衆議院選挙2026
一応、衆議院選挙の総括の記録を残しておく。
毎回、やっていたような気もするし。
去年の参議院選挙は何も残していないけど。
2026年1月、高市さんは解散総選挙に打って出た。
総理就任後、非常に高い支持率をキープしていたこと。
野党がバラバラで、戦える状態ではなかったこと。
ようは、「今なら勝てる」から解散に踏み切った。
これで、自民党が単独過半数取れれば政権運営は楽になる。
党利党略による解散だ、という声は上がるんだけど、
これはもうね。
「そういうルールなんだから」としか。
解散権持ってるのは首相なんだから、
勝算の高い時期にやるのは当たり前だろう。
これに対して、立憲民主党、公明党が奇策に出る。
「中道改革連合」を結成して、自民党に対抗した。
公明党は、連立離脱して影響力を失っていた。
そもそも、自民党と連立していたから小選挙区の議席があったところもあるし、
比例の票も、じり貧状態。連立離脱したということは、
小選挙区の議席もってるところ(わずかだけど)にも、自民党が立ててくる。
ほぼ勝ち目はなし。
そこで、立憲民主党と新党を作ることによって、
「公明党の票を選挙区で立憲にやるから、比例の議席を確保する」という取引をやった。
公明党の前職議員は、当選確実な比例上位にいれてもらう。小選挙区では、出ない。
そのかわり、選挙区では旧立憲の議員を応援する、という構図。
立憲民主党としても、公明党との連携はプラスだ。
昨年秋、自民党総裁選挙で高市さんが勝ったことにより、公明党が連立から離脱した。
立憲民主党、国民民主党、日本維新の会、それに公明党を加えれば、
自民党に匹敵する勢力になる。政権に手が届く。
実際は、立憲と国民の溝が大きく、公明党も連立離脱したばかりで立憲とは組めない。
野党がまとまらないうちに、維新が自民党と手を組んで連立政権を樹立された。
立憲としては、野党結集による政権奪取は悲願である。
公明党が力を貸してくれるのなら、それはありがたいよね。
あわよくば、ここに国民民主党も合流してくれれば。
合流しないまでも、敵対してくれなければ、選挙で勝てば政権交代もありうる。
つまり、青写真としては、
1)選挙で公明党の支援を受けて、自民党以上の議席を確保する。
2)過半数に届かなくても、維新、国民民主党をなびかせることは不可能ではない。
と計算していたのだろう。
つまり、高市さんが仕掛けた電撃解散に対して、
「新党結成」というカウンターを発動したわけだ。
高市さんも、一瞬は焦ったかも知れない。
ところが、中道の支持が思った以上に広がらなかった。
「野合だ」という批判が大きかったのもあるが、
高市旋風に勝てるほどの力はなかった、という方が大きいと思う。
結果、自民党が単独で3分の2を確保する圧勝。公示前198→316
中道改革連合は、歴史的な惨敗を喫した。公示前167→49
立憲のトップ、野田さんは責任を取って代表辞任。
いやー、野田さんって民主党の時もど派手に負けてるよねぇ。
歴史的な大惨敗を2回もやるのって、ある意味才能だと思う。w
.
ただ、旧公明党系の議員は比例優遇されてるから、議席確保している。
中道の49のうち、28は公明党系の比例だったはずだ。つまり、公明党としては議席確保。
立憲が、148→21、という、党の存続が危うくなるレベルの負け方をしている。
ここまでいくと、もう笑うしかないね。w
もちろん、中道結成は結果として悪手だった訳だけど、これがなければどうなっていたか。
いや、どっちにしても自民党に勝てたわけはない。
中道が比例区で集めた票が1043万。
2024年の比例区、立憲は1156万集めてるんだけど、公明党足しても減ってるよ。
公明党の票を500万くらい、と仮定すると、立憲の票は550万くらいしかなかったことになる。
去年の参議院選挙が739万だった訳で、順調に減っているね。
結局、公明党とくっついてもくっつかなくても、結果に大差なかったんじゃない?
.
これは、年代別の支持率とかみても明らかなんだよね。
立憲も公明も、高齢者しか支持者いないんだよ。どんどんじり貧になるに決まっている。
社民党や共産党も、同じ問題を抱えている。
ようは、自民党以外の旧世代の政党、もう壽命だよ。
新しい支持者が全然入ってきてないんだよね。
むしろ、木っ端みじんに砕け散るくらいの負け方でよかったんじゃない?
.
一方、自民党は劇的に復活した。これは、本当にすごい。
去年の秋、下手すれば高市さんが総理になっていないパターンまであったことを考えると、
風がふけば、ここまで復活する、ということでもあるんだよね。
自民党だって古い政党なんだけど、
やっぱり、ちゃんと人材がいるんだよね。
高市さんの後に、小泉さんが控えているのも大きいし。
ただ、比例の得票率を見る限りでは、自民党の支持率は4割に満たない。
それでも、3分の2の議席を取ってしまうことができる。
「いや、おかしくない?」って声もあるんだけどね。
これも最初から「そういうルールでやっている」訳だから。
最近の選挙があまりにも拮抗した結果が続いていたから
忘れられてるかも知れないけど、小選挙区って、もともとこういう制度だよ。
支持率51%対49%でも、全勝できれば議席数は100:0になる。
逆風が吹けば、一気に負けることがあるのが小選挙区だからね。
それは、自民党、高市さんでも例外ではないわけで。
最近の有権者は忘れてるかも知れないけれども、
政権を維持するのって、本当は大変なはずだよ。
野党があまりにも弱すぎるから楽勝に見えているだけで。w
さて、これで4年間は解散しなくて済む。
自民党が圧倒的に強い時代に、野党がどう対抗していくか。
この世の終わりみたいに言っている人もいるけれども、
いや、安倍さんの時もそうだったんじゃないかな?
なので、私はそんなに気にしていない。
選挙のまとめは、もう少しだけ、明日もかく。
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