スポーツ

フィギュア全日本2024

 年末の恒例行事、フィギュアスケートの全日本選手権

 今年は大阪だったので、2年ぶりに現地観戦。
2日目のチケットが取れたので見に行った。

 といっても、フィギュアの人気は下降気味。
羽生弓弦、浅田真央の時代には考えられないが、
チケットをとるのも簡単になっている。

 宇野くんも引退しちゃったしねぇ。
新たなスターを待っている感じ。

.

 アイスダンスは、正直、誰も知らんかった。
でも、4ペアもいて、そこそこレベル高い争いしてるみたい。
かなだいの参入の影響で、注目が集まって選手が増えたのかな。

.

 ペアも4ペア。
2年前に見に行った時は、りくりゅうが欠場して1ペアだった。
滑る前から優勝が決まっている、という状況だったのに。

 りくりゅうが世界トップクラスで戦っているので、
世界選手権の出場枠が複数で取れているのに、
選手がいなくて派遣できない状況だった。

 逆に言うと、ある程度の技術があれば、
シングルよりも簡単に世界にいける状況な訳で、
シングルスケーターから転向したペアがでてきた。

.

 もちろん、優勝はりくりゅうで別格。
でも、2位の長岡-森口ペアは、結成2年目で、
ペアとしてかなり完成度が上がってきている。

 ツイストは、りくりゅうのみ3回転で、
他は2回転がやっとだったけど、その中でも
長岡ー森口ペアは、完成度の高いダブルツイストだったし。

.

 あと、ソロジャンプは下位のペアの方がレベル高い。w
もともとシングルスケーターだったからなぁ。
りくりゅうは、3回転の中では簡単なトーループ(しかも失敗)だけど、
普通にルッツ飛んでるペアもいた。

.

 何にせよ、ペア、アイスダンスはずっと不毛の時代だったけど、
そこをこじ開ける選手が出てきて、後続が育ってきたのはいいこと。
特に、長岡-森口には期待している。
りくりゅうがトップを張っている間に、どんどん成長してほしい。

.

 さて、男子シングル。

 これはもう、織田信成に尽きるだろう。
37歳で復活してきて、普通に4回転を決めて。

ショートプログラムでは、まさかの「マツケンサンバ」で
会場を熱狂させて、5位。最終グループ入り。
これはもう、伝説でしょ。

.

 二日目のフリーは現地で見たけど、
誰よりも盛り上がっていた。

 フリーでは4回転失敗したし、
さすがに、若い子と同じようなプログラムは無理。
でも、ジャンプの着地とか見てると、

「ああ、織田くんだなぁ」と思った。
唯一無二だよね、あの着氷。

.

 実は私は、かなりの織田君ファンで。
前に引退した時の「ウィリアムテル序曲」の動画、
まだお気に入りに残ってるし。

 あの時、採点終わった後に、これから滑る高橋大輔に
エール送ってたんだよねぇ。

.

 今回も、次に滑る三浦カオにエール送ってたよ。
今回はさすがに、代表選考にかかることはないから
という気楽さはあるけど、それでも20歳近く年下に対して
エールを送る織田君、素晴らしいよね。

.

 さて、織田君以外。

 これが、ものの見事にこけまくった。
有力とみられていた山本くん、佐藤くん、三浦くんが
失敗続きで点数を伸ばせない。

 チャンスだったのは友野くんだ。
ショートプログラムでも、上位陣が崩れてて、
最後の3Aをきれいに決めてれば、首位まであったのに
ステップアウト。もったいない。

 それでもショート3位できてて、
上位陣がのきなみ崩れてて。
びしっと決めれば、世界選手権の代表あったのになぁ。

 最初の3つの4回転。一つもクリーンに決まらなかった。
あぁ、やっぱり友野君だ。

 それでも、後半は完璧。お見事。
さすが、エンターテイナーだ。
しょうじき、不安なジャンプよりも最後のステップの方が
見せ場だし、それはみんなわかってるから。w

.

 2位に入ったのは中田リオ。
ジュニアだから、代表選考にはからまないけれども
見事な演技だった。

 これまでの悪い流れを一人で断ち切ってほぼノーミス。
終わった後はリンクに大の字で倒れこんだ。
スタンディングオベーション。

 最初の4Loがめっちゃ綺麗だったし、
ジャンプを決めるたびにガッツポーズして
観客をあおっていく感じ。

 なんか、優等生な鍵山くんに対して、
かなりやんちゃな感じがしてて面白かった。
あと、ハーフというのもあって華があるよね。
かっこいい王子様。

 新たなスター候補誕生、という2位だった。

.

 優勝はもちろん鍵山くん。
宇野くんがいなくなったら、実質鍵山くんしかいないよ。
最初の4Fは、とてもきれいに着氷。とんでもない美しさ。
いや、本当に4回転したの?って言いたくなるくらい見事。

次の4Sも完璧すぎて笑う。一つ一つの4回転の質の高さは異常。

あと、去年くらいから表現力も爆上がりしていて、
ジャンプだけじゃない、魅せるプログラムになってる。
その辺は、佐藤くんや三浦カオにはまだまだ届かない次元。

 こちらもほぼノーミスで通して、
リンクで大の字。(リオの真似じゃないのか?w)

 フリーで200点超える偉業を達成して初優勝。

.

 さて、女子シングル。

 こちらは、坂本香織の4連覇がかかってた。
今の女子だと、坂本がダントツで、続いて千葉。
そこから少し離れて3位グループが団子状態。

 みどころは、ジュニアの島田麻央がどこまで迫れるか。
4Tに3Aまでもってるから、技術点では坂本の上を行く。

 ジャンプがハマれば、初優勝もありえた。

.

 ショートでは、上位陣はほぼ失敗なく進んで、
坂本1位、島田が3A決めて2位。千葉が3位。
休養明けの樋口が4位だった。

 70点超が6人と異常にハイレベルな争い。

フリーでは、上位陣に小さなミスが相次いで、
なかなか順位を上げられない。
 そんななか、樋口がクリーンな演技でトップに。

3番手、千葉は珍しくぼろぼろと崩れて、
表彰台を逃してしまう。

 新旧エース対決は、坂本が完璧な演技で4連覇達成。
島田は4Tが失敗したのが痛くて2位に終わった。

 まだまだ表現面では坂本に遠く及ばない。
技術点ではともかく、演技構成点で大差つけられてる。
それでも、4Tさえ決まってれば逆転はあったのが
恐ろしいところ。

.

 男子も女子も、ジュニアがしっかり結果を出したけど、
まだトップには立てなかった、と。

 フィギュア人気も落ちつつあるので、
ここらでスターが欲しいところなんだよ。
その意味で、ジュニアの二人は期待がもてるけど、
ルール改正の関係で、次のオリンピックは
出られないんだよなぁ。あと5年、待てるか?

.

 代表選考は、もめるだろうな、と思ったけれども。

男子は、鍵山、佐藤、坪井。
坪井くんは、今回ショートで失敗してかなり出遅れたけど、
フリーでほぼ完ぺきな演技を見せて3位フィニッシュ。

ジュニアの中田くん除けば実質2位だしね。

あとは、三浦、佐藤、山本の争いだけど、
総合的にみて佐藤、になったみたい。

.

 女子は、坂本、千葉、樋口。
これは順当じゃないかな。正直、坂本、千葉までは確定で、
あと一人を選ぶ感じではあったけれども、
順位的にみても樋口だろうなぁ。

 今回は、五輪出場枠もかけた争いだから、
確実に3枠を取りに行きたいよね。
若手に経験を積ませるような余裕はないな。

 

| | コメント (0)

パリ五輪閉幕

 パリオリンピックが終わった。
いろいろあったけど、
日本は結果として金メダル20個と、
地元開催の東京を除くと過去最高の成績になった。

.

 とはいっても、
期待されたのにメダル取れなかった種目もあるし、
意外にもメダルラッシュとなった種目もあるし。
単に、日本が好調だったという訳ではない。
これが、いまの日本の実力なんだろう。

.

 前回の地元開催の時の勢いが残ってる感じかな。
もっとも、活躍できた種目は変わっているんだけれども。

 今回、躍進したのがフェンシングだ。
いつの間に日本はフェンシング大国になっていたんだ?

 あと、地味に伸びてるのが陸上。
メダル取れたのは女子やり投げだけだけど、
決勝に残る競技が増えてきてるよね。

 もっとも、男子100mはついていけなかったけど。
サニブラウンもがんばったけど9秒台出して決勝に残れない
んだからしょうがないわ。

.

 意外だったのが、馬術、セーリング、近代五種。
近代五種は、馬術が今回までで、次からは
障害物競走(SASUKE?)になるらしい。
 これ、日本では盛り上がるかもね。

.

 今回、球技は全体的に不振だった。
特に、男子バレー。事前の世界ランクは2位で、
本当に久しぶりにメダルに手が届きそうだったのに。

 今の男子バレーって、圧倒的に強い国がなくて、
どの国が勝っても負けてもおかしくない感じだったな。
石川、西田、高橋藍がそろってる今が過去最強なんだけど。
できれば石川が現役の間にオリンピックのメダルを。

 女子は、ベスト8にも残れず。

 バスケットは、結果だけ見ると男女とも3連敗。
前回銀メダルだった女子のほうは残念な結果だった。
男子は、フランスをあと一歩まで追い詰めたんだけど、
意味わからんファール取られて追いつかれて負けた。
相手のホームだから仕方ないけどさ。

.

 柔道は、あんなもんでしょ。
団体でまたフランスに勝てなかった。
誤審は毎回のことだからもうしょうがないよ。

 実際、勝敗を決する最後の指導なんて、
取れる訳ないと思う。難しい。
リネール確定ガチャは、仕方ないでしょ。
むしろ、斎藤はよく頑張ったと思う。

.

 旗手のジンクス変わらず。
開会式で旗手を務めた選手は勝てない。
どちらも優勝候補だったのになぁ。

.

 体操は、橋本かなと思っていたら、橋本は不調。
さらに若い岡が、個人総合と種目別で金メダルをとった。
団体は、ほぼ負けの状況から逆転金メダル。

 あの中国選手はかわいそうだったなぁ。
最後の鉄棒。「2回落下さえしなければ優勝」だったのに、
2回落下してしまうんだから。

 女子もエース不在のなか頑張ったけど。

.

 日本って意外とスポーツ大国かも知れない。

| | コメント (0)

フィギュア全日本2023

 毎年見ているフィギュアスケート全日本選手権。

 去年は、大阪だったので直に見に行ったんだっけ。
またいつか、現地観戦してみたいな。

.

 今年は、男女ともシングルが面白かった。
悪く言えばどんぐりの背比べなんだけど、
代表争いも全然読めなったし。

 男子は宇野昌磨、女子は坂本香織が盤石。
ただ、そこに絡む2番手、3番手がどうなのか。

.

 女子は、正直、今一つだったなぁ。
いちばんクリーンに演技したのは、女王の坂本香織。
とんでもない点数で盤石の3連覇。

 なんかね、上位進出を狙って大技で勝負した選手が、
ほとんど失敗してしまったのね。w
なので、とんでもない大混戦になった。

.

 そんななか、千葉百音が見事な演技で2位。
ジュニアから島田麻央が3位に入った。
でも、4回転は決められなかったんだよね。

 グランプリ欠場した三原はそこそこ戻してきてて5位。
でも、世界選手権代表は吉田陽菜。7位だったのに?

.

 うーん、この辺はバランスの問題なんだろうなぁ。
1位坂本、2位千葉までは順当だけど、
この二人は大技がないのね。

 そこに、同じように大技がなくて年齢も高い
三原を追加するよりは、
一発逆転の大技をもってる吉田の方が、
という判断なんだろう。

 失敗しても、若手に経験積ませる意味もあるし。

.

 さて、男子はめちゃくちゃハイレベルで面白かった。
フリーの最終グループの6人がマジでやばくて、
こんなにハイレベルなことある?

 最終的に、友野くんが6位だったんだけど、
6位でも270点超えてる、という。
いや、グランプリシリーズなら余裕で表彰台なんすが。

 ちょっと今年のこの6人は、
記録にも記憶にも残しておくべきだろう。

.

 最後に宇野くんだけ(少し)やらかしたけど、
それでもショートの貯金があって総合1位。

 鍵山くんは、フリーだと4回転2回しか飛んでない。
他の選手は3回、4回いれてるのに。
にもかかわらずフリートップ。

 冒頭の4Sの完成度が高すぎるんだわ。w
怪我明けのシーズンで、まだ本調子ではないのにこれって。

あと、今年からコストナーがコーチについたこともあり、
表現面のレベルが上がってきてる。
最後のステップシークエンスが、もう「やばい」域に入ってる。
ジャンプだけではなくなってきたなぁ。


 山本くんは、ノーミスで通して3位だったのに。
なんで世界選手権の代表取れないんだろう。

 代表に選ばれたのは4位の三浦カオ。
グランプリシリーズでの実績と、
はまった時の爆発力は、カオの方が上なのはわかるけど、
うーん。山本くんに行ってほしかったなぁ。

.

 5位に4Lzきめた佐藤くん。
そして、6位に我らが友野くん。

 去年は堂々と世界選手権にいけたのに、
今年は、去年よりもいいできだったのに、
四大陸選手権の代表にすら選ばれないとか。

 日本男子、レベル高すぎー。。

.

 うん、今年も面白かったな。

 世界選手権ではどうなるかな?
アメリカのマニリンが4回転6本の構成で、
ちょっと太刀打ちできそうにないんだけど。w

 女子はどうかなぁ?
ロシア勢がいなきゃ、坂本香織に勝てる選手いないでしょ。

 

| | コメント (0)

阪神、38年ぶり日本一、ほか


 スポーツより。

.

 今年の秋は、スポーツの秋だったなぁ。
(やらなくて、見てるだけ)

.

 どこからいこう?
まずは、男子バスケットボールのワールドカップかな。

 日本は、一次リーグでフィンランドに勝ち、欧州勢相手に初勝利。
3戦目に負けて決勝トーナメントには進めなかったけど、
順位決定リーグに。
 最終的にアジア最上位になれば、パリ五輪の出場権が入る。

 順位決定戦で2連勝して、見事に出場権獲得。
東京は開催国枠で出たから、予選突破となると、
48年ぶり、だったらしい。

 はは、生まれてもないや。

.

 エースの八村塁はMBA優先のため出てなかったけど、
他のメンバーも十分強かったよ。

 同じくMBAプレーヤーの渡辺も活躍していたし、
「リアル宮城」なんて呼ばれたポイントガードの河村。
とんでもない確率で3Pを決めていった富永啓生。

 そして、なんといってもホーキンソンだろう。
最後、カーボベルデ戦の3Pは本当にしびれた。

 バスケットって面白いなぁ。

.

 八村抜きでも、世界と戦える。これは大きい。
当然、オリンピックの方が厳しい戦いなんだけど、
今回、上位のチーム相手にも「惨敗」ってなかった。

 今回のチームに八村をプラスすれば、
メダルはともかく、1勝くらいはできるんじゃないかな?

.

 次に、バレーボールのパリ五輪予選。

 女子は、残念ながら出場権獲得ならず。
でも、男子がやってくれた。

 今年は、ネーションズリーグでブラジルに勝つとか、
強くなってきてるのは知っていたけど、
まさかこの時点で出場権を取ってしまうとは。

.

 きっかけは、石川祐希の登場から、だと思う。
リオ五輪予選の頃は、石川、柳田の両エースだった。

 それに、西田が加わった。それが東京大会。
西田は、身長はそれほど高くないけど、パワフルで
決定率がかなり高い。

.

 最後のピースは、高橋藍の急成長だろう。
石川、西田、高橋藍。3枚エースになった。
いや、これはなかなか止まらないよ。

 石川、高橋の何がすごいって、実はレシーブ力。
攻撃もすごいけど、守備も超一級品なのね。
両方できる選手はなかなかいないのに、
日本に二人もいる。

 サーブ力はもともと高いし。
あと、世界レベルのミドルブロッカーがいれば、
本気で世界一狙えるよ?

.

 どうしても海外と比べると背丈がないんだけど。
ブロックでは弱いんだけど。
レシーブって、身長関係ない。
サーブも(そんなに)身長関係ない。

 これだけのタレントが同時代に集まるのって、
それこそ、過去にオリンピックでメダル取ってた時期以来では?

 来年が楽しみだ。

.

 最後に、日本のプロ野球。

 今年、セリーグは阪神が。
パリーグはオリックスが、ペナントレース圧勝。
クライマックスシリーズでも無事に勝ち上がり、
日本シリーズでは、

「阪神」vs「オリックス」

 という対決が実現した。

 関西ダービーとか、
「阪神なんば線シリーズ」とか言われた。

 阪神はもともと本拠地は甲子園だけど、
大阪に熱狂的なファンが多いし。
オリックスはもともと神戸の球団が、
大阪に本拠地を移したわけで。

 関西ではお祭り騒ぎだったなぁ。
(関東は静かだったかもしれんが)

.

 だってねぇ、昔はどっちも弱かったんだもん。
阪神対オリックスなんて、夢のまた夢だったよ?

.

 オリックスは、パリーグ3連覇だから強いんだけど、
それまではめちゃ弱かったからね。

 去年までは、ピッチャー山本、バッター吉田という
2枚看板だったけど、吉田がメジャーいったからどうなの?
西部からFAで森を獲得したとはいえ。

.

 いや、強かったわ。リリーフ陣が。
山崎、宇田川という春のWBCでも活躍した二人がいるし。
打つ方だって、頓宮は首位打者とってる。

.

 一方、阪神。
なんやかやいっても、4年連続Aクラスな訳だけど、
クライマックスシリーズを勝ち抜けない印象が。

 大山、佐藤輝明あたりの和製大砲が出てきたのが
このところの印象かなぁ。

.

 そう考えれば、いつか当たって当然だったんだけど、
関西ダービー自体が59年ぶり、とか。w

.

 戦前の予想は、ほぼ互角、だったけど。
結果もその通り、4勝3敗で阪神。
阪神の日本一は、38年ぶり
そっか、バース、掛布、岡田の1985年以来になるのか。

 長かったねぇ。

.

 オリックスは、けが人が多かったかな。
頓宮も無理やりシリーズに間に合わせた感じだったし、
ラオウ杉本や、山崎もコンディション悪かったみたいだし。

.

 いや、できれば来年もやってほしいけど。
難しいだろうなぁ。
オリックスは山本がメジャーに行ってしまうし。

 阪神は、そういうあからさまな戦力ダウンはないけど。
リーグ連覇できる力があるかっていうとね。

 特に根拠はなく、今までの習慣上勝てる気がしない。w


| | コメント (0)

WBC3度目の優勝、大谷がMVP

 野球の世界大会WBC

 日本は1回目、2回目と連覇したけれども、
その後はベスト4止まりだった。

 今回、大谷含むほぼ最強の布陣に挑戦し、見事優勝。
MVPには、投打に大活躍だった大谷が選ばれた。

.

 正直、1次ラウンドは相手が弱すぎて話にならなかった。
なんでこんなにプールで差があるかねぇ、という。
ライバル韓国もあっさり勝つし、
どの試合も、コールド勝ちを狙える状態。

 対戦相手からすると、最強日本に立ち向かうのはいい経験かも。
チェコとか、中国とかは、日本のアマチュアレベルでしょ。
そんな選手たちが、超一流の選手と戦うんだから。

 少しでも競技の普及を考えるのであれば、
こういう国際大会は必要なんだろう。

.

 日本ラウンドを圧倒的強さで勝ち上がったけれども、
懸念材料として、村上の不振があった。
大谷を敬遠して村上勝負、で打ち取られるケースが多い。

 結局、準々決勝からは好調の吉田を四番にして、
村上は五番に。

.

 準決勝。正直、日本にとってはここからが本番。
メキシコの先発に抑えられ、日本は令和の怪物佐々木が

アンラッキーなヒットからまさかの3ランを撃たれて3点ビハインド。 
さすがに厳しいかと思ったけど。

 四番、吉田が起死回生の同点3ラン。
でも、そのあと山本由伸が打たれて、最終回4-5。

 ここからがハイライト。
先頭の大谷が2ベース。吉田が敬遠。代走に周東を送り、
バッターは村上。

 ここで打つから「村神」さまなんだ。
サヨナラタイムリー。
それまでの不振が、伏線のようにきいてきた。

.

 決勝、アメリカ戦。

アメリカに1点先制された直後、
村上が特大の同点ホームラン。

 いや、どっちがメジャーリーガーかわからんよ。

その後、日本は超豪華な投手リレー。
8回にダルビッシュがホームラン打たれて1点差になったけど、

 9回に、大谷が登板する。
最後のバッターは、大谷のチームメイトでもある
アメリカの最強バッター、トラウト。

 なに、この漫画みたいな展開?

(アメリカでも、これは映画か?と言われていたらしい。)

 最後は大谷がトラウトから三振を取って日本優勝。

.

 もう本当、このまま映画化できるよ、これ。w

.

 日本の選手は若手が多いから、
しばらく日本最強時代が続くんじゃないかな。

 しかも、千賀とか、鈴木誠也とか出てないんだからね。
あれだけ活躍した近藤も、本来なら鈴木の控えだったんだから。
メンバーの層の厚さもすごい。

.

 あとは、メジャー組にシーズン頑張ってもらいたいな。
トラウトと大谷がいて、エンゼルスがなぜ勝てないのかがわからん。w

 

| | コメント (0)

フィギュア全日本と代表選考

フィギュアスケートの話。

北京オリンピックが終わり、メンバーがかわった。

「神」羽生が競技から退いた。
北京で金メダルをとったネイサン・チェンも休養。

女子は(男子も)ロシア勢が国際大会から締め出されている。
結果として、日本勢が無双している。

.

 グランプリファイナル。
男子は宇野くんのほか、山本草太、佐藤、三浦カオ。
女子は、坂本のほか、ベテランの三原、若手の渡辺。
ペアは「りくりゅう」が登場。

 結果、男子は宇野昌磨が優勝。
女子は三原が逆転優勝。
ペアでも、りくりゅうが初優勝を飾った。

 日本、つえー。

.

 今年の全日本は、大阪、門真。
最終日だけチケットが取れたので見に行った。
全日本を見るのを、夢の一つだった。

 まず、ペアのフリー。
りくりゅうがまさかの棄権となった。
残ったペアは、村上、森口ペア一組のみ。
滑る前から優勝確定。(苦笑)

 消化試合かと思ったけれども、
なかなか面白かった。

.

 この二人、どちらも現役のシングルスケーターだから、
ソロジャンプがめちゃくちゃうまい。
逆に、ツイストやスロージャンプはまだまだ。

 ペアのジャンプで、3Lzって普通やるか?

グランプリファイナルのスコア見る限り、
ペアジャンプでは、よくて3Tか3S。
下手すれば2回転しか跳べないことも多い。

 そのなかで3回転の中でも難度の高いルッツ跳ぶなんて。

.

 6分間練習の時に、男子の森口が
3回転+3回転+2回転半、というコンビネーションを跳んでて、
私は、「いや、これ女子はやれないだろ」と思った。

 ところが、本番ではペアでやってくれた。
スコアで確認したところ、

3S+3T+2A(+SEQ)

 いや、これ跳べる女子選手いるのか?と。
多分、坂本や三原でも無理だと思うぞ。

3+3でもすごいのに、
そこにシークエンスで2A重ねるかー。

.

 女子の村上も、シングルスケーターなんやね。
フリーに残って19位。結構な上位選手だ。
ジュニアだから難しいジャンプもまだ跳べるのか。

 ただ、この二人はしばらく大会に出られないらしい。
村上はジュニアのままで、森口がシニアに上がってしまうので。
もったいないなぁ。

 日本は今、世界でトップを争うペアがいるので、
実は世界選手権の出場枠は「2」は確実に取れる。
でも、国内にはほとんどペアがいない、という状況。

 なら、層の厚すぎるシングルよりも、
ペアの方が世界に近いよね。ライバルが少ないから。

 アイスダンスも、高橋大輔の参入以来盛り上がってるけど、
ペアもりくりゅうの活躍が今後、影響してくると思う。
どんどん、新しいペアが増えていくんじゃないかな。

.

 さて、メインの男子フリー。

 北京銀メダルの鍵山は、ケガの影響でか、
本調子ではなかった。
具体的に言うと、トーループが跳べないんだろう。

 4回転トーループはもちろん、
コンビネーションのセカンドジャンプもトーループなし。
ショートではループにしようとしていたし、
フリーでも2Aのシークエンスや、1Eu入れての3連続で
うまいこと逃げようとしていた。

 ただ、やっぱりミスが目立って8位に終わった。

.

 7位に入ったのは、まさかの森口くんだった。
いや、あなた2時間前にペアで優勝してましたよね?

 4回転こそないものの、ノーミスの完璧な演技。

 今回、全日本の男子フリーでノーミスだったのは
森口くんくらいじゃないだろうか。
会場総立ち。ある意味、一番沸いたのはこの子の時だった。

.

 ショートで2コケして大きく出遅れた三浦カオは、
フリーでも最初のジャンプ2つがクリーンじゃなかったけれど、
後半がすごかった。
 3つのコンビネーションを完璧に決めてきた。
後半に4T+3Tもってくるのは、すごいな。

 実は、フリーだけなら2位の高得点。
でも、ショートで出遅れたので総合6位、と。

.

 グランプリファイナルで銀メダルとった山本。
若いころから将来を期待されていたけれども、
ケガとかでなかなか表舞台まで上がれなかったんだよね。

 でも、今年、ついに本領発揮してきた。
2種類、3本の4回転が安定して決まるようになったのが大きい。
4回転を跳べる選手は増えたけど、
安定して跳べるのはごくわずか。
 その中で、宇野君を除けば一番安定していたのが
山本君だった。

 にもかかわらず、全日本ではミスが目立って総合5位。
むー。うまくいかないもんだね。

.

 鍵山が本調子でない以上、
代表争いは、宇野とほか二人、という構図になる。
でも、全日本ではみんな少しずつミスをしていて、

 団子状態になってしまった。

 グランプリファイナルにも出た佐藤くんは、
冒頭の4回転ルッツが決まらずに総合4位。
いや、あれ決めてれば代表もあったって。

.

 そんな中、上野芝のエンターテイナー、
友野くんが、会場を沸かせてくれた。

 今まで、世界選手権に出たときは
いつも補欠からの繰り上がりだった。
今回は、正面から突破する、と意気込んでいたけど、

 友野くんもジャンプにミスが出てしまうんだよ。
それでも3位に入ったのはさすが。

.

 2位には、宇野くんの弟分にあたる島田高志郎。
二人ともランビエルについているんだよね。

ただ、実力で2位に入った、というよりは、
「周りがこけまくって、2位に滑り込んだ」という印象。
それでも、全日本2位はすごいんだけど。

.

 最後は、宇野君が笑かしてくれた。w

 いや、滑る前から優勝は決まってる感じ。
実際、一人異次元の滑りで優勝したんだけれども。

なんか、曲終わってからもスピンしてた。
まさかのタイムオーバーの反則。ww

.

 どうも、後半のコンビネーションを
得点を狙ってあえて足したらしい。
その結果、時間が足りなくなった、と。

 いや、すごい滑りだったけれども、
曲が終わっても回ってるんだから、
見てる方は変な空気になった。w

.

 結果、宇野くんが2位に40点近く差をつけて圧勝した。

.

 さて、もめるのは世界選手権の代表だ。

結果、

宇野、山本、友野の3人になったんだけど、
記者会見で宇野君が選考基準に疑問が残る、と。

いや、島田くん、なんで全日本2位で選ばれないのさ?
ということが言いたかったんだろう。

ランビエルコーチの教え子、二人そろってワールドに
出たかったんだろう。それは夢だよね。

.

全日本2位でダメなら、島田くんはどうすればよかったのさ?
宇野くんがいる限り、1位はまず無理ゲーだし。

 そりゃ、宇野君が抗議するのもわかるわ。

.

 おそらく、島田くんがもう10点でも多くとっていれば、
結果は違ったんじゃなかろうか。

 選考過程を聞いている限りでは、
山本君はファイナル2位の実績が大きいから、
少々失敗しても選ぶつもりだったんだろう。

 となると、3位の友野くんと2位の島田くんの争い。
ここ、点差2点もないんだよね。
(というか、2位から6位までで10点しか離れてない)

.

 この団子から頭一つぬけていれば、
島田くんが選ばれていたと思う。
フリーの出来が今一つだった。

 島田くん、フリーだけなら6位なんだよ。
ショートの貯金で2位に入っただけで。
ノーミスかそれに近い演技だったらなぁ。

.

 今期の実績、世界の実績考えると、
友野君の方が上。2位と3位の差は2点未満。
それじゃ、友野君になっても仕方ないわな。

 何回も「代打」で出場していた友野君に対する
温情もあったんじゃないかと思うけど。

.

 すっきりしない選考だったのは仕方ないね。
それだけ、日本男子のレベルが拮抗しているのさ。

 正直、世界選手権よりも全日本の方がレベル高い?
前半の選手でも4回転跳ぶ選手がちらほらいたし。


 アメリカには4回転アクセル跳ぶ選手もいるけれども、
ファイナルを見る限りではまだ宇野くんの方が上だ。
ジャンプというよりも表現力の評価で差がついている。

 今シーズン前半を見る限りでは、
宇野君の2連覇に死角なし、に見えるな。
牙城を崩せるとすれば、むしろ鍵山くんだったけど、
今季の残りは休養するでしょ。
 これだけ選手層が厚いんだから、
しっかり休んだ方がよいよ。

.

 今回、急に見に行くことになったから、
ちょっと予習が足りなかったな。

 もっと下調べしてからいけば、もっと面白かったと思う。
また、チャンスがあれば全日本観戦してみたいな。

| | コメント (0)

サッカーワールドカップ

4年に1度のサッカーワールドカップ。
今回は、冬。中東のカタールだった。

日本は、ドイツ、コスタリカ、スペインと同組。
いや、普通に無理だろうと思われていたけれども、

初戦、ドイツに逆転勝ち。
後半、相手が主力を下げたところを、
堂安、浅野がゴールを決めた。

正直、浅野のゴールがなぜ決まったのかわからん。
浅野のシュートは確かにすごかったけど、
なんであそこで裏抜けを許したんだ?
ドイツの油断だと思う。

コスタリカには、ボールを持たせてもらったけど
攻めあぐねて0-1で負け。

そして、スペイン戦。
ドイツ戦と同じように0-1のビハインドで後半に。
ここで、堂安、三笘を投入すると、
またしても堂安がやってくれた。

伊藤純也のプレスからボールを奪い、
キーパーの手を弾き飛ばす目の覚めるようなゴラッソ。

そして、そのあとに堂安からのクロスを
「三笘の1mm」と称賛された三笘の折り返しを、
田中碧が決めた。

 三笘が絶賛されているし、その通りなんだけど、
「なぜ、田中碧がそこにいる?」というのも不思議。
ディフェンシブな戦いしていたはずだし、
田中碧はボランチだよね?w
 これも、一瞬のスキを突いたんだろうなぁ。

.

 カタール、といえば「ドーハの悲劇」
日本がワールドカップに出場できなかったアメリカ大会。
最終予選、2-1のリードから、後半ロスタイム、
イラクのショートコーナーからまさかの同点ゴールを決められて
打ちのめされた、あのドーハ。

 私は当時高校生で、ライブで見ていたけれども。
あの記憶のある人は、みんな「2-1」のスコアに
びびってたんじゃないかな。また追いつかれる?って。

 でも、ドイツにもスペインにも、後半は点を取られてない。
なんか、取られる気がしなかったよね。

.

 もっとも、最後にスペインはちょっと緩めたっぽいかな。
別会場の様子で、一瞬スペインにもGL敗退の目はあったけど、
終盤では負けてもOK、むしろ2位突破の方が、という
状況だったから。

.

 にしても、日本はドイツ、スペインのいる組を
グループリーグ1位突破という快挙をなしとげた。

そして、決勝トーナメント1回戦、クロアチアにPK負け。
うーん、あれはクロアチアのキーパーが凄すぎだな。

.

 日本代表の戦いぶりについて。
相手がヨーロッパの強豪ということもあり、
ディフェンシブな戦いを強いられた。
 守って、守って、カウンター、という戦い方は、
本田圭祐がワールドカップデビューした南アフリカ大会のようだ。

 これがハマったのは、三笘、伊藤純也という
快速ウイングが2枚もそろっていたからだろう。

 逆に、ボールをもたせてもらったコスタリカ戦では、
うまく点を取れなかった。
今の日本は、かつてと違いゲームメーカータイプが少ない。
4年前は香川、柴崎、乾、本田と揃っていたから、
ボール持たせてもらった方がよかったかもしれないけど。
今回、柴崎は選ばれていたけど全然出てないよね。

 クロアチア戦では、三笘が徹底マークにあって
打つ手がなくなってしまったようだった。
三笘だけ突出していたからな、今回。

.

 香川、本田というスターが抜けたけれども、
日本にはまだまだタレントが多いと思う。
突出した大スターがいなくても、
全員のレベルがまんべんなく上がった感じ?
欧州リーグで活躍している選手も多い。

 いつの間にか、欧州組の方が国内組より多いんだもん。
今回、召集されなかったメンバーでも欧州で活躍している
選手は多いし。
 そう思うと、日本も強くなったなぁ。

.

 守備も安定していた、といっていいと思うけど
いつの間にか、サイドバックが弱くなってる?
いまだ、長友に頼っているようでは。
 攻撃面では、久保くんに期待かな。
今回はあまり目立たなかったけど、まだ若いからね。

.

 大会は、アルゼンチンが優勝した。
メッシがついに、ワールドカップを手に入れた、と。
前回大会優勝のフランスが準優勝。
エムバペが、決勝戦でハットトリックを決めて得点王。
しばらくはエムバペの時代かなぁ。
誰も止められる気がしないから。

 ブラジルがパッとしない感じ。
なんか、ネイマール以降の選手の話をあまり聞かないんだが。

 次回は、北中米。48か国に拡大される。
どんな戦いになるんだろうね。
私の知ってるワールドカップは、32ヵ国時代だけだから。

 

| | コメント (0)

北京オリンピック(そのほか)


 北京オリンピックの振り返り。

 冬季五輪にて、日本のメダル数は過去最多となった。
金メダル3、銀メダル6、銅メダル9.

 まずは、金の3つ。

.

 スキージャンプ、小林陵侑。
ノーマルヒルで金メダル、ラージヒルで銀メダル。
個人の金メダルは、長野オリンピックの舟木以来。

 4年前は、兄の潤志郎の方がエース格だったんだけど、
結果は4年間の時点で陵侑のほうが上で、次期エースと見られていた、
前回の五輪後から一気に才能を爆発させて、
世界のトップに君臨している。

 今回はその実力をしっかり見せ付けた。
しかし、ジャンプって前に跳べてた人でもすぐに追い抜かれていく。
いつまでもトップに君臨するのは難しそうだな。

 日本勢の弱点として、陵侑以外に外国勢に対抗できる選手がいないため、
団体では不本意な成績に終わった。
ナンバー2が、トップ10内にもう一人くらいいたらなぁ。

.

 スピードスケート女子。高木美帆。
今回は、500、1500、パシュートで銀。最後の1000で金メダル。
個人でのメダル獲得数では前回とあわせて7つ。
これは、日本女子歴代最多になった。

 今回は、日本選手団の主将もつとめていて、
主将は活躍できないというジンクスを木っ端微塵にした。
いや、強すぎるわ。

 もともと、バンクーバーの時に史上最年少でオリンピックに出たけど、
その4年後のソチには出られなかった。
ピョンチャンでは、パシュートで金、1500で銀、1000で銅。

 本当に、オールラウンダーに強い選手になってる。
500でも強いってどういうことだよ。

.

 スノーボードハーフパイプ、平野歩夢。
2大会連続の銀メダリストだったけど、三度目の正直で金メダル。

誰もやっていない大技「トリプルコーク1440」を成功させた。
予選では温存していたんだけど、
その時のインタビューでは、「いや、みんなやってくるっしょ」
みたいに言っていた。
 その中で、完成度を極めたい、と。

 結果として、トリプルコークに挑んだのは平野歩夢ただ一人だったが。w

 2回目の試技で成功させたにもかかわらず、得点が伸びずに大ブーイング。
2位で迎えた3回目の試技で、さらに完成度を高めてぶっちぎりの優勝。

 これ、3回目失敗していたら大騒動になったんじゃないだろうか?
あれが評価されないって、おかしいよ。
結果として、平野がジャッジ全員を黙らせた形になって、
ジャッジの方もほっとしたんじゃないだろうか。

 日本勢は4人決勝に残っていたから、もう一人くらい表彰台からむか?
と期待していたけど、さすがにそこまで甘くなかった。
 ショーンホワイトは、今大会限りで引退。
しばらくは平野の時代になるんだと思う。

.

 モーグルは、女子がおしくもメダルを逃したけれども、
男子では2大会連続のメダル。この種目も日本は安定して強いね。
エアーのレベルがとんでもなく上がっているけれども。

.

 ノルディック複合は、渡部ががんばった。
個人ラージヒルで3大会連続のメダル獲得。
今季は不調だったのに、最後の最後でがんばってくれた。

 それよりもびっくりしたのは、団体の銅メダル獲得。
これも、リレハンメル以来になるのかな。

 若手の山本が最後に意地を見せてくれた。
山本はジャンプが得意な選手で、個人戦でも
ノーマルヒル、ラージヒルともに、渡部よりも飛んでいた。
というか、ノーマルヒルでは全体トップだった。

 それでも、クロカンがそれほど強くないので、
メダルにからむことはできなかった。

.

 今回、団体ではジャンプが終わったところで4位。
上位と差はなかったとはいえ、クロカンの走力を考えると
もっと余裕が欲しかった。「メダルは厳しいかな」と思ってた。

 日本は1,2走ががんばってトップグループを維持。
3走にエースの渡部暁斗をぶつけて、2位でアンカーの山本に。

 2位でもらったとはいえ、
アンカーのほかのメンバーの走力考えると
日本がメダル圏内を確保するのは厳しかったはずだ。
 それでも、若い山本が必死にくらいついて、
2位のドイツから僅差の3位でゴール。
これは、今後にも期待が持てるメダルだと思う。

.

 最後まで日本の話題をさらったのが女子カーリング。

 予選リーグ最終戦でスイスに負けて5勝4敗。
これで、グループリーグ敗退かと思いきや、
ライバルとの関係でぎりぎり4位で準決勝に残った。
ロコソラーレは本気で「敗退」と思っていたから、
準決勝に残れるとなったときの映像はとても面白かった。
(リアルタイムで放送されていた。)

.

 ニュースでは、「韓国がスウェーデンに敗れたため」
ってなってたけど、実はそんなに単純な話ではなくて。w

 5勝4敗で並んだのがイギリス、日本、カナダ。
これで、韓国が最終戦に勝って5勝4敗になってたら、
直接対決の差でイギリス、韓国の勝ちあがりだった。

 イギリス、日本、カナダだと、当該国の対戦成績が全部1-1.
こうなった時に、ゲーム前の先攻、後攻を決めるのに使ってる
ショットの距離の平均値で順位を決めることになってた。

 ちなみに、日本はここで分が悪いことまでわかってた。
ところが、フタをあけてみたらカナダが日本よりさらに悪くて、
順位は、イギリス、日本、カナダとなった、と。

.

 勢いに乗って、準決勝ではスイスにリベンジ。
優勝候補筆頭のスイスに勝って、初の決勝進出。
決勝ではイギリス(前回大会、銅メダルを争った相手)に
負けてしまったけど、それでも立派な銀メダルだった。

.

 この人気には、ロコソラーレ自身の人気もあるよなぁ。
何回か放送みたけど、彼女たちだけ楽しそうに声かけあってる。
 他のチームは、しかめっ面してやってるのに、
ロコソラーレだけ、なんか別の世界線にいるみたいだった。w

.

 さて、今回のオリンピックは、「失敗」もひとつの大きなテーマだと思った。

 フィギュアでは羽生の4回転半の失敗があったし。
ジャンプ混合団体では、高梨選手の「スーツ規定違反」失格騒動。
スノーボードビッグエアでは、岩渕が、女子初の「トリプルコーク」に挑戦。
女子パシュートでは、高木菜那のゴール直前の転倒。

 結果だけみると、悲劇なんだけど、
それぞれにものすごく重いストーリーがあってさ、
逆に成功するよりも記憶に残る結果になったんじゃないかと思う。

 メダルの色だけが全てじゃないんだよ。

「努力は必ず報われる」とは限らない。
むしろ、努力はここぞというときに裏切るもんだ。

 それでも、そこまでやってきた努力は無駄にならない。
というか、やってきたからこそ、物語になるんだと思うよ。
人は、その物語を求めているんじゃないのかな。

.

 コロナの中だから、いろいろ大変だったけど、
私はやっぱりオリンピック好きだなぁ。

 

| | コメント (0)

北京オリンピック(フィギュア)


 北京オリンピック(冬)が閉幕した。

フィギュアスケートが好きなので、
フィギュアの感想書いておく。
(他競技は、また別記事に)

.

 結果として、団体が銅メダル。
男子シングル 羽生4位、宇野銅メダル、鍵山銀メダル。
女子シングル 坂本銅メダル。

アイスダンスはフリーに進めなかったが、
ペアでは、初の入賞(7位)となった。

.

 まずは男子。

 宇野や鍵山のメダルよりも、ひょっとしたら金メダルのチェンよりも、
羽生弓弦の4回転アクセルの方が話題性あったんじゃないだろうか?

 リアルタイムで見てたけど、本当に紙一重だった。
今までで、一番成功に近い4回転アクセル。
全日本の時は、両足着氷でダウングレードだったけど、
今回は転倒したとはいえ回転不足。でも、4Aと認定された。

.

 羽生は、「やるからには3連覇」と言っていたけれども、
それはあくまで建前で、やっぱり4回転アクセルの方に
重点を置いていたんだと思うよ。

 なぜそう思うか?
勝つためには、4回転アクセル回避した方が可能性高いから。
もともと、今のネイサン・チェンに勝つのは至難の業。
というか、今回のチェンの出来だと
羽生は4回転アクセル成功してノーミスでも、
チェンに届かなかったと思う。

 あの難度のプログラムをノーミスで滑り切った
チェンが凄すぎるんだ。もっと褒めていいよ。

.

 他の競技でも思ったけど、
オリンピックって、個人競技でもチーム戦なんだな、って思った。

 日本男子シングルで考えると、
鍵山、宇野の二人がいるなら、羽生はチャレンジしてもいい。
また、宇野にしても鍵山にしても、羽生がいるからチャレンジできる。
今回の日本男子は、その相乗効果がすごかった。

 ショート3位の宇野が滑る時点で、トータル1位は羽生。
チャレンジして失敗しても、「日本勢」のメダルは確定なんだよね。
少しミスはあったけど、羽生を上回ってトータル1位に。

 鍵山が滑る時点では、1位宇野、2位羽生、という状況。
こんなに安心して滑れる環境ってある?
最後にチェンに抜かれる可能性は高いにしても、
失敗しても、「日本勢」としては全く問題ないんだ。
結果、自己ベストのトータル300点超えた。

.

 そう思うと、アメリカはチェン一人でよく頑張った。
もう一人のヴィンセントジョウは、コロナ陽性で棄権だったから。

 今後はどうするんだろうね。
宇野くんは、まだまだ頑張りそうな気がする。
鍵山くんは、次の金メダル候補筆頭じゃないだろうか。

 だって、まだ18歳よ?
18歳で、ループ、サルコウ、トウループと3種類の4回転。
 羽生はソチの時(19歳)、サルコウ跳べなかったよ?w

 チェンはそろそろ引退しそうな気がするから、
男子シングルは鍵山の天下になるんじゃないかな。

.

 次にペア競技について。

アイスダンスは、小松原コンビが出場したけれども、
フリーに進めなかった。話題にもならんかったなぁ。

ペアは、「りくりゅう」が7位入賞。
ちょっと上位陣には太刀打ちできそうになかったけれども、
日本人同士のペアとして、トップと戦えるレベルのペアは初めて。
今までも出てたけど、フリーに残ったこともなかった。

 結果として、団体でメダルが取れたのは大きい。
今までは、ペア、アイスダンスが弱くてメダルに届かなかったけど。
アイスダンスは、高橋大輔も見てみたかったのが本音だけど。
まぁ、彼らは世界選手権でいい演技みせてくれれば。

 ペアは、がんばれば世界選手権の出場枠2が取れるかも。
ただ、りくりゅうの他にペアいるのか?w
選手層が薄すぎるのが問題。
もう一組、切磋琢磨できるライバルがいれば面白い。
かなだいと小松原夫婦みたいに、高め合ってくれれば。

.

 最後に、女子シングル。

 17歳の川辺は、悪いけど出場しただけ。
フリーで4コケって、そんなことある?
まぁ、経験はつめたから4年後に期待かな。

 樋口は、トリプルアクセルを完璧に決めた。
今回、トリプルアクセルを綺麗に決めたのって、
樋口だけじゃないのかな?

 ROCのトゥルソワは3Aでミスってショート4位だったし、
ワリエワもステップアウトした。
韓国の選手も挑戦して、綺麗に着氷してたけどダウングレード判定。
川辺も、ダウングレードだったしな。
回転不足もなく認定されたのは自信をもっていいと思う。

.

 今回、メダリストの3人は本当に最高の演技をしたと思う。
シェルバコワは、ショート、フリー通してノーミス、
かつ、芸術性も高くて4回転フリップ2回決めてる。すごい。

トゥルソワは、フリーで4回転5本を着氷させてフリー1位。
ただ、GOEでマイナスのジャンプもあったし、
ショートでのミスもあったから、全体では2位になった。

 あと、どうしてもジャンプ過多だから、
演技構成点がそこまで出ないんだよね。

.

 坂本は、もう完璧とかいいようがない自己ベスト更新。
あの舞台で230点超はすごいよ。しかも大技なしで。

 特筆すべきは、最初のダブルアクセルの完成度の高さ。
ショートでも決めてるけど、飛距離と流れが素晴らしい。

それに、最後のトリプルループの美しさじゃないかと。
この二つ、GOE爆盛りなんだよね。

.

 もともと、ROCの3人がミスなく滑ったら、
坂本にメダルがないのはわかってた。
だから、自己ベストを出した時点で坂本の仕事は終了。
あとは、誰かがこけまくってくれれば。
でも、そこまで崩れることってないから、
まぁ、ROCのメダル独占は確実だと思ってた。

.

 まさか、がおこった。
ワリエワがフリーでこけまくって、4位転落。
「絶望」の異名をもつ15歳が、あそこまで崩れるとは。
誰が想像できただろうか??

 ただ、ドーピング問題があったから、
精神的にまいってたのかも知れない。

 検出された薬物からみて、うっかりミスはありえないと思う。
年齢から考えても自分だけでやるとは思えないので、
周りの大人に悪い人がいたんだろうな。

 でも、スポーツ仲裁裁判所は、とりあえず出場を許可した。
結果からみると、止めてあげた方がよかったと思う。

.

 この問題、のちのちまで尾を引きそうだな。
ワリエワだけの話とも思えないしね。
年齢制限を上げて、17歳からシニアに、って話もあるけどさ。

 そもそも女子に関して言えば、
10代半ばが一番強い競技って、いびつだと思うんだよね。
ロシアは、メドベージェワにしても、ザギトワにしても、リプニツカヤにしても。
彗星のように現れて、4年もたずに消えていく選手が多すぎる。

 フィギュアはオリンピックが終わるとルール改正がある。
これで、またどう変わるか。
多分、女子はショートでも4回転跳べるようになると思う。
 今回、坂本がショートで3位に食い込めたのは、
今のルールだとショートプログラムで4回転跳べないから。

 バンクーバーの頃は、トリプルアクセルも跳べなかった。
だから、浅田はトリプルアクセルをコンビネーションで入れるしかなかった。
ソチの時に、ショートでトリプルアクセル跳べるように解禁された。

 でも、女子は年齢重ねるとジャンプ跳べなくなる選手が多いから、
その辺をスポーツとしてどうバランスとるのかが難しいところかな。

 4年後の日本女子はどうなってるかな?
今回、出場できなかった紀平が頑張ってくるかも知れない。
坂本も、樋口もまだまだやる気だし。
川辺にも是非、リベンジしてもらいたいし、
他にも4回転に挑戦する若手が出てきてるかもね。

| | コメント (0)

全日本フィギュア


 気が付けば、冬季オリンピックまであとわずか。
オミクロンが拡散しつつある現状でオリンピックやるのは
かなり危険だと思うんだけれども、、

 ま、中国ならやるだろうな。(苦笑)

 さて、フィギュアスケートの全日本選手権。
オリンピック代表決定戦でもある。
毎回、全日本は面白いけれども、オリンピックシーズンはまた格別だった。

.

 まずは、男子シングル。

 昨年と変わらず、羽生、宇野、鍵山で決まり。
羽生が、さらなる高見を目指した。
4回転アクセル(4A)の挑戦である。

 羽生にとって、オリンピックはもはやどうでもいい?
すでに2連覇してるからな。もちろん3連覇目指すだろうけど。
本音としては、「それよりも4A」なんじゃないか。

 ケガで出遅れた羽生は今季初戦だった。
結果的にみると「4A以外完璧」という恐ろしい出来。
これで4Aがハマったら、340点くらいでるんじゃないか。
もうすでに生きる伝説なんだけど、これ以上まだ上がるのか。

 練習でも、一度もクリーンに降りたことはないらしい。
今回も、転倒こそしなかったものの、両足着氷でダウングレード。
4A認定はならなかった。

.

 超大技なのに、ものすごくアッサリ入る。
普段の3Aのような感覚で4Aで跳ぼうとしているようだ。
本当にとんでもないな、この神は。

 普通、勝負にこだわるのなら、
「安定してから試合で使う」のが当たり前。
成功率3割だと試合では使えない。

 でも、羽生は結果度外視してるから。
たぶん、現時点で成功の可能性が0ではないんだろう。
成功率1割だとしても、跳び続けてればいつか成功するよ。

 クリーンにおりるのは難しいとしても、
回転不足だったとしても、
4Aはそのうち認定されるところまできている。
もう、すごい通り過ぎてやばい。

.

 宇野くんは、直前に怪我をしていたらしいけど、
そんなことは感じさせない演技だった。
少しミスが出たけれども、圧巻の演技だったと言える。

 まともにぶつかったら、羽生、チェンにはかなわないけど、
上位二人にアクシデントがあれば、金メダルもあるなぁ。

.

 鍵山くんは、初のオリンピックを決めた。
展開によっては、メダルの可能性もあると思う。
日本のフィギュア史上最強の布陣ではなかろうか。

.

 それにしても、レベル高すぎだわ。
若い子がどんどん出てきている。
友野くんの演技もすごくよかったんだけど、
あの演技でも表彰台にかすりもしない。
田中刑事にいたっては……。
 時の流れは残酷だね。

.

 次、女子。

 紀平梨花が欠場。悲しすぎる。
日本女子で、ロシア勢に対抗できるのは4回転跳べる紀平だけだったのに。

 結果として、女子の代表争いは大混戦になった。

.

 優勝は坂本。これは、ほぼ事前の予想通りだった。
3Aや4回転のような大技はないけど、「強い」としか言いようがない。
ミスしないし、GOE高いし、表現力もある。

 最後のガッツポーズがカッコよすぎて笑った。
中身はオッサン疑惑あるな、あの子。

.

 2位には樋口が入った。
13歳くらいから全日本の表彰台に上がってるけど、
平昌は出られなかったから、今回が初めて。

 樋口は、トリプルアクセルが安定してきてる。
紀平ほどではないけれども、もともとジャンプに定評があったし。
まぁ、ここまでは順当かな、と。

.

 それ以下が大混戦だった。
ベテランの宮原、復活の三原、若手の川辺。
3Aをショートとフリーでそろえた川辺が、3位に入った。

 日本でも、3A跳べる選手がごろごろ出てきたな。
4回転に挑戦している選手もいるし。
本当に時代が変わったなぁ。

.

 個人的には、ベテランの宮原、三原推しだったけれども。
全日本の結果だけではなくて、総合的な判断になったら
三原もワンチャンあるかな、と思っていたけど、
順当に全日本の結果通りになった。

 まぁ、三原の実績といっても微妙なところだし、
三原(や宮原)を選ぶと、年齢層がねぇ。
全員20代になってしまう。(苦笑)

 バランス的にも3人出るのなら1人は10代出したいよね。
次を見据えると。

.

 ロシア勢が強すぎて、ちょっと勝負にならないと思うが、
誰か一人くらいこけてくれるかも知れないし、
そうなった時にメダル狙えるのは、坂本だろうなぁ。

.

 アイスダンスは、小松原夫婦と高橋大輔、村本哉中の一騎打ち。
高橋のペアは、結成2年目とは思えないほどの躍進を見せていた。

 小松原がもってた日本歴代最高を塗り替えたし、
NHK杯では高橋、村本が小松原に勝ってる。

.

 ただ、全日本ではかなだいが転倒という信じがたいミス。
アイスダンスでこけるって、あんまり聞かないんだけど。

 ぎりぎりで小松原夫婦が勝ち、全日本4連覇で初のオリンピック。

.

 うん、今回は小松原でよいと思うよ。
前回出てたんならともかく、初めてだしね。

 スケート連盟としては、客を呼べて話題性のある高橋大輔を推しただろうけど、
競技、スポーツとして考えると、さすがに、ねぇ。
そこは、全日本の結果優先でいいでしょう。

 高橋は、ソチの時の選考でも、全日本で5位に沈みながら
「過去の実績」で選ばれた前歴がある。
あれがあるから、もう一回あるかな?とも思ったけど、
逆にあれがあるから、もう一回はできなかったのかもね。

.

 ペアは、全日本には出てなかったけど、
「りくりゅう」が内定していた。三浦、木原ペア。
今年は、中止になったけどグランプリファイナルの出場権まであり、
日本で初めて、「トップ選手」のペアなんじゃないかと。

.

 強いペアがいると、もちろんペアでのメダルも考えられるけど、
団体戦も違ってくると思う。

 今まで、日本は男女シングルの厚みで団体戦戦ってきて、
ペアとアイスダンスが弱かった。

 でも、強力なペアがいる。
さらに、アイスダンスも強化されてきている。
これ、団体戦で充分戦えるようになってきてるよ?

.

 アイスダンスは、やっぱり高橋大輔の力が大きいよ。

ペアもアイスダンスも、シングルからの転向組が多いけど、
高橋に注目が集まると、
最初からペアやアイスダンスする子が出て来るかも。

 かなだいは、オリンピックには出られないけど、
四大陸、世界選手権の代表には選ばれてるし、
そっちで思いっきり活躍して欲しいと思う。

 

| | コメント (0)

より以前の記事一覧