することの是非」まで定義を広げてしまうと、
収拾がつかなくなる。

 ルッキズムは、個人電はなく社会の仕組みを変えることで
解消すべき差別、ということ。

 だから、男女間の恋愛とかでそこまで踏み込む必要はない。
また、職業によっては、美男、美女が評価されることもありえる。
それは認められている。
 問題は、「いや、そんなん外見どうでもいいやん」っていう職業でも
外見を問題にして差別すること、だ。これはダメ。

 それは、わかりやすいと思う。
そうはいっても、マナーの問題もあるよね。
ルッキズムとマナーの境目も難しい。

 例えば、女性はお化粧をすべきかどうか?
今の日本なら、女性における化粧はマナーに近いと思う。
もちろん、時代によってかわるんだろうけど。


 ただ、みんながみんな、「こうすべき」というのもどうかなぁ。
特に、恋愛市場においてはそう思う。
結局、人は見た目が大事なのか。
見た目以外にも評価しろよ、と。

 

 最後は新書

ウクライナ戦争」(小泉悠)

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 これは、発売当初に話題になったけど、結局読んでなかった。
もうそろそろ、停戦してほしいんだけどなぁ。
ようやく、読んでみた。

 時期的には、1年目。ウクライナの反転攻勢が成功していた頃まで、
の話。これ書いたときに、まさかこのあと泥沼になるとは
緒も話なったんじゃないかな。

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 結局、なぜプーチンはウクライナ戦争を始めたのか。
これは、プーチンの個人的な思想によるもの、ということだ。
極論すれば「ウクライナはロシアの影響下であるべき」

 いや、表向きは、NATOの不拡大とか言ってるけど。
でも、ウクライナ戦争やった結果として、
フィンランドやスウェーデンがNATOに加入した訳で。

 もともと、ウクライナはNATOに入りたがっていたけど、
簡単に入れそうな感じではなかったんだ。
そこを懸念したロシアが介入した結果として、
 逆にNATOが拡大しているんだが?

 特にフィンランドなんて、ロシアの隣の国じゃないか。
ここがNATOに加入しても、ロシアは問題ないの?

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 問題ない、ことはないだろうけど、
ウクライナと対応が違うことは確かだね。
フィンランドがNATOに入ることは、黙認する。
でも、ウクライナは入ろうとすることも許さないんだ。

 そりゃもう、ウクライナがロシアに立てつくなんて
あってはならないことだから、としか言えないな。


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 損得勘定なら、最初から戦争なんかしてない。
おそらく、それがなかなか休戦、停戦に至らない理由だろう。
「どう考えても、停戦したほうが得だよね」
という説得を受け入れられるのであれば、最初から
「開戦したほうが損」だとわかってたはずだ。

 これ、どうすれば解決できるんだろうか?
ロシアには、プーチンの暴走を止める手段がない。
それが独裁政治の恐ろしさだろう。

 独裁政治は、有能な人がやる分にはいいんだけど、
トップがおかしなことやり始めたときに止める人がいないと、
こういうことになってしまう。
 どうやったら解決できるのか。難しい。

 

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