スポーツ

WBC、日本は準決勝敗退

 スポーツの話題。

第4回のワールドベースボールクラシック(WBC)が開催されていた。
日本は、初回と2回目で優勝していたが、前回はベスト4.

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 この大会は当初からいろいろな問題を抱えていて、
それが少しずつ改良されているようだ。
最初は、そもそも大会が存続するのかどうかも危ぶまれていたが、
今回もそれなりに盛り上がり、なんとか続きそうな感じ。

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 日本代表は、メジャーリーガーは青木だけ。
他はNPBという布陣だった。
結果は、2次ラウンドまで全勝で、準決勝でアメリカに惜敗。

 周りの状況を見る限り、よくやった方だと思う。
もちろん、優勝するチャンスもあったけれども。
それよりも準決勝にいけない可能性も十分にあったわけで。(苦笑)

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 全体的に、レベル上がっているなぁという印象。
初回、2回目あたりでは、ひたすら日本と韓国の独壇場だったけど、
前回あたりから、ドミニカ、プエルトリコ、ベネズエラなどの
カリブ海沿岸諸国の他、意外にもオランダが強かった。
(といっても、オランダ領になっているカリブ海の島出身の選手がほとんど)

 今回は、韓国が1次ラウンドで姿を消したし、
初出場のイスラエルが快進撃を見せるとか。
野球が決して、東アジアとアメリカだけではないことを示して見せた。

 これ、2020年のオリンピックも簡単じゃないよね……。

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 日本代表は、6連勝で準決勝に進んだけど、
本当に楽な試合なんか一つもなかった。(苦笑)
熱戦、激戦を紙一重でくぐりぬけてのベスト4.

 もう一人、信頼できるメジャー級のピッチャーがいればなぁ。
ダルビッシュとか、田中将大クラス・・・。
エースが菅野ってのはちょっとねぇ。

 そうか、大谷が出られていれば状況は全然違ったんだ。
間違いなくエースピッチャーだっただろうし、打者でも出場できるから。
世界の大舞台で活躍する二刀流、見てみたかったなぁ。

 野手陣はまぁ、あんなもんでしょ、という感じだが。
特に名前を売ったのは菊池。
準決勝では痛恨のエラーをしてしまったけれど、
その後にホームラン打ってるから帳消し。w

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 大会のレギュレーションについては、
うーん。今回も失点率の問題でもめた。(苦笑)
野球でたった4チームのリーグ戦ってのは、
どうしても順位決定が難しくなるんだよね。

 でも、完全にトーナメントにすると興業的に試合数が足りなくなる。
難しいね。野球という競技自体が、短期決戦に向いてないのかも

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 というのは、野球は実力がそのまま結果に結びつくスポーツではないので。
番狂わせがおきやすい。弱者が強者に勝つことは普通にありうる。

 例えば、サッカーだと昨年のJ1最下位は
アビスパ福岡なんだが、4勝23敗7分。
野球だとパリーグのオリックスが最低勝率で、57勝83敗3分。
ってか、最下位でも勝率4割ある。

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 つまり、本当の実力差を反映させようと思えば、
それなりの試合数のリーグ戦にしなきゃいけないことになる。
実際、各国のプロリーグはそうなっている訳で。

 じゃぁワールドシリーズや日本シリーズは、というと、
7戦で4勝した方の勝ち、と。これくらいでギリギリじゃないかな。
これでも、本当に強い方が勝つのかと言われれば、うーん、と。(苦笑)

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 かといって、リーグ戦がいいのかというと、試合数が増えると
消化試合が増えてしまう。4チームで2チーム勝ち上がりのリーグ戦でも。
これをもう少し試合数を増やすと、さらに消化試合が増える。

 日本はあまり経験ないけどさ。
サッカーワールドカップの予選で、下位に沈んであとは消化試合が3試合とか、
そういう状況って、見てて応援したくなるものかな?(苦笑)

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 あくまでエンタメ、と割り切るしかないかな
実力が結果に結びつくとは限らない、国別対抗戦だと。

 だいたい、実力が結果に結びつくのなら、
野球の母国アメリカのこれまでの結果は何なの?と。w
今回、ようやく初優勝できたけど。

 で、見てる方もそれは覚悟しておく必要があると。
よほどの実力差があればともかく、そうでなければ、
強いからと言って勝てるとは限らない、と。

 これくらい実力差が拮抗してくると、
どのチームも優勝の可能性もあるし、早期敗退もありえる、ということだ。

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真・4回転時代へ

 スポーツより。

フィギュアスケート4大陸選手権。

女子は、エースの宮原が欠場した。ケガだったかな?
世界選手権に間に合えばいいけど。

 宮原の代わりに、本郷が出場したけど、パッとしなかった。

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 ロシア勢のいない大会なんで、二人くらい表彰台に上がってほしかったが、
樋口新葉も点数が伸びず。そんななか、やってくれたのは17歳の三原舞依。

 ショートプログラム4位からの逆転優勝。
日本は、宮原だけではないぞ、ということを印象づけた。
点数はぎりぎりだけど200点超え。

 世界選手権は宮原の回復次第だけど、
コンディションさえ戻っていれば、二人で五輪出場枠3は何とかなりそうだ。

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 で、男子。
男子の方はヨーロッパ勢いなくてもさほどレベルかわらん。
世界選手権の前哨戦のような戦いになった。

 羽生はショートでミスが出て3位発進。
1位はアメリカの新星、ネイサン・チェン。
2位に、初めての100点超をたたき出した宇野。

 ってか、羽生もジャンプミスって3位ってのもすごいな・・・。

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 昨日のフリーでは、もうすごいことになった。
宇野くんが、4Loを初成功させた。
これで宇野くんは、4F,4Tに続いて4Loも跳べるわけで、
4回転3種類目を手に入れた。
しかも、冒頭の4Loは、羽生よりも高い点数ついてるし。(汗)

 前半はよかったが、後半、3Aから失速する。
特にラスト、3A+Lo+3Fの3連続コンビネーションの予定が、
一つ目の3Aで転倒してコンビネーションにもできなかった。
ここで10点以上損している計算になる。
4回転は何とか4本とも決めたのに、もったいないなぁ……。

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 で、羽生はというと、冒頭の4Lo、4Sは成功。
後半最初のジャンプ、4Sからのコンビネーションが、
2S+1Loになるという痛恨のミスが出てしまった。

 ただ、ここからジャンプ構成を変えて怒涛の追い上げ。
次の3A+3Tは普通に降りると、次の3A+Lo+3Sの予定を、
4T+2Tと、1度失敗した4回転を入れなおして勝負に出る。

 3A+Lo+3Sと4T+2Tは得点的には大差ないんだけれども、
ここで3Aを跳ばなかったことで、もう1回3Aを跳べる。
ラストの3Lzを3Aに変更して、リカバリーした。
 得意のトリプルアクセルは、いつでも跳べるよってことだろう。

 結果として4回転を4回しっかり着氷しての合計300点超。
もう、これでダメなら仕方ないよね、というレベルの演技。

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 で、ダメだった。(苦笑)
ショート1位のネイサン・チェンもすさまじい演技をみせる。
4回転を5本組み込んだ、超絶的なプログラムを、滑り切った。
細かなミスはいくつか出たけれども、転倒はなし。

 しかも苦手なはずの3Aを2回入れている。
一番点数の低いジャンプが3Lzだ。ありえん。(汗)

 こんな演技されたらもう、しょうがないね。
ボーヤン・ジンもそうだけど、最初の4Lz+3Tがすごい安定していて、
ここだけで20点持っていく。
しかも、4Fも跳べて、4S、4Tも跳べるから4回転4種類。
体力さえ持てば、すべて4回転のプログラムも作れることになる。w
(体力的に絶対無理だと思うが。)

 そのボーヤン・ジンは今回はミスが多くて5位だったけど、
今回は彼も4Loに成功している(回転不足取られてるけど)
4Lzに、4S、4Lo、4Tと4回転4種類もち。
今回は4回転5本のプログラムだったけど、転倒があった。

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 かつて世界選手権3連覇したパトリック・チャンも進化している。
新たに4Sに挑戦して、4回転3本の構成にしているが、
周りの(若手の)進化に追いつけていないのが実情だ。
芸術点は高いけれども、技術点でひっくり返されてしまう。

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 今回表彰台のネイサン・チェン、羽生、宇野に、ボーヤン・ジンの4人が
4回転3種類以上もっている。来年のオリンピックはすさまじい戦いになりそう。

 ヨーロッパでは、フェルナンデスが敵なし状態なんだけど、
フェルナンデスは4回転3本なんだよね。完成度の高さで勝負してるのかな。

 まぁ、世界歴代最高の記録を出した、昨年の羽生の演技は
4回転3本だった訳で。完成度が高ければ十分戦えるんだろうけど。

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 世界選手権がどうなるか楽しみ。
もはや、羽生は絶対的な王者ではなくなっている。
ネイサン・チェンもそうだけど、宇野くんも十分ライバルになりえる。

 男子は、よほどのことがない限りオリンピック出場枠3はいけるでしょ。

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 技術的には、4回転3種類飛べれば、すべてのジャンプ要素を3A以上にできる。
(体力がもたないので、まだまだそんなプログラムは出てこないと思うが)

ほんの少し前まで、3回転が基本で4回転が特別、だったのに。
ここまできてしまうと、4回転が当たり前で3回転がオマケになりつつある。(苦笑)

 これぞ、真の4回転時代、ってことなんだろう。

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全豪オープンはレジェンド達の決勝に

テニスの話題。

全豪オープンは、すごいことになった。
開幕前にこの結果を予想した人は、誰一人いないだろう。

女子は、ウィリアムズ姉妹が決勝で戦い、
妹のセリーナが勝利。グランドスラムでも姉妹対決は、
2009年ウィンブルドン以来、という話。

 なにがすごいって、この二人、35歳と36歳。w
セリーナはこの優勝で世界ランク1位返り咲きが決定した。
35歳でいまだトップ。
実に15年以上、トッププレイヤーで君臨している。

 彼女たちの活躍は、ちょうど選手生命が伸びた時期と重なっていたのかな。

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 で、男子。

 錦織はベスト16でフェデラーと当たって、激戦の末に敗戦。
錦織の世界ランクだと普通は4回戦でビッグ4と当たることはないんだけど、
フェデラーはケガで半年のブランクがあり、ランキングを落としていた。

 男子テニスは、ビッグ4の時代が終わり、ジョコビッチとマリーの2強に
なったと思っていたけれども、ジョコビッチがまさかの早期敗退。
マリーも錦織より先に4回戦で敗退。

 正直、錦織(や他の選手)にとっては絶好のチャンスだったんだけど。
本当に、ここ一番のクジ運の悪いこと。(苦笑)

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 決勝は、まさかのレジェンド対決。フェデラー対ナダルになった。
この二人のグランドスラム決勝での対戦は、2011年以来。
かなり長いことなかったんだなぁ。10年くらい前は、まさに二人の時代。
そこから、ジョコビッチとマリーが上がってきてビッグ4時代になったけど。

 できればライブで見たかったけれども、
地上波での放送はなし。それこそ、歴史に残るようなゲームだったらしい。
フルセットの死闘のすえ、35歳のフェデラーが優勝。
男女とも優勝者は35歳。

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 ビッグ4のもう一つ下の世代として、錦織、ラオニッチ、ディミトロフが
あげられていた(こともあった)が、錦織はフェデラーに。
ラオニッチ、ディミトロフはナダルに負けてしまう。

 ……いや、世代交代させてくれよ。w

 もっと若い世代からの突き上げもあるのにねぇ。
キリオスとか、ティエムとか、ズベレフとか。
錦織の世代は、スキップされそうな気がしてならない。
一回くらいグランドスラム取れればいいけど。
残されている時間はそれほど多くはないかも。

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 とりあえず目標としては4位。第4シードを手に入れられれば、
準決勝までジョコビッチ、マリーとは当たらないんだけど、
ビッグ4だけどなぜか下位にいるフェデラー、ナダルとは
当たる可能性があるし。
 もうしばらくすれば、レジェンドの二人はまた上に戻ってくるかも。

 

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全日本フィギュア、女子は宮原が三連覇

 フィギュアスケートの全日本選手権。

 女子は宮原知子が3連覇。国内ではもはや敵なし。
去年から頭一つ抜けていたけれども。
表現力、というか、オーラ?気品のようなものまで見える。

 ただ、今回は珍しくミスがあったかな。
それでも関係ないくらいの芸術点がある。
今のロシア勢に対抗できるとすれば、日本では彼女だけだろう。

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 2位に、今年からシニアに上がった樋口。でも3年連続表彰台。
スピードとジャンプがすごい、と思う。
3Lz+3Tを前半と後半に2回跳ぶのは、日本選手では彼女だけ。

 3位に、三原には、今日のフリーでノーミスの演技をした。
技術点だけなら、フリーで1位の70点超。
ショート5位から逆転で表彰台に上がり、
世界選手権代表にも選ばれた。

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 4位はジュニアの本田真凛、5位に本郷理華。
本郷はフリーのプログラムを去年のものに戻している。
それでも表彰台には届かなかった。プレッシャーかなぁ。
完全に「ジュニア勢に追われる」立場になっているし。

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 村上佳菜子はいい演技をしたけれども8位。
浅田真央は、3Aに失敗して12位に終わった。
浅田真央が二ケタ順位になるとは……。

 まさか、これで終わりじゃないよね?
今年は故障の影響があった、と思うけど。
一般的な見方からすると、代表に復帰できるかどうか。
復帰できたとしても、ロシア勢に対抗できるかどうか。

 もう、彼女の時代は終わったのかな……。
そう思われてもおかしくないが。
でも、浅田真央というスケーターはそんなレベルではない、と。
そんじょそこらの天才ではないと思いたいんだけどな。

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 まずは今年の世界選手権。来年の五輪出場枠3つを確保すること。
男子は、羽生と宇野がいれば、まず問題ないだろう。
女子は、、たぶん、大丈夫だと思うんだけど……。
宮原は表彰台に上ってくれるだろう。
 樋口、三原は初めての世界選手権だから、少し不安。
どちらか片方だけでも入賞してくれれば。

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 しかし、今回の代表争いはし烈だったなぁ。
来年は、ジュニアからさらに若い世代が入ってくると思われる。
今回以上の争いになるな。

 前回のソチの時は、浅田、鈴木が突出していて、
村上が今一つとはいえ、他に代表を脅かす存在がいなかった。
(あえて書くなら、出産後の安藤美姫がいたくらい)

 来年は、宮原以外は横一線。
ちょうど、浅田真央がバンクーバーで銀メダルを取った時くらいに
スケートを始めた子たちだよね……。

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フィギュア全日本、男子は宇野が初優勝

 フィギュア全日本選手権。

男子は、絶対王者の羽生がインフルエンザのため欠場。
二番手で宇野選手が絶対的に優位と思われていたが、

ショートプログラムでミスがあり、まさかの2位スタート。
しかし、フリーで粘り強く耐え、終わってみれば大差での逆転勝利となった。

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 宇野君の演技見てたけど、4回転は全部危なっかしかった。
コンビネーションにできずに基礎点の減点もあったりした。
それでも、最終的に技術点が100点を超えてくるんだから、すごい。
やっぱり、男子は羽生と宇野が頭二つくらい抜けてるね。

 後半、3A-Lo-3Fのコンビネーションが綺麗に決まったのが大きかったな。

 小さなころから見てるけど、大きくなったなぁ。w

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 ショートで首位だった無良は、例によってフリーで崩れて3位。(苦笑)
前半はうまくまとめていたのになぁ。
うまくはまれば強いのに、なかなかショートとフリーをそろえられない。

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 田中刑事が、ついに表彰台に上った。
これ、世界選手権の代表もとれたんじゃないかな?
実質、無良との争いだったけど、直接対決で上回った。
NHK杯でもいい演技みせてるし。

 一本、無理に4回転に行かずに3回転に抑えたジャンプがあった。
結果論からみると、あれが大正解だったんだろう。
あそこで無理に転倒していれば、結果は違ったかもしれない。

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 さて、明日は女子のフリー。
ショートプログラムでは、宮原、本郷、樋口が上位3人になった。
うーん、順当にいけば、そのままこの3人が残りそうだなぁ……。

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羽生、グランプリファイナル4連覇

 スポーツから。

 フィギュアスケートシーズン前半戦のラスト。グランプリファイナル。
羽生結弦が、史上初の4連覇を達成した。

スコアは、293.90.昨年は神スコア330点だったから、
昨年に比べれば30点以上も低い。

最初、スコアだけ見ていたから、あれ、調子悪かったのかな?
と思ったが、あとから映像を見て、自分の思い違いが分かった。
去年の点数が高すぎるだけだって。(苦笑)

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 いや、293.30って、とんでもないスコアだわ。(汗)
今回、大きなミスは2つだけ。後半の4Sからのコンビネーションで転倒。
しょうがないけど、一番大きい減点になった。

 それでも3Aは失敗しない。ここが羽生の強さ。
コンビネーションの最後、3A+Lo+3Sは最後が2回転になったりとか、
3Lzが1回転になったりとか。終盤で力尽きたかな。
って、いやいや、4回転4本中3本決めただけですごいってば。

 たったこれだけの失敗でフリー187.37。フリーでは3位だったけど、
ショートの貯金で逃げ切り。何はともあれ、勝てたし、
優勝に値する演技だったと思う。

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 宇野昌摩は、フリーで自己ベスト。195.69をたたき出し、フリー2位。
全体では3位になって表彰台に上った。
2位のネイサン・チェンとの差はわずか0.34点差。惜しかった。

 最初の4Fはきれいに降りたし、4回転3本を転倒なしで乗り切った。
終盤の3A+Lo+3Fを決めきってここだけで17.59点。これが大きい。
ネイサン・チェンとの差は本当にあとわずかだったなぁ。

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 フリー1位は、アメリカの17歳、ネイサン・チェン。197.55点
技術点だけで113.13.4回の4回転を全てクリーンに降りてきた。
4回転を全部前半に集めてるとはいえ、恐ろしい選手だ。
 この高難度のプログラムを、ノーミス。

 それだけやっても羽生に勝てないなだもんなぁ。(苦笑)
もちろん、コンポーネンツ(構成点、芸術点)がまだ高くないのもあるけどね。
来年はどうなるかわからないなぁ。

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 今回、フリーの結果だけを見れば、1位がネイサン・チェン。2位に宇野。
若手の二人が、3強の羽生、フェルナンデス、チャンを抑えてしまった。

二人、といったけど、グランプリファイナルに出てないだけで、
ボーヤン・ジンも同年代。この3人が、世界王者経験者の3人に挑戦する。
今シーズンの世界選手権、あるいは来年のオリンピックもそうなるだろう。

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 女子。ロシア勢の活躍のなか、宮原が自己ベストを更新して2位に入った。
1位のメドベージェワとの差はかなりあるような感じがあるけれども、
自己ベストを出せば、他のロシア選手とは十分戦えることを証明した。

 218.33って、すごいスコアだ。浅田真央の自己ベスト(216.69)を上回る。
言っちゃなんだが、それほど目立った選手ではない。(苦笑)
トリプルアクセルみたいな大技ができる訳でもないし、
メドベージェワみたいにひたすら手を挙げてジャンプする訳でもない。

 それでも、こんなスコアを出してしまえるところが、
宮原の強いところなんだと思う。ほとんど失敗しないしね。

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 日本勢は、このあと、年末に全日本選手権がある。
世界選手権の代表選考会でもあるけれども、
今回表彰台に上った3人は、実力から考えても確定だろう。
男子は残り1枠。女子は2枠を争うんだけど、、
女子は、浅田真央がどこまで戻してきているか、かな。
勢いのある若手も多いから、すごい争いになりそうだ。

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NHK杯、羽生が3度目の300点オーバーで優勝

スポーツより。

 フィギュアスケートグランプリシリーズ最終戦NHK杯。

 女子シングルでは日本のエース、宮原知子が2位に入り、
見事、グランプリファイナルへの出場を決めた。

 ショートプログラムで冒頭のトリプルルッツでまさかの転倒。
正直、この選手が転倒したのを見た記憶がまるでない。
転倒したのを見たのは本当に初めてかも。

 それでも、そこから巻き返してちゃんと2位で終わった。
フリーではいくつか回転不足を取られているけれど。
今年は、フリーでも3Lz+3Tを入れてきてるね。
去年は、後半に2A+3Tを2本という作戦だったけれども。(苦笑)

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 日本女子は、ちょっと停滞気味かも。
浅田真央はケガの影響か、全然上がってこないし、
(私の好きな)本郷も、グランプリシリーズでは表彰台にも上れず。
ってか、まだ今シーズン1回も演技みてないわ。

 村上佳菜子は、今年も底辺に沈んだまま。
むしろ、ジュニアの本田とか、紀平の方が話題になっている始末。

 もっとも、今年シニアデビューした選手も悪くはない。
樋口新葉は、表彰台まであと一歩だったし。
三原舞依もスケートアメリカでは3位に入ってる。

 今年はグランプリファイナルにロシア勢が4人。
しばらくはロシアの天下が続きそうだけど、日本も若い選手が育ってきている。
五輪に間に合うかどうかはともかく。

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 むしろ、楽しみなのは全日本選手権かな。代表争いが熾烈。
宮原が安定していて代表確実だけど、あと二人はまったく読めない。
浅田真央の復活もありえない訳ではないし、本郷や村上が意地をみせるか、
あるいは、シニアデビュー組の若手か、もしくはジュニア勢が出てくるのか。w

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 さて、メインは男子の話。羽生結弦だ。
昨年のNHK杯では神がかった演技で初の300点オーバー。
あの「SEIMEI」はまさに完璧としか言いようのない演技だった。

 今回は、ショートでは4Loの着氷で乱れ、フリーでも後半の4Sで転倒。
転倒した4S以外の要素も、GOEはプラスが並んでいるが「完璧」ではない。
まだまだ伸びしろが残っている。

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 むしろ、今回の演技は「これだけ未完成でも300点出せる」ということだ。
完成度という点では、昨年の「神演技」には遠く及ばないが、
その分、伸びしろがあるということでもある。

 難度からしてもフリーで4回転4本は、昨年よりもさらに1本増えてる。
ソチの頃は、4回転2本だったよね?しかも4Sは失敗前提だったよね??
去年の4回転3本も、十分「挑戦」だったんだけど。

 今年は、新たにループジャンプを付け加えての4本。とんでもない。

 男子のフリーは、ジャンプの要素は8本。
そのうち4本が4回転。半分が4回転だなんて、どんな時代だ、と。(汗)

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 羽生の強みは、4回転もさることながら、3回転半(3A)にある。
後半に3Aからのコンビネーションを2本。これをしっかり決められるのがすごい。
ジャンプ8個のうち、3A以上のジャンプが6個。残り2つは3Lzと3F。
本当にとんでもない構成だなぁ。

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 さて、昨年、羽生に挑んだのは中国の天才ジャンパー、ボーヤン・ジンだった。
今年は、それを上回る天才ジャンパーだろう、ネイサン・チェン、17歳だ。

 なんせ、フリーでは4回転5本という、信じられない構成。
しかも、高得点の4Lzと4Fを両方飛んでくる化け物だ。
今まで、4Lzといえば、ボーヤンジン。4Fといえば宇野昌摩だった。
ネイサン・チェンはこの両方を跳べる。これはすごい。

 ジャンプの跳び方は、種類によってかなり異なる。
1種類4回転跳べるなら、他の種類も跳べるはず、ということはない。
単純にジャンプして4回、回転する、というだけなんだけど、
トーループはできるけどサルコウはなかなかできない、とか。
逆にサルコウの方が得意でトーループは失敗が多いとか、
そういう選手は多い。
 特に、点の高いLz,Fで両方飛べるというのはとんでもない武器だ。

 ただ、どうやら3回転半は不安があるらしく、1回しか飛んでこない。
4回転をあれだけ飛べても、3回転半は難しいというのが、
「フィギュアのジャンプって、そう簡単ではない」とわかりやすいよね。

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 今年のグランプリファイナル。
男子は、羽生、フェルナンデス、パトリック・チャンの3強。
 パトリック・チャンも、今年は4Sに挑戦していて、4回転3本の構成。
フェルナンデスは、フリーの今季世界最高を記録している。

 この3強に4Fを武器にしている宇野と、4Lzまで跳べるチェンが挑む。

 ……ボーヤン・ジンはグランプリファイナルに残れなかった。
あんまり調子よくないのかな?あれだけジャンプ跳べるのにね。

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 全日本、男子はどうだろうか。日本代表枠は3つだけど、
羽生、宇野で二つうまるから、実質あと一つ。
今回、NHK杯で表彰台にあがった田中刑事か、ベテランの無良か。
田中刑事はジュニアの頃から、名前のインパクトで覚えている。w
今回の活躍で、やっと日の当たるところにでてきたな、と。

 そういえば、村上大介の名前を聞かないなぁ。ケガでもしたかな?
あと、今季シニアデビューの予定だった山本草太も、出てこなかったね。
全日本にも出られないのかなぁ?

 

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錦織とマリーの死闘

 スポーツより。

テニス、ATPツアーファイナル。
世界ランキングの上位8人しか出場できないこの大会に、
錦織は3年連続で出場している。

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 通常、テニスの大会はトーナメント方式が基本なんだが、
この大会だけは別。なんせ、シングルスは8人しかいないんだ。
サッカーのように、2つのグループに分かれてのリーグ戦。
その上位2人ずつが準決勝に進む。

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 その予選ラウンド(ラウンドロビン)。
錦織は、初戦で全米オープン王者の世界3位、ワウリンカに完勝。
そして、2戦目は、世界ランク1位、アンディ・マリーと対戦した。

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 世界ランク1位は去年からずっとジョコビッチだったけれども、
ジョコビッチはなぜか、全仏オープンを制して生涯グランドスラムを
達成してから、調子を落としている。モチベーションの問題?

 一方、2位だったマリーは夏以降絶好調。
ウィンブルドンを制し、リオ五輪で金メダル。
全米オープンでは準々決勝で錦織に敗れたが、
その後4大会連続優勝。実に20連勝中。

 調子が今一つのジョコビッチをついに逆転して、
念願の世界ランク1位についた。

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 錦織とマリーは、今年3回目の対戦だった。

1回目は春先のデビスカップ。
5セットマッチで、錦織が2セット連取されてから
怒涛の追い上げでファイナルセットまで持ち込む死闘を戦った。
このときは、わずかに届かなかった。

2回目が、全米オープンの準々決勝。
マリーが絶対的に優位と思われていたが、
今度も5セットまでもつれ込む大熱戦となり、
錦織が死闘を制して、マレーの勢いを止めた。
もっとも、力尽きて次の準決勝でワウリンカに負けてしまったが。

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 で、3回目が昨日。
日本時間で23時スタートだったので、見ることができた。

もうね、この二人の戦いは異次元だ。
どっちも守備力が高いから、なかなかラリーが終わらない。
とくに、マリーの守備力が半端なかった。
普通ならとっくに決まってるはずの攻撃が返される。
結局、第1セットはお互いに凡ミス20個ずつとか。
ありえん。w

 いや、これは下手くそとか調子悪いとかじゃなくて。
どっちも、守備力が高すぎてウィナー(決定打)が決まらない。
決まらないならもっときわどい攻撃をするしかない→
結果としてミスの山ができあがる、という訳。

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 じりじりとした息の詰まる試合だった。
第1セットはお互いにキープを続けた結果、タイブレークに。
ここでも一進一退のすさまじい攻防が続いた。
最後は錦織が押し切って、第1セットを取った。
この時点で1時間20分経過。

 ちなみに、錦織の初戦、ワウリンカ戦は2セットで1時間ちょい。w
1セットで1時間20分ってどんだけ濃密な戦いを続けるんだよ、と。

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 迎えた第2セット。今度はマリーがいきなりブレイクに成功。
これはもう、さすがとか言いようがないな。
錦織は1セットを取って、少し緩んでしまったんだと思う。
いや、あれだけ濃密な戦いを繰り広げて1セット取ったら、
そりゃ緩むって。みてるだけのこっちでもそうなんだから。(苦笑)

 でも、そこで集中して取ってくるのが世界ランク1位なんだろう。

 第2セットはこの後も錦織がブレイクバックに成功したが、
マリーがさらにブレイク。錦織もおそろしく粘ったけれども、
第2セットはマリーが取り返した。

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 はい、この時点で私は寝た。1時半だったし。
もう付き合ってられんよ、この二人には。w

 最終的にはマリーの逆転勝ちだったけど、
第3セットもマリーの圧倒的優勢から、錦織があわや、という
ところまで盛り返したらしい。

 この大会で3セットマッチの最長記録。
3時間21分の死闘をマリーが制した。

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 これで、今年の錦織対マリーの試合はマリーの2勝1敗。
でも、全部フルセットの死闘ということになった。
まだマリーが上とはいえ、もはや紙一重の差しかないんじゃないかな。

 錦織は、今年前半はジョコビッチと接戦を繰りひろげていた。
どうしても勝てなかったけれども、これもあと少し、紙一重の勝負になってる。

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 つまり、現状の錦織は、トップ2であるマリー、ジョコビッチ相手に
(ほぼ)互角に戦える選手になってるってことである。
2年前、初めてファイナルに登場したときは、まだまだ「挑戦者」だった。
でも、3年目となった今年は違うよ。
 そこにいるのが当たり前の選手。ジョコビッチ、マリーに続く
3番手争い(ワウリンカ、ラオニッチ、錦織)の一人だわ。

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 さて、負けたけど大会はまだ続く。
ラウンドロビン3戦目は、こないだ負けたチリッチが相手だ。

ただ準決勝進出の可能性はかなり高い。
3戦目。マリーがワウリンカに勝った時点でグループ2位確定らしい。

勝ち星が並んだ場合は、セット率、ゲーム率の勝負になるんだけど、
初戦で圧勝、2戦目で惜敗しているので、他の二人より錦織優位なんだ。

ワウリンカがマリーに勝った場合は、錦織はチリッチに勝つ必要がある。
でも、錦織的にはこっちの方がいいかも。この場合、チリッチに勝てば
グループ1位の可能性もあるので。

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 マリーがワウリンカに勝てば、その時点で錦織の2位確定。
錦織-チリッチ戦は消化試合になってしまうんだけど、、
まぁ、どっちも手を抜かないだろうね。
 予選リーグとはいえ、勝ったら200ポイントだから。w
1勝で200ポイントって、ATP500の決勝戦と同じポイントだ。
こないだは負けてチリッチに200ポイント取られたからなぁ。

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 グループ2位で通過すると、準決勝はジョコビッチ相手の可能性が高い。
なんとか決勝まで勝ち残れば……

おそらく、再びマリーとの死闘が待ってるだろうな。w
そうなれば激アツな展開だけどそこまで体がもつかどうか。(苦笑)

 NHKBSで生中継してくれるだろうけど、
見てるこっちの体がもたない可能性も高い。w

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宇野昌摩、スケートアメリカ圧勝

 スポーツより。

 フィギュアスケートはいよいよシーズン本番。
グランプリシリーズが始まっている。

 世間的な興味は女子の方が高かったと思う。
浅田真央がどこまで点数を伸ばせるか、と。

 しかし、結果として浅田はまさかの6位。
トリプルアクセルを回避することは事前に発表されていたが、
その他のジャンプも万全とは程遠いものだった。
 ひざの痛みがあるらしい。

 とにかく、シーズン終盤に向けて立て直すことが必要。
これで、グランプリファイナルの可能性はほぼ消えたので、
照準は、年末の全日本選手権だろう。
 ここで復活できないと、浅田真央といえども、日本代表から外れる。

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 かわって表彰台に上がったのは三原舞依。
って、聞いたことないし・・・。そんな選手がいたのか。(苦笑)
採点表を見たが、フリーの前半と後半に、連続3回転、
しかも3Lz+3Tを跳ぶという高難度な構成。
 演技自体はまだチェックできていないけど、
GPシリーズ初戦3位は、次に頑張ればGPファイナルもありえる。
この調子をキープできれば、世界選手権の日本代表も夢ではない。
楽しみな選手がまた一人でてきた。

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 一方、もっと残念なのが村上佳奈子。……。10位て。
これじゃもう全然、若い子と戦えないよ。
今年は、樋口新葉がシニアデビューするってのに。

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 さて、一方の男子。日本の「鬼」宇野昌摩が、圧巻の演技を見せた。

 SPでも成功させた4回転フリップをフリーでも簡単に成功させる。
さらに4回転トーループ、後半にも4回転トーループからのコンビネーション。

4回転を3回とも、きれいに成功させている。

 動画みたけど、これは鳥肌もんだ。
ひょっとすると、羽生を超えるんじゃないか??
最後に3Aからのコンビネーションを失敗したが、それでも技術点100点超え。
これ、ノーミスだったらとんでもない点数になっていた。
 羽生、フェルナンデスに続き、合計300点の大台にのっていただろう。

 まだシーズン序盤でこの出来って……。
この調子を維持できればとんでもないところまで行ってしまいそうだ。

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 去年、宇野のライバルだったボーヤン・ジンも出ていたが、
ジャンプにミスが続いて5位と振るわなかった。
まぁ、まだシーズン序盤だし。このまま終わるとは思えないかな。

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フィギュアシーズン、開幕

 スポーツより。

 まずはテニス。今週は楽天オープン。
結構豪華なメンツがそろったけど、錦織は勝ち抜けるかな?

 ワウリンカにデルポトロが欠場となってしまって残念。
デルポトロは、デビスカップで力尽きたっぽいな。

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 女子テニス。先週、タシケントオープンだったが、
前年の優勝者、日比野奈緒がするすると決勝まで勝ち上がり。
まさかの2連覇あるか、と思ったが、
決勝で負けてしまった。

 ってか日比野はよっぽどこの大会に合ってるのか、と。w
ツアーで決勝まで残ったのは前回と今回のタシケントのみ。
他の大会ではそれほどぱっとしない。
グランドスラムは全部一回戦負けだし。
 タシケントオープンのポイントが大きかったから、
この大会でこけると、トップ100から落ちる可能性も高かったが、
準優勝なら上等だろう。

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 で、本題。
フィギュアスケートの開幕戦があった。

とはいえ、まだまだ調整というか、新プログラムの披露
くらいの意味でしかないので、結果は割とどうでもよいが。

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 昨年、世界選手権こそ逃したものの、
グランプリファイナルではまさに「異次元」の演技を見せた「神」
羽生は、カナダでの今シーズン初実戦。

 新技、4回転ループをショート、フリーともに成功させている。
これは、世界初成功ということでいいみたい。
VTRでみたけど、「本当に4回転してる?」って思うくらい、
違和感なくきれいに降りている。

 ただ、演技の後半で乱れて思ったほどの得点は出なかった。
去年、フリーで4回転3回の構成でも十分「異次元」だったんだが、
今年はさらに4回転ループも加えて4回転4回とか。

 ちょっと気になるのは、トーループでなくてサルコウを2回とんでるとこ。
サルコウの方に自信があるのか、トーループに自信がないのか。

 プレ五輪のシーズン、どんなプログラムなんだろうか。
昨年の「SEIMEI」が素晴らしすぎたから、
今年はちょっと不安な感じ。あれを超えるのはなかなか難しそう。

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 去年の、ボーヤンジンのインパクトはすごかった。
4回転ルッツからのコンビネーションというとんでもないジャンプで、
フリーで4回転を4回入れてきていた。

 今年の羽生は、ボーヤンジンにあわせてあげてきたってことだろう。
もはや、男子は4回転を複数種類跳べないと戦えないのかも知れない。

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 で、もう一人の日本の「鬼」宇野昌磨。
宇野くんは、4回転フリップを成功させたらしい。
確か、昨シーズンの最後で一回成功していたと思う。
今年は、本気で使っていくのかな?
こっちは映像みてないのでわかんないけど。

 宇野くんは、4回転のサルコウは持ってなかったはずだから、
フリップとトーループの二本立てなんだろう。

 同世代のライバル、ボーヤンジンとの大きな違いは、表現力の差。
今年のプログラムはどんなのかな?

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 女子の方はどうなんだろう?
ジュニアの方でトリプルアクセルを成功させた選手がいる、
って記事を読んだ気がするけど。。信じられないね。

 日本のジュニアの選手層はかなり厚くなってるなぁ。
お姉さん方も油断してるとあっという間に追い出されそう。

 

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