« 2025年12月 | トップページ | 2026年2月 »

2026年1月

2025年読書まとめと、読書メーター10年分の記録

 まず、2025年全体の読書記録から。
(読書メーター/2025年の記録

.

 2025年は生活は楽になって読書にかけられる時間増えたが、
後半は創作沼にはまって時間が減ってしまった。

 年間281冊読了。
小説(新規)120冊、小説(再読)32冊
学術/ビジネス 109冊、エッセイ/その他 20冊。

 小説は去年よりさらに減ったが、
学術系の本は減っていないな。

.

 また、読書メーターで記録をつけはじめて丸10年経過した。
ここで、10年分の記録をふりかえっておこう。

2016年 359冊
2017年 301冊
2018年 210冊
2019年 328冊
2020年 401冊
2021年 511冊
2022年 344冊
2023年 350冊
2024年 332冊
2025年 281冊

 計 3417冊(年平均 341.7冊)


 こまかなデータ(小説/学術の区分など)は、
別にエクセルで管理していて、
そっちはまだ、5年分のデータしかない。

.

 でも、年末のおすすめ小説20冊は、10年分あるよなぁ。
20冊×10年分、計200冊である。

 分母が3417冊ではない。
この数字には再読も小説じゃないのも入ってるから。
(阪急電車とか7,8回カウントしてるはず)

 それでもまぁ、半分以上は小説(新規)だろうから、
1800冊中のおすすめ200冊にはなるかな。

作家別ランクイン数を発表してみる。


1位 綾崎隼 11回 レッドスワンシリーズ、ほか
2位 辻村深月 9回 かがみの孤城、ほか
3位 香月美夜 7回 本好きの下剋上シリーズ
4位 恩田陸 6回 蜜蜂と遠雷、ほか
4位 伊坂幸太郎 6回 ゴールデンスランバーほか
4位 湊かなえ 6回 花の鎖、ほか
7位 成田名璃子 5回 東京すみっこごはんシリーズ、ほか
7位 西加奈子 5回   サラバ!ほか
7位 似鳥鶏 5回 小説の小説、ほか
10位 額賀澪 4回   タスキメシ箱根、ほか
10位 加納朋子  4回   空をこえて七星のかなた、ほか
10位 青山美智子 4回   木曜日にはココアを、ほか
10位 凪良ゆう 4回   流浪の月、ほか
10位 南杏子 4回   アルツ村、ほか


 圧倒的1位は綾崎さん。
レッドスワンシリーズで3冊入ってるけど、それ以外にも多い。
3位の香月さんは、すべて「本好きの下剋上」
7位の成田さんは「東京すみっこごはん」シリーズが多い。

 辻村さん、恩田さん、伊坂さん、湊さん、西さんは、言わずと知れた
ベストセラー作家。

 ミステリー作家としては、伊坂さんの次に似鳥さん、加納さん。
純粋なミステリーというよりも、読み味重視だね、これ。


 あと、全200冊中、本屋大賞とそのノミネート作だけで51冊ある。
実に4分の1。

 私が本屋大賞好きで、ノミネート作をよく読んでいるのもあるけど。

 逆に、本屋大賞全く無関係で上位に入ってる作品をみてみると、

この銀盤を君と跳ぶ/綾崎隼 (2024年1位)
東京すみっこごはん レシピノートは永遠に/成田名璃子 (2020年1位)
十の輪をくぐる/辻堂ゆめ (2021年2位)
星の降る家のローレン/北川恵海 (2019年3位)
オリオンは静かに詠う/村崎なぎ子 (2025年4位)
二百十番館にようこそ/加納朋子 (2020年6位)

 この辺は、私の趣味がよくわかるラインナップになっている。


 学術やビジネス書なんかでも、同じようなことできるかな?
そもそもランキングにしてないけれど。
そっちは5年前からのデータがあるので、
5年後に10年分のデータたまったらやるかもね。

 

| | コメント (0)

読書記録 2025.12

2025年12月の読書記録
読書メーター

.

12月は20冊読了

小説(新規)8冊、小説(再読)2冊
学術/エッセイ 9冊、その他 1冊。

 小説も、自分の創作の糧に読んだのが多い。
もっと、自分の好きな作品を読むのも必要だと思う。


今月の3冊

.

まずはフィクション

ゴリラ裁判の日」(須藤古都離)


 須藤古都離さんの本は初めて。メフィスト賞受賞作。

タイトルのインパクトが強すぎだが、中身も強烈すぎる。
言葉をしゃべるゴリラが裁判する話。

もちろんフィクションなんだけど、手話をしゃべるゴリラの、
その手話を音声に変換できる機械があればどうなるか。

 手話を学べるゴリラなら、すでに存在するのかも。

 この「ひょっとしたら可能かもしれない」のラインが絶妙すぎる。
ゴリラのローズが、非常に知的で魅力的。

 弁護士よりも共感できるってどういうことなんだ。

.

 多様性が叫ばれる時代だけれども、
ゴリラでも認めるべきか、というチャレンジングな話になっている。
偏見をなくすのって、無理だ。

 偏見はなくならない、ということを前提にして、
よりよい世界を考えていかなくちゃいけないね。

 まぁ、そんな深いこと考えなくても、普通に面白い小説だった。

.

 つぎ、学術系

ジェンダー平等世界一 アイスランドの並外れた女性たち
(イライザ・リード)

.

 ジェンダーギャップ指数世界一位の国、
アイスランドにおける、フェミニズムのお話、兼アイスランドの宣伝。

 あまりにも異世界、異文化すぎて、
面白いけど読み解くのに時間がかかってしまった。

 アイスランドですら、まだまだ男性優位なところは残っているけど、
日本からみると、楽園のように思えることも。

 とにかく、人口が少ないことがよい方向にはたらいてるのかな?
人口、40万に満たない。日本だと地方都市くらいの人口だ。

 合意形成も難しくないし、みんな知り合い、親戚みたいなもんだし。

.

 作者のイライザ・リードさんは、もともとカナダ出身。
旦那さんがアイスランド人で、アイスランドに移住した。
あれよあれよという間に、旦那さんが大統領になってしまい、
気づけばファーストレディーになっている。

 女性が普通に社会進出している、というか、社長も多い。
また、子育てにも寛容で、子ども込で会議に出るシーンにびびった。

 あとは、パラレルキャリアも多いなぁ、と。
人口が少ないから、色んな仕事をする人が多いように感じた。

.

 アイスランドは、世界で初めて民主的に選ばれた女性大統領が生まれた国。
しかも、16年も続いた。

 この結果として、政治家になる女性も増えたし、
逆に「大統領って男の子でもなれるの?」という声も上がるほど。

 日本でも、2025年はじめて女性の首相が誕生したけど、
果たしてどこまで女性の政治家が増えるのか?

人の記憶に残るほど長期やってくれたらいいけど。

.

 最後は新書。

 「超合理的!ミステリーの書き方」(中山七里)

.

 超人的ミステリー作家の中山さんによる、ミステリーの書き方。
ミステリーをどうやって書こうかな、と模索中なので読んでみたが、
まぁ、予想通り。何の役にも立たない。w
 いや、この人超人すぎるんだよ。

.

 中山さんのやり方は、中山さんにしかできないよ。
だから面白い。

「トイレに行くのは一日一回にしました」ってどういうこと?
「時間がもったいないから」いや、本気で言ってるのが怖い。

 1日原稿用紙25枚、2日で50枚。
プロットは三日三晩で作り上げる。
睡眠時間平均三時間。
多作でなければ生き残れない。

 原稿の推敲?時間の無駄。
最初から完成形を出力すればよい。
取材?不要。
全部、想像で書いても問題ない。

 新人賞は賞金500万円以上を狙え。
そうでなきゃ捨てられる。

今死んでも、未出版の原稿があと10本あるから10冊以上本が出る。
いにしえの赤川次郎に比べれば。

.

 ・・・参考になる訳ないだろ、こんなの。w
もっとも、中山さんもわかってて書いてるよ、これ。
自分のやり方が他人の参考にはならんことなんて。

 実際、中山さんのファンは、この人がこういう人だって知ってるから、
最初から、こういう話を期待している訳で。
私ももちろん、最初から知っていて、楽しんで読んだ。

 しかし、本気でこの本を、
「有名なミステリー作家の書いた指南本」と思って読んだ人いたら、
「金返せ!」ってならないかな?w

 

| | コメント (0)

« 2025年12月 | トップページ | 2026年2月 »