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読書記録 2025.11

2025年11月の読書記録
読書メーター

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11月は19冊読了

小説(新規)7冊、小説(再読)2冊
学術/エッセイ 7冊、その他 3冊。
創作活動に時間をさいたせいで、読了数が減った。
今年は300冊無理だなぁ。

今月の3冊

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まずはフィクション

誰が勇者を殺したか」(駄犬)

 去年から話題になっていた作品。図書館ではなかなか回ってこなかったけど、
KindleUnlimitedに入っていたので、そちらで読むことができた。

 このライトノベルがすごい2025、新作部門第1位らしい。

 作品の半ばで大体の流れは分かってしまうんだけど、
そこからの話の展開が見事。マリアのキャラがいいよね。
電子書籍版の特典読んだけど、一番笑えた。

 結局、才能なくてもやり抜く人が強い。
これはこの作者さん本人が証明してるね。
いや、駄犬さんは才能あると思うけどな。
ラノベで売れるには、才能だけではなく運も必要。

 子供の受験が落ち着いたから創作再開したとか。
ラノベはあまり読まず、一般文芸の影響を受けているらしい。
そして、40代で作家デビュー。

 なんか、プロフィール私と似てるな。
私も創作頑張れば、デビューできるのか?w

 私もあまりラノベ読まないけれども、
話の構成とか、あんまりラノベっぽい感じがしないんだよね。
確かに、(私が読みなれてる)一般文芸の方が近い。
ラノベの枠に収まらないから強いのかも。

 私なんかが評価するのもどうかと思うけど、たぶん、
「ストーリー、構成は見事だがキャラが弱い」って言われそう。

 一応、ミステリー風な話の作り方にしてあるんだけど、
がっつりしたミステリーにするのは最初から放棄してる。
おそらく、難しい謎作るのが苦手なんじゃないかな?
 それでも、話がしっかりしてれば面白いんだよね。


 つぎ、学術系

AIは私たちの学び方をどう変えるのか」(サルマン・カーン)

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 カーンアカデミー(Youtubeによる教育無料動画の配信)のCEOである著者が、
生成AIを利用した教育について解説している本。

 実用例も多く、非常に勉強になった。
「生成AIによって、教師の価値は下がるのではなく高まる」
「AIによって職を奪われるのではなく、AIを使いこなす誰かに職を奪われる」
「文章をAIに書いてもらうのではなく、AIと一緒に書く」

 ただ、あまりにも理想論が多く、何か裏というか、
落とし穴が待っているような気がしなくもない。

 理屈ではわかるんだけど、果たしてそんなにうまくいくのかどうか。

 この本の中では、ちゃんとリスクも示されているし、
AIによるバイアスも、0にはできない。
ただ、それでも、現状よりはいいんじゃない?という提案。

 例えば、日本の教育環境でいうと、教育格差はかなり大きい。
どこに生まれるか。地方か、都市部か。
また、教育にどれくらいお金をかけるのか。

 中学受験するのか?中学受験のために塾にいれるのか。
お金をかけたもの勝ち、という環境がある。

 それを、「AI使いこなしたもの勝ち」に変えるのは、
今までとは違う格差が生まれるけれども、
AIに関して言えば教育費よりもはるかに安いし、
ネット環境さえあれば使えるわけで。


 私が今年考えている内容に、一番近い本だった。
これからの人材の能力は、
「既存の能力」×「AIを使いこなす能力」の掛け算になる。

 AIが使えれば、今までの勉強がいらなくなる訳ではない。
どちらも大事、ということ。
 ただ、ペーパーテストで点を取るためだけの勉強は、
今後必要なのか?とは思うなぁ。

 何にせよ、AIを毛嫌いしているだけでは、
世の中から取り残されるのは間違いないだろう。
それは、30年前のIT革命と同じことだ。

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 最後も小説

去年はいい年になるだろう」(山本弘)

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 山本弘さんの自伝的小説。

 未来から来たアンドロイドが、未来の情報を教えてくれる世界。
その話の主人公を自分にしてしまった、という話。
だから、とんでもなくリアルな仕上がりになっている。

 でもこれ、書いてて恥ずかしくないのかな?
自分の考えが駄々洩れなんだけど。
私小説書く人が、そんなこと考えちゃいけないんだろう。

 全編通して読むと、これは奥様に対する強烈なラブレターなのね。
人生を何回やり直しても、君と出会うよ、っていう。
 書かれた方も恥ずかしくないか?
ただ、作者が亡くなられた今となっては、大切な作品になってるかも。

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 SF作家、山本弘の考え方がよくわかる本だった。
こんな人でも、自分の作品が面白いのかわからなくなるし。
なんというか、自分の弱みをさらけ出すよね。
それで離れていってしまう人なら、それでも仕方ない、と
割り切っているようなところがある。

 2001年の同時多発テロが、のちの「アイの物語」につながっていた。
人間はこんなにも愚かなのか、という絶望から生まれた物語だったのか。

 あとは、終盤のシーン、これ絶対書いてて辛かったと思うよ。
作中にも書いている通り、この手のSFでハッピーエンドになることはない。
どっか、落とし穴があるのが普通なんだよね。

 それでも、書きあげなくちゃいけなかったんだろう。
それは、SF作家としてでもあるし、単にお金が欲しかった、というのも。
作家って、自分の頭の中の妄想を切り売りする仕事なんだね。
金策に走り回るシーンがリアルで怖かった。

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 今月は少な目になってしまったけれど、
来月はもう少し読めるかな?
 KindleUnlimitedに入っている期間だから、
今まで読みたくて読めなかった本を色々探してみよう。

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