新型コロナウイルス

経済vs感染対策ではない。


 感染者増加が止まらない。

昨日、日本では新規感染者数が1264人。
ついに1000人を超えた。

 東京だけでなく、大阪、愛知、福岡の大都市圏とその周辺。
今まで感染者0を守ってきた岩手もついに陥落した。

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 ちょっといくら何でも、国の動きが鈍すぎる。何もしていないに等しい。
専門家会議が解消されて分科会という組織に変わったが、
一気に存在感が消えた。単に、政府の追認機関になっているようだ。

 Gotoキャンペーンも暗雲が立ち込めている。
今のところ、東京だけを除外して強行している形だが、
大阪や愛知も外した方がいいんじゃないか?という議論は出てくる。
じゃぁ、そこを外したら、今度は周り、と続いていくだろう。

 もう、一旦全部中止でよくない?

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 感染対策しながら、経済も回すことが求められているが、これが難しい。
感染対策と経済は対立しているように思う。
経済優先の人は、感染対策を邪魔に思うかも知れない。

 仮に緊急事態宣言が出たところで、前と同じようにはいかないだろう。
前回の知見を活かして、「緊急事態宣言2.0」みたいなバージョンアップが必要。
効果の高かったところ、そうでもなかったところを分析して、
より効果的な感染対策を行う必要がある。

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 「感染対策ばっかりしてたら、経済が死ぬ」という人がいる。
Gotoキャンペーンの賛成派だ。観光業は待ったなしの状況に追いやられている。
私は、「人命とどちらが大事なの?」とは言わない。

 新型コロナで亡くなる人は、ごくわずかでしかないからだ。

 私は、感染対策も経済面から考えるべきだと思う。
今、感染を抑え込めないと、経済「も」死ぬ。
さすがに、ここまで感染が広まれば消費マインドも落ち込む。
再度緊急事態宣言が出れば、死ぬのは観光業だけにとどまらない。

 「今の経済損失」と「人命」を比べるのはばかげている。
比べるべきは、「今の経済損失」と、「このまま放置した場合の経済損失」だ。

 だらだらと、今のレベルの感染者を出し続けながら経済を回すよりは、
もう一度対策して、感染者数を減らしてから、気持ちよく経済回す方が、
経済効果高いんじゃないのか?

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 一番懸念しているのは、そして多くの人が忘れているのが、
国際的に日本がどうみられるか、という点だ。

日本は今、東アジア一のコロナ大国になりつつある。

中国は経済再開させている。韓国、台湾も比較的抑え込めている。
日本だけが、出血している状況だ。

 中国、韓国からの人の移動を受け入れるかどうか、なんて話じゃない。
もはや立場は完全に逆転している。向こうが、日本になんて来やしないよ。
日本人の受け入れは完全拒否じゃないか?

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 ここは、一回締めて立て直すべきだろう。
GWのステイホーム週間のように、お盆前後の2週間ほど、全力で止めないか?
理論上、2週間みんなが家にいれば、感染者は激減するよ。

 メリハリ効かせて対策する方が、経済的にも有利だと思うんだが。

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「5人以上の宴会を控える」


 新型コロナの新規感染者数は、4月の緊急事態宣言時を超えている。
これはもう、第二波(正確には三波?)と言わざわるを得ないと思う。
私の根拠ない予想は、かなり甘かったようだ。

 もっとも、まだ緊急事態宣言は出ていない。
検査数の違い、医療体制の違いがあるので、感染者数だけで決まる訳ではない。
とはいえ、このままではいけないのは確かなんだが。

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 大阪では、「5人以上の宴会を控える」という新たな要請が出た。
うーん、確かにピンポイントで、それなりに効果がありそうな話だ。

 感染対策のできていない夜の街での感染から、
普通の居酒屋での飲み会を通した市中感染に移行しつつある。

4月の時みたいな、営業時間の短縮とか休業要請はしたくない。
不要不急の外出自粛も、どこまで効果があるのかは不明。

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 そこを考えると、このピンポイント爆撃はそれなりにうまい方法だと思う。
コストパフォーマンスがよさそうだ。
守るのにそこまでの面倒はないし、飲食の場ではマスク外すから、感染リスクは高そう。

 科学的根拠は何もなさそうだけどね。

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 気分的な効果も大きいのではないか?という話もある。
具体的に禁止される項目ができたことで、みんなの意識にも上る。
他にもハイリスクな行為は控えよう、という気になるかも。

 大阪の強みは、吉村知事の発信力だ。
正直、同じことを国がやっても総スカン食って終わるだけだ。
でも、支持率の高い吉村さんの言うことなら、大阪府民はそこそこ従う。
たとえ、根拠があろうがなかろうが、ね。

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 一応、期限があって8/1から3週間ほど、になってるけど、
これはいくらなんでも甘いんじゃないかな。
だいたい、何らかの要請をしてから効果が見えてくるまで2週間かかる。
 3週間ではほとんど何もわからないと思うし、
ここまで感染者数が増えてしまったら、3週間で減る訳がない。
今まで大した自粛してないんだから。

 8割の接触削減を目指して、6週間かかって抑え込んだんだよ?
この程度の要請だけだと、抑え込むのに3ヶ月以上かかると思うんだが。

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 気になってるのは、大阪府の見通しがやや甘いこと。
畑違いの学者の提唱している「K値」を参考にしているみたいなんだけど、
大した対策はしないでも新規感染者が減るような甘い推測をしているように見える。
いや、もっとしっかりしないとダラダラ続くよ、これ。

 まさか吉村さん、「K値」と心中するつもりじゃないだろうな?
大変な失政になりかねないんだが。

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今が一番危険


 東京では、1日200人を超える感染者が報告され続けている。
大阪でも、1日30人を超えてきた。
若年層が多いとはいえ、感染経路不明者が多くてつかみ切れていない。
このペースで拡大すると、いずれ高齢者にも広まってしまう。

 このままでは、まずい。

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 恐ろしいことに、この事態に対して政府が効果的なメッセージを出せていない。
このタイミングでGotoキャンペーンを始めるとか、暴挙としか言いようがない。

 今の検査数が3月末~4月上旬の3倍として考えると、
今の新規感染者数は、ちょうど3月下旬くらいにあたる。
「不要不急の外出を避けてください!」
「週末外出自粛!」
と叫ばれていた時期で、「早く緊急事態宣言を!」と言われていた。

 そんな時期に、旅行を推進する「Gotoキャンペーン」を始めよう、と。
こんなの、正気の沙汰じゃないだろう?

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 小池知事は、感染が拡大していることを訴えているけれども、
都民に届いていないように見える。まだ、営業自粛要請は出せない。
国民が、みんなコロナに飽きてきているのも大きい。
 営業自粛以外で、感染を効果的に防ぐ方法が必要なんだが、
うまい最適解が見つからないうちに、時間だけ過ぎて感染者が増えている。

 コロナの接触確認アプリも、ダウンロード数が少なく機能しているとはいいがたい。
マイナンバーカードよりも、普及させる必要があるんだから、
ここに何らかのポイントぶっこんでもいいんじゃないか?
ダウンロードで100ポイント、毎日起動で1ポイント、感染報告で10000ポイントとか。

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 コロナが発生してから、今が一番危険だと感じる。

 それは、感染状況と警戒心のバランスの問題だ。
もちろん、3月4月の方が感染状況はひどかった。
でも、それ以上に警戒心が強かった。
結果として、緊急事態宣言を1か月半で乗り越えることができた。

 今はどうだろう?
感染状況に対して、警戒心が緩すぎる。非常に危険だ。

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 まだ重症者や死者が少ないから大丈夫、なんて馬鹿な事いってる場合じゃない。
まず、今見えている感染者が感染しているのは、1~2週間前である。
たとえ今から頑張っても、効果が見えてくるのに2週間かかる。

 重症者はともかく、死者が増えてくるのはさらにタイムラグがある。
死者が増えてきてから対策しても遅いんだ。

 少なくとも「このままではまずい」というのは認知してほしい。

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 この国では、「周りに合わせてれば大丈夫」という風潮が根強い。
たとえ、間違ったことであっても、周りがやってるのなら自分もよいと思う。
同調圧力の強さが日本の特徴だ。

 緊急事態宣言時は、それがよい方にはたらいた。
「みんな休んでるのに、開けるとは何事だ?」みたいな
自粛警察が出現するくらいに。

 でも、今は逆になりつつある。
「みんなやってるんだから、これくらいいいよね?」と。

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 感染症の専門家だけに任せていれば、また8割削減とか言われてしまう。
経済を回すことも必要だ。それはわかる。


 でも、経済と感染症を加味した政策を作れるのかい?


 それを何とかしようとして、結果として無策になっているんじゃないか。
当然だ。そんなハイブリッドな専門家いない。
本来は、政治家が強いリーダーシップをもってやるべき話なんだが、
安倍さんにそれを期待することはできない。
だって、自分の言葉がない首相なんだから。
 東京で感染者が急増してから、安倍さんの存在感がなくなっているんだが。

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 何か、インパクトのある政策が必要。
休業補償とセットにして、夜の街だけでも閉めてしまうしかないか。

 学校も大変だ。
感染者が出たら、また休校に戻ってしまう。ただでさえ授業数足りてないのに。
3月の無意味な休校がなければ、小中学校はもう少しましだったんだが。

 緊急事態宣言中の解析は終わったのかな?
次の山でどうするかは、ちゃんと考えてる?
そこ、間に合ってる?悪いけど、もう出番だよ。

 

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東京107人


 緊急事態宣言が解除になり、徐々に日常が戻ってきた。
無観客ながらプロ野球がはじまり、移動制限も解除されている。

 ただ、感染者が0になった訳ではなく、
東京では徐々に新規感染者数が増えていて、5日連続50人越え。
もうちょっと危機感をあおった方がいいんだろうけど、
今回は(も)動きが遅い。で、ついに今日、再び100人を突破した。

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 夜には小池知事の緊急会見が開かれる予定。

6/2に東京アラートが出たが、その後、爆発的に増えることはなかったので
東京アラートはいったん解除になっている。
その後、東京アラート自体の見直しが行われているところ。

 それでも、100人超えたのはまずいだろ

.

 人数的には、3月下旬から4月の一番やばかった頃と同じなんだけど、
いきなり緊急事態宣言が出ることはない。

 あの頃とは検査数が違うし、陽性率も違う。
現在、東京では1日2000~3000件の検査が行われている。
4月上旬の数倍はやってるんじゃないかな。
今の東京なら、100人超えても陽性率はせいぜい5%程度だ。
東京が本気でヤバい時期は、20%を超えていたことを考えると、
まだまだ余裕があるともいえる。

 それでも、放置しておいてよい数字ではない。
徐々に拡大傾向にあるのは間違いないんだから。
このまま放置して、また前みたいに爆発的に広がったら、
もう一度緊急事態宣言が必要になるかもしれない。

 実際、東京が燃え上がるとほかにも波及してしまう。
移動制限も(一応)解除されてしまってるんだから。

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 あとは、海外との行き来の問題もある。
新型コロナが落ち着いている台湾やベトナム、オーストラリアやニュージーランド
の渡航自粛を解除しようという動きが進みつつあるが、
東京がこの状況だと、来てもらう分はともかく、相手に入国拒否されるだろう。

 海外の状況もかなりきな臭くなってきている。
アメリカは、ニューヨークが落ち着きつつあるが、他の地域では拡大傾向で、
新規感染者数が一日最多を更新している。
ブラジルの勢いがすごかったので、アメリカが落ち着けばブラジルが1位になるかな、
と思っていたが、ここにきてアメリカが突き放している。

 それなのに、アメリカは制限をどんどん緩和しようとしている。
この状況でメジャーリーグやるの?正気かよ。。
テニスの全米オープンもやるみたいだけど。

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 日本では、緊急事態宣言や、接触8割減の効果の検証が行われている。
緊急事態宣言は必要なかったんじゃないか?という説が出てきている。

いや、後からならなんでも言えるよ

 確かに、結果として必要なかった可能性はあるけどね。
でも、あれなかったらここまで減らすことはできなかったように思うんだけど。

 8割おじさん、西浦教授への批判もあるけれども、異論はどんどん出していいと思う。
3月、4月の時点では西浦教授しか頼れる人がいなかった訳で。
西浦教授以外にも選択肢があれば、それはそれに越したことないだろう。

 もう一度、感染拡大を封じ込めるための措置は必要だけど、
今度は、もっと効率のよい方法を模索できるんじゃないかな。
一回やってみて、どうだった、というデータがある訳だから。

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 しかし、あんまり悠長に振り返ってる余裕もなさそうだ。(汗)
まだ緊急事態宣言出すほどではないにせよ、

このままではまずい

 というのは、多くの人の一致した認識だと思う。
小池さん、ここはリーダーシップ取ってちゃんと対応すべきだよ。
ダメなものはダメと言わないと。

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「なんでこんな時に選挙なんかやってるの?バカなの?」
って、息子が言ってた。その認識は極めて正しい。w

 都知事選が悪影響を及ぼしつつあると思う。
だいたい、今日だってなんで昼過ぎに感染者数発表するんだよ。
夕方まで待ったら、もっとヤバい数字が出そうだからじゃないの?
その辺も、会見で誰か突っ込んでくれるかな?

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自粛疲れ


 東京アラートが発動されて一週間。

幸いなことに、その後感染者は増えてこなかった。
6/2の34人が最多で、その後10人~20人で推移している。

 夜の街での感染者が多いようだけれども、
今のところ、それ以上に広がる兆候は見えていない。

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 一応、東京都のデータを追っかけているけれども、
3月下旬との違いは検査数の差だ。

 毎日、おおむね1000件以上のPCR検査を実施していて、
(最多は6/5の1822件の検査)陽性率は2%未満。
感染者数は0になっていないが、前に拡大したときと比べると
検査体制や医療体制が拡充している分、余裕をもって対応できている。

 報道では、今日、明日にでも東京アラートは解除されそうだ。

.

 北九州市も、その後、鎮静化に向かっている。
新規感染者数も一日数人レベルまで落ちている。
何が原因で減ったのかはわからないけど、まずは一安心だろう。

 学校のクラスターも、その後、発見されていない。
一件目が恐ろしく早かったので驚いたが、
全国的に学校でクラスターが発生する状況にはなっていない。
これは予想通りとはいえ、安心できる。

.

 こうなると、みんなコロナから注意がそれていく。
いわゆる「自粛疲れ」とでもいうべき現象。
今まで我慢していた分、反動で外に出ている人もいるかと。

もちろん、「新しい生活様式」にする努力は必要で
すべてがコロナ前に戻った訳ではないことに注意が必要。

 でも、「もう疲れたよ」というのが、実感ではなかろうか。

 ぽつぽつ、クラスターが発生するけれども、
そのうちに、それも珍しいことではなくなっていくんじゃないかな。
それこそ「ウィズコロナ」の時代に入っていくんだろう。

 ただ、無関心になりすぎても困る。
新型インフルの時は、みんなが対策に飽きたころに爆発したからね。

 少しずつ緊張のレベルを落としながら、
できる範囲で継続できる対策を続けていくことが必要なんだろう。

.

 次の波は、いつやってくるのか?これは誰もわからない。
が、私が根拠なく予想してみる。(相場観)

 油断すると、すぐにやってくる可能性もあるが、
今のところ、いったん落ち着いた国が再び危機に陥った例は0だ。
(あちこちでボヤ、レベルはあるけど)

 8月までに次の波が来る可能性は1割程度じゃないかな。

.

 気温が高くなると、感染性が低くなる季節性を言う人もいるが、
実際のところ、よくわかっていない。

 しかし、秋から冬にかけて次の波が来る、と予想する人は多い。
必ず来る、と言っている人もいるくらい。

.

 新型インフル時は、一巡するまでは季節無視して流行した。
私は季節性に関してはどちらかというと否定的。

 南半球、とくに南米がひどいことになっているが、
南半球でもオーストラリア、ニュージーランドは増加の兆候が見えない。
というか、終息しつつあるように見える。

 秋から冬に次の波が来る可能性は5割程度かな。

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 それよりも問題なのは、感染拡大している国からの渡航者。
もちろん、検疫で引っ掛けているけれども。
 いつまでも鎖国している訳にはいかないので、
少しずつ、海外からも人が入ってくるようになるだろう。
むしろ、それがきっかけで感染拡大することは十分ありえる。
(西浦先生が試算している。)

 ここで失敗して、再度自粛要請になる可能性もある。
これも1割くらいかな、と感じている。
日本政府もそこまでバカじゃないだろう。

.

 残りの3割は、「このまま終息に持ち込める」
つまり、次の波は来ない可能性もある。
スペイン風邪の時は第3波まであったっていうけど、
100年間の間に医療も科学技術も劇的に発展している。
インフルエンザウイルスの発見は、スペイン風邪よりも後の話だ。

 あとは、ワクチンの開発待ちだろう。
うまくワクチンができてくれれば。治療薬がでてきてくれれば、
コロナは少しタチの悪い風邪、ということにできる。

.

 私の希望する一番の勝ちパターンは、
コロナと一緒に、インフルエンザも半減する未来だ。
コロナ対策は、ほとんどそのままインフル対策にも使えるからね。

 少し落ち着いたので、更新頻度は落ちると思う。
専門家の方々には、今のうちに総括と次への準備をしてもらう必要があるが。
 もっとこの病気のことが分かってくれば、
「経済を回しながら感染を抑え込む」ことができるんじゃないかと思う。

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東京アラート発動

 5月25日に緊急事態宣言が解除されたが、
一部で不穏な動きがある。

東京はいったん収まったものの、ここ数日でまた新規感染者数が二桁に。
そして、今日34人の新規感染者が出たところで、

「東京アラート」が発動された。

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 まだ、自粛要請はしないけれども、「注意」ってとこかな。
ただ、自粛疲れもあるので、なかなか難しいところ。
医療機関での集団感染や、いわゆる「夜の街」クラスターが
あるっぽい。

 個人的には、現時点で「黄色」信号。
この水準が2,3日続くようであれば、赤だ。
また、週末の外出自粛をお願いすることになるだろう。

.

 一方で、北九州市も怪しい。
ここ一週間で100人以上の感染者が出ている。
恐ろしいことに、同じ小学校で5人の感染者が出た。
「すわ、学校内クラスターか?」と騒ぎになっている。
現時点で、クラスターとは認定されていないようだが。

 ただ、学校再開するとどこかでクラスターが発生するのは目に見えていた。
子どもは感染力が弱いし、ある程度は対策しているので
クラスターが出る可能性はそれほど高くはないんだけど、

 高くなくたって0じゃないんだから。(苦笑)
確率の問題で、どこかで発生するのは避けられない。
予想よりも早かったけどね。

.

 幸い、大阪はまだ静かなもんだ。
検査数が少ないのがちょっと気になっているんだけど。
検査数に余力あるんなら、検出精度を上げるようにしてほしい。

 今日から、唾液でもPCR検査ができるようになった、とのこと。
地味に大きな変更。検体を取るのが飛躍的に楽になると思う。

 まだまだ、不要不急の外出は避ける方がいいのかな。
逆に、「落ち着いているうちに」不要不急の外出をしておきたい気持ちもある。(苦笑)

.

 まずは東京。
今、目に見えている感染者は、緊急事態宣言が解除される前後に感染しているはず。
(なんでその時点で夜の街が開いてるのか知らないが)
その後で緩んだことを考えると、そこから感染拡大している方が可能性高い。

 つまり、あと1週間から2週間、また新規感染者が増え続ける、と。
そうなると、もうすぐに自粛だね。

.

 前回の緊急事態宣言は、出たころにはピークが過ぎていたんだけれども、
総括すると「宣言出すのが遅かった」という話でもある。
次に出すときは、もっと早めの方がよい。
早ければ早いほど、落ち着くのも早いから。

 東京に関しては、結果として自粛解除が早かった可能性はある。
(後だしだけどね)

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緊急事態宣言解除


 新型コロナウイルスの感染拡大に対する緊急事態宣言が、今日、解除された。

当初、5/6までの予定だったが、まだ感染者が多かったため解除できなかった。
それでも、地域に分けて少しずつ解除していき、
今日、最後にのこった北海道と首都圏を解除した。

 1ヶ月で終了とはならなかったが、
まずは、欧米のような惨事にならなかったことは、喜ばしい。

 感染拡大の一番の正念場を乗り越えた。
ようやく、一息つける、と思っていいのかな?

.

 ただ、今後どうなるのかは全く分からない。

 感染者が完全に0になった訳ではないので、
まだ、集団感染が発生する可能性はある。

 また、国外から第2波が持ち込まれる可能性も大いにある。

 みんな、GWで頑張って自粛した。
その前から感染者数が落ち着いていたので、
ここまでの展開は、実は「想定通り」だ。

 分からないのはここから。
連休明けから少しずつ自粛が緩んできている。
徐々に休業要請が解除されていることで、
感染が拡大しているかも知れない。

 また、クラスター対策の日々に戻るのかな。
社会的距離を取って、三密を避ける。
そして、新しい生活様式に移行する。

.

 気になるのは、行政の対応。
もちろん、第2波に対する備えはしているんだろうけど……。
みんな、「このまま終息する」という前提で動いているように見える。

 「そうであって欲しい」という願望が強いから、
そうなるに違いない、という思い込みが強くなって、
プランBを用意しない。

 なんか、日本がよく嵌る失敗パターンなんだが。(苦笑)

 今が一番安全で、この後また荒れ狂う可能性もあるんだから、
学校なんか準備期間おかずに、今のうちに授業進めておく方がよいと
思うんだけどなぁ。
 2週間準備期間をおいて、さあ本格的に再開するぞ、って時に、
また緊急事態が始まったら目も当てられないんだが。

 

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アビガンは現時点で騒ぐ必要なし。

 安倍さんの肝いりで5月中の承認を目指している
抗ウイルス薬のアビガンだが、
「現時点で有効性が判断できない」というニュースが入ってきた。

アビガン「有効性判断には時期尚早」(NHKニュース)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200519/k10012436781000.html


以下、一部引用

.

新型コロナウイルスの治療薬の候補として期待されている「アビガン」について、
国内で行われている臨床研究ではこれまでのところ、有効性については判断できず、
さらに臨床研究を進めて検証する必要があることが分かりました。

(中略)

半分に当たる患者40人余りについての中間段階での解析の結果、
「有効性の判断には時期尚早のため、臨床研究を継続すること」
とする意見が出されたということです。

.

 引用終わり。

はっきり言って、通常なら大したニュースではない
今のところ有効性が判断できないだけ。
今後とも研究の継続が必要、と。

 ただ、早期承認を目指すにはちょっと厳しくなったかも知れない。
くらいの話だ。

.

 これを、共同通信が
「治療薬アビガン、有効性示せず」として報道したとたん、
あちこちで議論になっている。(苦笑)
確かに、この見出しには悪意を感じなくもないけどね。

.

 思うに、著名人の「アビガンで治った」みたいな体験談が多かったこと。
あと、安倍さんが「アビガンの月内承認を目指す」といったことが問題かな。

 やれ、厚労省のしわざだ、とか、アメリカの陰謀だ、みたいな話が
わんさかでてきている。なんでそんなに陰謀好きなのかな?

.

 もともと、「効けばもうけもん」くらいの薬だよ?
理論上効くはずの薬でも、試験したら効かなかったなんて話は腐るほどあるし、
今回の話でいえば、まだ実験途中で、研究自体は続くんだから。

 一喜一憂せずに、落ち着いて待っていたらよい。

.

 アメリカのトランプ大統領が、ヒドロキシクロロキンを服用してる、
なんてニュースもあった。馬鹿げてる。w

 何なら、安倍さんもアビガン服用してみるかい?w

.

 政治家が何をしようが、科学は変わらない。
政治が科学を改変しようなんてこと、あってはならない。
そんなことしたら、歴史的に悪名を残すよ。

 政府、というか、安倍さんに求めたいのは、
科学的データに基づいて、判断してね」ということ。

.

 例えば、日本が拙速に承認したとしよう。
それで、全世界にアビガンを供給したとしよう。
欧米はともかく、途上国なんかだと、
「日本が承認したから」という理由で使う国があってもおかしくない。

 ちょうど、日本が「アメリカが承認したから」という理由で
レムデジビルを承認したように。

 そうやって全世界で使われた後で、
「やっぱりアビガンに効果がなかった」と判明した場合、
安倍さんは大恥をかくことになるんだけど、それは大丈夫なのか?

.

 というか、早期承認を目指す、と言っていた薬がこけるだけでも、
そこそこ恥ずかしい事態だと思う。

 アビガンにそんなに効果がない可能性は結構高いから、
安倍さんが明言するのはかなりリスクを伴うんだけど、
その辺、考慮されていない気がする。

 安倍さん(周囲の人間含む)は、やっぱり無能だな。

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自粛解除と緩み


 しばらく時間があいた。

 政府は、14日、緊急事態宣言を一部解除した。
北海道、首都圏、関西圏などは緊急事態継続中だが、
こちらも早めに解除される可能性がある。

.

 ただし、大阪は出口戦略である大阪モデルを発動。
緊急事態宣言は残っているが、自粛要請を一部解除した。
まだまだ油断は禁物だが、小休止、といったところか。

 実際、ここ数日は新規感染者数が全国で100人を下回ってきている。
本当は、5月頭の段階でこの数字にもっていきたかった。
そうすれば、5/7から緊急事態宣言解除できたんだが。

 やはり、8割減は無理だった、ということだろう。
ただ、7割減なら2ヶ月以上はかかる見通しだったので、
結果からみると7割5分減だったのかな、と思う。

.

 みんな、よく頑張ったと思うよ。

少しずつ、日常が戻ってきつつあるけれども、
以前も書いたように、もうコロナ前の世界には戻れない。

 以前と比べて「6割減」を続けなければ、
また、感染は拡大に向かう。

.

 正直、今が一番感染者が少なくなっていると思う。
で、緊急事態宣言の解除を受けて、緩みだすとまた上がってくる。
一番最悪のパターンで、来月にはまた警戒状態に入るかも。

 第一波を潜り抜けたときは、3月末の3連休で爆発した。
同じ失敗を繰り返してはならない。
あの時に比べて、「夜の街」を封鎖しているのでまだマシかな。

.

 PCR検査も、唾液でいいかも知れないという話がある。
抗原検査、抗体検査もそろいつつあるし、
治療薬の研究も進みつつある。

 少なくとも、先月に比べればかなり状況は改善された。
緊急事態宣言の1ヶ月半の猶予期間で、
こちら側にも武器となる装備が揃いつつある。

 第二波は必ず来ると言われているけれども、
「必ず」かどうかは分からないと思っている。
そりゃ、スペイン風邪の時は第二波、第三波がきたよ。
でも、あれは100年前の話でしょ。

 当時と比べて、治療法も検査能力も段違いだ。
そのまま抑え込める可能性も少しはあると思うんだけどな。
全人類の英知を結集すれば。

.

 わからないのはアフリカの状況。
まだ感染が拡大していないのか、検査体制が弱くて引っかからないのか。

 集団免疫戦略を取っているブラジルが一気に拡大しつつある。
インドもかなりのペースで増えてるし。この辺が危険。

 ロヒンギャの難民キャンプで発生したという情報もある。
これが本気でヤバい。誰も助けられないのに三密を避けられない。

 日本が落ち着いても、世界はひどいことになっているね。

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東京都が陽性率を発表

 今日、東京都がようやく、正式に陽性率を発表した。

今までは、保険適応分の検査人数が分からなかったため、
東京都は陽性率を発表していなかった。

 ところが、保険適応分の検査人数を除いた数字で、
全陽性者を割った陽性率を計算する人がいて、
混乱のもとになっていた。
(山中教授とか、一部のマスコミとか)

.

 さすがに、マスコミも正しい陽性率でないのは分かってきたので、
ちゃんとした数字を出せ!と言っていた。
それが、今日になってようやく出てきた。

「陽性率の公表について」
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/smph/hodo/saishin/corona319.html

.

で、グラフが発表されたんだけど、

https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/hodo/saishin/corona319.files/graph.pdf

.

これによると、陽性率は4月中旬がピークで31.6%
今は徐々に減ってきていて、5/7のデータで7.5%となっている。

ただね、このグラフ。データに欠損がある。

.

 陽性者の数が明らかに少ない。
グラフを見ると陽性者が100人を超えたのはわずか4日しかない。
そんな訳ないやろ。どういうこと?

 よーくよく、説明を読んでみた。

以下、引用

.

4月9日までは東京都健康安全研究センター、
4月10日から5月6日までは東京都健康安全研究センター及び
PCRセンター(地域外来・検査センター)、
5月7日以降は東京都健康安全研究センター・PCRセンター
(地域外来・検査センター)及び医療機関での保険適用検査の実績
により算出

.

引用終わり。

 相変わらず不親切な書き方だ。書き直すと、

4/9までは、東京都健康安全研究センターのみのデータ。
4/10から5/6までは、健康安全研究センターとPCRセンター(地域外来・検査センター)のデータ。

5/7からは、それに加えて「医療機関での保険適用検査」の実績。

.

 えっと、5/6までは保険適用を実績に加えていない、って認識でよい??

 というか、そうしないとこのグラフの数字を説明できない。

.

 ここからは推測。

おそらく、5/6以前は、保険適用検査の検査数が分からないままなんだ。
でも、ここが分からないと永遠に陽性率は出せない。
それはまずい。

 大阪の吉村知事は、独自の出口戦略に「陽性率7%未満」を使ってる。
東京都が同じようにしようにも、真の陽性率が計算できない。

 なので、「今後は陽性率計算できるようにしなさい!」という号令が出たのが、
おそらく5/7.なので、5/7からの陽性率は真だと思う。

.

 じゃ、それ以前の陽性率は何ね?

 今までは保険適応分の検査人数が分からなかったのに、
陽性者の人数は全て分かっていた。
それで、陽性者数を保険適応分が入っていない検査人数で割って、
無理やり陽性率を(東京都以外が)計算していた。

 分母だけ少ないんだから、陽性率は真より高くなる。

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 でも、過去の検査人数は分からない。
なので東京都は、陽性者数から「保険適応の検査で陽性」例を引いたんだ。

行政検査だけの陽性率になるので、正確ではないけれども、
まぁ、大雑把な傾向はつかめる。

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 と、陽性者率のグラフの検査件数と陽性者数が少ないのは、
おそらくこういう理由があったから。

 わかりやすく書いてくれ!

小さい字でこまごまとわかりにくく書くんじゃないよ。
いらん手間かかったわ。(怒)

 過去の正確な数字は、もう分からない。
今後、正しい数字出していくからヨロシク。

 ってことなんだと思う。

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 さて、おまけ。
私は4/14の記事で、東京都のPCR検査の陽性率がおかしいと書いている。

http://tukutteha-mitamonono.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-35d374.html

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 この中で、大雑把に計算して陽性率は17.7%。
高くても20%程度ではないか?と推測した。

 はは、そんなもんじゃなかったわ。30%超えてました。(汗)

あの頃の東京は、マジで危なかったんだなぁ。
あのまま爆発してたら、ニューヨークみたいになってたのかも。

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 っと、最後にまだ謎が一つ。

この陽性率のグラフの最終日、5/7なんだけど、陽性者60人以上に見える。
東京都発表の5/7の感染者数って23人しかいないんやけど。

 どゆこと??

おそらく、検査数自体を陽性判明日に合わせていると認識してたんだけど、
それにしても陽性者数が増えるのはわからん。

誰か説明してー。

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