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読書記録 2026.1

2026年1月の読書記録
読書メーター

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1月は22冊読了

小説(新規)12冊、小説(再読)1冊
学術/エッセイ 7冊、その他 2冊。

 創作のために頭を使っていると、
本を読むエネルギーが残っていないことが多い。
先に本読んでから創作活動しないとな。

 頭が疲れてくると、本も読めなくなってくる。
創作にはインプットも必要だから、
そこはバランスとる必要あるね。

今月の3冊

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まずはフィクション

今日の日はさようなら(完全版)」(一穂ミチ)


 もともとは2016年に書かれた作品の再文庫化。
1978年生まれの今日子が、女子高生だった1995年から
コールドスリープに入り、2025年に目覚める話。

 あえて(執筆の)10年後にしたのがすごいな。
そこは「現代」(つまり2016年)でよかったんじゃないの?

 47歳の女子高生なんだけど、
30年間コールドスリープだから、見た目は17歳のまま。
設定にいろいろと無理があるんだけれども、
そこはもう気にしちゃダメなんだろう。

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 面白いのは、今日子の感覚で。
私がちょうど今日子とほぼ同年代になるのね。
だから、1995年当時の様子が手に取るようにわかる。

 しかし、作中に出てくるゲームは
初代スーパーマリオだと思うんだけど、
当時の女子高生がまだスーパーマリオをクリアできるってのは、
今日子、相当なゲーマーだぞ。w
 おそらく発売当時は小学校低学年だったはずで、
セーブも何もない時代にクリアするのは至難のはずだが。

 でも、攻略情報も何もなかった時代に、
あの8-4は確かにきつかったはずで。
でも、やり込んでいたらちゃんと覚えるんだよね。

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 ラストの展開は、ちょっと悲しかったな。
もっとこうしたら、とか、こうできたんじゃ?
みたいなifを考えてしまうけれども、
まぁ、この手のSFで普通のハッピーエンドには
できないわな。

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 つぎ、学術系

TIME OFF」(ジョン・フィッチほか)

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 タイムオフ。余暇や休暇についての考えかた。
いまはやりの休養学を、さらにもう一歩進めた感じ。

 身体のために休むのではなく、よりよい仕事のために休む。
休むことでアイデアがあふれ、創造性が高まり、生産性も高くなる。
素晴らしい。

 そりゃ、クリエイターならそうかも知れないけど、
普通の肉体労働にはあてはまらないような。

 でも、働くことが良いことだ、という常識を疑うのはいいね。

 たまに、アーティストで長期休業する人いるけど、
長く続ける気ならそのほうがかえって効率がよい、ということかな。

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 もちろん、「そんなに簡単に休めたら苦労しない」
これは、そう。たぶん、みんなそう。
そもそも、アーティストや知識労働者にしか
あてはまらなそうだし。

 でも、「働くこと」=「よいこと」という常識を
疑ってみるのって、いいんじゃないかな。

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 ただ、おそらく、原著が書かれたのはchatGPTの前。
AIに関する予測が楽観的にすぎる。
著者らは、誰でもできる仕事がAIに取ってかわられ、
クリエイターが生き残る、と思っていたのではないかな?

 実際に起こったのはその逆なんだけどな。
むしろ、クリエイティブな仕事をしている人の方が
AIの脅威を感じてると思うぞ。

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 あと、私は余暇で創作活動を楽しんでるけど、
これは、仕事なのか、余暇なのか・・・?
むしろ、日常の単純作業の仕事の方が、
頭を使っていない余暇なのかも知れない。

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 3つ目

「普通」ができないADHD脳のトリセツ
(お話タイムの鈴木さん)


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 ADHDの当事者である鈴木さんが、どうすればミスをなくせるか。
社会生活を無事に送れるかについて書かれたアイデア集。

 もちろん、人によってタイプは違うから、
すべてのアドバイスが役に立つ訳ではないのは前提だけど、
それ差し引いてもものすごく役にたつ本。

 ADHDじゃなく、グレーゾーンの人にも使えるし、
何なら、単に掃除片付けが苦手、というだけの人にも使える。
ようは、自分の特性を知って、それをハックしよう、
ということだから。


 私含めて家族全員、これ読んでくれ、と思った。
今の世の中、工夫すればなんとでもなるんだね。

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 ADHDに限らず、自分の特性を理解できれば、
対策もちゃんと考えられる。

 カバンの中が気付けばごみであふれてるって、
私やん、、って思った。
 
 鈴木さんは、帰ってきたらカバンを全部からにするらしい。
でもそれすると、絶対忘れものすると思うから、
私はそのアドバイスを実行できないな。
全部いれておけば、忘れることないから。

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「できない自分」を責めるんじゃなくて、
できないことを前提として、ならどうするか、
と考えていくのが大事。

 仕事の優先順位を決められない、という悩みに対して、
「放置したらヤバい順番から片付ける」ってのが笑った。
「最悪の状況さえ避けられればそれでよい」

 もちろん、人によって対策方法は違うんだろうけど、
そこは、試行錯誤で探っていくんだろうなぁ。

 

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